絵文字の国のジーンはネットで酷評?映画のあらすじ結末や感想ネタバレ

2017年アメリカ製作アニメ映画『絵文字の国のジーン』は、スマホの中の世界の街「テキストポリス」が舞台となり、主人公の絵文字の少年・ジーンが立派な絵文字となるように仲間と共に旅をする物語です。この映画『絵文字の国のジーン』はアメリカで酷評されていると話題となり、日本でも注目を集めました。この度は映画『絵文字の国のジーン』のネタバレあらすじを紹介し、本作の感想についてまとめているのでご覧ください。

絵文字の国のジーンはネットで酷評?映画のあらすじ結末や感想ネタバレのイメージ

目次

  1. 絵文字の国のジーンとは?
  2. 絵文字の国のジーンはネットで酷評?理由に迫る
  3. 絵文字の国のジーンのあらすじ結末ネタバレ
  4. 絵文字の国のジーンの声優
  5. 絵文字の国のジーンに関する感想や評価
  6. 絵文字の国のジーンのネタバレや評価まとめ

絵文字の国のジーンとは?

本記事では2017年公開のアニメ映画『絵文字の国のジーン』について紹介してきます。映画『絵文字の国のジーン』は絵文字が主人公となってスマホの世界を舞台に描かれた物語です。その『絵文字の国のジーン』が酷評されていることで話題となっています。映画が酷評の理由が気になるところです。酷評される映画『絵文字の国のジーン』のあらすじをネタバレし、感想をまとめているのでご覧ください。

絵文字の国のジーンの映画の概要

『絵文字の国のジーン』は、2017年に公開されたアメリカ3Dコンピュータアニメーション制作のEmoji(絵文字)を主人公とした冒険アニメ映画です。監督はトニー・レオンディスが務め、声優担当にはT・J・ミラーやジェームズ・コーデン、パトリック・スチュワートなどがいます。映画『絵文字の国のジーン』は第38回ゴールデンラズベリー賞の最低作品賞・最低監督賞・最低脚本賞・最低スクリーンコンボ賞の4部門を受賞した作品です。

絵文字の国のジーンの予告編動画

斬新なアイデアで「絵文字」が主人公となった2017年アメリカ製作のアニメ映画『絵文字の国のジーン』は酷評の嵐で映画レビューサイトの「ロッテン・トマト」では満足度が100%中8%だったそうです。更にYouTubeの予告動画編の評価では11万以上の低評価がついていることで話題となっています。

映画『絵文字の国のジーン』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

絵文字の国のジーンはネットで酷評?理由に迫る

映画『絵文字の国のジーン』のネット上の感想では、本作はかなり酷評され話題となっていたようです。映画『絵文字の国のジーン』がネット上の感想や評価で酷評された理由は何だったのでしょうか?映画『絵文字の国のジーン』の酷評理由に迫ります。

酷評の理由①宣伝的だった

映画『絵文字の国のジーン』の感想で作品が酷評された理由には、あらすじの内容が宣伝的であったという声があがっています。『絵文字の国のジーン』の物語はスマホの中の絵文字たちが暮らす「テキストポリス」が舞台となり、スマホにインストールされたアプリごとに世界が存在しています。

登場するのは実際のアプリで、ゲーム「キャンディークラッシュ」や「ジャストダンス」、SNS「Twitter」音楽アプリ「Spotify」、動画アプリ「YouTube」などがあります。YouTubeで世界的に有名になった「ピコ太郎」も登場し、物語にっかり絡んで展開していきます。

実際の企業名や商品名が示されてスポンサーの宣伝を狙った映画なのではないかと純粋に作品自体を楽しむという心境にならないという鑑賞者の感想が多く寄せれていたようです。

酷評の理由②雑なストーリー

映画『絵文字の国のジーン』が酷評される理由にはもう一つ、物語のあらすじが雑だという感想が見られます。本来は「ふーん」と無関心の意味を示す主人公の絵文字のジーンが、それ以外にも様々な表情をしてしまう悩みを抱え、それを解決するためにファイヤーウォールの先のクラウドを目指す物語です。

この物語に登場する絵文字たちの設定がス、マホのことをよく理解されずに作られているのではないかと感じさせる場面が多々あると言われ、アプリ内でジーンが騒動を起こすとリアル世界での持ち主・アレックスのスマホの音が鳴り出す現象は普通に考えて怪奇で怖いと評されています。

また、異常を起こすスマホに困ったアレックスがスマホショップで初期化を図りますが、その途中で強引に中断することは実際に行ったら内部データが壊れると物語にリアリティさが感じられないと言われています。『絵文字の国のジーン』は子供向け映画と言われていますが、実際のアプリを登場させておきながら、スマホの正しい使い方を説明するわけでもなく、スマホに関する描写が雑でリアリティが中途半端との声が見られます。

