地球の放課後の結末をネタバレ解説!6巻のあらすじ・最終回と感想を紹介

地球の放課後はポストアポカリプスというジャンルでありながら、ほのぼのとした作風で話題を集めた作品です。文明が崩壊した後の世界を舞台としているのに、少年少女の日常生活を描いている地球の放課後。ここでは、そんな地球の放課後6巻のあらすじをネタバレ解説していきます。地球の放課後の最終回の結末のあらすじネタバレや、地球の放課後6巻を読んだ人の感想等、様々な情報を詳しくまとめていきます。

地球の放課後の結末をネタバレ解説!6巻のあらすじ・最終回と感想を紹介のイメージ

目次

  1. 地球の放課後とは?
  2. 地球の放課後の6巻最終回結末ネタバレ解説
  3. 地球の放課後の6巻33話と34話あらすじ
  4. 地球の放課後の面白い魅力を考察
  5. 地球の放課後に関する感想や評価
  6. 地球の放課後の結末ネタバレまとめ

地球の放課後とは?

地球の放課後の概要

地球の放課後とは、ポストアポカリプスと呼ばれる、何らかの原因で文明が滅亡した後の終末後の世界を描いている作品です。ポストアポカリプスというジャンルの作品には、戦争・ウイルスの流行・ゾンビの出現など、様々な脅威に見舞われた人類が滅亡してしまうという、ハードな世界観の物が多いです。地球の放課後も、ポストアポカリプスSFとして、人類がいなくなった地球を舞台としています。

しかし、地球の放課後が一味違うのは、その作風が非常にほのぼのとしている所です。人類がいなくなった地球で、4人の少年少女たちが平和に生きている姿が描かれる、地球の放課後。独特の世界観と作風で話題となりました。地球の放課後の作者は、吉富昭仁。チャンピオンREDコミックスより全6巻が刊行されています。ここでは、地球の放課後の6巻のあらすじや、最終回の結末までのあらすじをネタバレ解説していきます。

地球の放課後のあらすじ

地球の放課後のあらすじを紹介します。ある日、地球には謎の生命体・ファントムが出現します。ファントムは全身が影のようになった姿をしており、人間だけを狙って攻撃してきます。ファントムにより人類は姿を輪切りにされて消されてしまいます。ファントムが地球に出現するようになって2年。地球上の人々はいなくなり、何故か生き残った少年少女4人は東京の住宅街で暮らしていました。

高校二年生の川村正史はリーダー格で唯一の男子です。その他には、同じく、高校二年生の女子・早苗、高校三年生の女子・八重子、小学生の杏南がいます。4人は元々違う場所に住んでいたんですが、避難する過程で合流する事になります。4人以外がいなくなった住宅街で、彼らは特に絶望することもなく、穏やかに生活しているのでした。

地球の放課後の6巻最終回結末ネタバレ解説

最終回結末①再会

地球の放課後の最終回にて、正史は他の3人と再会を果たしました。80年後の未来の地球では、人類は復興しており、両親とも再開した正史。清美の無事も確認します。未来の正史から、事の真相を全て教えてもらったという3人。正史は3人に、自分たちだけの秘密にしておこうと話しました。4人はこれからもずっと仲間だと誓い合うのでした。未来の正史一行が通りかかり、この世結末において上等だと語るのでした。

最終回結末②4人だけが残された理由

地球の放課後の最終回の結末をネタバレして紹介します。地球の放課後作中に登場した、謎の男の正体は未来の正史の姿でした。未来の正史は、過去の世界に生きる正史に対し、地球に起こった事の真相を語ります。あるとき、地球に隕石群が到来し、人類は存亡の危機に陥ります。生き残った人類も子供が生まれなくなる等、滅亡の危機に瀕していました。そこで、未来に生き残った正史・早苗・八重子・杏南がある発明をします。

4人が開発した、時間を移動するシステムこそが、ファントムだったのです。隕石による人類滅亡を防ぐため、隕石が落ちた後の未来の地球へと人類を送り込むため、開発されたファントム。しかし、タイムトラベルを可能とする大変な発明の為、悪用でもされれば大変です。そこで、未来の正史は、ファントム開発者の4人を、ちょっとバカにしてしまおうと考えたのです。終末の世界に4人だけを残した理由がそれでした。

人類がみんないなくなった世界に、4人だけを残した未来の正史。すると、4人は本来教育を受けるはずだった時間を、のんびり過ごすのです。「地球の放課後」をゆったり満喫していた4人。そんな正史たちは、遊んだ分だけバカになり、もうファントムは開発できなくなってしまうのでした。終末の世界に少年少女4人だけが残された真相が、最終回で明かされています。

