約束の七夜祭りの感想ネタバレ！評価を解説【YouTubeアニメ】

『約束の七夜祭り』通称「やくなな」は2018年8月3日からYoutubeで無料みれるXFLAG ANIME製作の約1時間のオリジナル長編アニメーションWeb作品です。会いたい人に会えるという「七夜祭り」を舞台に主人公の三波羅星真(みはら しょうま)とヒロインの瀬ノ沢志織(せのざわ しおり)が彦星と織姫になって怨念が仮想人格となって表れた過去の人物たちとバトルを繰り広げながら祭りを成功へと導きます。

≪YouTubeアニメ『約束の七夜祭り』スタッフ情報≫

• 原案・絵コンテ・演出・監督：村田和也
• 脚本・製作：XFLAG スタジオ
• 脚本協力：谷村大四郎/shachi
• 企画プロデューサー：平澤直
• キャラクターデザイン原案：海島千本
• モンスターデザイン原案：飯島弘也
• アニメーションデザイン・作画監修：まじろ
• 音楽：岩代太郎
• プロデューサー：前野ジョナサン和志
• 制作：横浜アニメーションラボ

YouTubeアニメ『約束の七夜祭り』は、アニメ版「モンスターストライク」略して「モンスト」を手掛けたXFLAG ANIMEが製作のため「ファイトリーグ」や「モンスト」の期間限定イベントとコラボしていたようです。「ファイトリーグ」や「モンスト」の期間限定イベントの限定キャラクターに祭り運営AIで仮想神体としてホログラフで現れるカンナが登場していました。

YouTubeアニメ『約束の七夜祭り』のあらすじネタバレしていきます。高校1年の三波羅星真(みはらしょうま)は、東京に引っ越してから3年半音信不通だった幼馴染で親友の藤井敦史(ふじい あつし)から連絡を受けます。久しぶりに会わないかという敦史に珍しい祭りがあると言われ、その祭りに誘われます。星真は自転車と方位磁石を持って険しい山道を進みます。

本当にこの道で合っているのか確認しながら行きますが、途中で方位磁石が乱れ、敦史に電話をしても「この番号は現在使われておりません」とアナウンスされ、しまいにはスマホも圏外となり1人森の中で途方に暮れていました。すると、どこからか音が聞こえてきます。星真はその音を辿り町明かりに気付き、目的地と思われる場所には城跡がありました。

崖から滑り落ちた星真はある少女に助けられます。彼女は瀬ノ沢志織(せのざわしおり)といい、彼女は星真に「招待された人じゃないでしょ？」と尋ねられます。招かれざる客はこの村から出なければならない決まりのようです。志織は必死に星真を隠そうとしますが、ホノグラムの姿で現れたカンナに見つかってしまい、村から出て行くように星真は言われます。

しかし、この場所で敦史と約束をしているという星真に対してカンナは調べてみると言うと正式に星真を祭りに招待すると言い、志織に星真を任せると姿を消すのでした。朝目覚めると星真の持ち物はありませんでした。私物が一切持ち込み禁止で祭りが終わるまでは手元に戻ることはありません。村の憑衣に着替え烏帽子を付けた星真は志織に仕事場を案内されます。祭りの進行役のカンナに言われ星真も祭りの準備を進めます。

星真はとにかく敦史と連絡が取れないことに不安がっていました。そこにカンナが現れ、祭りが終わるまでには会えると言われ一先ず安心します。志織からこの祭りは会いたい人に会うための「棚機七夜祭り」と聞きます。変なモンスターも現れるこの場所から星真は去りたいと考え、志織を説得しようとしますが、志織にはどうしても会って伝えなければいけないことがあると硬い表情を見せます。

志織は星真も誰か大切な人を亡くして何かを思いださなければいけないことがあるのではないかと言いますが、星真は大事な記憶に蓋をしているようで気づきません。時折断片的に蘇る記憶に戸惑いながらも一度は逃げ出そうとする星真ですが、思い止まり祭りを最後まで見届けることを決めて残ることにするのでした。

