【蟲師】ギンコはかっこいいイケメン主人公!声優・実写版俳優やフィギュア情報も

目に見える生物とは異なる蟲と人間の関わりを描いた『蟲師』では、ギンコという主人公が登場します。ギンコは「蟲」という通常人とは相容れない存在のもの達を専門とする蟲師という仕事をしています。『蟲師』のファンから、ギンコはかっこいい主人公だと評判です。この記事では、『蟲師』のギンコのプロフィールやアニメの声優、淡幽などの人物関係を紹介します。また、ギンコ役を務めたイケメン俳優など実写映画の情報もまとめています。

【蟲師】ギンコはかっこいいイケメン主人公!声優・実写版俳優やフィギュア情報ものイメージ

目次

  1. 蟲師のギンコはかっこいいイケメン主人公
  2. 蟲師のギンコの声優と実写版俳優
  3. 蟲師のギンコのフィギュアやコスプレ情報
  4. 蟲師のギンコと登場人物の関係
  5. 蟲師のギンコに関する感想や評価
  6. 蟲師のギンコについてまとめ

蟲師のギンコはかっこいいイケメン主人公

蟲師の作品情報

この記事で紹介するギンコとは、漫画『蟲師』の主人公で、イケメンでかっこいいと人気です。そもそも『蟲師』とは一体どんな作品なのか、ギンコについて紹介する前に『蟲師』の作品情報を詳しくまとめました。

蟲師の概要

『蟲師』とは、漆原友紀によって連載されていた漫画です。1999年から2002年まではアフタヌーンシーズン増刊、2003年から2014年までは月刊アフタヌーンで『蟲師』は連載されていました。『蟲師』は全10巻と特別篇が1巻で完結しています。『蟲師』では主人公のギンコ以外は和服姿で、江戸と明治の間の架空の世界、もしくは鎖国を続けた日本を舞台としていると作者は語っています。

『蟲師』は大人を中心に人気の高い作品で、2003年には文化庁メディア芸術祭・漫画部門で優秀賞を受賞しました。また、『蟲師』は2005年からアニメ化されており、2006年まで全26話が放送されました。その後2014年に『蟲師』特別篇「日蝕む翳」が放送された後、『蟲師』続章が全21話放送されました。

『蟲師』のアニメは丁寧な作画や実写よりの音質にこだわっており、そのために放送期間が伸びることもありました。『蟲師』のアニメの監督をしているのは、『惡の華』や『THE REFLECTION -ザ・リフレクション-』の監督でも知られる長濱博史です。『蟲師』のアニメは、東京国際アニメフェアで第5回アニメアワードのテレビ部門で優秀作品賞を受賞しました。

蟲師のあらすじ

『蟲師』の主人公のギンコは、人の目で見るのも困難な蟲という生物の専門家である、蟲師という仕事をしています。ギンコは蟲師として各所を巡り、人々に影響を与える蟲を対処しながら旅をしていました。蟲師としての仕事を通して、その土地の人々と出会うストーリーとなっています。

蟲師の魅力

『蟲師』は現代の日本ではなく昔の風景が描かれています。森も水も豊かな美しい風景と、そこに存在する蟲の幻想的な世界観が魅力的です。また、『蟲師』では実際の江戸後期とは違って武士などは登場せず、普通の人たちの暮らしぶりが描かれており、比較的穏やかなストーリーです。『蟲師』は妖怪のような存在の蟲を扱う物語ですが、ホラーというよりも心温まる話がたくさんあります。

ギンコのプロフィール

ギンコは『蟲師』のキャラクターです。白い髪と緑の目が特徴的な青年です。左目を髪の毛で隠していますが、左目には義眼がはめられています。ギンコは、人に怪異をもたらす蟲という生物の専門家である蟲師という仕事をしています。ギンコは蟲師でありながらも蟲を惹きつける体質を持っているため、いつも蟲避け用のタバコを吸っています。

ギンコは特定の住処はなく蟲師をしながら旅をしており、背中には蟲対策用の薬箱を背負っています。蟲師として得た情報や物は、蟲コレクターの医者である化野などに売ったりしながら生計を立てています。『蟲師』の物語開始時はギンコという名前でしたが、蟲師になる前はヨキという名前でした。ギンコの過去は、『蟲師』の「眇の魚」という話で描かれました。

まだ名前がヨキだった頃、母と旅をしていました。しかしある日土砂崩れで母を亡くしてしまいます。ヨキは倒れていたところをぬいという蟲師に助けられます。蟲師のぬいは銀髪の長い髪をしており、片目で緑の瞳を持っていました。そうしてぬいの元で暮らすようになり、産まれた時から蟲が見えていたヨキは蟲師の仕事を教わるようになりました。

