重神機パンドーラのアニメの評価まとめ!最終回の感想や2期の可能性を考察

マクロスシリーズで馴染み深いアニメ界の巨匠と言われる河森正治監督と中国の各業界との共同製作アニメ『重神機パンドーラ』はある事故がきっかけで出現した特異進化生物から人類を守るために編成された部隊「パンドーラ」に属する主人公が自らその戦闘に繰り出すSFロボット作品です。ネット上ではアニメ『重神機パンドーラ』の評価についてが話題となっています。本記事ではアニメ『重神機パンドーラ』の家族愛をテーマにした最終回のあらすじや作品全体の感想・評価についてをまとめ、アニメ2期の可能性の考察などを紹介します。

重神機パンドーラのアニメの評価まとめ!最終回の感想や2期の可能性を考察のイメージ

目次

  1. 重神機パンドーラとは?
  2. 重神機パンドーラの最終回あらすじネタバレ
  3. 重神機パンドーラのアニメ2期の可能性
  4. 重神機パンドーラと中国との関連
  5. 重神機パンドーラに関する感想や評価
  6. 重神機パンドーラのアニメの評価まとめ

重神機パンドーラとは?

本記事ではアニメ「重神機パンドーラ」の最終回の感想や2期の可能性を考察し、アニメの評価についてをまとめて紹介していきます。重神機パンドーラでは人類救出劇の激しいバトルシーンや窮地に追い込まれた時の助けになるのは家族の絆という心温まる場面も見られます。重神機パンドーラのあらすじについても触れているのでご覧ください。

重神機パンドーラの作品情報

≪SFロボットアニメ『重神機パンドーラ』作品詳細情報≫

  • 原作:河森正治/サテライト
  • 総監督:河森正治
  • 監督:佐藤英一
  • シリーズ構成:根元歳三
  • キャラクターデザイン:江端里沙(原案)/安彦英二
  • アニメーション制作:サテライト
  • 製作:葉浩均
  • 放送局:TOKYO MX/毎日放送ほか
  • 放送期間:2018年4月-9月
  • 話数:全26話

重神機パンドーラのあらすじ

重神機パンドーラのあらすじを紹介します。時は2031年、中国の翔龍(シャンロン)での次世代エネルギー装置「量子リアクター」の爆発の事故の影響により世界中に特異進化生物「B.R.A.I(ブライ)」が出現します。人類は滅亡の危機に瀕し、絶対防衛都市という数十の都市へ撤退に追い込まれるのでした。

翔龍の爆発から7年後、事故を引き起こしたのを理由に街から追放された科学者のレオン・ラウは契約を交わして家族となったクロエ・ラウと一緒に生活をします。ある日、近くに出現した大型B.R.A.Iからクロエを守るためにレオンは「MOEV(モーヴ)」という多目的可変ビークルで慣れない戦闘を繰り広げ、対B.R.A.I用に開発中のハイパードライブを起動させてMOEVを人型に変形させるとB.R.A.Iを退くのでした。

これが認められてネオ翔龍へ帰還を許されたレオンは、ネオ翔龍防衛軍が組織する特殊部隊「パンドーラ」に加入し、女性拳法家であるクイニー・ヨウやスナイパーのダグ・ホーバットらとB.R.A.Iの脅威から人類を守る戦いに挑みます。

重神機パンドーラの最終回あらすじネタバレ

アニメ「重神機パンドーラ」の最終回のあらすじをネタバレ紹介してきます。ネオ翔龍防衛軍の特殊部隊パンドーラとジークとの最終決戦はどのような展開を見せるのでしょうか?気になる「重神機パンドーラ」の最終回あらすじのネタバレをさっそく見ていきましょう!

最終回ネタバレ①最終決戦

重神機パンドーラの最終回あらすじの最終決戦についてネタバレしていきます。ダグも部隊に復帰したパンドーラ部隊のメンバーたちはジークとの最終決戦に挑みます。ジークもレオンたちとの戦闘に真っ向から受けて立つ構えを見せます。最終決戦でジークは混沌の肉体を使用してネオ翔龍を襲撃し、レオンたちがそれを阻止しようとしますが、ジークはレオンの行動を見事に妨害します。

ジークを止めなければ混沌も止められないと判断したレオンはハイパードライブを全開にします。そしてジークもダークドライブの出力を全開にしてレオンを迎え撃ち、2人の戦闘は激しさを増していきます。2つのドライブは呼応して出力をどんどん増幅させていき、その反応が限界を越えた時、2人の機体は混沌の肉体に飲み込まれていくのでした。