祭りで機織を奉納する際には織姫と彦星がその役を務め、その役に選ばれるのは最も心に深い傷を持った人物が選ばれます。その役に志織と星真が選ばれました。城跡でもあるため怨霊が仮想人格となって現れ祭りを妨害しされながらも人々はそれぞれが会いたいと思う人、恋人や両親、子どもなどと会うことが出来ました。志織もバス事故で自分を庇って命を落とし姉・香織の臓器で生き続けている志織は香織に謝罪します。

そして、星真も親友の敦史がもうこの世を去っていることを思い出します。そんな星真の前に敦史が現れます。敦史は本当は病気療養のために中学進学もせずに空気の良い場所で過ごしていましたが、東京の中学に進学すると嘘をついたことを謝ります。そして、そうすることで星真には自分は生き続けていると思っていて欲しかったと語るのです。

香織は志織が敦史と再会している星真の姿を見ているのに気づくと志織を冷やかします。それぞれが思い思いに再会を果たしますが、その時間は永遠には続きません。別れは寂しいですが、各々が前を向いて歩きはじめるきっかけとなったようです。志織も星真も前を向き、戦闘で滅びたと思われたAIのカンナも復活しハッピーエンドで幕を下ろします。

YouTubeアニメ『約束の七夜祭り』の棚機七夜祭りについて考察していきます。棚機七夜祭りとは、死んだ人に再会できる奇跡の祭りだということが分かりました。参加者の目の前に現れた存在は果たして幽霊だったのか、それともAIがその人物のライフスタイルなどのデータを収集して作り上げた仮想人格に人生を経験させた存在なのかなどと疑問があがっています。

本編では奉納の儀式もしているので幽霊であるとも考えられ、もし仮想人格のような存在であるならば儀式は必要ないのではないかとの感想もあがっているようです。彼らの目の前に現れた死者たちの存在が謎となっています。そして、祭りは何回も開催されていると想像されているようですが、何故今回だけバグが多発してたのか、それとも以前にもバグはあってAIが勝手に成長しその都度不具合は生じていたのかなどの描写も謎のようです。

祭りにはかなりの人数が集まっていましたが、もし仮に今回が初開催だとして、いくら招待されたとはいえ良く分からない催し物に参加しようという人はどれだけいるのか、という感想もあがり、祭りに関しての疑問は尽きないようです。

「モンスト」を手掛けたXFLAG ANIME製作のYouTubeアニメ『約束の七夜祭り』の劇中で憑衣と烏帽子を着用すると自身の潜在能力を発揮することが出来ます。建築などの経験がなくても憑依と烏帽子に身を委ねれればプロ並みのスキルを発揮することができ、高校1年の星真も見事なノミ捌きや組み立てを披露していました。

考察では烏帽子にはアプリ「星のめぐり」で収集された各専門家のスキルが蓄積されマニュアル化されており見ただけで何をすればいいかの作業工程が分かるようになっており、憑衣は恐らくボディーアーマーの様な役割でさらに作業における筋肉などのデータを転送して全身を包む憑衣から電気信号で筋肉に伝達しているのではないかと考えられているようです。

YouTubeアニメ『約束の七夜祭り』の本作で登場する「星のめぐり」アプリは開発会社は倒産してもAI自らが稼働しており、この時代で最も進歩したAIと言われ、ごく一部しか公にはなっていないようです。この大本のAIを「ムスヒ」と呼んでいます。

ムスヒとは産霊と書き、「天地・万物を生み出す神霊」のことで本作では祭りのシステムそのもののようです。祭りの進行役のカンナの名前は恐らく神霊が宿る依り代「神奈備」から名づけられたのではないかと言われています。

「モンスト」を手掛けたXFLAG ANIME製作のYouTubeアニメ『約束の七夜祭り』のカンナは怨霊の仮想人格とのバトルの末、姿を消してしまいます。しかし、物語のエンドロール後で再び姿を現し満点の星空を1人で眺めている場面が見られます。祭りを成功させるために進行役として作られたAIのカンナですが、祭りが終わった後に何故また再構築されたのでしょうか疑問が出てきます。

ある考えには「星のめぐり」アプリにカンナの情報がしっかりと記録され、祭りの奇跡として再度ホログラムが作られたのではないかというものがるようです。これまでのカンナの働きを労ったのではないか、そして、祭りは終わって務めから解き放たれたのではないかと考察されています。

