【闇芝居】4期はやっぱり怖い!恐怖のストーリーや内容・感想まとめ

異色のホラーアニメ「闇芝居」は、昔懐かしい紙芝居風の作画と、ホラー要素を含んだ都市伝説を題材にした恐怖のストーリー展開が注目された、深夜放送のショートアニメ作品です。本文では、ホラー好き必見のアニメ・闇芝居4期で放送された「水槽」や「裁ち鋏」回を始めとする怖いストーリー内容や、最終回「地下道」のあらすじとその後の考察、闇芝居4期に関する感想や評価を紹介します。

【闇芝居】4期はやっぱり怖い!恐怖のストーリーや内容・感想まとめのイメージ

目次

  1. 闇芝居とは?
  2. 闇芝居4期はやっぱり怖い
  3. 闇芝居4期の恐怖のストーリー内容
  4. 闇芝居4期最終回のあらすじとその後を考察
  5. 闇芝居4期に関する感想や評価
  6. 闇芝居4期はやっぱり怖い!まとめ

闇芝居とは?

深夜放送のショートアニメ「闇芝居」は、紙芝居風の作画と、都市伝説を題材にしたストーリーが特徴のホラー作品です。以下では、2017年放送の闇芝居4期から、「水槽」や「裁ち鋏」などの怖いストーリー内容、最終回のあらすじと考察、闇芝居4期に関する感想や評価を紹介します。

闇芝居とは紙芝居風ホラーアニメ

最も怖いアニメ作品として注目される「闇芝居」とは、ホラー要素のある都市伝説を題材にしたショートアニメです。5分枠の放送でありながら、多くのアニメファンから支持される「闇芝居」は、俳優・津田寛治さん扮する紙芝居屋による語りと、昭和の紙芝居をイメージしたレトロ調の作画が、恐怖をあおる独特の世界観が特徴です。

1期から7期まで放送されている

2013年にテレビ東京にて、アニメ・1期が放送された闇芝居は、再放送を繰り返しながら、2019年9月までに計7期が制作・放送されました。

闇芝居4期はやっぱり怖い

2019年までにアニメ7期が放送された闇芝居の中で、2017年1月~3月にかけて放送された闇芝居4期は、シリーズの中で最も怖いと言われています。以下では、闇芝居4期の怖い見所を紹介します。

4期は1話から怖い

闇芝居4期では、何気ない日常から起こった恐怖を題材にした回が多く見られ、猫の死体に遭遇したサラリーマンの恐怖を描いた第1話「舌」から、闇芝居4期は怖いとの感想が見られます。

3期とは違い4期は怖い話を集約?

衝撃的な第1話から始まった闇芝居4期は、その後放送された2話「水槽」や3話「裁ち鋏」などのストーリーから、怖い話を集約したシリーズとも言われています。そして、引っ越し先の部屋の真相を描いた「裁ち鋏」のように、現実世界でも起こりうるようなリアリティある設定や展開が、闇芝居4期の大きな特徴でしょう。

闇芝居4期の恐怖のストーリー内容

一度見たら忘れることができない、例えようのない怖さが持ち味の闇芝居・4期の恐怖のストーリー内容を紹介します。

1話:舌

帰り道に遭遇した猫の死・イメージ画像

会社から帰宅途中の男性は、道端で猫の死体を発見します。猫を哀れんだ男性は、偶然居合わせた小学生徒と共に猫を弔います。その後、自宅でくつろいでいると何処から猫の鳴き声が聞こえはじめるも、男性は気にしないように努めながら床に就きました。しかし、猫の鳴き声はだんだん近づきはじめ、男性は恐怖のあまり金縛りにあったように身動きが取れなくなってしまいます。

そして、猫の鳴き声が近くに寄ってきたその時、猫の舌が男性の顔を舐めました。しかし、猫の舌に違和感を覚えた男性は、暗闇に慣れた目で猫を見ると、そこには猫と女性の姿が見えました。驚愕する男性に向かって女性は、自分を見つけてくれなかったことを恨む言葉をかけました。

2話:水槽

古びた洋館に侵入した男子学生3人組は、探索中に大きな水槽を発見します。水槽は、腐臭漂う濁り水が貯められており、水槽を発見した1人がその中を覗き込むと、水槽から「ドンッ」という音が発せられました。謎の水槽の正体を探るべく、男子学生は近くの椅子を持ち出し、真上から水槽の中を覗き込みます。すると、水槽の中から、細長く白い手が伸びてきて、男子学生を水槽の中へ引きずり込みます。

