黒伯爵は星を愛でるの最終回をネタバレ!エスターとレオンの結末と感想は?

漫画「黒伯爵は星を愛でる」は、19世紀のロンドンとヴァンパイアを題材にした少女漫画で、掲載誌の「花とゆめ」で2018年に最終回を迎えました。今回はそんな漫画「黒伯爵は星を愛でる」の最終回をネタバレで紹介し、エスターとレオンの結末や、読者からの感想・評価をみていきます。また「花とゆめ」で掲載された「黒伯爵は星を愛でる」の番外編の情報についても紹介していきます。ネタバレを含むので、未見の方はネタバレ注意となっています。

黒伯爵は星を愛でるの最終回をネタバレ!エスターとレオンの結末と感想は?のイメージ

目次

  1. 黒伯爵は星を愛でるの漫画とは?
  2. 黒伯爵は星を愛でるの最終回結末ネタバレ
  3. 黒伯爵は星を愛でるの番外編
  4. 黒伯爵は星を愛でるに関する感想や評価
  5. 黒伯爵は星を愛でるのネタバレまとめ

黒伯爵は星を愛でるの漫画とは?

今回は「黒伯爵は星を愛でる」の最終回をネタバレで紹介し、エスターとレオンの結末に迫っていきます。また、漫画「黒伯爵は星を愛でる」の番外編の情報や、感想や評価についても紹介していきます。ネタバレを含むので未見の方はネタバレ注意となっています。まず、ここでは「黒伯爵は星を愛でる」の作品情報をみていきます。

黒伯爵は星を愛でるの漫画の概要

漫画「黒伯爵は星を愛でる」は2014年〜2018年まで白泉社の「花とゆめ」で音久無先生により連載されていた少女漫画です。19世紀のロンドンを舞台に人間と吸血鬼のハーフ「ダンピール」の女の子と、吸血鬼ハンターの伯爵の恋を描いた作品となっています。

黒伯爵は星を愛でるの漫画あらすじ

ロンドンの下町で暮らすエスター・メイフィールドは花売りをしながら生計を立てている少女で、母を半年前に亡くし、その1ヶ月後には双子の兄アルが貴族の養子になると言って家を出て行ってしまいました。そんな状態でも、エスターは「笑顔を忘れないで、金髪の素敵な王子様が現れる」という母が繰り返し彼女に伝えていた言葉を胸に、笑顔を絶やさず生きてきました。

そんなある日、エスターの目の前にヴァレンタイン伯爵レオンが現れ、突然プロポーズされます。よく分からないままレオンの屋敷に連れて来られたエスターは、レオンから自身が人間と吸血鬼のハーフである「ダンピール」という生き物であること、レオンが暴走した吸血鬼を取り締まる吸血鬼ハンターであることを教えられます。

そこで、エスターは生き別れとなってしまった兄アルを捜すため、レオンの仮初の花嫁となり、彼の仕事である吸血鬼退治の手伝いをすることになりました。次に、漫画「黒伯爵は星を愛でる」の最終回の結末をネタバレでみていきます。

黒伯爵は星を愛でる 12|白泉社

黒伯爵は星を愛でるの最終回結末ネタバレ

ここでは、漫画「黒伯爵は星を愛でる」の最終回をネタバレで紹介し、エスターとレオンの結末に迫っていきます。ネタバレを含むので未見の方はネタバレ注意です。

最終回結末ネタバレ①ヴァンパイア化を抑制する薬

最終回のネタバレ1つ目、エスターはダンピールという吸血鬼の父と人間の母を持つハーフ吸血鬼です。その生態は、吸血鬼を見分けることのできる能力以外は人間と同じで、一度死ぬことにより吸血鬼化するというものでした。エスターは狂気じみたモニカにより、ナイフで刺され重体になってしまいます。モニカも一度死んだことで吸血鬼となった元ダンピールで、エスターのためを思って悪気なくエスターを刺したのでした。

レオンたちは急いで、モニカの夫でかつて外科医をしていた博士を叩き起こし、診察してもらいます。エスターの双子の兄のアルは吸血鬼の王・クリスにモニカの処罰を頼みますが、モニカの人格とエスターの場合特殊なケースであることから、クリスはモニカの処分に迷うのでした。アルはそのままエスターの病室に入り、以前エスターに渡した薬を取り出します。その薬はヴァンパイア化を抑える薬でした。

アルは博士にすぐにその薬をエスターに打つように頼みます。その薬を打てば、エスターがヴァンパイアになって生き残るという道は絶たれてしまいます。つまり、エスターが人間として生き残るか、そのまま意識が戻らず死んでしまうか、それはエスターの生命力にすべてをかける方法でした。躊躇するレオンでしたが、ヴァンパイアは人間と同じように老いることも死ぬこともありません。