映画が酷評される背景には、映画製作期間が単純に短期間であったことと、絵文字文化の消失が危ぶまれていた焦りがあったようです。着眼点はとてもユニークで面白いだけに、もっと練り上げていれば名作にも成り得たかもしれないと残念がる感想もあがっているようです。

絵文字の国のジーンのあらすじ結末ネタバレ

映画『絵文字の国のジーン』のあらすじの結末までをネタバレ紹介していきます。絵文字の国のジーンのあらすじはどのような内容なのでしょうか?さっそく絵文字の国のジーンのあらすじの結末までのネタバレを見ていきましょう!

あらすじ結末ネタバレ①絵文字たちが暮らす街

舞台はスマホの中の絵文字たちが住む街「テキストポリス」です。少年・ジーンは「ふーん」という無関心を表現した絵文字として生まれますが、笑いや悲しみといった他の表情も持ち合わせており、両親からは表情を持ち過ぎだと心配されていました。しかし、ジーンは周囲に何と言われようと「自分は立派な絵文字である」とそれを証明するために多くの絵文字が働くテキストセンターへ向かうのでした。

あらすじ結末ネタバレ②テキストセンターへ

テキストセンターには自分の出番を心待ちにして待機している多くの絵文字たちがいました。スマホの持ち主のアレックスが絵文字を使用しようとすると、巨大なスキャナが稼働し始め、担当絵文字の表情をスキャンし読み取って送信されます。

ジーンも他の絵文字たちと共に出番を待ちますが、いざ出番が来ると驚いてパニックになり、滅茶苦茶な表情をしてしまいます。きちんと務めを果たせなったジーンはシステムによって不正プログラムと判断され、ウィルス駆除ボットに消去されそうになってしまいます。

あらすじ結末ネタバレ③逃げ出すジーン

消去されそうになったジーンは逃げ出します。そして、現在、全く出番のない絵文字・ハイファイブと出会います。ハイファイブと話をしていく内にジーンは、スマホの外のクラウド領域に行き、再プログラミングをすれば正しい絵文字に生まれ変われるということを知ります。そして、かつてはアレックスのお気に入りだったハイファイブも出番の多い絵文字が集う「殿堂」に戻れるようにジーンと共にクラウドに向かいます。

あらすじ結末ネタバレ④迫る追手

ジーンとハイファイブはテキストポリスを抜け出し、その途中で、スマホの外に出てクラウドで暮らす夢を持つ伝説的なハッカーの少女・ジェイルブレイクを見つけ出し合流します。3体の絵文字はクラウドへ向かう旅に出ますが、彼ら背後にはウィルス駆除ボットの追手が迫っていました。

絵文字の国のジーンの声優

映画『絵文字の国のジーン』の声優について紹介していきます。絵文字の国のキャラクターを演じているのはどのような声優なのでしょうか?担当声優のプロフィールをさっそく見ていきましょう!

ジーン役/T・J・ミラー

主人公の少年・ジーン役の声優担当は、アメリカ・コロラド州デンバー出身で1981年6月4日生まれの38歳である俳優兼コメディアンのT・J・ミラーです。主な出演作品は映画『‪トランスフォーマー/ロストエイジ‬』『クローバーフィールド/HAKAISHA』『ベイマックス』『デッドプール』シリーズ、『レディ・プレイヤー1』などがあります。

ハイタッチ役/ジェームズ・コーデン ・ジェイル

掌に顔が描かれたキャラクターのハイタッチ役の声優担当は、イギリス・ロンドン特別区出身で1978年8月22日生まれ、41歳の俳優であるジェームズ・コーデン ・ジェイル(本名:James Kimberley Corden)です。俳優以外にもコメディアン、歌手、作家、プロデューサー、テレビ番組司会者を務めています。

2008年『Gavin & Stacey』では英国アカデミー賞・テレビ部門の最優秀コメディ演技賞、2012年『One Man, Two Guvnors』ではトニー賞の演劇主演男優賞を受賞しています。

ブレイク役/アンナ・ファリス

青い髪にニット帽をかぶった絵文字のブレイクの声優担当は、アメリカ・メリーランド州ボルチモア出身の1976年11月29日生まれ、42歳の女優であるアンナ・ファリス(本名:Anna Kay Faris)です。主な出演作品は映画『最終絶叫計画』シリーズや『ブロークバック・マウンテン』などに出演しています。

