ドラえもんの魔界大冒険が面白い!映画のあらすじや2007年リメイク版も比較紹介

子供から大人まで楽しめる大人気のアニメ「ドラえもん」。毎年映画化もされており、その中でも人気なのが「ドラえもん のび太の魔界大冒険」です。「ドラえもん のび太の魔界大冒険」は1984年に映画化され、その後声優陣の変更を経て、2007年に声優陣が新メンバーとなり、リメイク後に公開されました。ここでは、1984年に公開された元祖「ドラえもん のび太の魔界大冒険」と2007年に公開されたリメイク版について、あらすじやメジューサの違い、主題歌も含めて比較紹介します。

ドラえもんの魔界大冒険が面白い!映画のあらすじや2007年リメイク版も比較紹介のイメージ

目次

  1. ドラえもん のび太の魔界大冒険が面白い
  2. ドラえもん のび太の魔界大冒険の映画あらすじ
  3. ドラえもん のび太の魔界大冒険2007年リメイク版を比較紹介
  4. ドラえもん のび太の魔界大冒険の主題歌
  5. ドラえもん のび太の魔界大冒険に関する感想や評価
  6. ドラえもん のび太の魔界大冒険についてまとめ

ドラえもん のび太の魔界大冒険が面白い

ドラえもんの映画は毎年公開され、大人から子供まで幅広く楽しめる映画として大人気です。その中でも名作と言われているのが「ドラえもん のび太の魔界大冒険」です。「ドラえもん のび太の魔界大冒険」の面白さを、あらすじや主題歌、出てくるキャラクター・メジューサや主題歌の違いを含めて、紹介していきます。

ドラえもん のび太の魔界大冒険の概要

「ドラえもん のび太の魔界大冒険」は、藤子・F・不二雄が原作の「大長編ドラえもんシリーズ」です。「月刊コロコロコミック」で、1983年から1984年まで連載されていた漫画作品が、映画ドラえもん5周年記念作品として、1984年に公開されました。短編作品ではおなじみの「もしもボックス」が出てくる、唯一のドラえもん映画です。

この「もしもボックス」を使って、のび太が作った「IF体験の魔法世界」が話の中心になっています。魔法が科学文明に取って代わった世界で、この世界を作ったのび太、ドラえもん、ドラミちゃん以外は、全員この魔法世界の住人となっています。ヒロインの満月美代子は、ドラえもん映画で初の女性メインのゲストキャラクターです。ドラミちゃんも初めて登場する映画作品です。

ドラえもん のび太の魔界大冒険2007年リメイク版の概要

1984年に公開された「ドラえもん のび太の魔界大冒険」が、2007年に「ドラえもん のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い〜」としてリメイクされ、映画化されました。2007年の「月刊コロコロコミック」で映画を漫画化した「ドラえもん映画ストーリー のび太の新魔界大冒険」を岡田康則が執筆し、ドラえもんでは、初の女性監督が起用されています。

リメイク版ののび太の部屋には、前作「ドラえもん のび太の恐竜2006」で登場した卵から恐竜が飛び出すおもちゃやピンク色のボールが置かれているという演出もありました。映画の最後にはおまけ映像があり、その中で翌年にも映画が公開されることが発表されました。それ以降、映画のエンディングの最後におまけ映像が流れ、翌年の映画の予告をドラえもんがするという流れが定番になりました。

ドラえもん のび太の魔界大冒険の映画あらすじ

1984年に公開された「ドラえもん のび太の魔界大冒険」。現在も名作と言われるドラえもんの映画を2007年に公開されたリメイク版「ドラえもん のび太の新魔界大冒険」のあらすじと比較しながら紹介します。
 

あらすじ①石像と箒

すべてのはじまりは、ママから物置の掃除を命じられたドラえもんとのび太が、ゴミ置き場で見つけたドラえもんそっくりの石像を見つけたことでした。ドラえもんとのび太は、その石像を家に持って帰ります。さらに夕方、木の上から箒とのび太そっくりの石像が落ちてきます。家に持ち帰りその2体の石像を並べてみると、石像のドラえもんとのび太の表情には、恐怖が現れていました。

嵐になった夜に、階下からのうめき声を聞いたのび太は、ドラえもんと一緒に階下の部屋の様子を見に行きます。すると、家の勝手口が開いたままになっており、庭においていたドラえもんとのび太の石像が部屋の中に入って来ていたのです。しかも、2体の石像は庭においていたときと、ポーズと表情が変わっており、さらにうめき声と冷や汗まで垂らしました。

気味が悪くなったドラえもんとのび太は再び、自分たちの石像を庭へと戻しました。翌朝、庭の様子を見に行ってみると、ドラえもんとのび太の石像は、あとかたもなく、消えてしまっていたのです。