そのため、エスターがヴァンパイアになってしまえば、吸血鬼ハンターの夫レオンに首をはねられて死ぬか、年老いて死んでいく夫を看取るかのどちらかとなってしまいます。双子の妹にそんな思いを點せたくないアルの決意はとても固く、レオンもエスターの生命力を信じて、薬の投与を承認するのでした。次に最終回のネタバレ2つ目をみていきます。

最終回結末ネタバレ②息を吹き返したエスター

最終回のネタバレ2つ目、一命を取り留めたエスターはヴァンパイア化を抑制する薬を投与されたことにより、普通の人間となってしまい、ダンピールだったときのようにヴァンパイアの気配を察知することができなくなっていました。その後、順調に回復していき、3ヶ月後には気分転換も兼ねてレオンと2人で、海に面した別荘にやってきました。そこにはどこから話しを聞きつけたのか、ゲイリーとレベッカもいました。

最愛の夫と過ごす日々に幸せを感じるエスターでしたが、不満も抱いていました。それはレオンが病み上がりのエスターの体調を気遣いすぎるあまり、回復したのに何もさせてもらえず、心配だからと言って一緒に寝ることもしてくれないのでした。エスターがレベッカに相談すると、レベッカもまたゲイリーに対して不安を抱いていました。

レベッカはゲイリーと一緒にいるときの自分はなんだか自分ではないような気がして、自分の変化が怖いのだとエスターに漏らします。そして、エスターは人間の自分にできるのは、時間を浪費することなく幸せに生きていくことだという結論に至ります。

「当たって砕けちゃったらその時にまた悩みましょう!!」

上のセリフを言ったエスターはレベッカと共に、レオンとゲイリーの元に戻り、2組ともラブラブなカップルに戻るのでした。次に最終回のネタバレ3つ目をみていきます。

最終回結末ネタバレ③伝統の親睦会

最終回のネタバレ3つ目、別荘で1晩過ごした翌朝、エスターはレオンと2人で海を眺めていました。そして、レオンはエスターにレオンの伯爵家が代々行ってきた吸血鬼との親睦会を復活させようと思っていることを伝えます。その親睦会はヴァンパイアの王であるクリスと人間の代表であるレオンの家が年に1度行う伝統的な行事です。

レオンの両親が吸血鬼に惨殺されたことで、ずっと途絶えてきましたが、クリスとの長年の誤解が解けたことにより、レオンはその伝統の親睦会を復活させようと考えているのでした。もちろんエスターもその提案に賛成し、春に催された親睦会には吸血鬼の王であるクリスとジェイル(吸血鬼のもう1人の王であり、エスターの実父)が参加しました。互いに久々の再会を喜び抱き合い、昔話に花が咲き、大盛況の晩餐会となりました。

このことで、エスターはダンピールとして生まれたからこそ繋がった自分を取り巻く縁に感謝し、幸せを感じるのでした。その後、しばらくしてレオンと共に街を歩くエスターは、ダンピールの頃に感じていたヴァンパイアの気配を察知する「キィィン」という感覚をおぼえます。

エスターは気のせいだと思うことにしましたが、伝統の親睦会のあった晩にアルがクリスに下のような話をしていました。エスターの双子の兄であるアルもエスターと同じくダンピールでしたが、病死したことにより既にヴァンパイアになっていたのでした。このように、エスターに何らかの変化が訪れようとしているところで漫画「黒伯爵は星を愛でる」は結末を迎えました。次に、最終回のネタバレ4つ目をみていきます。

「エスターの輸血にヴァンパイアになった僕の血を使ったよね?」

「大丈夫かなぁ??」

最終回結末ネタバレ④エスターとレオンの縁

ここで最終回のネタバレ4つ目、アルとレオンがヴァンパイア化の薬を投与するかの究極の決断をしている頃、エスターは生死をさまよいながらある夢を見ていました。それはエスターがまだ幼い頃、下町の道端で行き倒れていた少年に声をかけるシーンでした。エスターはその少年ジョン(レオンの偽名)がレオンだったと気づき、なぜこれほど大切な人のことをすっかり忘れて生きてきたのだろうと思います。

レオンがエスターたちの住む下町の家を去った日から、幼いエスターはレオンが迎えに来るのをずっと待っていました。しかし、レオンが去ってから1ヶ月後、ヴァンパイアたちの活動が盛んになり、身の危険を察したエスターとアル、母は別の場所に引っ越すことになりました。

