【未来少年コナン】レプカはムスカに匹敵する悪役?最後と生存の可能性を考察

未来少年コナンは、1978年より放送されていたアニメーション作品です。スタジオジブリの宮崎駿監督が初めて監督を務めた、長編アニメーションシリーズとしても有名な未来少年コナン。そんな未来少年コナンには、とても魅力的な悪役・レプカが登場しています。ここでは未来少年コナンに登場するレプカについての情報をまとめます。兵器ギガントの復活を目論み、ムスカに匹敵する悪役と言われたレプカの最後のシーンや生存の可能性も考察していきます。

【未来少年コナン】レプカはムスカに匹敵する悪役?最後と生存の可能性を考察のイメージ

目次

  1. レプカとは?
  2. レプカの魅力は?ムスカに匹敵する悪役?
  3. レプカの最後と生存の可能性を考察
  4. レプカに関する感想や評価
  5. レプカについてまとめ

レプカとは?

未来少年コナンの作品情報

ここで紹介していくレプカは、未来少年コナンに登場した最大の悪役です。スタジオジブリ作品としてとても有名な天空の城ラピュタに登場する、悪のカリスマ・ムスカに匹敵する魅力を持つレプカ。そんなレプカの最後についてや、生存の可能性について考察していく前に、レプカが登場した未来少年コナンの作品概要を紹介します。

未来少年コナンの概要

未来少年コナンは、スタジオジブリにて大ヒット作品をいくつも生み出している、宮崎駿監督が初めて監督を担当した長編アニメーションとして人気を集めました。1978年の4月~10月の間、毎週火曜日に放送された未来少年コナン。エピソードは全26話で完結しています。未来少年コナンはNHKで放送されていましたが、NHKが初めてセルフプロデュースした長編アニメーションシリーズでもありました。

1970年代には、従来少年向けのアニメ作品などは、従来18時の放送枠で放送されていました。しかし、ゴールデンタイムの視聴率に占めている児童の割合を鑑み、19時30分から放送される事となりました。「ファミリーアワー」として放送された未来少年コナン。これをきっかけとして、ファミリーアワーの放送枠ではしばらくアニメーション作品が放送されていました。

未来少年コナンのあらすじ

レプカが登場している未来少年コナンのあらすじを紹介します。未来少年コナンの主人公は、残され島という小さな島で、おじいと一緒に暮らしているコナンという少年です。野性味あふれるコナンは、優れた身体能力を持っており逞しく生きていました。コナンの暮らす世界は最終戦争が終わった後の世界であり、戦争で使用された兵器のせいで世界の地形が変わってしまい、多くの島が海に沈んでしまっていました。

残され島でおじいと二人っきりで生きてきたコナンは、ある日島に流れついた謎の少女・ラナと出会う事になります。ラナは、インダストリアという科学都市の局長・レプカに狙われていたのでした。残され島にはラナを追ってインダストリアの戦闘員が乗り込んできます。ラナは攫われて行ってしまい、コナンのおじいも亡くなってしまいます。コナンはラナを助け出すために、残され島から旅立っていくのでした。

レプカのプロフィール

レプカは、未来少年コナンに登場する最大の悪役です。科学都市インダストリアの局長を務めている男性で、年齢は37歳です。インダストリアにてレプカは、エネルギー不足の問題解決の為、太陽エネルギーのテクノロジーを復活させる必要性を説いていました。しかし、実際はエネルギー問題の為ではなく、太陽エネルギーを使用して動く、「ギガント」という兵器を復活させる事が目的でした。

ギガントを使用して世界を征服する事を目論むレプカ。太陽エネルギーのテクノロジーを知る科学者・ラオ博士を狙っており、彼の孫ラナを攫ってしまいます。ギガント復活のためには手段を選ばない冷酷な性格をしています。また、いざという時には部下を見捨てる等、悪辣で非常に悪役らしい人間性のレプカ。ギガント復活を目論んで何度もコナンと戦いを繰り広げる事になります。

未来少年コナン | 作品紹介 | NIPPON ANIMATION

レプカの魅力は?ムスカに匹敵する悪役?