最終回ネタバレ②ジークの活躍

最終回の最終決戦でジークが達成しようとしていた目的について見ていきます。ジークの最終目標は人類存続のために最大活性化した2種のドライブで混沌事態を急速に進化させ、この進化フィールドの波に世界中をも飲み込ませて全人類を強制進化させることでした。

ジークは決して自身が世界の支配者になろうとしていたわけではなく、人類の終末を目にしていた彼もまたレオンとは方法は違いますが、最悪の事態を回避して人類を守ろうとしていたのです。視聴者の感想にはレオンと協力する選択肢はなかったのかやレオンとの協力も試みたけれども上手くいかなかったのではなかというような声があがり、ジークへ理解を示すものがいない辛さを感じ取る人もいたようです。

最終回ネタバレ③家族の絆

重神機パンドーラの最終回では家族の絆についてもしっかりと描かれていたようです。活性化したドライブの影響で混沌に取り込まれたレオンの人としての存在を繋ぎ止めてくれたものが、他の何者でもない家族の絆でした。

レオンは混沌に取り込まれたことによって人でなくなりつつありましたが、家族の絆と世界側からの干渉などがレオン自身を認識させて「人間」に留めて世界との繋がりを絶たせないようにしたのではないかと考えられているようです。仲間たちの強い想いがレオンのパワーとなっていたようです。

重神機パンドーラのアニメ2期の可能性

アニメ「重神機パンドーラ」には2期の可能性はあるのかとファンの間で話題となっているようです。ここからはアニメ「重神機パンドーラ」の2期の可能性についてをまとめて紹介していきます。

2期の可能性①円盤売り上げ

アニメ「重神機パンドーラ」が2期製作されるかについては円盤の売上も影響してくるようです。重神機パンドーラの売り上げは155枚と好調な売り上げではなかったようです。河森正治原作の「重神機パンドーラ」はサテライト制作で2クールに渡り放送されたTVアニメ作品です。特異進化生物の出現で人類の存亡が危ぶまれ、その危機を救うために主人公のレオンが特殊部隊パンドーラに加入し自ら戦闘に加わる物語となっています。

この設定が複雑で理解できずに置いてきぼりにされたと感じる視聴者が少なくなく、その影響が円盤の売り上げにも現れてしまったようです。「重神機パンドーラ」の作品に対する他の評価・感想には作画が苦手という声やじっくり見れば面白さは分かるとの声があがっていました。

2期の可能性②シナリオ

アニメ「重神機パンドーラ」のシナリオとしては2期となる続編は大いに可能性はあると考察されています。しかし、少々インパクトが足りないと感じるところもあるようです。例えば2期の時代背景は数百年後の世界という設定にしたり、MOEVの代わりにB.R.A.Iに乗っているという展開や、B.R.A.Iが完全に知性を得た後の世界という設定でも面白いのではなかと続編を期待する感想にあがっています。

アニメ「重神機パンドーラ」のSNS上の評価を見ると2期の製作は厳しいのではないかと見る人もいるようですが、間違いなくアニメ「重神機パンドーラ」の2期を期待しているファンはいるようです。

重神機パンドーラと中国との関連

アニメ「重神機パンドーラ」は日本と中国の各業界と初めて連携して製作された作品です。物語の舞台も中国となっており、どのような経緯で物語の舞台が決定されたのか気になるところです。下記からは重神機パンドーラと中国との関連についてまとめて紹介していきます。

中国の各業界と連携して製作

アニメ「重神機パンドーラ」は「変形の河森」と呼ばれ多くのアニメファンの間でカリスマ的存在で、本作で総監督を務める河森正治と中国の各業界と初連携して製作された作品です。アニメの企画・製作に携わった福建省の海雲天龍文化伝媒(Xiamen Skyloong Media)のプロデューサーの孫晗は、全26話からなる重神機パンドーラは中国語、日本語、英語など8カ国語に訳されて世界中で放送されていると語っています。

重神機パンドーラの舞台のモデル

テレビアニメ「重神機パンドーラ」の舞台となっているのは、SF・3Dのような雰囲気が漂う重慶(チョンチン)で、登場する建物や食べ物は重慶を代表するものばかりです。次世代エネルギー装置「量子リアクター」の爆発が起こる都市のモデルとなっているのは翔龍(シャンロン)です。舞台のモデルに重慶が選ばれたのには、重慶軌道交通2号線が高層ビルの間を走る画像がきっかけのようです。

