【終末のイゼッタ】エイルシュタット公国のモデルはリヒテンシュタイン?他の国は?

終末のイゼッタのエイルシュタット公国は、物語の主人公の1人・フィ―ネの出身国であり、ヨーロッパ中央に位置する小国・リヒテンシュタイン公国がモデルと言われています。本文では、史実の第二次世界大戦に、ファンタジー要素を取り入れたアニメ「終末のイゼッタ」に登場するエイルシュタット公国のモデルの設定をはじめ、作中に登場した国々のモデル、公国の主要人物等を紹介します。

【終末のイゼッタ】エイルシュタット公国のモデルはリヒテンシュタイン?他の国は?のイメージ

目次

  1. エイルシュタット公国が登場する終末のイゼッタとは?
  2. エイルシュタット公国のモデル
  3. エイルシュタット公国以外の国やモデルの設定
  4. エイルシュタット公国が登場する終末のイゼッタの世界観
  5. エイルシュタット公国の主要人物
  6. エイルシュタット公国に関する感想や評価
  7. エイルシュタット公国まとめ

エイルシュタット公国が登場する終末のイゼッタとは?

アニメ「終末のイゼッタ」に登場するエイルシュタット公国は、主人公の1人・フィーネが大公を務める小国で、隣国・ゲルマニア帝国との攻防戦を繰り広げています。以下では、エイルシュタット公国のモデルや設定をはじめ、作中に登場した国々のモデル、エイルシュタット公国の主要人物などを紹介します。

終末のイゼッタの概要

亜細亜堂制作によるアニメ「終末のイゼッタ」は、史実にファンタジー要素を盛り込んだ作品で、2016年10月~12月にかけて、TOKYO MX・BS11等のテレビ局で放送されました。アニメーション制作を担当した亜細亜堂は、NHKの長寿アニメ「忍たま乱太郎」シリーズも手掛けており、藤森雅也監督・吉野弘幸脚本で制作されました。

終末のイゼッタのあらすじ

1939年9月1日、ゲルマニア帝国は、隣国リヴォ二アへの侵攻を開始させます。ゲルマニアの突然の侵攻を聞きつけたブリタニア王国・テルミドール共和国は、ゲルマニアに宣戦布告し、戦争へと突入していきます。しかし、ゲルマニアの最新技術に及ばなかった近隣諸国は、次々と敗北を余儀なくされ、国土もゲルマニアへ占領されていきます。

そして、テルミドールの敗北を機に、ゲルマニアの次の目的が、アルプスの小国・エイルシュタット公国へと向けられます。祖国の危機を察した公女・フィ―ネは、極秘で対ゲルマニアの会談に臨むも、ゲルマニア親衛隊によって身柄を拘束されてしまいます。その後、帝国の首都・エイルシュタットに護送される途中、謎の少女・イゼッタが目覚めたことで、フィーネは脱出に成功します。

そして、イゼッタが幼少期に助け出した魔女であることに気が付いたフィーネは、イゼッタと共にエイルシュタットと世界の平和を守るために、ゲルマニア帝国へ立ち向かいます。

エイルシュタット公国のモデル

フィーネの出身国・エイルシュタット公国は、ヨーロッパに実在する国をモデルに、作中設定が施されました。以下では、終末のイゼッタに登場したエイルシュタット公国について紹介します。

エイルシュタット公国とは?

エイルシュタット公国は、フィーネ公女(後の大公)の出身国であり、「終末のイゼッタ」の主要舞台の1つです。首都はランツブルク、公用語はドイツ語を使用し、作中では、ヨーロッパ全土の支配を目論む大国・ゲルマニア帝国の進攻を阻止するべく、ケネンベルク・ゼルン・ベアルを舞台に、ゲルマニアとの攻防戦に挑みます。

エイルシュタット公国は、代々エイルシュタット家の当主が公国の元首を担っており、ルドルフ大公の一人娘であるフィーネは、大公の時期後継者、後に父・ルドルフ大公の死を受けて、大公位を継承しています。また、フィーネやエイルシュタットの人々の発言から、大公一族の権力が強いことや、精密機械工業を主要産業としていることが推測されます。

モデルはリヒテンシュタイン公国?

