【ロクアカ】セラ＝シルヴァースの正体とグレンとの関係は？亡くなった理由は？

今回のまとめでは、2017年に放送されていたテレビアニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(ロクアカ)」に登場するセラ＝シルヴァースの正体やグレンとの関係、システィーナとの共通点などについてまとめていきます。セラ＝シルヴァースについてまとめていく前に、「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(ロクアカ)」の作品情報を紹介していきます。

テレビアニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(ロクアカ)」は、2014年から『富士見ファンタジア文庫』にて刊行が始まった羊太郎さんによる小説を原作としています。小説のイラストは三嶋くろねさんが担当しています。本作は、第26回ファンタジア大賞大賞にて受賞した作品です。投稿時は『ニートなボクが魔術の講師になったワケ』でした。シリーズ累計発行部数は250万部を超えています。

小説は2019年10月時点で20巻刊行されています。また、2015年からは『月刊少年エース』にて常深アオサさん作画の漫画も連載されています。コミックは11巻まで刊行されています。2017年4月から6月に放送されていたテレビアニメは、「山田くんと7人の魔女」や「アルスラーン戦記」などを手掛けていたライデンフィルムが制作を務めました。監督は和ト湊さん、シリーズ構成及び脚本は待田堂子さんが務めました。

「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(ロクアカ)」は、アルザーノ帝国魔術学院2年2組の教師を務めるグレン＝レーダスを主人公にて繰り広げられる学園ファンタジーを描いています。グレンは、育ての親・セリカの脛をかじりながら1年間ニートとして過ごしていましたが、ある日アルザーノ帝国魔術学院の非常勤講師として働かざるを得ないことになってしまいました。

非常勤講師となったグレンはやる気のない授業を繰り返していましたが、大貴族の令嬢でヒロインのシスティーナ＝フィーベルやシスティーナの家の下宿生・ルミア＝ティンジェルらとの交流のうちにもっと素晴らしいことを教えてあげようという気になり、やがてグレンは人気講師になっていきます。ですが、ある日魔術結社「天の智慧研究会」がアルザーノ帝国魔術学院を襲撃し、日常は一変していくのでした。

まとめの中心人物セラ＝シルヴァースは一体どんな人物なのでしょうか？セラ＝シルヴァースは、遊牧民族シルヴァース一族出身であり、元族長の娘でした。白髪のロングヘアーがトレードマークの彼女は容姿端麗で「風の戦巫女」や「風使い」などの異名を持つほどの腕の持ち主でした。帝国宮廷魔導士団特務分室に所属の執行者ナンバー3の女帝として鎮座していましたが、戦闘時にグレンを庇ったことで亡くなります。

セラ＝シルヴァースの声優を担当したのは寿美菜子さんです。寿美菜子さんは、ミュージックレインに所属しており、声優の他女優や歌手としても活動しています。1991年9月17日生まれの兵庫県出身、2019年10月時点で28歳になります。高垣彩陽さん・戸松遥さん・豊崎愛生さんで組まれた声優ユニット「スフィア」として活動を始め、東放学園高等専修学校に通いながら本格的に声優として活動をしていきました。

寿美菜子さんの主な出演作は、テレビアニメ「けいおん!」琴吹紬役、「とある科学の超電磁砲」婚后光子役、「百花繚乱 サムライガールズ」徳川千（千姫）役、「TIGER & BUNNY」ブルー・ローズ / カリーナ・ライル役、「花咲くいろは」水野枝莉役、「TARI TARI」水野葉子役、「アイカツ!」神崎美月役、「革命機ヴァルヴレイヴ」二宮タカヒ役、「響け! ユーフォニアム」田中あすか役、「やがて君になる」七海燈子役等です。

それでは早速、セラ＝シルヴァースの正体やグレンとの関係についてまとめていきます。正体その1、セラ＝シルヴァースはシルヴァースというグループの族長の娘です。シルヴァースとは、レザリア王国という大きな国による”宗教浄化政策”にて故郷を奪われてしまった遊牧民族シルヴァース一族をいいます。セラ＝シルヴァースは、その遊牧民族シルヴァースの長の娘として姫君でもありました。