幼いエスターはこれでジョン(レオンが下町にいた頃に使っていた偽名)にもう二度と会えないと直感し、レオンとの思い出に蓋をしてすっかり忘れてしまったのでした。エスターは今回、生死の境をさまよったことでレオンとの幼い頃の思い出をすべて思い出しました。そして、次にエスターが気づくとそこは穏やかな草原で、そこには既に亡くなった母が立っていました。

母はエスターに「よく頑張ったわね」と言います。そして、エスターは母に連れられて行った先で、肖像画で見たことのあるレオンの両親と会い、レオンの母からブローチをもらいました。3人は「もう楽になってもいい」とエスターに告げますが、エスターには絶対に現実に戻るという強い意思がありました。エスターが3人に別れを告げると、3人の姿は突然現れた川の向こう岸へと消えていきました。

そこで、エスターが息を吹き返します。エスターの手には先程まではなかったはずの、夢の中でレオンの母からもらったブローチがしっかりと握りしめられていました。そして、目を覚ましたエスターはすべて思い出したことをレオンに話すのでした。

このように、エスターとレオンは幼い頃からの縁で結ばれており、エスターはすっかりレオンのことを忘れていましたが、レオンはしっかりと覚えていました。そして、エスターたち一家が引っ越してから、レオンはずっとエスターたちのことを探し続けていました。それから時が流れ、大人になったレオンはようやくエスターを見つけ出し、2人は再会を果たしたのでした。「黒伯爵は星を愛でる」の最終回の結末のネタバレでした。

黒伯爵は星を愛でるの番外編

ここまで、漫画「黒伯爵は星を愛でる」の最終回の結末をネタバレで紹介してきました。次に、漫画「黒伯爵は星を愛でる」の番外編を紹介していきます。

黒伯爵は星を愛でるの番外編が掲載

最終回が発表された後「黒伯爵は星を愛でる」の番外編が「花とゆめ」12号(2018年5月19日発売)に掲載されました。

黒伯爵は星を愛でるの番外編の内容

「黒伯爵は星を愛でる」の番外編の主役はレベッカとゲイリーで、じれったい恋愛を展開していたゲイリーとレベッカがついに結婚を決めるといった内容だそうです。

黒伯爵は星を愛でるに関する感想や評価

ここまで、漫画「黒伯爵は星を愛でる」の最終回の結末をネタバレでみていき、「花とゆめ」に掲載された番外編についても内容を紹介してきました。次に、漫画「黒伯爵は星を愛でる」に関する感想や評価を紹介していきます。こちらもネタバレを含むので未見の方はネタバレ注意です。

こちらは漫画「黒伯爵は星を愛でる」に関するツイートです。エスターの鈍感で素直で純粋なところが好きだという感想で、レオンのドSだけど優しくて一途なところも好きなのだそうです。

こちらは漫画「黒伯爵は星を愛でる」の最終回を惜しむツイートで、エスターの一生懸命なところや優しくて可愛いところが評価されており、レオンがエスターを溺愛する様子や2人のいちゃいちゃが好きだったという感想となっています。

こちらも漫画「黒伯爵は星を愛でる」の最終回を惜しむツイートです。レオンがもろ好きなタイプでエスターがとても可愛いという感想で、ヴァンパイアが題材というところもたまらなく好きなのだそうです。

こちらも漫画「黒伯爵は星を愛でる」の最終回に関するツイートです。漫画「黒伯爵は星を愛でる」のレオンの愛が尊く、世界観がとても好きで面白かったという感想です。ただ、最終回に関しては続きがありそうな終わりだったと感じたそうで、他にも続きがありそうな結末だったことから続編を期待するファンが多くいるようです。

こちらは漫画「黒伯爵は星を愛でる」の番外編の主役の2人、ゲイリーとレベッカに関するツイートです。ゲイリーとレベッカのカップルが活躍する番外編が絶賛されています。

黒伯爵は星を愛でるのネタバレまとめ

いかがでしたか?漫画「黒伯爵は星を愛でる」の最終回をネタバレで紹介し、エスターとレオンが迎えた結末をみてきました。そして、ゲイリーとレベッカが主役の番外編も「花とゆめ」で掲載されたそうで、その内容についても簡単にみてきました。

最終回の終わり方から、続編を期待する人が多くいることや、ファンの感想からエスターとレオン、ゲイリーとレベッカがとても人気であることが分かりました。まだ読んでいないという方もすでに読んだという方も漫画「黒伯爵は星を愛でる」の最終回を実際に読んでお楽しみください!

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