2019年12月09日公開
2019年12月09日更新
【べるぜバブ】ヒルダと男鹿の関係は?オガヨメ?記憶喪失事件や声優・名言も紹介
べるぜバブに登場するヒルダというキャラクターをご存知でしょうか?ヒルダは大魔王ベルゼブブの息子であるベル坊に仕えているエリート侍女悪魔で、べるぜバブのヒロインです。ベル坊の育成のために人間界に現れたヒルダは、ヤンキー男子高校生の男鹿辰巳と出会います。今回は運命の出会いを果たしたヒルダと男鹿辰巳の関係を説明していきます。ヒルダがオガヨメと呼ばれている経緯や記憶喪失事件、またヒルダのアニメ声優や名言も紹介します。
べるぜバブのヒルダとは?
今回はべるぜバブのヒロインであるヒルダに注目しました。ヒルダは容姿端麗なゴスロリ姿の美女ですが、容姿とは真逆の性格を持つ強烈なキャラクターです。そんなヒルダは人間界で出会ったヤンキー男子高校生の男鹿辰巳と行動を共にしており、周囲からはオガヨメと呼ばれています。今回はべるぜバブのヒロインであるヒルダと男鹿辰巳の関係について掘り下げ、ヒルダを担当したアニメ声優や名言の一部を紹介します。
べるぜバブの作品情報
出典: https://festy.jp
ヒロインのヒルダについて掘り下げていく前に、まずはべるぜバブの作品情報を紹介します。べるぜバブは週刊少年ジャンプに連載されていた少年漫画が原作です。べるぜバブはヤンキー男子高校生と悪魔が織り成すギャグ漫画で、他校生とのバトルシーンや主人公の学園生活も描かれています。べるぜバブは突飛なキャラクター設定が特徴的な作品で、予想出来ないストーリー展開も人気となっていました。
べるぜバブはメインキャラクターのベル坊が全裸だったため、週刊少年ジャンプの連載が同時期だったギャグ漫画いぬまるだしと比較される事が多々ありました。いぬまるだしの作者である大石浩二自身もネタにしており、いぬまるだしのコミックに収録された相関図にライバルとしてべるぜバブのベル坊を登場させています。原作漫画が人気となったべるぜバブは、アニメ化されたり小説も発売しています。
べるぜバブの概要
べるぜバブは2008年に週刊少年ジャンプで読切漫画が掲載され、第4回金未来杯の受賞作品として話題となりました。2009年から本格的に週刊少年ジャンプで連載を開始したべるぜバブは、2011年には読売テレビ・日本テレビ系列でアニメ化もされました。2012年までの約1年間で、アニメオリジナルストーリーも含めた60話が放送されました。
べるぜバブは2011年には小説も発売されましたが、2014年に週刊少年ジャンプでの連載は終了しました。連載終了後は週刊少年ジャンプの増刊号にあたる少年ジャンプNEXT!!にて番外編が掲載されました。べるぜバブのコミックは全部で28巻発売されています。べるぜバブは2009年のサキよみジャンBANG!の放送後、2010年までVOMIC公式サイトでヴォイスコミックも配信されていました。
べるぜバブのあらすじ
全国屈指のヤンキー率を誇っている超不良高校の石矢魔高校には、アバレオーガとの異名を持つ男鹿辰巳というヤンキー男子高校生がいました。喧嘩に明け暮れていた男鹿辰巳は、ある日川に流れていたオッサンを助けます。すると謎のオッサンの体が半分に割れて、中から全裸の赤ん坊が現れました。実はその赤ん坊の正体は、人間界を滅ぼすために送り込まれた大魔王ベルゼブブの息子でした。
予想外の状況に困惑していた男鹿辰巳でしたが、内面の凶悪さを感じ取った赤ん坊が懐いて離れません。そして大魔王ベルゼブブの息子を育てる事になった男鹿辰巳の前に、赤ん坊の侍女であるヒルダなどの悪魔達が現れます。更には男鹿辰巳を倒そうと、名のある不良達も押し寄せます。こうして一風変わった男鹿辰巳の子育て生活は幕を開けました。
ヒルダのプロフィール
べるぜバブのヒロインであるヒルダの本名は、ヒルダガルダです。エリートの悪魔の家系に生まれたヒルダは、魔界を統べる大魔王ベルゼブブの息子のベル坊(本名はカイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世)に仕えています。人間界でのベル坊の育成のサポートを任されており、人間界を滅亡させるという命令も受けています。容姿端麗なキャラクターで、ゴスロリ姿をしている金髪美女です。
凶悪無比な男鹿辰巳に引けを取らないきつい性格をしていて、ドSの言動が多々見られます。ただしベル坊には忠誠を誓っており、保護者として献身的に接しています。侍女悪魔ではあるものの、戦闘能力は魔界屈指の戦闘民族である邪竜族にも匹敵しています。常に左目を隠して生活しているのも、異常なまでの動体視力で酔わないようにするためです。
べるぜバブのヒルダと男鹿の関係や記憶喪失事件
まずはべるぜバブの作品情報とヒルダのプロフィールを紹介しました。ここからはヒルダと男鹿辰巳の関係を掘り下げいきます。侍女悪魔として男鹿辰巳やベル坊と生活を共にしているヒルダは、周囲からオガヨメと認知されています。2人は夫婦と勘違いされる程の仲なのでしょうか?それでは早速ヒルダと男鹿辰巳の関係や、ヒルダの記憶喪失事件を説明していきます。
ヒルダと男鹿の関係①オガヨメ?