スマイラー役/マーヤ・ルドルフ

ブロンド髪の絵文字キャラ・スマイラーの声優担当は、アメリカ・フロリダ州ゲインズビル出身の1972年7月27日生まれ、47歳の女優であるマーヤ・ルドルフ(本名:Maya Khabira Rudolph)です。主な出演作品は、映画『サタデー・ナイト・ライブ』や『ワイン・カントリー』『ライフ・オブ・ザ・パーティー』などがあります。2012年にMTVムービー・アワードを受賞しています。

メル役/スティーブン・ライト

ジーンの父親であるメルの担当声優は、アメリカ出身の1955年12月6日生まれ、2019年現在の年齢が63歳の俳優であるスティーブン・ライトです。主な出演作品は、映画『コールド・ブラッド/殺しの紋章』『レザボア・ドッグス』『イングリッシュマンinニューヨーク』『マドンナのスーザンを探して』などがあります。

うんちパパ役/パトリック・スチュワート

うんちパパの声優を担当しているのは、イギリス・ヨークシャー州マーフィールド出身の1940年7月13日生まれ、79歳の俳優であるパトリック・スチュワート(本名:Patrick Hewes Stewart)です。主な出演作品は、映画『スタートレック』シリーズ『X-MEN』シリーズ『LOGAN/ローガン』などがあります。

メアリー役/ジェニファー・クーリッジ

ジーンの母親であるメアリーの声優担当は、アメリカ・マサチューセッツ州ボストン出身の1963年4月28日生まれで56歳の女優であるジェニファー・クーリッジです。主な出演作品は、映画『キューティ・ブロンド』『みんなのうた』やテレビドラマ『となりのサインフェルド』『セックス・アンド・ザ・シティ』『フレンズ』『ジョーイ』などがあります。

絵文字の国のジーンに関する感想や評価

映画『絵文字の国のジーン』に関する感想や評価について紹介していきます。映画『絵文字の国のジーン』にはどのような感想や評価があがっているのでしょうか?さっそく見ていきましょう!

アメリカではかなり酷評されていた映画『絵文字の国のジーン』ですが、日本の鑑賞者の感想では酷評されるほどの作品ではなく、普通に鑑賞していて面白いという声が相次いでいます。宣伝的という見方をすれば、そうも取れるようですが、着眼点も面白くこれまでにない発想で面白いと評されています。

うんこの絵文字についての感想には、用を足したあとのうんこが手を洗わなくていいという場面は衝撃的だったという感想があがっています。子供向けのアニメ映画で子供が喜びそうなネタが作中にはちりばめられているようです。

絵文字のジーンの声優陣が豪華過ぎるという感想があがっています。特に、うんちパパの声優を担当したパトリック・スチュワートの出演に驚く人が多かったようです。パトリックが担当しているなら面白くないはずがないと鑑賞したという人もいたようです。

また、日本語吹き替え版に出演している声優陣も豪華だと話題となっています。主人公のジーンの声を務めたのは、『おそ松さん』のおそ松の声で話題となった大人気声優の櫻井孝宏です。櫻井孝宏が声優を担当しているとは知らずに吹き替え版を鑑賞した人の感想には、冒頭から櫻井孝宏の声が聞こえてきて驚いたという声があがっていました。

絵文字の国のジーンのネタバレや評価まとめ

2017年アメリカ公開アニメ映画『絵文字の国のジーン』の酷評と言われた理由についてや、『絵文字の国のジーンの物語』のネタバレあらすじ、感想についてをまとめて紹介してきました。アメリカでの本作の評価はかなり酷評されており、映画レビューの評価でも5点中0.7点という低評価がされ、却って日本では話題となり注目され鑑賞したという人もいたようです。

酷評されたというのでどれほど酷いのかと興味本位で観たという人が多い中、多くの感想では「普通に面白かった」や「どこが酷いのかが分からない」といった声が見られ、物語の着眼点が面白いという感想もあがっています。映画『絵文字の国のジーン』が酷評される理由には、物語にリアリティが感じられないというところがあるようです。スマホの機能をしっかりと把握されていないや、扱い方に疑問という感想が見られます。

現実的な物語としてみると違和感が感じる部分があるようですが、子供向けのファンタジー物語として鑑賞するのであれば、なんの違和感もなく鑑賞できるようです。観る側の視点によって評価が分かれる作品のようです。映画が酷評だったアメリカでは、現実的な視点で鑑賞した人が多かったのかもしれません。声優陣については字幕版も吹き替え版も声優として起用されているキャスト陣が豪華だと評判だったようです。

声優の声を聴く目的で鑑賞した人も多かったのではないでしょうか?日本の評価では面白いとの声が多い映画『絵文字の国のジーン』、興味がある方やまだ鑑賞していない方は、是非ご覧になってみるといいかもしれません。

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