「終末のイゼッタ」に登場するエイルシュタット公国のモデルは、ヨーロッパのミニ国家・リヒテンシュタイン公国と、隣国・オーストリア共和国だと推測されます。まず、終末のイゼッタ・エイルシュタット公国の設定の多くは、リヒテンシュタイン公国を彷彿させており、大公を国家元首とする政治体制、公用語はドイツ語、主力産業は精密機械工業などの共通点が挙げられます。

また、エイルシュタット公国の首都・ランツブルクや大公一家が生活する宮殿は、オーストリアの都市・インスブルックと、ホーフブルク宮殿をモデルとし、リヒテンシュタインとオーストリア西部を合わせた国に設定されています。また、エイルシュタットとゲルマニアの国境線も、現実世界のドイツ・リヒテンシュタインとオーストリアと一致します。

「終末のイゼッタ」では、ゲルマニア帝国の侵略を受けたエイルシュタット公国ですが、元ネタとなった史実では、第二次世界大戦時に中立の立ち位置にあったスイスの税務官の存在により、ドイツはリヒテンシュタインへの侵攻を諦めざるを得ず、戦時中は中立の立場を温存し、現在に至っています。

現在のリヒテンシュタイン公国

スイスとオーストリアに囲まれた小国・リヒテンシュタイン公国は、大公・リヒテンシュタイン家当主を元首とする立憲君主制国家です。首都はファドゥーツ、公用語はドイツ語、宗教はローマ・カトリック教、精密機械工業をはじめ、医療、観光、国際金融等を主な産業としています。非武装中立国として独自の軍事力を有しておらず、1919年の合意により、スイスが公国の防衛を担っています。

また、スイスとは関税同盟から、郵便や電話の制度が共通しています。一方、近年問題視されているタックス・ヘイブンの温床として租税回避地リストに名前が記載されたものの、モナコやアンドラと共に、リストから削除されています。

エイルシュタット公国以外の国やモデルの設定

「終末のイデッタ」では、エイルシュタット公国の近隣諸国も、実在の国々をモデルに描かれました。以下では、終末のイデッタに登場した国々のモデルの設定を紹介します。

国のモデルや設定①ゲルマニア帝国

エイルシュタット公国への侵攻を目論むゲルマニア帝国は、ヒトラーが猛威を振るったナチスドイツをモデルとする専制国家です。ゲルマニア帝国の国名は、古代ローマ時代に使用されていた、ドイツ周辺を指した言葉が元ネタで、ヒトラーがドイツを第三帝国と呼称したことに由来し、国章は、ナチスドイツ時代に使用された翼と鍵十字がモデルです。

また、終末のイゼッタで設定されたゲルマニア帝国の首都・ノイエベルリンは、ドイツ語で「新しいベルリン」と訳され、首都の様子は、ヒトラーが構想した世界首都・ゲルマニアをモデルに構想されました。首都・ゲルマニアは、ドイツが第二次大戦に敗戦したため完成には至らず、作中のノイエベルリンは、再現された模型を基に描かれました。

また、ゲルマニア兵の掛け声「ジークライヒ(帝国の勝利あれ)」は、ナチス時代に使用されていた「ジークハイル(勝利万歳)」を元ネタにしています。終末のイゼッタでは、エイルシュタット公国へ侵攻し、近隣諸国と激戦を繰り広げるも、史実では中立国のスイス税務官が公国の国境付近に滞在したため、リヒテンシュタイン公国への侵攻を諦めざるを得ない状況に陥りました。

その後、戦況の悪化に、ヒトラーの自殺が追い打ちをかけ、1945年5月にドイツ軍は連合国軍に降伏し、ナチスドイツは解体されました。戦後は、首都・ベルリンを境に国土を東西に分断された冷戦時代を経て、1990年に再統一を果たし、連邦共和制国家となりました。

国のモデルや設定②ブリタニア王国

イギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合国)をモデルとするブリタニア王国の名前は、古代ローマ時代に設置されたイギリス南部の属州・ブリタニアと、現在も継承されているイギリス王室を由来としています。政治体制は、レッドフォード卿とフィーネの会談から、国王を頂点とする立憲君主制であることが判明しています。

イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドで構成されるイギリスは、一般の連合国と異なる独自の統治体制を採用した連合国です。第二次世界大戦では、ナチスドイツに対する宣戦布告を行ない、対ドイツ・イタリア、太平洋戦線では、旧日本軍と戦いを繰り広げ、連合軍の勝利に貢献しました。

