デスノートのメロの正体と本名は?名言やマットとの関係・最後も解説

アニメ、実写映画、ドラマ、舞台と様々なメディア展開がなされてきたDEATHNOTE(デスノート)。しかし、ほとんどのメディアミックス作品は夜神月とLのデスノートをめぐる対決を描いた第1部をベースにしているため、DEATHNOTEに第2部が存在することを知らない人もいるのではないでしょうか?今回はDEATHNOTE第2部から登場するメロというキャラクターに注目し、メロの本名や正体、最後までを紹介します。

デスノートのメロの正体と本名は?名言やマットとの関係・最後も解説のイメージ

目次

  1. DEATHNOTE(デスノート)とは?
  2. デスノートのストーリーをネタバレ紹介!
  3. デスノートのメロとは?
  4. デスノートのメロの正体は?
  5. デスノートのメロの本名は?
  6. デスノートのメロの作中での行動は?名言も紹介!
  7. デスノートのメロの最後は?
  8. デスノートのメロを演じたのは?
  9. デスノートのマットとは?本名や正体は?
  10. デスノートのメロとマットの関係は?マットの最後は?
  11. ロサンゼルスBB連続殺人事件とは?メロが関係?
  12. デスノートのメロは不遇?
  13. デスノートのメロの人気は?ファンの声を紹介!
  14. デスノートのメロについてまとめ

DEATHNOTE(デスノート)とは?

DEATHNOTE(デスノート)は2003年から2006年まで週刊少年ジャンプ誌上で連載された漫画。大場つぐみ先生による緻密なストーリーと、小畑健先生の美麗な作画で人気を博し、アニメだけでなくノベライズ、実写映画、ドラマ、ミュージカルと幅広いメディア展開が行われました。

DEATH NOTE デスノート

デスノートのストーリーをネタバレ紹介!

今回紹介するメロの登場はDEATHNOTE第2部からなので、ストーリーを知らないとどのようなキャラクターか分かりづらいかもしれません。そこで、まずはDEATHNOTEのストーリーを簡単にですが最後まで解説します。ネタバレになりますので未読の方はご注意ください。

夜神月とLの対決が描かれる!デスノート第1部

頭脳、運動神経、容姿、家柄と全てに恵まれた高校生・夜神月(やがみライト)は、ある日校庭で1冊の黒いノートを拾います。それは名前を書かれた者は必ず死ぬという死神のノート「デスノート」でした。最初は半信半疑だったライトですが、いくつかの検証と目の前に現れた死神リュークの存在からデスノートの力が本物だと確信し、自分の認めた心優しく真面目な人間だけの新世界の創造のため世界中の犯罪者たちを粛清しはじめます。

犯罪者を葬る者の存在に気付いた世間は、正体不明のそれをキラ(=Killer)と呼び、神のように崇める人間も出てきました。インターポール(国際刑事警察機構)は犯罪者の連続不審死事件を問題視し、数々の難事件を解決に導いた世界一の探偵Lに調査を依頼します。LはFBIを動かしますが、ライトは捜査官の1人レイ・ベンパーを誘導して切り取ったデスノートのページに本名を書かせ、レイもろとも捜査官を皆殺しにしてしまいました。

Lはライトの父で警視庁刑事局局長である夜神総一郎らと捜査本部を結成し、自らライトの進学した大学に潜入してきます。Lはキラの殺人には対象の本名と顔を知っている必要があることを見破り、本名も正体も秘匿していました。ライトはLを監視し、捜査情報を得るために捜査本部に参加し、2人の熾烈な頭脳戦が幕を開けます。

2人の駆け引きの傍ら、第2のキラを名乗る者が現れます。第2のキラの正体はティーン雑誌の人気モデル弥海砂(あまねミサ)でした。家族を惨殺した凶悪犯を裁いてくれたキラを信奉しているミサは、実際に会ったライトがイケメンだったことから一目惚れし、彼女にしてほしいと迫ります。ライトは相手の本名が分かる死神の目を持つミサを利用してLを始末することを思いつきますが、Lはミサを第2のキラ容疑で確保し監禁します。

ミサに憑いていた死神レムは黙秘を続けるミサを見かね、デスノートの所有権を放棄すればデスノートにまつわる記憶は消えるがライトへの恋心は残ると説明した上で所有権を放棄させます。「ミサを助けないとお前を殺す」とレムに脅されたライトは、自分もデスノートを放棄した上でLに監禁させ、疑いを晴らす作戦に出ます。その間、デスノートはレムを介して大企業ヨツバグループに渡りました。

