2019年11月07日公開
2019年11月07日更新
漫画クローバーのあらすじをネタバレ!最終回で柘植と沙耶の結末はどうなる?
本記事では王道のオフィスラブ漫画作品と呼ばれ、女性に大人気となり実写映画化もされた稚野鳥子原作の漫画「クローバー」の最終回結末までのあらすじと、その3年後を描いた「クローバートレフル」のあらすじをネタバレ紹介していきます。「クローバー」の主人公であるドジで何の取り柄のない21歳OLの沙耶と有名大学を卒業して仕事もバリバリこなすイケメンエリートの柘植との恋はどのように展開し、どのような結末を迎えるのでしょうか?漫画「クローバー」のあらすじが気になるという方は必見です!
目次
漫画クローバーとは?
本記事では女性に人気で話題となった漫画「クローバー」について紹介していきます。沙耶(さや)と柘植(つげ)のオフィスラブの最終回の結末は一体どうなるのでしょうか?本作の物語のあらすじネタバレをご覧ください。
漫画クローバーの概要
漫画「クローバー」は大手ホテル会社に勤務するドジで恋愛経験も浅いOL・主人公の鈴木沙耶を中心に恋愛・家族・仕事など様々な問題を描いたオフィス・ラブストーリーです。1997年から集英社が発行していた漫画雑誌『ぶ~け』で連載されました。単行本は全24巻が既刊され、物語は完結しています。2014年3月には主演に女優の・武井咲、関ジャニ∞の大倉忠義が起用され実写映画化されて話題となりました。
漫画クローバーの原作者は稚野鳥子
漫画「クローバー」の原作者は稚野鳥子(ちやとりこ)です。1988年11月号の『ぶ〜け』で連載していた「半透明のトビラ」で漫画家デビューしています。稚野鳥子は1984年に女子美術短期大学(現在の女子美術大学短期大学部)を卒業後、漫画家になる以前はホテル会社に勤めOLをしていた経歴があります。
漫画「クローバー」は稚野鳥子がOL時代に経験したことを元に描かれています。誕生日は8月25日、血液型O型。主な代表作には『天国の花』『家族スイッチ』『東京アリス』があります。
漫画クローバーのあらすじネタバレ
漫画「クローバー」のあらすじをネタバレしていきます。気になる沙耶と柘植のオフィスラブの始まりを紹介しているので必見です。まだ、漫画「クローバー」の内容が気になるという方は是非チェックしてみてください。
あらすじネタバレ①沙耶の忘れられない人
ホテル東洋でOLをしている21歳の鈴木沙耶は同僚と共にある神社に初詣に来ていました。沙耶はそこで出会った占い師に「10年に1度の大恋愛をする」と言われます。周囲は沙耶のことを羨ましがりますが、特に沙耶は興味がない様子です。なぜなら、沙耶には中学の時に別れたきりの忘れられない人がいました。
時和と過ごした時間や手を繋いだ時の感触は、今は遠い昔の夢のように感じて彼以上に好きな人ができるはずがないと沙耶は思っていたのです。沙耶は決して器用な人間ではなくドジで仕事でも良くミスをします。総務部広報課に配属された沙耶は、早大卒のエリートで仕事も完璧にこなし、外見も整っていて非の打ち所がない上司の柘植暁に毎日怒鳴られ、厳しい柘植に対して苦手意識を持っていました。
あらすじネタバレ②柘植の告白
ある日、沙耶は同僚の一葉と会議の片付けをしながら愚痴をこぼしているとそこに柘植がやって来て驚き、2人は慌ててその場を去ろうとします。しかし、沙耶は柘植に残るように言われてしまいます。沙耶はまた柘植に怒られると構えていましたが、柘植は沙耶に「僕と付き合わないか」と言います。言われた言葉の意味が理解できなかった沙耶はしばらく茫然としますが、柘植が本気で言っていることが分かるとパニックになります。
そして、初詣の時に出会った占い師に言われた言葉が頭を過るのです。新たな恋はできないと思っていた沙耶は翌日から柘植を避けるようになります。しかし、柘植は構わず沙耶に声を掛け、普段と違う柘植の態度に沙耶は戸惑い一葉に相談します。
一葉は「あんな条件のいい人はいない」と沙耶の背中を押すのでした。ある時、柘植は仕事で付き合いのある人物から言い寄られて困っている沙耶を救いますが、沙耶は柘植の真意が分からずに突き放してしまいます。
あらすじネタバレ③中学時代のクラス会
そんな時、沙耶の元に中学の同窓会の知らせが舞い込みます。もしかしたら、時和に再会できるかもしれないと沙耶は淡い期待を胸に同窓会に参加するのでした。しかし、そこにいたのは時和ではなく、双子の兄の杳生(はるき)でした。そして、時和は既に結婚して今は海外に住んでいて出席できないことを聞くのです。沙耶は既に時和が結婚していると聞いてショックを隠せず、同窓会が終わったその足でバーで1人で飲んでいました。
そこに偶然沙耶を見かけて店に入ってきた柘植が沙耶の隣に腰かけ優しく声を掛けます。酔っていた沙耶はその勢いで柘植に中学時代の淡い恋を告白し、男の人とはもう付き合えないと号泣するのです。隣でただ黙って話を聞いていた柘植は男と付き合える体質に戻るまで僕とリハビリをしようと沙耶に言うのでした。
漫画クローバーの最終回結末ネタバレ
漫画「クローバー」の最終回結末をネタバレ紹介していきます。そもそもタイトルにある「クローバー」はどのような意図でつけられたのでしょうか?柘植と沙耶の恋の結末は?また、その周囲の恋愛模様も気になるところです。最終回結末を見ていきましょう!