また、別の解釈ではカンナが構築されたということは次の務めに備えて準備をしているのではないかとも考察されているようです。空を見上げたカノンからは空はどこまでも繋がっていてたとえ死んだとしても心は繋がっているということを示唆していたのではないかと考える人も中にはいたようです。

YouTubeアニメ『約束の七夜祭り』の魅力である瀬ノ沢志織の過去についてを紹介します。志織は姉の香織の高校受験合格のお祝いで家族旅行に行きますが、バスの転落事故に巻き込まれ香織が志織を庇って命を落とし、志織は重傷を負います。志織は香織の臓器を移植されて生き続けますが、両親は香織が無くなってから笑顔が無くなり自分だけが生き残ったことに罪悪感を感じ、香織に再会して直接謝罪したいと考えていたのでした。

このエピソードについての感想には、香織は無くなってしまっても生き残った志織のために両親には笑顔でいて欲しかったなという声や、そんな両親と共に生活していたら志織は辛かっただろうなという感想が見られました。

「モンスト」を手掛けたXFLAG ANIME製作のYouTubeアニメ『約束の七夜祭り』の魅力にはホノグラムが挙げられます。森の中を彷徨い、音を辿って村を見つけた星真は崖から落ちて怪我をし志織に助けられ、直に小屋に隠れて見つからないようにしようとしますが、ホノグラムの少女が突然2人の前に姿を現します。

ホラーのような出現とホログラムなのに触れることが出来るカンナの登場で視聴者は一気に物語に惹き込まれたようです。劇中ではAIは凄く発達しているようで、そこまで発達した時代ならスマホは使用しているのだろうかと疑問があがり、YouTubeアニメ「約束の七夜祭り」の時代背景がイマイチ分からないという感想があがっています。

YouTubeアニメ『約束の七夜祭り』の魅力には、怨念が仮想人格になって復活した過去の兵士たちとのバトルシーンが挙げられます。カンナの甲冑をがされていない首を狙って攻撃したりするバトルシーンは迫力があってい良いという評価が見られます。星真と志織は烏帽子と憑依を纏っていても中々倒すことは難しいようです。

都度、カンナが仮想人格の兵士たちを消去できるようプログラムした武器を2人に渡します。カンナは次々と兵士たちを倒していきますが、彼らが1つの巨大な怪物になった時に志織の弓の一矢と星真の件での一突きで勝負が決まってしまったことには勿体ないとの評価の感想が見られました。もっと星真と志織の戦闘シーンも見たかったという声があがっていたようです。

「モンスト」を手掛けたXFLAG ANIME製作のYouTubeアニメ『約束の七夜祭り』に関する感想や評価についてを紹介していきます。気になるYouTubeアニメ『約束の七夜祭り』の感想・評価をさっそくみていきましょう！

「モンスト」のイベント宣伝用でYouTubeで配信されていたアニメ『約束の七夜祭り』の物語の内容に関しての評価には、凄く良いという感想が多く見られます。気軽にスマホやPCで見られるのも評判では「モンスト」の宣伝だけでは勿体ないという声もあがっているようでした。

アニメ『約束の七夜祭り』の物語を見て感動した涙したという感想が見られました。モンストの宣伝で製作されたような内容であったとしても、それを知らなくても十分楽しめる作品と評価する感想が見られます。

『約束の七夜祭り』で取り上げている題材に関しての感想評価には、廃村の祭りや人工知能AIなどと秀逸な題材の割に尺が短いのと解説の掘り下げが足りなくて残念という評価も見られましたが、それでも映画館で流していたとしても普通に楽しめる作品との感想も見られました。

YouTubeアニメ『約束の七夜祭り』の感想・評価や解説、物語の考察などをネタバレ含めて紹介してきました。Youtubeロードショーという新しい形式で物語の内容も興味深くて面白く、スマホやPCで気軽に見れるという点が好評のようでした。見た目はさて置き、七夕とAIを掛け合わせた装束の憑依と烏帽子はハイテク感が見ていてワクワクしたという感想もあがっています。

細かい設定など少々疑問点は残るようですが、「モンスト」のイベントの宣伝用に製作されたにしてはとても見やすくて感動できる作品だと言われています。2019年8月現在もYouTubeでアニメを視聴することが可能です。気になる方は是非、アニメ『約束の七夜祭り』をご覧になってみてはいかがでしょうか？