ヨツバグループにいる第3のキラは犯罪者と共に出世の邪魔になる人間を殺していきます。嫌疑が晴れたライトは捜査に復帰し、デスノートの記憶を失ったまま第3のキラを追うことになります。ミサや捜査本部の活躍で第3のキラの正体を突き止めたライトはデスノートに触れて全てを思い出し、あらかじめ仕込んでいたデスノートの紙片を使って第3のキラを殺害、デスノートの所有権を取り戻します。

解放されたミサはライトの命令で犯罪者の粛清を再開しました。Lは解放された途端に犯罪者の死亡事件が起こり始めたことからミサを疑い、デスノートに書かれた「デスノートに名前を書いた者は13日以内に次の名前を書かないと死ぬ」というルールの真偽を確かめようと死刑囚を使った実験を提案します。13日以内に刑が執行される死刑囚を使うこと、13日後に生きていた場合は死刑を免除することを条件にLは捜査員を納得させます。

13日ルールはライトがリュークに書かせた嘘のルールでした。それが暴かれればLは再びミサを監禁するであろうことを予感したレムは、全てライトの計画通りだったことに気付きながらもLの本名をデスノートに書きます。人間を助けるためにデスノートを使ってはならないというルールに背いたレムは、最後までミサの幸せを願いながら消滅します。Lはキラの正体がライトとミサであることを確信しながら、無念の最後を迎えました。

場所は変わり、イギリスのとある養護施設では2人の少年にLの死が伝えられます。2人は協力してLの後を継ぐように言われますが、少年の1人はそれを拒否して施設を飛び出してしまいました。施設に残った銀髪の少年はニア、飛び出して行った金髪の少年がメロといいます。2人は5年後、それぞれの手段でキラを追うことになります。

Lの後継者ニアとメロが登場!デスノート第2部

Lの無念の最後から5年後。ライトは表向きは2代目Lとしてキラの正体を追い、その裏では犯罪者を裁き続けていました。キラ対Lを演出することでキラ信者の数は増え、新世界の実現は目の前でした。ある日、警察庁長官が何者かに誘拐されました。それは施設を飛び出した後、マフィア組織を牛耳ったメロの仕業でした。メロはキラと日本警察が1冊ずつデスノートを持っていると推測し、長官の身柄と引き換えにデスノートを要求します。

しかし長官は首を吊って自殺してしまいます。キラがデスノートを使って自殺させた、すなわちキラはこの誘拐を知っていると考えたメロが狙いを定めたのは、ライトの妹の粧裕(さゆ)でした。ライトはLとしてFBIに助力を要請しますが、応答したのは独自に対キラ組織SPKを設立したニアでした。盗聴により日本警察の状況を把握していたニアは、表面上は協力を約束しつつ、デスノートの奪取を目論んでいました。

粧裕は無事解放されましたが、デスノートはメロに奪われ、捜査本部は誘拐犯の正体の特定に奔走していました。その傍ら、リュークの前にシドウという死神が現れ、デスノートを返してほしいと言います。実はライトが拾ったノートはリュークがシドウからちょろまかしたものでした。しかし、今ライトが持っているのは消滅したレムから回収したもので、シドウのデスノートはメロの手に渡っていました。

メロはデスノートを取り戻すため接触してきたシドウから、デスノートの情報を聞き出します。その中にはライトが書き加えた13日ルールも含まれていました。その頃、ライトはミサの死神の目を利用して誘拐犯の正体と居場所を特定します。そして、ミサにキラ役をさせ、指定した時間に知りうる限りのマフィアを殺害する、自分がキラである証拠としてデスノートを送ると伝えます。

総一郎はデスノート奪還のため死神の目の契約をし、マフィア達の死亡時刻に合わせてアジトに突入します。ライトの狙いは総一郎がメロの本名を書くことでしたが、総一郎は自首するようメロを説得します。ところが、マフィアの1人が発砲し、総一郎は最後までライトの正体がキラであることを知らないまま息を引き取りました。