国のモデルや設定③ヴェストリア

ヴェストリアは、フィーネとレッドフォード卿が会談を行った国で、モデルとなったスイスにちなみ、作中でも中立国として描かれています。ヴェストリアの国名は、ドイツ語の「Westerreich(西の国)」が由来とされています。元ネタのスイス連邦は、オーストリアの西側に位置する連邦共和制国家であり、世界で数少ない永世中立国です。

スイス連邦は、1815年のウィ―ン会議にて永世中立国の承認を得ているため、ヨーロッパが火の海と化した第一次及び第二次世界大戦時には、ナチスドイツを始めとする近隣諸国は、スイスに対して軍事的攻撃を与えることが許されませんでした。そのため、戦時及び戦後は、政治家など国家反逆の罪に問われた人々が、スイスへと亡命しました。

国のモデルや設定④テルミドール共和国

フランス共和国がモデルのテルミドール共和国は、フランス革命暦の第11月目(7/19~8/17頃)を指した「テルミドール」から命名されました。フランスは、第一次及び第二次世界大戦の主戦場として甚大な被害を被り、領土の一部を占領されたフランス軍は、兵士140万人の犠牲を出しました。その後参戦した第二次大戦では、共和制崩壊と台頭したヴィシー政権により、フランス全土がナチスドイツに占領される事態に陥ります。

一方で、陸軍軍人で政治家のシャルル・ド・ゴール率いる自由フランスは、イギリスやアメリカ等で結成された連合軍につき、1944年のフランス共和国臨時政府の帰還を持って、ナチスドイツからフランス全土の奪還に成功し、フランス第四共和政を樹立させました。また、パリ郊外にある国際空港・パリ=シャルル・ド・ゴール空港は、ド・ゴールの栄誉をたたえて命名されました。

国のモデルや設定⑤リヴォ二ア

ポーランドをモデルとするリヴォ二アは、現在のラトビア東北部からエストニア南部のリヴォ二ア地方が元ネタで、1558~83年にかけて勃発したポーランドとロシアによるリヴォ二アの支配権をかけた戦争・リヴォ二ア戦争に由来しています。

第二次世界大戦の引き金となったポーランドは、1938年にナチスドイツの侵攻を受けて、首都・ワルシャワをはじめ、多くの歴史的建造物が破壊されるなど甚大な被害と犠牲を被りました。

国のモデルや設定⑥ロムルス連邦

イタリア共和国にあたるロムルス連邦は、ローマ帝国を建国したと言われる伝説上の人物・ロムルスと、19世紀のイタリア統一にて、一部から連邦制の採用が挙げられたことに由来します。作中では、ゲルマニア帝国の同盟国として登場し、史実でのナチス党・ヒトラーとファシスト・ムッソリーニの同盟関係をモデルとしています。

第二次世界大戦時には、ナチスドイツ・旧日本軍と共に同盟軍を結んでいたイタリアでしたが、戦況が悪化の一途を辿り、首相・ムッソリーニの失脚と処刑、ヒトラー自殺によるナチス党の崩壊を経て、連合軍へ降伏しました。

国のモデルや設定⑦ノルド王国

ノルウェー王国をモデルとするノルド王国は、スカンジナビア半島で使用されていた言語・古ノルド語から命名された国名です。作中では、ゲルマニア軍の侵攻を受けて、ゲルマニア領となっています。また、マグヌス王子の発言で登場したソグネ・フィヨルドは、ノルウェー西部にある実在の地名が元ネタです。

史実では、1940年にナチス・ドイツによる国土占領と、ナチスと通じていたノルウェー軍人による傀儡政権が統治を行なうも、ナチスの降伏後は国外に亡命していた国王・ホーコン7世率いるレジスタンス軍の活躍により、独立を回復させました。

国のモデルや設定⑧ヴォルガ連邦

旧ソビエト連邦がモデルのヴォルガ連邦は、ロシア西部に流れるヴォルガ川が国名の由来と考察されています。終末のイゼッタでは、第10話にて、ゲルマニア皇帝が侵攻を宣言した国で、1941年に起こった独ソ不可侵条約を破棄したドイツによるソ連侵攻を元ネタに描かれたと推測されます。