魅力①ムスカに匹敵する悪役

未来少年コナンに登場するレプカの魅力を紹介していきます。レプカは、スタジオジブリ作品・天空の城ラピュタに登場するムスカに匹敵する悪役だと評されています。レプカは、未来少年コナン作中で最大の悪役です。兵器ギガントを復活させ、世界を支配する野望を持っています。天空の城ラピュタでは、ムスカはラピュタの力で地上を支配しようとしていました。また、ムスカは野望が大きくカリスマ性のある悪役でもあります。

ムスカとレプカは見た目や性格・作中での立ち回りも似ている部分が多く、レプカはムスカに匹敵する悪役と言われるようになりました。また、同じく宮崎駿監督作品である未来少年コナンと天空の城ラピュタは、世界線も共通しているのではないかと考察されており、レプカはムスカの子孫ではないかとも言われているのです。

魅力②野望が大きい

未来少年コナンのレプカは、非常の大きな野望を持っているキャラクターでもあります。未来少年コナンの作中には、最後には改心する悪役も登場しています。主人公コナンと接することで考え方を変え、最後には味方となるキャラクターもたくさんいる中で、レプカは最後の最後まで悪役を貫いたキャラクターです。また、レプカは食糧ですら不足している最終戦争後の世界において、世界征服という巨大な野望を持っていました。

未来少年コナンの作中で、一旦コナンによりインダストリアを追われる事となったレプカ。普通の悪役であれば、一旦主人公との戦いで敗れたときに退場してしまうのですが、レプカはその後再登場していました。レプカの大きな野望は消えることはなく、再登場した後は科学都市インダストリアを独裁で支配しています。レプカは野望が大きくぶっとんでいるキャラクターとして、魅力的な悪役として知られているのです。

レプカの最後と生存の可能性を考察

考察①レプカの最後

未来少年コナンに登場した、最大の悪役・レプカ。自身の野望を叶えるために手段を選ばない卑劣な男でした。そんなレプカは、未来少年コナンの後半でギガントを復活させることに成功してしまいました。部下と共にギガントにのりこんだレプカでしたが、コナンによって追い詰められる事となります。ギガントは墜落してしまい、その際コナンはレプカも助け出そうと手を伸ばしましたが、レプカはコナンの手を放してしまいます。

レプカは自ら復活させた兵器・ギガントと一緒に海の底に沈んでいくのでした。巨大なギガントと一緒に海に沈んだレプカですが、その後レプカの姿は未来少年コナン作中に登場していません。ギガントの残骸などは登場していますが、レプカの姿がない事から、レプカは消息不明の状態だとされているのです。

考察②ギガントの残骸に乗って生存している?

未来少年コナンの最終決戦で、ギガントと一緒に海に沈んだレプカ。はっきりと死亡した描写がない為、実はギガントの残骸に乗って生存しているのではないかと考察されてもいます。未来少年コナンの26話では、海に浮かんでいるギガントの残骸が描写されています。ギガントほどの巨大な船ならば、レプカが生存できるスペースはあるのではないかと考えられています。

考察③今も世界支配を企んでいる?

未来少年コナンの悪役レプカは、生存している可能性も噂されていました。もしレプカがギガントの残骸に乗って生存していたとすれば、復活を遂げ再度世界征服を目論むのではないかと考えられます。未来少年コナンの中盤で一度退場しながらも、復活して最後にはギガントも復活させたレプカ。大きな野望を持つ悪役・レプカは、もし生存していればその野望を諦めることはないだろうと考察されています。

レプカに関する感想や評価

未来少年コナンに登場するレプカに関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。レプカは悪役としてとても純粋な悪として描かれています。大きな野望を持っているレプカは、とことん善の部分がない悪役として描かれているからこそ、物語において主人公コナン達に感情移入しやすくなります。純粋な悪役としてレプカは非常に評価の高いキャラクターです。

レプカに関しての感想では、やはりムスカに似ているといった感想も見られています。野望の大きさや立ち位置なども共通点の多い二人ですが、物語自体も共通点がある事で、レプカはムスカに匹敵すると言われているのです。

未来少年コナンのシーンで、レプカの最後のシーンは特に印象深いと評価されています。コナンは純粋な悪・レプカも助けようと手を伸ばしていましたが、レプカの手は離れてギガントと共に沈んでいきます。このシーンは無音になる演出もされており、多くの視聴者の記憶に残っています。

レプカについてまとめ

ここでは、1978年に放送され人気を集めたアニメ、未来少年コナンに登場する悪役・レプカについての情報をまとめました。レプカは天空の城ラピュタに登場する悪役として非常に有名なキャラクター、ムスカに匹敵する悪役と評されていました。レプカは野心家で冷酷な悪役として魅力的であり、未来少年コナンの物語を盛り上げていました。

未来少年コナン作中のレプカの最後についてや、生存している可能性なども考察して紹介しています。是非、未来少年コナンをチェックして、印象深い悪役・レプカの活躍するシーンに注目してみてください。

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