デスノートは失ったものの逃げおおせたメロは、キラに殺されることを防ぐためニアに接触し自分の写真を回収します。ニアがあっさり応じたため、メロはデスノートのルールには嘘があることを伝えます。メロとの戦いを静観し、ライトがキラであると確信していたニアは、それが13日ルールであることを見破りその検証をライトに持ち掛けます。ライトが拒否したことから確信を深めたニアは、捜査本部に接触し来日を決めます。

一方、ミサから情報が洩れることを恐れたライトはミサにデスノートの所有権を放棄させ、別の人間にキラ役をやらせることにしました。新たなキラに選ばれた魅上照は熱烈なキラ信者で、キラのため犯罪者たちに裁きを下していきます。魅上はキラの代弁者としてキラ崇拝派のアナウンサー高田清美を選びますが、高田はライトの大学時代の恋人の1人でした。キラは高田に接触し、キラの正体が自分であることを明かします。

ライトの思惑通り、高田は魅上との連絡役や犯罪者の粛清の代行などキラの手足となって働きました。しかし、ニアは魅上と高田がキラと繋がっていることをも見破り証拠を集めます。ニアはミサをライトから引き離し、部下に魅上のデスノートに細工をするよう指示します。そしてライトに会見を申し入れ、ライトもこれを承諾します。ニアの狙いはライトをデスノートを使わせ、その瞬間を取り押さえることでした。

ライトは高田に指示のメモを渡した上でニアとの約束の場所に向かいますが、その矢先高田がメロにさらわれてしまいます。高田はデスノートにメロの本名を書いて殺害しますが、高田自身もライトと魅上にデスノートに名前を書かれ焼身自殺という最後を遂げます。ライト側の筋書きは現場を覗き見た魅上がニアの本名をデスノートに書くことでしたが、ニアはそれさえも見破っていました。

ニアは魅上のノートを偽物とすり替えており、そこに名前が書かれていないライトこそがキラだと断定します。正体を暴かれたライトは自らを新世界の神と名乗り理想を語りますが、死んだ総一郎を慕っていた松田刑事に撃たれ追い詰められます。ライトはリュークにデスノートを使うよう命令します。ところが、リュークが書いたのはライトの名前でした。40秒後、ライトはもがき苦しみながら心臓麻痺で死亡という最後を迎えました。

デスノートのメロとは?

メロはDEATHNOTE第2部から登場するキャラクターで、Lの後継者の1人としてキラの正体を追います。もう1人のLの後継者ニアが冷静かつ理論的に物事を進めるのに対して、メロは感情的で目的達成のためなら誘拐や脅迫などの犯罪行為も行うという対照的な描写がなされています。

デスノートのメロのプロフィール

DEATHNOTE公式解析ブック「DEATHNOTE HOW TO READ13」によれば、身長171㎝、体重52㎏、血液型はA型となっています。原作とアニメで生まれ年が異なっており、原作では1989年、アニメでは1992年の12月13日生まれです。

好きなものはチョコレートで本編でもイラストでもよく食べているばかりか、アジトの机の上には大量の板チョコが無造作に広げられています。嫌いなものは自分より優れた者で、これはニアのことを指しているのではないかという見方が主流です。

デスノートのメロの正体は?

メロはイギリスのウィンチェスターにある養護施設ワイミーズハウスで育ちました。施設の創設者の名前はQuillsh Wammy(キルシュ・ワイミー)と言い、その正体はLと行動を共にしていた老紳士ワタリです。ワタリは天才的な発明家で、高い知能を持つ孤児を集めた施設を世界中に創設していました。荒っぽい手段を使うことの多いメロですが、ワイミーズハウスの中でもニアに次ぐ優れた頭脳の持ち主なのです。

デスノートのメロの本名は?

DEATHNOTEの作中では通称のメロという名前で呼ばれていますが、メロの本名はMihael Keehl(ミハエル・キール)といいます。死神の目の契約をした夜神総一郎がメロのアジトに侵入した際に明らかになります。国籍や出身地は明かされていませんが、ミハエルが大天使ミカエルのドイツ語読みであることから、ドイツ語圏の出身ではないかと推測する人もいるようです。

デスノートのメロの作中での行動は?名言も紹介!