広大な国土を誇るソビエト連邦(現在はロシア連邦)は、1941年にナチス・ドイツの独ソ不可侵条約の一方的な破棄に対抗して、ドイツに反旗を翻します。第二次世界大戦では、連合軍側として参戦し、北方領土問題を生み出しました。

国のモデルや設定⑨アトランタ合衆国

アトランタ合衆国は、フィーネの家庭教師・エルヴィラの出身国で、国名の元ネタは、アメリカ合衆国の実在の都市・アトランタです。アトランタ合衆国のスタンリー大使の発言から、大統領制を採用していることが示唆されています。史実では、旧日本軍による真珠湾攻撃を受けて、イギリス・フランス等で構成された連合国の一員に加わり、太平洋戦争で旧日本軍と激戦を繰り広げました。

エイルシュタット公国が登場する終末のイゼッタの世界観

「終末のイゼッタ」は、日本が敗戦した第二次世界大戦初期のヨーロッパを舞台に、魔女などのファンタジー要素を盛り込んだ世界観が特徴です。以下では、終末のイゼッタの世界観とストーリーのモデルを紹介します。

終末のイゼッタの世界観

エイルシュタット公国とゲルマニア帝国の攻防戦が描かれた「終末のイゼッタ」は、1939年に勃発した第二次世界大戦時代のヨーロッパを軸に、魔女や魔法を駆使した戦法などファンタジー要素を盛り込んだ世界観となっています。

終末のイゼッタのストーリーのモデル

第二次世界大戦初期のヨーロッパをモデルとした「終末のイゼッタ」は、史実をベースにストーリー展開されています。まず、終末のイゼッタで描かれたストーリーをまとめると、ゲルマニアによるリヴォ二ア侵攻(1939年9月1日)・ブリタ二アとテルミドールからゲルマニアに対して宣戦布告・テルミドールがゲルマニアに侵攻される、という流れになります。

そして、終末のイゼッタでの一連のストーリーを史実と当てはめると、ドイツ(ゲルマニア帝国)によるポーランド(リヴォ二ア)の侵攻・イギリス(ブリタニア王国)とフランス(テルミドール)からドイツに対して宣戦布告・ドイツ軍によるフランス侵攻に一致します。

エイルシュタット公国の主要人物

終末のイゼッタのもう1人の主人公であり、若き大公・フィーネを支える、エイルシュタット公国の主要人物を紹介します。

主要人物①ビアンカ

フィーネ達大公一家の護衛を担うビアンカは、エイルシュタット大公家直属の近衛衛兵隊長を務める女将校です。当初は、魔女・イゼッタを怪しむ素振りをみせつつも、イゼッタのフィーネに対する想いを知ってからは、イゼッタと共にフィーネの護衛に尽力し、イゼッタが魔石を使うことを決意した際には、その身を案ずる姿を見せています。

一方、エイルシュタット公国へ潜入してきたゲルマニア軍・リッケルとは、短い間ながらも交流を深め、後にリッケルの正体が露見した際には、苦渋の表情を浮かべながら自らの手で射殺を決行しました。

主要人物②ロッテ

宮殿で働くロッテは、フィーネからイゼッタのお世話を言い使ったフィーネ付きのメイドです。かつてフィーネや戦場に赴いた家族をイゼッタに助けられたことから、フィーネに対して感謝の気持ちを持ち続けています。後に、一命を取り留めたイゼッタを密かに匿いながら世話を行なっており、エピローグにて、イゼッタの生存を聞きつけたフィーネが訪れてました。

主要人物③エルヴィラ・フリードマン

エルヴィラ・フリードマンは、アトランタ合衆国出身の、フィーネ専属の家庭教師です。新聞社やラジオ局で働いていた経歴を有しており、イゼッタの存在を世界に公表する際には、メディア業界時代に培った人脈を駆使して、広報と演出を担いました。

主要人物④ジークハルト・ミュラー

ジークハルト・ミュラーは、エイルシュタット大公の補佐官、後の首席補佐官を担いました。参謀としての能力にも長けており、国を守るためなら手段を選ばない非情さを秘めています。ミュラーの先祖は、白き魔女を死に追いやった原因を作ったことから、ミュラー自身も白き魔女の伝説の真実を知っており、極秘では魔石の半分を入手していました。