最終回結末ネタバレ①タイトルの意味
漫画タイトルの「クローバー」の意味について紹介していきます。作中では登場人物をクローバーに例えることがあります。クローバーと言えば四つ葉のクローバーが連想されます。たくさんある三つ葉のクローバーの中から幸運の四つ葉のクローバー、本作で言えば柘植に出会ったことで沙耶が幸せになっていく姿が描かれ、本作を象徴するものとなっているようです。
最終回結末ネタバレ②柘植と沙耶の結末
沙耶は柘植のリハビリの提案に乗って最初は柘植に対して恋愛感情などはありませんでしたが、次第に惹かれていきます。柘植も沙耶への思いを募らせていきます。沙耶は交際をスタートさせますが、2人を試練が襲います。かつて沙耶が惹かれていた時和の双子の兄で芸能人の杳生は沙耶に思いを告げ、イケメンでできる男の柘植もモテる人物で元カノやホテル東洋の社長令嬢である栞も柘植に好意を寄せており四角関係となります。
中々なびかない柘植に栞は父親の権力を使って圧力を掛け、柘植が苦しめられるなどひと悶着がありました。アメリカに転勤を言われた柘植は1人で行こうとしますが、沙耶が柘植と一緒に行くことと告げ、沙耶の父親の反対もありましたが、柘植の誠実な人柄についに父親は折れて2人は晴れて結婚することになります。結局、柘植のアメリカ転勤の話はなくなり、2人の結婚は社内に知れ渡ることになりました。
最終回結末ネタバレ③里李香と央太の結末
ホテル東洋の受付嬢をしている同期の里李香と沙耶の双子の弟・央太の結末は最終的には結婚をしています。里李香は会社まで沙耶に書類を届けに来た央太と知り合い交際をスタートさせます。しかし、浮気性な央太に里李香は当てつけとして既婚者の村岡と不倫関係になります。そうしているうちに里李香は本気になってしまい、退社して村岡のアラスカ転勤について行きます。
しかし、環境には馴染めず、村岡の子供を身籠った里李香は日本に帰国し村岡の帰りを待ちますが、村岡は妻とよりも戻しており、シングルマザーとなるのでした。央太は里李香と帰国した村岡が一緒にいるところを目撃し、ショックを受けていましたが里李香のことを常に見守り続け、全てを受け入れて改心することを誓うと再び心を通わせ合うのでした。
最終回結末ネタバレ④沙耶のラストのセリフ
漫画「クローバー」の最終回結末のラストの場面で沙耶が読者に向けたメッセージのセリフを放っています。「きっと誰にでもある、見つけらえずに諦めたり、見つけてもなくしてしまったり。でも大丈夫、必ずあるからもう1度探してみて、あなただけの四つ葉のクローバーが。」という励まされるような言葉で物語が締め括られています。
漫画クローバーの新シリーズ「クローバートレフル」
漫画「クローバー」には新シリーズの漫画「クローバートレフル」があるようです。どのような漫画内容となっているのでしょうか?新シリーズ漫画「クローバートレフル」について紹介していきます。
「クローバートレフル」の概要
2012年8月号『Cocohana』から連載がスタートした新シリーズ『クローバー trèfle』は2019年現在も連載中で現在、9巻まで既刊されています。「クローバートレフル」の物語は沙耶が柘植さんとハッピーエンドを迎えてから3年後です。主人公はホテル東洋の人事部で働く29歳の鈴木妃女子です。沙耶と同期で苗字も一緒で沙耶と比較されて「負け組の方の鈴木」と呼ばれる最後の独身・妃女子の恋愛模様を描いたオフィスラブ物語です。
「クローバートレフル」のあらすじ
漫画「クローバートレフル」の具体的なあらすじを紹介していきます。漫画「クローバートレフル」を読んでみようか悩んでいるという方は、是非、読む際の参考になさってみて下さい。
あらすじ①彼氏なしの妃女子
ホテル東洋の人事部・29歳・独身の鈴木妃女子は、小さい頃に親を亡くし、妹2人の面倒を見ながら生活していました。男性にモテる2人の妹とは対照的に妃女子は真面目でお堅く、10年間も彼氏がいませんでした。そんな妃女子はある日、会社の資料室でイチャつく現場を目撃します。そこにいたのは国際部の細谷武人でした。
里李香の話ではヤリチンの細谷と関係を持つとその後に玉の輿に乗れるというジンクスがあって女子社員に人気があるようです。そんな細谷に妃女子も目を付けられちょっかいを出されます。妃女子は30歳の誕生日を1人で迎えることが耐えられなくなると細谷を呼び出し、急な呼び出しにも駆けつけてくれる細谷に対して悪い人ではないと思い始めるのです。
あらすじ②妹尾の告白