デスノート第2部のあらすじは既に解説した通りですが、ここではメロに焦点を絞ってその行動を追いつつその名言も紹介します。

ワイミーズハウスを出奔

Lの死後、メロはニアと共にワイミーズハウスの院長ロジャーに呼び出されます。Lの最後を聞いて激高するメロに対し、ニアは無表情でパズルを組み立てていました。2人でLの後継者になるというロジャーの提案にニアは同意しますが、常にニアと競いながらも勝てなかったメロは「ニアなら僕と違って、冷静に無感情に、パズルを解く様にやってくれる」と言ってワイミーズハウスを出ていきます。二人の関係性や対照性が表れたシーンです。

マフィア組織を乗っ取り誘拐を実行

ワイミーズハウスを去ったメロは敵対組織のボスを首を土産にロッド・ロスのマフィア組織に加入し、組織の頭脳として強い信頼を得るようになります。そして警察庁長官誘拐を決行、デスノートを手に入れるために動き出しました。デスノートにこだわる理由を聞かれたメロは「ノートだけじゃない。キラの首……そしてキラにかかわらず邪魔な者は殺し一番になる」と宣言します。メロの行動原理はニアへの対抗意識にあると言えます。

死神シドウから情報を得る

粧裕の身柄と引き換えにデスノートを手に入れたメロの前に、本来の持ち主だった死神シドウが現れます。マフィアたちが怯える中、メロはシドウからデスノートのルールについて聞き出し、自分に協力させます。メロに睨まれたシドウは死神にも関わらず怖がっており、マフィアを従えるメロの資質がうかがえます。

デスノート奪還に来た日本警察と対峙

総一郎がデスノートと死神の目を持っていることを知らないメロは、総一郎に顔を晒してしまい本名を知られてしまいます。メロはアジトごと爆破すると脅しますが、総一郎は屈しません。しかし、メロは床に転がったマフィアの死体の中に死んだふりをしている者がいることに気が付きます。そのマフィアが発砲したため、メロはデスノートは失いますがアジトからは逃げおおせます。

キラの代弁者である高田清美を拉致

マフィア組織壊滅後、メロはマットという少年と共にキラを追い続けていました。そして、ライトとニアの最終決戦の直前、キラの代弁者を務めていた高田を拉致しますが、その際にマットが射殺されます。マットの死に対してメロは「すまない」と悔やむ様子を見せます。また、所持品を調べるために裸になった高田に毛布を与えるなど、情のある一面を覗かせています。

デスノートのメロの最後は?

高田の拉致に成功したメロでしたが、高田はデスノートの紙片を隠し持っており、メロは総一郎に知られていた本名を書かれてしまいます。その後、高田もライトと魅上によってデスノートに名前を書かれ焼身自殺を遂げ、メロは身元不明の焼死体となって発見されるという最後を迎えます。しかし、メロの行動を受けて魅上がデスノートを使ったことは、ニアがライトを追い詰める糸口となりました。

デスノートのメロを演じたのは?

アニメ版DEATHNOTEでメロを演じたのは声優の佐々木望さんです。幽遊白書の浦飯幽助、AKIRAの鉄雄、テニスの王子様の亜久津仁などの他、吹き替えでも活躍しています。当初は高めの声が特徴的でしたが、2000年頃から声質が低音に変化し驚きの声があがっていました。メロの声も低めですが、現在はトレーニングで高い声も出せるようになったそうです。

デスノートのマットとは?本名や正体は?

マットはマフィア組織が壊滅した後メロに協力していた少年で、本名はMail Jeevas(マイル・ジーヴァス)といいます。誕生日は1990年2月1日(アニメでは1993年生まれ)、身長168㎝、体重52㎏、好きなものはテレビとゲーム、嫌いなものは外出。「DEATHNOTE HOW TO READ13」では、ワイミーズハウスの出身でニア、メロに次ぐNo.3だったことが明かされています。

デスノートのメロとマットの関係は?マットの最後は?

尾行や監視を主な任務としていたマットは、キラの代弁者となっていた高田清美を誘拐するときに彼女のボディーガードに射殺されるという最後を遂げます。マットの死にメロは「殺されるとは……すまない……」と悔恨の情を滲ませています。マットの出番は非常に少ないのですが、同い年ということもあってか信頼関係があったことがうかがえます。

ロサンゼルスBB連続殺人事件とは?メロが関係?

「デスノート アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」は、2006年に発売された西尾維新先生によるDEATHNOTEのノベライズ作品。本編にも登場したFBI捜査官南空ナオミとLが、キラ事件より約1年前のロサンゼルスで起きた連続殺人事件を追うというストーリーです。この作品はメロがLから聞いた話を後世に伝えるために1冊のノートであり、メロの遺書でもあるという設定になっています。

デスノートのメロは不遇?