一方、仲間の探す男子学生も、偶然通りかかった大きな水槽に目を止めるも、部屋に異変は見られず、異臭が漂っていたため、その部屋から立ち去ろうとします。その時、水槽から2度目の「ドンッ」という音が鳴り、もう1人の男子学生の気を惹こうとしました。

3話:裁ち鋏

家賃の安いアパートに引っ越してきた女子大学生は、部屋の床板の一部が、他と異なっていることに気が付きます。そして、不審に思った彼女が床板を外すと、そこには髪の毛とお札を刺した裁ち鋏が打ち付けらていました。不審な裁ち鋏を気味悪がった彼女は、お札が刺さった裁ち鋏を抜くと、それらをゴミ箱に捨てて、何事もなかったように荷物の整理に取り掛かりました。

しかし、その晩、眠りについた女子大生は、裁ち鋏があった床下から不気味な声が聞こえ、半分に切られた人間の顔見つける不吉な夢を見ます。そして、トイレに向かうべく起き上がった彼女は、昼間に捨てたはずの裁ち鋏が消えていることを知り、夢と同様に床板の下から声が聞こえ始めます。しかし、床下には裁ち鋏や顔半分がない一方で、女子大生の背後には、顔半分を失った男性が姿を表していました。

4話:赤いハイヒール

残業で終電に間に合わなかったあるサラリーマンは、猛スピードで走るタクシーに乗車しました。車内には赤いハイヒールが落ちており、落とし物を聞いた運転手は顔をこわばらせながら、ハイヒールを捨てるように指示します。そして、不審に思いながら自宅へ戻るサラリーマンの耳に、ハイヒールの音と、それ等を探し求める声が聞こえはじめ、それらの音はだんだんとタクシーに近づいて行きます。

ハイヒールと女性の声に恐怖を覚えた男性は、赤いハイヒールが、血で染められた白いハイヒールであることに気が付き、恐怖のあまりタクシーの窓からハイヒールを投げ捨てます。しかし、前方を向いた瞬間、運転席の窓越しには、血だらけの女性の姿が横たわっており、その女性は片方の靴を求めて猛スピードでタクシーを追いかけてきた、赤いハイヒールの持ち主でした。

5話:夜行バス

大学の友人と旅行に出かけたある男性は、夜行バスに乗車中、急にお腹の調子が悪くなり、近くのサービスエリアのトイレに駆け込みました。そして、トイレを出ると、同じようなバスが何台も止まっており、ようやく自分のバスを見つけ出した男性は、乗客の様子に違和感を覚えながらも、自分の席につき、バスは目的地に向かって走り始めました。

そして、バスが走り出した後も、男性は車内の異変を感じつつも、気にしないように務めていました。しかし、しばらくたった頃、男性の携帯に後部座席に座る友人から不可解なメール・電話が送られます。それらの内容を不審に思った男性は、友人の様子を見ようと車内を見渡すと、乗客全員がその男性を見つめていました。しかし、バスは止まる様子もなく、目的地へと走り続けていました。

6話:誰だ

駅のホームで電車を待つ間、ある女の子は想いを寄せる先輩に告白するも、同時に電車が通り過ぎたことで、言葉がかき消され、告白は失敗に終わります。その後も恥ずかしさから会話が続かず、先輩は飲み物を買いにその場を離れていきます。1人残された女の子は、ふと向かい側のホームにいる謎の女性に目を留めます。一方、女性も女の子の視線に気が付き、線路をまたぎながら女の子の居るホームへ向かいます。

そして、電車が通り過ぎると同時に、女の子の視界は誰かの手で遮られ、女の子は先輩が帰ってきたと勘違いします。しかし、その手の主は、先輩ではなく謎の女性であり、「先輩って誰?」と投げかけます。その後、再び電車が通り過ぎると、その女性は元の場所へ戻っていました。しかし、飲み物を買いにいった先輩の姿は、一向に見えませんでした。

7話:靴音

久々の休みにも関わらず、妻の買い物に付き合わされていた男性の元へ、友人から飲みの誘いが入ります。そして、妻の機嫌を損ねないようにと、男性はトイレの個室へ駆け込みます。その直後、シャツに炭のような汚れがつき、壁一面に謎の文字が記されていることに気が付いた男性は、不審な音をたてる靴音を聞きます。しばらくすると、トイレをうろつく靴音と人影が増えていき、男性は息を潜めながら個室にこもり続けます。

