【キルミーベイベー】没キャラの登場回がある？ボツになった理由や声優も紹介

数々の魅力的なキャラクターが登場する「キルミーベイベー」ですが、実はボツとなったキャラクターがいた事はご存知でしょうか？今回はキルミーベイベーの没キャラについて、噂の登場回や担当する声優、没キャラになった理由など気になる情報をまとめてご紹介します。

かわいいと噂の没キャラについてをご紹介する前に、まずは没キャラが登場するキルミーベイベーという作品についてを簡単にご紹介します。キルミーベイベーは「まんがタイムきららキャラット」にて連載されている4コマ漫画作品で、2008年から2019年現在まで連載が続いています。原作者はカヅホ先生で、2012年にはOVA作品も含めたアニメ化もされた人気作品です。

本作はカヅホ先生のデビュー作品でもあり、本来は練習用として仕上げたプロットの一つでした。読み切りとして初めて掲載されて以降は不定期に連載が続いていましたが、半年ほどの期間を経て正式に連載される事となりました。アニメは全13話構成での放送です。

キルミーベイベーの主人公は折部やすなという高校生の少女で、殺し屋であるソーニャという少女と繰り広げる日常を描いた作品です。登場人物が少ない為に基本的にはこの二人の掛け合いで展開されるお話が多く、日常から徐々にギャグ路線へと変化していきました。やすなは元々は普通の少女であったものの、後に没キャラの持っていたボケ要素部分が吸収されて現在のキャラクターが確立されています。

そんなキルミーベイベーに登場する筈だった没キャラは、本来キルミーベイベーの制作時には登場予定のキャラクターとして設定が練られていました。しかし事情が変わって没キャラとなってしまいます。没キャラは赤毛に緑色の瞳をした少女で、一つ結びの三つ編みに頭からはアホ毛が2本生えたかわいいビジュアルをしています。名前はそのまま「没キャラ」となり、正式な名前などは設定されていません。

名前はそのままではあるものの、見た目もかわいい没キャラですが、実は没キャラでありながら登場回がある事でも知られています。続いては没キャラの気になる登場回について、順番にご紹介します。名前すらない没キャラであれば本来登場回がある筈もないものですが、果たして本当に没キャラはキルミーベイベーのアニメに登場しているのでしょうか？アニメを観た事が無いという人は要注目です。

コミックスの番外編には登場回がある没キャラですが、実はアニメ版でも登場回がありました。没キャラでありながらキャラクターとして採用されたのかと思いきや、アニメの第3話で登場した没キャラに対し、登場人物達はあくまで知らない人物がいる、という冷たい反応を見せています。一方の没キャラもまた自身には名前の無い没キャラである事を自覚しており、出番を得る為に主人公達に接触を図ろうとしていました。

更に没キャラの登場回は3話のみに留まらず、第7話でもそのかわいい姿を見せています。しかしここでも名前を得たりする様な事はなく、あくまで没キャラとしての登場となっています。それだけでなく、自分よりも扱いとしては下のモブとなるおじいさんにより出番を奪われてしまい、名前のあるキャラとして昇格する事は叶いませんでした。かわいいだけではレギュラー入りはできないのだと思い知らされます。

キルミーベイベーの漫画の番外編だけでなく、アニメにまでその姿を見せる事となった没キャラですが、ファンからも認知されいくらかの出番はあるにも関わらず、何故没キャラとなってしまったのか気になる人もいる筈です。続いてはキルミーベイベーで没キャラがボツとなってしまった理由についてや、没キャラの声を担当していた声優についても順番にご紹介します。

ビジュアルもかわいい為にレギュラーとして人気も出そうな没キャラですが、彼女はソーニャと同様に暗殺者で、ライバル的な立ち位置のキャラクターとして登場予定でした。けれどやすながボケ要員として機能する様になってしまった為に、本来その立ち位置となる筈だった没キャラはボツとなってしまったのです。何とも悲しい理由ではありますが、今後人気が高まる事があればまた出番を貰える事もあるかもしれません。