あらすじ②魔界接近説

ドラえもんのひみつ道具「もしもボックス」を使って、科学ではなく魔法が発達した世界を作り出します。その世界では、人々は魔法を使って料理をしたり、箒や絨毯で空を飛んで通勤することが普通になっていました。箒に乗って、奇妙なサルを追いかけていたジャイアンとスネ夫は、そのサルに魔法で気絶させられてしまいます。

気絶したジャイアンとスネ夫を見つけたドラえもんとのび太は、「魔界接近説」を唱える満月博士と美夜子の屋敷で手当を受けます。満月博士によると、宇宙の彼方から魔界が地球に近づいており、地震などの天災が続いていると言います。魔界の接近を防ぐ方法を探している満月博士と美夜子でしたが、世間に「魔界接近説」は受け入れられず、二人でその対策法を探していました。

すでに、魔界は地球にかなり接近しており、裏山には下級の魔物が出現するようにもなっていました。満月博士と美夜子は、人間で唯一、魔界に行ったことのある人物が残した巻物を発見し、途中まで解読を進めていました。しかし、満月博士と美夜子の屋敷に魔界から来た魔物が侵入し、満月博士を連れ去ってしまいました。

あらすじ③過去へ

魔界から来た使い魔によって、満月博士は魔物に連れ去られ、美夜子は猫にされてしまいます。美夜子は、大魔王デマオン倒す勇者として、水晶に現れたドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかに大魔王を一緒に倒して欲しいと頼みに来ます。一度は、美夜子の頼みを断った5人でしたが、魔界が近づくに連れ、天変地異が激しくなってきた為、美夜子に協力することを決め、魔界に乗り込みます。

魔界の海や森を抜け、ドラえもん達は、大魔王デマオンのもとへ辿り着き、大魔王デマオンの心臓をめがけ、銀の矢を放ちますが、大魔王デマオンはびくともしませんでした。ドラえもん達は、城の外へ吹き飛ばされてしまい、魔物の追っ手からばらばらになって逃げます。落ち合う場所と決めた森の入口にたどり着いたのは、ドラえもんとのび太だけでした。

たどり着いたのはドラえもんとのび太

ドラえもんとのび太は、過去に戻って「もしもボックス」を使うのを止めることを思いつきます。タイムマシンで過去に戻りますが、それを察知した大魔王デマオンは、相手を石に変えてしまう力を持つメジューサにドラえもんとのび太を追いかけさせます。過去まで追ってきたメジューサによって、ドラえもんとのび太は石に変えられてしまいます。これが、冒頭でドラえもんとのび太が見つけた石像だったのです。

あらすじ④救世主はドラミ

石像になったドラえもんとのび太は、月の光でのみ動くことが出来ましたが、努力も虚しく、過去ののび太は「もしもボックス」を使ってしまいます。しかし、そのピンチを救ったのは、未来から来たドラミでした。「虫の知らせアラーム」でドラえもんの危機を知り、「タイムふろしき」を使って石像となったドラえもんとのび太を元の姿に戻したのでした。

ドラミの「もしもボックス」で元の世界に戻せば一件落着かと思いきや、魔法世界は「パラレルワールド」として存在していくこと知り、それでは美夜子や友人たちを救えなくなってしまうと気付いたドラえもん達は、再び、タイムマシンに乗って、再び元世界へ戻ります。ドラミの考えで「翻訳こんにゃく」で魔界についての巻物を最後まで読み解くと、大魔王デマオンの心臓は体の中ではなく、宇宙に隠されていることが分かったのです。

あらすじ⑤別れ

デマオンの心臓をめがけて

魔物に捕まっていた美夜子達を救い出し、ドラえもん達は大魔王デマオンの心臓を探して宇宙へ向かいます。追ってくる大魔王デマオンの攻撃をドラえもん達は、念力やドラえもんの秘密道具で跳ね返します。そして、真っ赤に脈打つ、大きな赤い星を見つけ、そこに銀の矢を刺すと、大魔王デマオンは消滅し、魔界星も爆発しました。

平和を取り戻した地球へ戻ってきたのび太は、美夜子に自分たちは別の世界から来たことを告げ、美夜子に別れを告げます。元の世界に戻ったのび太は、ジャイアン、スネ夫、しずかがいつも集まっている空き地に向かいます。もう、魔法は使えないと分かっていながらも「チンカラホイ」と魔法を唱えてみると、偶然にもしずかのスカートがめくれあがり、のび太は物陰でびっくりするのでした。

ドラえもん のび太の魔界大冒険2007年リメイク版を比較紹介

2007年には、「ドラえもん のび太の魔界大冒険」がリメイクされ、「ドラえもん のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い〜」として公開されました。物語のあらすじやキャラクター、そして声優陣も変わったリメイク版を1984年の「ドラえもん のび太の魔界大冒険」と比較紹介します。