靴音が地響きの如く激しさを増す中、携帯のブザーが鳴り出し、トイレをうろつく靴音が一斉に鳴りやみます。そして、男性が隠れている個室に目を付けた一行は、個室の上から男性の姿を覗きこみました。

8話:カセットテープ

友人の結婚式出席のため、実家へ帰省した男性は、かつて自分が使っていた部屋の引き出しから、一つのカセットテープを発見します。テープを再生すると、小学生から中学生の自分が録音したその日の出来事が聞こえました。しかし、しばらくすると、身に覚えのない男性の声と内容が聞こえはじめ、男性は恐怖を覚え始め、声のトーンも、現在の男性のトーンへと変わりました。

そして、カセットテープの内容は、明日出席する友人の結婚式の話が流れはじめ、男性は途中でテープを止めます。翌日、男性が出席した友人の結婚式は、とても盛り上がったと言われています。

9話:歯ぎしり

会社の同僚と旅行に来ていた女性は、地元の住民が近づかない洞窟にあるお地蔵様を訪れていました。その夜、お地蔵さまを訪れた女性の1人が、歯の痛みを覚えて目を覚まします。一緒にいた同僚から歯ぎしりのことを聞かされた女性は、痛みのあまり旅館近くの歯医者へ駆け込みます。しかし、歯医者の不気味な態度と、理由も分からず抜歯されそうになった女性は、恐怖のあまり歯医者を抜け出し、旅館に戻りました。

その後、痛む歯を触っていると、うす黒く顔のような模様が入った歯が抜け落ちました。不審に思った女性は、帰り際に歯医者が放ったある忠告を思い出します。そして、抜けた歯を確認すると、そこには歯がなく、落ちた場所から血を辿ると、その歯は同僚の首元をかぶりつき、歯ぎしりに似た音をたてていました。

10話:招び鶴

同級生の家に泊まりに来ていた女子中学生たちは、学校で流行っている「招び鶴」のおまじないを始めます。招び鶴とは、死者と会話をすることが出来る儀式のようなもので、部屋に集まった3人は、招び鶴を教えてくれた張本人で行方不明となった、中山先生を呼び出します。そして、儀式の最後の手順、折り鶴を水で飲み込む行為で、折り鶴入りの水を飲み込んだ女の子が激しく咳き込みます。

その後、折り鶴を吐き出したことで、女の子の容態も落ち着き、安堵した友人2人でしたが、折り鶴に書いた名前が、中山先生から、折り鶴を飲み込んだ女の子の名前に変わっていることに気が付きます。そして、折り鶴を吐き出した女の子も、別人格のように変わり果てており、女の子が発する声からは、他の男性の声と二重になって聞こえてきました。

11話:白線

学校でテストの採点をこなす新任の女性教師は、見慣れない古い学生服の生徒が校庭に、白線を引く姿を目撃します。しかし、女性教師が校庭に出るとそこには生徒の姿はなく、代わりに白線が校舎の中へと引かれていました。そして、白線を辿りながら生徒の行方を追う教師は、白線が屋上の格子まで繋がり、白線を引く器物が落下していることに気が付きます。

女性教師が、先ほどの生徒の自殺が頭をよぎったその時、白線が黒色に変色し、黒い人影が次々と屋上へと駆け上ってきました。そして、教師を追い詰めた黒い人影は、次々と屋上から飛び降りていきました。そして、女性教師の姿が消えた屋上の様子を、扉の内側に身を潜めていた白線の生徒は、じっと見つめていました。

12話:かまくら

冬休みに入り、祖父母の家へ遊びに来ていた少年・まさひこは、雑木林で入り口のない大きなかまくらを発見します。中ではろうそくが焚かれており、人の気配を感じたまさひこは、からくらの外を叩きます。すると、かまくらから返事が返され、中の様子が気になったまさひこは、穴をあけて内部を覗きました。かまくらの中は、火のついたろうそく1本と、手形のような跡の付いた壁が見える中、人の片目がまさひこを覗き返しました。

かまくらの中にいた片目の人は、「次は、君の番だよ?」と発し、その後、まさひこは倒れ込んだ状態で発見されました。まさひろが目覚めると、複雑な笑顔で自分の名前を呼ぶ親戚の声が聞こえました。そして、彼らの背後には、雑木林で見かけたかまくらが作られ、まさひろは、不穏な空気を察します。そして、まさひろの悲運を、かまくらに閉じ込められていた片目の少年が、部屋の隅で見守っていました。