Lの後継者として登場したメロですが、ニアに比べて不遇だという意見も見られます。そこで、メロが不遇だと思われる理由を紹介します。

メロが不遇と言われる理由①ニアに出番を奪われる

「DEATHNOTE HOW TO READ 13」に掲載された大場先生のインタビューでは、最後にライトを倒すのはメロであるという選択肢がずっとあったそうです。しかし、第2部序盤でデスノートのことを知りすぎてしまったため、フェードアウトさせざるをえなかったとのこと。その結果、最終的にライトを追い詰める役割はニアのものになってしまいました。

メロが不遇と言われる理由②実写映画、ドラマに登場していない

DEATHNOTEはアニメの他に実写映画やドラマ、舞台も製作されていますが、アニメ以外の作品にメロは出演していません。ところが、2008年に公開されたLを主人公とするスピンオフ映画「L change the WorLd」には、天才的な数学の才能を持つBOYという少年が登場します。BOYはワイミーズハウスに預けられ、Lにニアと名付けられます。立ち位置は異なるものの原作のニアを意識したキャラクターですが、メロは登場しません。

2015年に放送されたドラマ版DEATHNOTEにはニアが登場し、優希美青さんが演じていますが、メロ役はキャスティングされていません。ドラマ版DEATHNOTEにおけるメロはニアのもう1つの人格で、人形を介して会話します。huluで公開された「デスノート Light up the NEW world」のスピンオフドラマ「デスノート NEW GENERATION」ではLの後継者となった竜崎の口がメロの名前を出していますが、やはり登場はしません。

メロが不遇と言われる理由③公式でかませ扱いされる

「DEATHNOTE HOW TO READ13」にはキャラクターごとの特集ページが組まれており、メロのページは「メロのやればできる子」と題されています。内容は作中でのメロの戦歴を追うというものですが、リュークに転落人生と言われたり、公式のコメントで「かませ臭漂う」と書かれてしまっています。しかし、ファンにとってはこのいじられっぷりが逆に愛おしいようです。

デスノートのメロの人気は?ファンの声を紹介!

不遇とは言うものの、メロの人気は決して低くはありません。ここでは、メロのファンの声をいくつか紹介します。

デスノートのメロのファンの声①根強い人気

DEATHNOTEの連載終了から10年以上が経った現在でも、Twitterではメロの誕生日を祝うタグが作られ、ファンアートやコスプレの画像が投稿されています。DEATHNOTEという作品の人気の根強さが示されています。

メロのファンの声②厨二心をくすぐるビジュアルと性格

子供から大人まで世代を超えて人気を獲得したDEATHNOTEですが、読者に多いのはやはり10代です。ミハエル・ケールという本名の響きのかっこよさ、金髪のボブとパンク風のファッション、アウトローな言動に終盤では顔の傷も加わるメロは、10代、特に中高生の読者にはたまらないキャラクターだったのではないでしょうか。

デスノートのメロのファンの声③ワイミーズハウス出身者との関係

マットの悲しい最後や、その時にメロが口にした「すまない」という言葉の鮮烈さから、メロとマットの2人が好きという声もあります。また、Lやニア、ワタリも含めたワイミーズハウスのキャラクターが好きという、いわゆる「箱推し」のファンも少なくないようです。

メロのファンの声④菅田将暉さんはメロ役志望だった!

2016年に公開された映画「デスノート Light up the NEW world」で映画オリジナルキャラクターの紫苑優輝(しえんゆうき)を演じた菅田将暉さんは、原作DEATHNOTEのファンでメロ役を演じてみたかったと語っています。完全新作として10年後の世界を描いた「デスノート Light up the NEW world」ですが、菅田さんの演じるメロで第2部の映像化が見たかったという方も多いのではないでしょうか。

デスノートのメロについてまとめ

DEATHNOTEはライトとLの対決が描かれた第1部が注目されがちですが、メロはもちろんニアやマットもそれに匹敵する魅力的なキャラクターです。マフィアを率いて荒っぽい手段も使うメロは、警察組織として頭脳戦、心理戦でライトを追い詰めるLやニアとはまた違った魅力で作品を彩ります。DEATHNOTEは第1部しか読んでない、映画やドラマしか見たことがないという方も、第2部の最期まで読んでみてはいかがでしょうか。

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