比較紹介①しずかちゃんのパンツ

1984年の「ドラえもん のび太の魔界大冒険」でも、2007年のリメイク版「ドラえもん のび太の新魔界大冒険」でも、しずかちゃんのスカートがめくれてしまうシーンは存在します。のび太が「チンカラホイ」と魔法を唱えると、なぜかしずかちゃんのスカートがめくれて、お約束のシーンが出てきます。

比較紹介②メジューサ

大魔王デマオンの手下・メジューサの風貌は、1984年の「ドラえもん のび太の魔界大冒険」でも、2007年のリメイク版では、大きく違います。1984年版では、幽霊を連想させる動きやメジューサのキャラクターのデザインも恐怖を煽るもので、魔物らしく、かなり恐ろしく描かれています。

2007年のリメイク版のメジューサは、旧作とはデザインが大きく変わっています。旧作のメジューサは、幽霊を連想させるデザインであったのに対し、2007年のリメイク版のメジューサは、人間の女性の姿に近く、色使いも柔らかくなって、おどろおどろしさが和らいでいます。旧作のメジューサは、物語の後半に登場しただけでしたが、2007年のリメイク版のメジューサは物語に深く関わっており重要なキャラクターとなっています。

比較紹介③声優陣

2007年のリメイク版の大きな違いは、声優陣がガラリと入れ替わっていることです。主要キャラクター以外でも、声優陣の変更がありました。

  • 【ドラえもん】大山のぶ代→水田わさび
  • 【のび太】小原乃梨子→大原めぐみ
  • 【しずか】野村道子→かかずゆみ
  • 【ジャイアン】たてかべ和也→木村昴
  • 【スネ夫】肝付兼太→関智一
  • 【ドラミ】横沢啓子→千秋

ドラえもん のび太の魔界大冒険の主題歌

映画「ドラえもん」では、有名な歌手が多数、主題歌を務めています。「ドラえもん のび太の魔界大冒険」の1984年版と2007年のリメイク版で、主題歌を歌った歌手を紹介していきます。

のび太の魔界大冒険の主題歌

1984年版の「ドラえもん のび太の魔界大冒険」の主題歌は、今や女優として有名な小泉今日子さんです。1981年に「スター誕生」というテレビ番組からアイドルとしてデビューしました。小泉今日子さんは「ドラえもん のび太の魔界大冒険」のエンディングテーマ「風のマジカル」を披露しています。オープニングは、アニメでおなじみ「ドラえもんのうた」です。

のび太の魔界大冒険2007年リメイク版の主題歌

2007年のリメイク版の主題歌は、オープニングは夏川りみさんの「ハグしちゃお」です。そして、エンディングテーマは、mihimaruGTの「かけがえのない詩」です。2007年のリメイク版の主題歌は、物語の最後に主題歌が流れるのではなく、大魔王デマオンを倒したあとに本編からつながる形で流れます。

ドラえもん のび太の魔界大冒険に関する感想や評価

「ドラえもん のび太の魔界大冒険」のファンの感想や評価を紹介していきます。2007年のリメイク版の感想や評価も合わせて紹介します。

映画「ドラえもん」シリーズで、初の女性ゲストキャラクターの満月美夜子のファンも多いです。1984年の旧作も2007年のリメイク版でも美夜子のキャラクターデザインは、かわいいです。初恋の人が美夜子になってる男性も多いようです。

1984年の「ドラえもん のび太の魔界大冒険」も2007年のリメイク版の「ドラえもん のび太の新魔界大冒険」もラストは、魔法世界から現実世界へ戻ったのび太が、本当に魔法世界があったのかを確かめるために、半信半疑で「チンカラホイ」と呪文を唱えます。すると、しずかちゃんのスカートがめくれて、のび太がびっくりするというシーンです。

1984年版の映画では、メジューサを始め、大魔王デマオンや手下の魔物もキャラクターデザインが子供とっては、リアルで怖いものになっていました。2007年のリメイク版では、魔物たちのキャラクターデザインは、どこか、可愛らしさや人間らしさがあり、怖さが和らいでいるデザインになっています。

ドラえもん のび太の魔界大冒険についてまとめ

映画「ドラえもん」シリーズの中で、名作と言われている「ドラえもん のび太の魔界大冒険」。「ドラえもん のび太の魔界大冒険」の1984年版と2007年のリメイク版のあらすじや主題歌、声優陣の違いなどの比較を紹介してきました。キャラクターのデザインの違いや声優陣も変わっているので、同じ作品でも雰囲気の違いを楽しめます。

さらに、1984年版の「ドラえもん のび太の魔界大冒険」と2007年のリメイク版「ドラえもん のび太の新魔界大冒険」では、ストーリーにも少し違いがあります。リメイク版「ドラえもん のび太の新魔界大冒険」でのオリジナルキャラクターにも注目です。

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