人間界にやってきたヒルダは、ベル坊と共に男鹿辰巳の実家で生活しています。初対面のヒルダの丁寧な挨拶に、男鹿辰巳の家族はヒルダを未来の嫁だと思い込んでいます。また男鹿辰巳の両親は聞き間違いや勘違いをしており、ヒルダを男鹿辰巳が妊娠させたマカオ人だと誤認しています。このようにしてヒルダは、人間界でオガヨメとしての生活を始めました。
ヒルダをオガヨメだと認識しているのは、男鹿辰巳の家族だけではありません。石矢魔高校の生徒もヒルダを男鹿辰巳の嫁だと認識しており、ヒルダをオガヨメと呼んでいます。また男鹿辰巳に好意を寄せている邦枝葵は、オガヨメと呼ばれているヒルダに対抗意識を燃やしています。男鹿辰巳の紛らわしい発言によって、邦枝葵はヒルダを子供の世話を押し付ける悪魔のような女だと誤認しています。
ヒルダと男鹿の関係②記憶喪失事件
オガヨメと呼ばれているヒルダですが、普段は男鹿辰巳に高圧的な態度で接しています。しかしクールビューティーなヒルダが、デレデレになってしまう話が存在します。ヒルダが豹変した話は、コミックの16巻に収録されています。その話ではヒルダが記憶喪失となり、人格が変わってしまいます。
記憶喪失となったヒルダは、男鹿辰巳を自分の夫だと勘違いします。そしてヒルダは男鹿辰巳にデレデレになり、邦枝葵に嫉妬したりします。この時のヒルダは、心からオガヨメになっていました。最終的にはヒルダの妹であるヨルダによって、元のドSのヒルダに戻されます。またヒルダが豹変した原因は、ベル坊のキスだった事が判明します。
ヒルダと男鹿の関係③結婚はした?
オガヨメと呼ばれているヒルダですが、本当に男鹿辰巳の嫁になったのでしょうか?べるぜバブはヒルダと邦枝葵の2人のヒロインが登場し、男鹿辰巳を想う邦枝葵の恋模様が描かれています。そのため男鹿辰巳がどちらかと結婚するのではないかと、多くのファンも期待を寄せていました。
そしてべるぜバブは原作漫画・アニメ共に最終回を迎えました。結局ヒルダも邦枝葵も、男鹿辰巳と結婚する事はありませんでした。しかし邦枝葵の想いは変わらず、ヒルダとの関係も途絶えていません。今後べるぜバブの続編が描かれるようであれば、ヒルダか邦枝葵のどちらかがオガヨメになるかもしれません。
べるぜバブのヒルダの声優
ヒルダと男鹿辰巳の関係を掘り下げて、オガヨメと呼ばれている経緯や記憶喪失事件について説明しました。記憶喪失事件でヒルダは、新たな一面を見せてくれました。続いてはヒルダを演じたアニメ声優を紹介します。普段はドSですが記憶喪失時には可愛らしい一面もあったヒロインのヒルダを演じたのは、一体誰なのでしょうか?
伊藤静のプロフィール
ヒルダのアニメ声優を務めたのは、歌手やナレーターとしても活躍している声優の伊藤静です。伊藤静は1980年12月5日生まれで、東京都の出身です。伊藤静が声優を目指したきっかけは、ラジオや歌や雑誌などの幅広い仕事が出来て面白そうだと感じたからです。そして伊藤静は東京アナウンスアカデミー(現在は東京アナウンス・声優アカデミー)に入校して、その後賢プロダクションに所属しました。
賢プロダクション付属の声優養成所であるスクールデュオの3期生となった伊藤静は、2002年にそれいけ!アンパンマンでデビューしました。また声優仲間とも交友関係の広い伊藤静は、釣りやスキューバダイビングなど多趣味としても知られています。酒豪としても有名で、ビールソムリエ(ビアソムリエ)の資格も取っています。血液の半分は酒で出来ていると発言しており、ブログでも酒の話題を取り上げています。
伊藤静の主な出演作品
ヒルダのアニメ声優を務めた伊藤静は2002年のデビュー後、数々の作品に出演しています。2003年には「真月譚 月姫」でメインキャラクターの遠野秋葉役を演じました。2005年の「灼眼のシャナ」には、ヴィルヘルミナ・カルメル役で出演しています。更に2006年には「あさっての方向。」で野上椒子役を熱演しました。
その後も数々の作品に出演している伊藤静は、2007年には「ハヤテのごとく!」で桂ヒナギク役を演じています。また「レンタルマギカ」の黒羽まなみ役としても有名となりました。2012年には「ヨルムンガンド」のココ・ヘクマティアル役を熱演しました。2020年には「魔術士オーフェンはぐれ旅」にレティシャ役で出演予定です。
べるぜバブのヒルダの名言集