闇芝居4期最終回のあらすじとその後を考察

不気味な雰囲気が恐怖をあおる地下道と、異世界に足を踏み入れた男子大学生の末路に、多くの衝撃が走った闇芝居4期最終回・「地下道」のあらすじとその後を考察しました。

あらすじとその後①雨宿り

飲み会の帰りに雨に降られた男子大学生は、雨宿りの中、駅に通じる地下道を発見します。帰りを急ぐ男子学生は、うす暗く気味の悪い地下道を使って駅に向かい始めます。そして、地下道を歩き進めると、その先には、何かをつぶやく誘導員の姿が見えました。

あらすじとその後②誘導員

「暗いのは最初だけ」とつぶやく誘導員は、今通ってきた道よりも細くうす暗く、そして気味悪さを醸した細道へ男子学生を誘導します。誘導員やその細道に気味悪さを感じつつも、先を急ぐ男子学生は、誘導員を押しのけて前へ進みます。しかし、駅へ向かうその道は途中で封鎖されており、男子学生は仕方なく来た道を引き返します。

あらすじとその後③見えない出口

来た道を戻っているはずなのに、男子学生は、一向に出口に辿り着くことが出来ません。そして、先ほど遭遇した誘導員や細道もどこかへと消え去っていました。その後、誘導員が居た横道付近に辿り着いた男子学生は、そこで思わぬ事実を突きつけられます。

あらすじとその後④男性の末路

横道付近の場所で、男子学生は無数の靴跡と、脱出を試みようとしていた人型、そして、道が埋められたような跡の壁を目撃します。そして、地上で男子学生が雨宿りしていた地下道の入り口は、何もなかったかのように封鎖され、ただの壁へと変貌していました。そして、現実を突きつけられた男子学生は、叫び声を挙げて絶望します。

あらすじとその後⑤誘導員はどこへ?

男子学生が地下道に閉じ込められた頃、その場所に誘導員の姿はありませんでした。一方、誘導員の正体について、男子学生を地下道の奥へ誘いだすための罠だと考察され、おそらく男子学生を地下道に誘い込む役目を終えて、どこかへ去っていった可能性が高いでしょう。

テレビ東京・あにてれ 闇芝居 4期

闇芝居4期に関する感想や評価

闇芝居4期に関する感想や評価・イメージ画像

以下では、例えようのない怖さが詰まったストーリーから目が離せない、闇芝居4期に関する感想や評価を紹介します。

感想1:現実味のある展開が恐怖をそそる

深夜放送のショートアニメでありながら、人気急上昇中のホラーアニメ「闇芝居」は、視聴者の予想を裏切る展開や、懐かしさを感じさせる独創的な作風が注目され、新作の放送が期待されている注目アニメです。そして、今回紹介した闇芝居・4期は、何気ない日常に潜む恐怖を描いた回が多く見られ、3話・裁ち鋏のように現実世界でも起こりうるストーリーが、高く評価されています。

感想2:闇芝居はエンディングにも注目

後味の悪さや難解なストーリーも放送された「闇芝居」は、アニメ・4期で放送された回も含めて、当たり外れが多いとの感想も見られ、ホラー好きの間でも回によって評価が大きく分かれています。一方で、古き良き昭和時代を漂わせた雰囲気が好評価の「闇芝居」は、独創的な作風や都市伝説を題材にしたストーリーだけでなく、エンディングが良いとの感想も見られ、アニメ・闇芝居の注目ポイントです。

感想3:知る人ぞ知る深夜アニメ

アニメ・闇芝居は、深夜の5分枠放送だったことから、偶然、闇芝居の放送に出くわして、恐怖のアニメ作品に衝撃を受けたファンも多いでしょう。一方で、大人向けに制作されたアニメ・闇芝居は、目に見えない恐怖を視聴者に与える独創的な展開が特徴であり、闇芝居視聴者の中には、恐怖のあまり寝付けなかったとの感想も寄せられています。

闇芝居4期はやっぱり怖い!まとめ

アニメ・闇芝居4期の恐怖のストーリー内容と、最終回・地下道のあらすじとその後の考察、闇芝居4期に関する感想や評価について紹介しました。やや難解なストーリーが多く見られた闇芝居4期でしたが、現在7期まで放送されている闇芝居シリーズにて、日常生活に潜む恐怖を描いたアニメ4期は、闇芝居ファンから、最も怖いシリーズと評されています。

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