没キャラがアニメに登場するという異例な出来事もあり、アニメ版では当然没キャラにも声優がつく事となりました。没キャラの声を担当していたのは、様々なアニメでかわいいキャラクターの声を担当する人気声優の釘宮理恵さんでした。まさに声優の無駄遣いと言われてもおかしくはない配役となっていますが、これほどの声優を起用するなら名前の無い没キャラでも今後キルミーベイベーでの活躍が期待できるかもしれません。

生年月日：1979年5月30日(現在40歳)
出身：大阪府
身長：159cm
血液型：B型
職業：声優、歌手
所属事務所：アイムエンタープライズ

釘宮理恵さんは、「くぎゅ」などの愛称で親しまれる人気声優です。高校生の頃には放送部に所属しており、ある時司会という役割を担当した釘宮理恵さんは、同級生から褒められるという出来事がありました。それがきっかけとなり、マイクの前で話をするという仕事を志す事を意識する様になったそうです。釘宮理恵さんの熱狂的なファンの一部は、その挙動に対して「釘宮病」と呼ばれる事もあるほどです。

声優としての釘宮理恵さんの主な出演作品は、「真・女神転生デビチル」「HAND MAID メイ」「十二国記」「ぴたテン」「りぜるまいん」「わがまま☆フェアリー ミルモでポン!」「金色のガッシュベル!!」「鋼の錬金術師」「灼眼のシャナ」「ハローキティ りんごの森シリーズ」「デジモンセイバーズ」「ロザリオとバンパイア」「うみねこのなく頃に」「緋弾のアリア」などが挙げられます。

人気声優を起用しながらも没キャラとしたままのキルミーベイベーですが、実際に番外編を読んだりアニメのキルミーベイベーを観たファンは、どの様な感想を持ったのか気になる人もいるのではないでしょうか？続いてはキルミーベイベーで没キャラを目にした人の、Twitter上での感想や評価についても少しだけご紹介します。キルミーベイベーのファンにとって、没キャラはどの様な存在なのでしょうか？

アニメ版のキルミーベイベーで、没キャラの声優が釘宮理恵さんだった事に驚いたり、歓喜したファンも多かった様です。没キャラという立ち位置ではあるものの、大事に扱われている事もわかりネタとしては美味しいポジションとも言えるのかもしれません。

こちらも同じくキルミーベイベーのアニメで、声優が釘宮理恵さんだった事に困惑する声が見られました。没キャラでありながらこれだけ話題となるキャラクターは、キルミーベイベー以外にはなかなか見られない光景かもしれません。

キルミーベイベーでは、一度没キャラがメインとなるお話を作ろうとした事があったそうです。しかし没キャラはあくまでも没キャラとして扱いたいキルミーベイベーでは、結局その案自体がボツとなってしまいました。けれどファンからしてみれば、そのエピソード自体が好ましいものに映った様です。こういったエピソードからも、今後没キャラがボツ以上となる事は無いのかもしれません。

キルミーベイベーで一番好きなのが没キャラだ、というファンの声も多い様です。名前は無いもののかわいいビジュアルですし、出番を求めて奮闘しながらも失敗してしまう様子を応援したくなるキャラクターなのかもしれません。

キルミーベイベーに登場する没キャラについて、何故ボツとなってしまったのか気になる理由や、担当する声優についてをまとめてご紹介しました。これまでキルミーベイベーという作品をあまり知らなかったという人でも、不思議な立ち位置のキャラクターに興味を持つ事ができたのではないでしょうか？

2020年1月27日に待望の11巻が発売される予定のキルミーベイベーですが、キルミーベイベーを読んだ事が無い人もまだまだ十分に追い付きやすい巻数と言えそうです。この機会に是非原作となるコミックスに触れてみながら、豪華声優が担当するアニメ版のキルミーベイベーも楽しんでみてはいかがでしょうか？きっと没キャラの魅力にも気付く事ができる筈です。