しかし、ランツブルック陥落など、エイルシュタットの戦況が思わしくないことを受けて、フィーネ達に白起魔女の伝説を明かすと共に、イゼッタに魔石を託しました。最期は、フィーネとビアンカを逃すために、自ら囮となり、ゲール新兵の銃撃に倒れました。

主要人物⑤ハンス・オーベルマイヤー

ハンス・オーベルマイヤーは、シュヴァイゼン砦守備隊の指揮官を務めるエイルシュタットの軍人で、階位は少佐です。負傷兵を引き連れながら撤退していた最中に、イゼッタとフィーネを保護しました。後に、イゼッタ用の新兵器・空中魚雷の開発に携わるなど、陰ながらイゼッタを援護しました。

主要人物⑥トビアス

エイルシュタット軍の軍曹・トビアスは、ブリタニア外相と会談場所・ウェストリアに向かうフィ―ネの護衛を担った軍人です。列車での移動中にゲルマニア軍による襲撃を受けた際、身を挺してフィーネを守り抜き、命を落としました。

主要人物⑦ヘルマン

エイルシュタット軍の大尉・ヘルマンは、トビアス軍曹と共にフィーネの護衛を担う軍人です。劇場で会談に臨むフィーネの護衛中に、ゲルツらゲルマニア親衛隊の襲撃を受けて、射殺されました。

主要人物⑧ルドルフ

フィーネの父・ルドルフは、エイルシュタット公国の元首を担う大公です。「終末のイゼッタ」では、既に病に倒れており、第3話終盤にて息を引き取りました。その後、大公の位は、一人娘のフィーネへと継承されました。

主要人物⑨シュナイダー

エイルシュタット軍の将軍・シュナイダーは、エイルシュタット公国の重鎮として重んじられている軍人です。フィーネを守るイゼッタに対して思いやりを示す一方、イゼッタの秘密を場所を憚らず大声で話してしまったり、敵国・ゲルマニア軍を過小評価するなど、将軍に似つかわしくない軽率さが欠点でしょう。

オリジナルTVアニメ「終末のイゼッタ」公式サイト – 西暦1940年… 少女は、戦場を翔ける

エイルシュタット公国に関する感想や評価

エイルシュタット公国に関する感想や評価・イメージ画像

ヨーロッパ中央に位置する公国をモデルに描かれた、エイルシュタット公国に関する感想や評価を紹介します。

感想1:アニメ視聴を通じてリヒテンシュタイン公国を知った

エイルシュタット公国のモデルとなった、リヒテンシュタイン公国は、ヨーロッパの小国の1つで、日本でも認知度が低い国でした。しかし、アニメ「終末のイゼッタ」の視聴をきっかけに、フィーネの出身国のモデル・リヒテンシュタイン公国に対する関心が高まりました。そして、ファンの中には、実際にリヒテンシュタインを訪れて、フィーネの国の文化や料理などに親しんでいます。

感想2:史実を深く掘り下げた作風

終末のイゼッタの元ネタとなった第二次世界大戦は、中学や高校の授業で習った方が多いでしょうが、日本側に焦点を置いた、表面的な出来事しか習わなかったでしょう。しかし、アニメに注目すると、歴史の教科書には乗っていない出来事や事実が細部にわたってちりばめられ、史実をベースにしながらも、魅力に富んだストーリー展開が高く評価されました。

感想3:面白い戦争系アニメ

日本が戦争に負けた出来事として認知されている、第二次世界大戦をモチーフにした「終末のイゼッタ」は、史実の戦争をモデルにしたとは思えない壮大な世界観が、人気に火を付けました。歴史の授業から戦争系を題材にした作品を敬遠していたアニメファンも虜にした、異色の戦争系アニメ作品です。

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エイルシュタット公国まとめ

終末のイゼッタ・エイルシュタット公国の設定のモデルをはじめ、作中に登場した国々のモデル、大公・フィーネに仕えるエイルシュタット公国の主要人物等を紹介しました。エイルシュタット公国のモデル・リヒテンシュタイン公国は、日本では認知度の低い国でしたが、アニメ・終末のイゼッタの視聴をきっかけに、リヒテンシュタイン公国に対する関心も高まりつつあります。

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