べるぜバブのヒロインであるヒルダについて、主人公の男鹿辰巳との関係や担当したアニメ声優を説明しました。続いては超ドSであるヒルダの名言を紹介します。べるぜバブは意外にも名言の多い作品ですが、ヒルダはどのような名言を残しているのでしょうか?それでは早速、ヒルダの名言の一部を紹介していきます。
ヒルダの名言①「今日からこの子…」
まず1つ目のヒルダの名言は「今日からこの子共々お世話になります。ヒルデガルダと申します。」です。ヒルダは大魔王ベルゼブブからの命令により、ベル坊の育成と人間界の滅亡のために人間界で生活する事となりました。そしてまずは男鹿辰巳の実家を訪れて、男鹿辰巳の家族に挨拶をしました。
普段はドSで高圧的な態度を取るヒルダですが、男鹿辰巳の家族には礼儀正しく挨拶をしていました。親指・人差し指・中指を床について丁寧に礼をするヒルダの姿は、まるで奥ゆかしい撫子のようでした。この挨拶をきっかけにヒルダは男鹿辰巳の家族からオガヨメ認定され、男鹿辰巳・ヒルダ・ベル坊の可笑しな生活が始まりました。
ヒルダの名言②「たつみ貴様となら…」
続いて2つ目のヒルダの名言は「たつみ、貴様とならそれが出来ると信じておる。」です。男鹿辰巳に対するヒルダの信頼や評価が表れている名言です。侍女悪魔としての使命を果たすため、ヒルダはベル坊に相応しい人間を探していました。そしてベル坊とヒルダが出会ったのは、アバレオーガの異名を持っているヤンキー男子高校生の男鹿辰巳でした。
出会った当初からベル坊は男鹿辰巳に懐いていましたが、ヒルダ自身は男鹿辰巳を認めてはいませんでした。隙を見て男鹿辰巳を殺害しようと考えていましたが、次第にヒルダの心境は変わっていきます。そして型破りなヤンキー男子高校生の男鹿辰巳の強さを認め、ベル坊の育成を全力でサポートしようとします。記憶喪失事件で見せた男鹿辰巳への一面も、ヒルダの深層心理が反映していたのかもしれません。
べるぜバブのヒルダに関する感想や評価
べるぜバブのヒロインであるヒルダについて、記憶喪失事件や名言など様々な事を掘り下げてきました。それでは最後に、ヒルダに関する世間での感想や評価を紹介します。時折可愛らしい一面も見せるヒルダに対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?それでは早速、感想や評価の一部を紹介していきます。
3つめ!
— 天河なたね (@natane_amakawa) November 9, 2019
べるぜバブ
これで学園ヤンキー物好きになった
ヒルダさんVSくにえださん好き
こちらはべるぜバブをきっかけに、学園ヤンキー物の作品を好きになったという内容のツイートです。べるぜバブの中でも、特にヒルダと邦枝葵の戦いを推しているようです。男鹿辰巳がベル坊を邦枝葵に押し付けようとしたので、ヒルダは親の資質を見極めるために邦枝葵と対決しました。べるぜバブの中でも実力者である2人の戦いは、見応えのあるシーンとなっています。
べるぜバブのヒルダさん記憶喪失回、やっぱラブコメとして完璧すぎるな……
— 家葉テイク (@take_afp) October 20, 2019
こちらはべるぜバブの話の中でも、ヒルダの記憶喪失事件を評価しているツイートです。男鹿辰巳に結婚した理由を聞いたり邦枝葵に嫉妬するヒルダの姿は、べるぜバブのファンの間で可愛過ぎると評判です。普段とのギャップもポイントとなっていました。べるぜバブは様々なジャンルとしての側面を持っている作品ですが、この話をきっかけに多くのファンからラブコメ漫画としても評価されるようになりました。
めちゃくちゃ美人でカッコよいヒルダさんで😭😭
— ✩MiYA✩🌱 (@_0526MiYA) September 16, 2019
べるぜバブ好きなので目の保養でした〜〜✨✨
こちらはべるぜバブのヒルダの容姿に関するツイートです。ヒルダは美人でスタイルも良く、露出度の高いゴスロリ姿も良く似合っていると評判です。また戦闘能力が高くバトルシーンでも活躍しているので、カッコイイという感想も多く寄せられています。このようにヒルダは、クールビューティなキャラクターとして高い人気を集めています。
べるぜバブのヒルダと男鹿の関係まとめ
べるぜバブのヒロインであるヒルダについて男鹿辰巳との関係や名言などを紹介してきましたが、いかかでしたでしょうか?様々なジャンルとしての側面のあるべるぜバブという作品には、ヒルダ以外にも魅力的なキャラクターが沢山登場します。是非この機会に、べるぜバブをご覧になってみてはいかがでしょうか?