蟲師のぬいの家の近くにある沼に住む魚はどれも白く、緑の瞳を持っていました。これは沼に住む蟲「トコヤミ」と「銀蠱」の影響だとヨキは教わります。ぬいはある時、その「トコヤミ」にのまれてしまい、ぬいを助けようとしたヨキも巻き込まれそうになります。

ヨキは「トコヤミ」にのまれてしまったぬいから、片目閉じて「トコヤミ」から脱するためにもう片方の目を「銀蠱」にあげるように言われます。そうしてヨキは無事に「トコヤミ」から脱しましたが、それから自分の名前とそれまでの記憶を失くしてしまいました。唯一覚えていたギンコという名前を名乗り、その後ワタリや蟲師の元を転々としながら蟲師として独立しました。

TVアニメ『蟲師 続章』公式サイト

蟲師のギンコの声優と実写版俳優

ギンコの声優

アニメ『蟲師』でギンコの声優を演じているのは中野裕斗です。中野裕斗は落ち着いた渋みのある声が魅力的な声優です。アニメ『蟲師』は映像美が業界でもとても評価されていますが、ファンの間では『蟲師』のギンコの声もかっこいいと評判です。

中野裕斗のプロフィール

『蟲師』のギンコ役の声優である中野裕斗は、1967年6月4日生まれの男性声優です。ムーブマンという声優事務所に所属しています。声優業だけでなくオリジナル実写ビデオ映画の制作などでも活動しています。

中野裕斗の主な出演作品

声優の中野裕斗の主な出演作品には、『家庭教師ヒットマンREBORN!』のレヴィ・ア・タン役、『夏目友人帳 肆』のヨビコ役、『レジェンズ 蘇る竜王伝説』のウォルフィー役、『おじゃる丸』の庭師役、『僕等がいた』の教師役、『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』のベルナルド役、『悪の華』の仲村の父役、『遊☆戯☆王ARC-V』のギャラガー役などがあります。

ギンコの実写版俳優

『蟲師』は2007年に実写映画化されました。『蟲師』の実写映画では、ギンコ役にイケメン俳優のオダギリジョーや淡幽役に蒼井優などがキャスティングされています。実写映画『蟲師』の監督は『AKIRA』や『FREEDOM-PROJECT』などを手掛けた大友克洋です。実写映画『蟲師』ではホラー色が強く、登場人物の性別が逆転していたりと改変されている点がいくつかあります。

オダギリジョーのプロフィール

実写映画『蟲師』でギンコ役を務めた俳優はオダギリジョーです。オダギリジョーは1976年2月16日生まれの俳優です。特撮にも出演していたイケメン俳優でもあります。2003年に初主演した『アカルイミライ』では日本映画プロフェッショナル大賞で主演男優賞を受賞しました。ただのイケメン俳優ではなく、数々の賞を取っている実績のある俳優でもあります。

オダギリジョーの主な出演作品

俳優のオダギリジョーの出演作品には、『THE 有頂天ホテル』の筆耕係・右近役、『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』の中川雅也役、『仮面ライダークウガ』の五代雄介役、『舟を編む』の西岡正志役、『八重の桜』の新島襄役、『時効警察』の霧山修一朗役などがあります。

蟲師のギンコのフィギュアやコスプレ情報

ギンコのフィギュア

『蟲師』のギンコはフィギュア化されています。『蟲師』のフィギュア「メディコム トイ リアルアクションヒーローズ RAH」のギンコは関節が曲がるので、立っているポーズや座ってタバコを吸っているポーズなど、『蟲師』でのさまざまなシチュエーションが楽しめます。

また、『蟲師』のDVDにはフィギュアが付いてくることもありました。『蟲師』のDVD特典のフィギュアは関節を動かしたりはできないのですが、『蟲師』の世界観が楽しめると人気です。

ギンコのコスプレグッズ

『蟲師』のギンコのコスプレも人気です。衣装を自作する方も多いのですが、『蟲師』のギンコのコスプレ衣装を販売している業者もあります。『蟲師』のギンコは白髪で、服装は白シャツに茶色もしくは紺色のチノパンを履いています。冬になると茶色もしくは緑色や紺色のコートを着ています。難しい服装ではないので、比較的コスプレしやすいキャラクターです。

蟲師のギンコと登場人物の関係

ギンコと登場人物の関係①すず

『蟲師』に登場するすずという女性は、『蟲師』の「春と嘯く」に登場します。蟲師のギンコは大雪に困っており、ある家に泊まらせてもらうことにしました。ギンコは翌朝すぐにその家を出ましたが、その家の男の子が木に登っているのを見つけます。男の子は木の枝によじ登り、枝の先にいる蟲を捕まえようとしていました。

ギンコは枝から落ちそうになっていた男の子を助けます。男の子の姉のすずは、蟲師であるギンコに蟲が見えるようになった弟のミハルについて相談しました。ミハルはある冬に行方不明になったものの春にひょっこりと帰ってきて、それ以来蟲が見えるようになったと言います。