地球の放課後の6巻33話と34話あらすじ

あらすじ①AFTER 33 地球でひとりきり

地球の放課後の、AFTER 33のあらすじをネタバレ紹介していきます。他の皆が消されてしまい地球で一人きりとなってしまった、川村正史。自分も消せと叫びますが、ファントムは一向に現れませんでした。一人きりになり、家に帰っても他に誰もいない生活を送る正史。農園を管理して自給自足の生活を続けています。そんな正史の元に、ある日突然あの男が現れます。男の正体が未来の自分だと確信する正史。

男は、これからの7日間で地球に隕石が飛来するという衝撃の事実を正史に告げるのでした。ファントムとは、隕石の驚異から生き残った、未来の人類が送り込んだ存在だったのです。ファントムに消されてしまった皆は未来の世界へと飛ばされたのでした。人類がファントムにより姿を消していった事件の真相とは、未来の正史によるものだったのです。未来の正史は、正史だけ残された理由と、決着をつけねばならない事を語るのでした。

あらすじ②AFTER 34 放課後の終わり

AFTER 34のあらすじを紹介します。未来の正史は、正史に「清美を救いたかった」 と語りだします。突然、正史は時間を飛んでしまいます。杏南が目の前に現れ、正史は感謝を伝えて彼女を抱きしめます。八重子や早苗の事も抱きしめる正史。そして、再び未来の正史の元へと戻ります。「ファントムを通って、未来へ行け」と話す未来の正史。

正史が振り返ると、そこにはファントムがいました。ファントムの中からは、違う時間軸から来た大人の姿の3人がいます。杏南からぼんきちを託された正史。「一緒に行こう」と伝える正史でしたが、4人一緒は無理だと返されます。しかし、正史は無理やり4人を抱きかかえ、ファントムへと飛び込みました。

地球の放課後の面白い魅力を考察

面白い魅力①不思議な世界観

地球の放課後の魅力をいくつかネタバレ紹介します。まず、地球の放課後で最も評価されているポイントが、その不思議な世界観です。荒廃した地球が舞台だという事で、ハードな内容かと思われる地球の放課後。しかし、その作風は非常にのんびりしたもので、少年少女の楽し気な日常生活が描かれているのです。

面白い魅力②キャラたち

地球の放課後では、キャラの可愛さも評価されています。主人公の正史は、唯一の男子でありとても器用な男の子です。ちょっとした機械の修理や、本格的な家庭菜園の管理までこなしてしまいます。そして、3人いる女の子キャラもかわいいと話題です。密かに正史を想っている早苗。そんな早苗に発破をかける八重子。マスコットのようなかわいい少女・杏南。地球の放課後は、彼らによるラブコメのような日常生活を描いています。

面白い魅力③日常風景

地球の放課後では、ほのぼのと楽しそうな4人の日常が描かれていきます。荒廃した町の中で、時には道路に大の字になって過ごしたり、外にテーブルを出して食事したりする4人。開放的で楽しそうなこの日常風景も、どこか羨ましくて読者の心を掴んでいます。

地球の放課後に関する感想や評価

不思議な世界観で人気を集めた地球の放課後の、感想や評価をいくつか紹介していきます。地球の放課後の感想では、「世界がリセットされた」設定が好きな読者からおすすめされています。SFの設定として、一旦人類が滅亡した後の世界観はよく描かれています。実際に起きるとどうなるのか、想像させてくれるファンの多い世界観です。ポストアポカリプスである地球の放課後は、SF好きにも評価されている作品です。

地球の放課後に関しての感想では、最後まで読むと真相が明かされ、その結末に驚かされるといった感想も多いです。世界観に謎が多い地球の放課後。理由は何故か分かりませんが、ある少年少女がほのぼのと荒廃した世界で生きています。最終巻である6巻の結末までを呼んでいくと、4人が地球に残された理由が全て明かされる事になります。地球の放課後は、すっきりとした読後感を味わえるSF作品としておすすめされています。

地球の放課後に関しての感想で、かわいい絵柄で描かれたキャラが良いという感想も多いです。地球の放課後は、不思議な世界観や独特なSF設定で人気を集めましたが、すっきりした読みやすい絵柄と登場するキャラクターのかわいさでも評価されています。3人しかいない女の子キャラですが、彼女らも個性的でかわいいと人気です。

地球の放課後の結末ネタバレまとめ

ここでは、ポストアポカリプスSFでありながら、非常に穏やかな少年少女の日常を描いて話題となった、地球の放課後について紹介しました。地球の放課後6巻のあらすじや、最終回の結末までを詳しくネタバレ解説しています。また、地球の放課後6巻を読んだ人の様々な感想もまとめました。是非、地球の放課後をチェックして、その驚きの最終回結末を確かめてみてください。

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