ブライダル部に異動した妃女子の部下についたのが、社内で今年一番の注目株と言われている社長の従妹の妹尾翼でした。妃女子は妹尾と交際して結婚したいとおもい、ジンクスにあやかろうと細谷に関係を迫ります。直に細谷は始めようとしますが、妃女子の補正下着に萎えてしまい未遂に終わります。ある日の会社の飲み会で飲み過ぎた妃女子が目を覚ますと隣には全裸の妹尾が寝ていました。
ここから2人は少しずつ接近していきます。風邪をひいた妹尾の見舞いにいった妃女子はそこで妹尾に結婚願望がないこと、社長とはあまり関係がなくお金もないことを聞かされます。妃女子は細谷と関係を持つことをリベンジしますが、極度の緊張のあまりホテルですっころんでしまい病院に行くことになり、2度目もお預けとなります。
姉を心配して病院に見舞いに来た次女の花音は細谷とかつて交際していたようで細谷の姿を見るなり意味深な発言をします。色々あったことを友人の里李香に話した妃女子は「実は細谷のことがすきなのではないか」と指摘され、細谷に電話をすれば別の女性といるのが分かったり、花音とも過去に関係があったことも知って驚きと動揺が隠せません。そんな時に妹尾から「僕と付き合ってくれませんか」と告白を受けます。
妃女子は細谷にこのことを相談しますが、妹とも関係があったことなどを責めてしまうのです。妃女子はついに危険な人物であると知りながらも自分が細谷に惹かれていることを自覚するのでした。
漫画クローバーに関する感想や評価
漫画「クローバー」に関する感想や評価について紹介していきます。漫画「クローバー」を読んだ人の感想にはどのような声があがっているのでしょうか?気になる漫画クローバーに関する感想や評価についてまとめて見ていきましょう!
電車でクローバー(稚野鳥子さん)の最終巻読んで必死で泣くの堪えてる😭
— akane🎺 (@akane__trp) July 27, 2019
家帰ったらもう一回ラスト読もう(笑)
ちゃおとかりぼんとか一冊も買った事なかったけど、のだめとクローバーだけは何回も読みたいぐらい好き💓
あと、途中までしか読めてないけど天才ファミリーカンパニーも好き✨
漫画「クローバー」を読了した人の感想には最終回を見て感動して涙が出たという声が見られました。何回でも読み直してしまうという漫画作品で多くの女性の心を掴んでいるようです。原作者の稚野鳥子の漫画作品が基本的には好きだという声も見られます。漫画「クローバー」は最高の作品であるという声も見られます。絵もふんわりとした可愛らしさがあるので人気となっているようです。
稚野鳥子のクローバーすっごい好きなんだけどあんまり通じる人いなくてもぞもぞしてたの、今調べたら97年ぶ〜け連載開始だった。そりゃ知らないよな……めっちゃ好きなんだけど……なんならたぶん柘植さんで理想の男性像作り出された感ある……
— たぬき (@tanuki_) February 22, 2019
漫画「クローバー」作品は1997年の作品のようで、最近では話が分かる人がいないようです。この漫画が影響して理想の男性像が出来たのではないかと言われているようなのが感想からうかがえます。22年経った現在でも王道のオフィスラブ漫画作品として「クローバー」は人気が高いようです。
稚野鳥子のクローバーって漫画を空き時間に読んだけど、うーん、何か面倒くさい漫画だった。正直、主人公だけの恋愛だけでいいよって感じ。これってコーヒー&バニラ(朱神宝)あたりは影響受けてるのかな?オフィス系恋愛漫画として……?とか思った。 pic.twitter.com/tnGnlhs5ed
— Sereala (@sere405) May 28, 2019
大評判の漫画「クローバー」ですが、中には描かれている恋愛人間模様が何かと面倒くさい作品だったという感想の声もあがっているようです。主人公の恋愛だけでお腹がいっぱいとの声も見られます。
漫画クローバーのあらすじまとめ
漫画「クローバー」にのあらすじをネタバレし、新シリーズとなる「クローバートレフル」のあらすじについても紹介してきました。王道のオフィスラブ物語で面白いと多くの女性を夢中にさせていたようです。沙耶と柘植のカップルが最終回ではハッピーエンドになって良かったようで感動する人が少なくなかったようです。
漫画「クローバー」を何度も読み返すほど嵌っている人も多かったことが感想からうかがえます。沙耶の同期の友人たちの恋愛模様も見ごたえがあって、それぞれの恋がどのように展開していくのかが気になってドキドキが止まらないという人も少なくありません。恋愛ものが好きでまだ、漫画「クローバー」を読んだことがないという人はご覧になってみるのにおすすめの作品となっています。