河森監督はその画像に強いインパクトを受け2度現地に足を運び場所を確認していたようです。そして、重慶にある立体迷宮のようなホテル・洪崖洞大酒店に宿泊し、近くの重慶美術館も見学していたようです。更に、山や川を通る地下鉄・都市鉄道に乗って沿線にあるユニークな建築構造や不思議な地理と地形にも魅力を感じると重慶が「重神機パンドーラ」の舞台に選ばれました。

重神機パンドーラに関する感想や評価

アニメ「重神機パンドーラ」の最終回のあらすじや作中での家族の絆について、重神機パンドーラの2期製作などに関してまとめてきました。ここからはアニメ「重神機パンドーラ」に関する感想や評価について紹介していきます。アニメ「重神機パンドーラ」の感想や評価にはどのような声があがっているのでしょうか?さっそくアニメ「重神機パンドーラ」の感想や評価を見ていきましょう!

重神機パンドーラの物語のあらすじの評価については、26話まで全て鑑賞して最後まで観やすかったという感想があがっています。じっくりと考えるあらすじの物語が好きと言う方には評価の高い作品のようです。

また、重神機パンドーラが他のどのロボットアニメよりも面白かったという感想の中には、鑑賞していて鳥肌が立ったり、涙したり、笑ったりする場面があって感動したという声が見られました。戦闘シーンも迫力のある場面がたくさんあって物語のあらすじの進行もこの先どのように展開していくのかと胸躍らせたという感想も見られました。

重神機パンドーラの設定についての感想には、契約して家族となった主人公や敵の設定が新鮮で物語の先が気になって観続けたいという感想があがっていました。作画に関してはあまり好きではないという評価の声も聞こえているようです。

家族がテーマとなった最終回の感想には、家族愛が感じられてほっこりしたやSFの設定が面白いとの評価の声があがっています。作画に関してはイマイチという感想の声も聞こえる中、可愛くて好きという声も見られました。

マクロスシリーズを手掛けてる河森監督の作品ということもあって、本作品は多くのファンに注目されていたようでした。河森監督の作品は独特の世界観で人類滅亡後の楽園維持というあらすじの物語が多く、作品が面白いか面白くないかではなくその世界観が好きか嫌いかの次元になっているようです。従って本作品に対しても賛否両論あることがSNS上の感想から窺えます。

本作アニメのキャラクターデザインは好きだけれど戦闘シーンでの暗闇シーンがごちゃごちゃしていてよく分からないという感想があがっているようです。また、物語の設定は良いと評価する人もいるようですが、視聴者を置き去りにして画面の中だけで盛り上がっている感が拭い切れず残念との声もあがっています。

他の感想にも最後まで視聴者が盛り上がれないアニメ作品だったという評価の声が見られました。ピンチに陥るもその状況は続かず、人類の存亡がかかっているというわりには緊張感が感じられなくて残念と評価する声もSNS上の感想にあがっていました。

全体を通した重神機パンドーラの評価には、毎回出てくる敵が弱くてしょぼいという感想があがっています。本作品を鑑賞者の中には多くのロボットアニメを観続けているファンが多く、他の作品と比較して登場する敵に物足りなさを感じる人が少なくないようです。

アニメ登場するキャラクターについての感想もチラホラ見られました。中でも目立っていたのが、空神拳使いのクイニー・ヨウです。担当していた声優が女性声優として大人気の花澤香菜ということもあって注目度が高かったようです。

重神機パンドーラのアニメの評価まとめ

アニメ「重神機パンドーラ」の家族愛をテーマにした最終回のあらすじや作品全体の感想・評価についてをまとめ、アニメ2期の可能性の考察などを紹介してきました。アニメ「重神機パンドーラ」の全体的な評価には、キャラクターや物語の設定・ストーリーは悪くないにしても展開がスローテンポで間延びしている感が否めず、人類の存亡がかかっている割に危機感や追い詰められた緊迫感が感じられず残念との感想が目立っていました。

しかし、物語をじっくり見ていくと面白さが見えてくるという感想も見られます。じっくり物語を楽しみたいという方には見応えのある作品なのかもしれません。SFロボットアニメの本作は、これまで観てきたロボットアニメの中で一番面白いという感想もあれば、先述したように残念という声もあり賛否両論と言えます。

独特の世界観で魅せる河森正治監督作品が好みかそうでないかでも意見が別れ、作品が面白いか面白くないかは鑑賞した人それぞれの感じ方によって評価が完全に左右される作品となっているのかもしれません。

アニメ円盤の売り上げも良いとは言えない結果のようでしたが、重神機パンドーラのアニメ2期を期待するファンも少なくないようです。アニメ「重神機パンドーラ」に興味があって、まだ観たことがないという方は是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

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