それから毎年冬になって食料がなくなるとどこかに行ってしまい、帰ってきたら冬にあるはずのない山菜を持ってきて春まで寝てしまうのです。ギンコは「春まがい」という蟲のせいだろうと言いました。ギンコは蟲師としてミハルに危険な蟲くらいは教えてやれると言って、しばらくすずの家に滞在することになりました。ギンコはある時、家に蛹のようなものがいるのを見つけます。

その次の日、ミハルは雪の中で倒れていました。ミハルはどこからか山菜を持ってきて、また長い眠りにつきました。ギンコは次の年に再びすずの家を訪れます。するとすずはミハルが春になっても起きず、1年間寝続けていたというのです。そこでギンコはミハルが山菜を取っていた場所を探すことにします。

このストーリーでは、『蟲師』ではほとんど描かれない恋愛要素を感じさせるストーリーとなっています。すずは長く滞在し、ミハルを救った蟲師のギンコに好意を寄せていたのかもしれません。

ギンコと登場人物の関係②淡幽

『蟲師』に登場する淡幽という女性は、『蟲師』の準レギュラーのような位置におり何度も物語に登場しています。フルネームを狩房淡幽といいます。初登場は『蟲師』の「筆の海」というストーリーです。『蟲師』の「筆の海」で、ギンコは淡幽の住む狩房家の屋敷を訪れます。狩房家とは、代々蟲にまつわる話を書物に残してきた一族です。

その書物は「筆記者」と呼ばれる狩房家の者が書き記してきました。「筆記者」とは、黒い痣を持って産まれた者のことです。この黒い痣は危険な「禁種の蟲」を封じた者で、狩房家では何代かに一人、この黒い痣を持って産まれる者がいました。その四代目「筆記者」として産まれたのが淡幽でした。狩房家では蟲にまつわる話を書き記すことで「禁種の蟲」を書物に封じることができます。

「禁種の蟲」は、書物に封じることによって徐々に身体の中から抜けていきます。そうやって何代にもかけて身体から「禁種の蟲」を書物に移してきました。しかし、書物に記す時は激痛を伴います。淡幽は幼い頃からその役目を果たすために、読み書きの練習をしてきました。黒い痣のある足は動かすことができず、松葉杖なしでは歩くことができません。

まだ淡幽が小さい頃は、元蟲師のたまが面白おかしく話す蟲の話を書物に記していました。しかしたまが蟲師だった頃の話が尽きてしまったため、淡幽は多くの蟲師を屋敷に招き入れて蟲にまつわる話を聞いていました。ただ、蟲師の話は殺生なものばかりで、淡幽は気が滅入ってしまいます。そんな時に蟲師のギンコと出会いました。

蟲師の蟲の殺す話は聞きたくないという淡幽に、ギンコは蟲を殺さない話を淡幽に聞かせました。このようにして淡幽はギンコと出会いました。ギンコは蟲師として仕事の話をする代わりに、淡幽の先祖が残したこれまでの書物を読ませてもらっていました。それからギンコとは長い付き合いをしており、お互いに信頼し合っています。

ちなみに淡幽はこれまで先祖が残した書物の内容を全て覚えています。そのため、ギンコが蟲に関することで調べる時は淡幽の知識を借りることもあります。

蟲師のギンコに関する感想や評価

『蟲師』のギンコは「かっこいい」「イケメン」という声がたくさんあります。他のアニメでもかっこいいキャラクターはいますが、特に『蟲師』のギンコはストライクゾーンだったという方もいました。ギンコはイケメンですが、蟲師としての仕事をしている時もかっこいいと評判でした。

『蟲師』のアニメを見た方の感想では、ギンコの声がかっこいいと評判でした。『蟲師』のアニメでギンコの声優をしている中野裕斗の演技は、かっこつけたものではなく素のような演技です。ギンコは無理にかっこつけていない、素のかっこよさを感じられるところが人気のようです。

『蟲師』のギンコが好きという方の中には、「薬箱になりたい」「蟲になってギンコと関わりたい」という方までいました。『蟲師』にはかっこいいアクションシーンなどはなく、派手な行動はしていないにもかかわらず人気です。イケメンで静かなところがかっこいいと魅力を感じている方が多いようです。

蟲師のギンコについてまとめ

『蟲師』に登場するギンコは、蟲師という仕事を通して様々な人と交流しています。『蟲師』にはそんなギンコを中心とした心温まるストーリーが多いのが魅力的です。また『蟲師』のファンからはギンコがイケメンでかっこいいと評判です。

実写版『蟲師』でもイケメン俳優のオダギリジョーがギンコ役として選ばれていました。『蟲師』は漫画もアニメも評価されているので、ぜひ一度見てみて下さい。

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