グレンとセラ＝シルヴァースの関係ですが、結論から言いますと”友達以上恋人未満”という関係でした。グレンとセラ＝シルヴァースは仲がよく、理想主義者として我が道を行くグレンにとっては数少ないと言ってもいいほど理解者の1人だったのです。グレンはアルザーノ魔術学院を卒業（退学）後、帝国魔導士団に引き抜かれ執行者ナンバー0・コードネーム”愚者”として活動することになったのです。

その後、3年間ほど外道魔術師を暗殺する仕事で奔走する日々を送り、体力的にも精神的にも限界になっていた頃、ある戦いで自分を庇ったことによってセラ＝シルヴァースを殉職に追い込んでしまいました。これをキッカケに帝国魔導士団から足を洗ったグレンは1年間ニートとして生活していたのです。

グレンにとってセラ＝シルヴァースは大切な存在であり、セラ＝シルヴァースもグレンに世話を焼くというお互い良い関係性でした。セラ＝シルヴァースはグレンから「白犬」と呼ばれていましたがこの呼び名には愛情がこもっていたのです。グレンもセラ＝シルヴァースもお互いを想いながら一線を超えなかったのです。

正体その3、セラ＝シルヴァースとシスティーナの共通点とは一体何なのでしょうか？それは、「白猫」というあだ名にありました。システィーナは、フィジテ地方にある名門貴族フィーベル家の令嬢であり、「メルガリウスの天空城の謎を解く」という目標を持ち日々勉学に励んでいるアルザーノ帝国魔術学院2年2組の生徒です。真面目で意地っ張りな性格をしているため、適当な授業をしていたグレンを軽蔑していました。

ですが、グレンが真面目な授業をするようになるとだんだんと彼に信頼を寄せるようになります。また、グレンはシスティーナを特別視しているのか「白猫」と呼びます。それは、白髪のロングヘアーから連想させたあだ名とも取れますが、システィーナにセラ＝シルヴァースが似ていることも関係があります。

セラ＝シルヴァースのことは「白犬」と呼んでいましたが、システィーナは彼女でないことを自分自身に言い聞かせるために「白猫」と区別して呼んでいるといいます。システィーナとセラ＝シルヴァースは似ているのです。

セラ＝シルヴァースはグレンを庇い殉職してしまいましたが、では、セラ＝シルヴァースとグレンが巻き込まれた事件とは一体何なのでしょうか？それは、天使の塵（エンジェル・ダスト）事件というものでした。天使の塵（エンジェル・ダスト）は史上最悪とされる魔薬であり、セラ＝シルヴァースの同僚ジャティス＝ロウファンも手を出してしまった薬です。

魔薬・天使の塵（エンジェル・ダスト）は、”錬金術の悪夢”とも称されるものであり、その魔力は偉大だと言われています。天使の塵（エンジェル・ダスト）を使用したものは思考や感情、行動までもが自己制御できずに操られてしまいます。また、死霊術によって容易に無敵の兵士を生み出すことが可能となります。この天使の塵（エンジェル・ダスト）を使用・投与されたものは定期的な摂取をしなければ廃人になり塵となってしまいます。

因みに、この天使の塵（エンジェル・ダスト）は、セラ＝シルヴァースの同僚ジャティス＝ロウファンだけが製造方法を知っている為、再び造ることはできません。

「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(ロクアカ)」の最終回を見た方の感想です。セラ＝シルヴァースとシスティーナは似てる以外にも何らかの共通点があると予測しています。

「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(ロクアカ)」の最終回エンディングで見せたセラの笑顔が素敵だといった感想も多くありました。

「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(ロクアカ)」の最終回を見たから感想の中でも、セラ＝シルヴァースとシスティーナの顔が改めて似ているといったものが多くありました。「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(ロクアカ)」は大好評のままテレビアニメ1期の幕が閉じたので、第2期放送の期待を寄せる声が多くあります。また、原作もまだまだ続いていますので、ぜひそちらもご覧になってみてください。

以上、「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(ロクアカ)」に登場するセラ＝シルヴァースの正体まとめでした。セラ＝シルヴァースは既に殉職していますが、まだまだ謎がありますのでぜひ原作やテレビアニメもご覧ください。