人間カードの漫画全巻ネタバレ！何でもありのダークサスペンス！登場人物も紹介

殺人、監禁、凌辱何でもありの世界「人間カード」。一見見たところは普通のカードですが、一度でも人間カードの中に閉じ込められてしまうと出てくることは難しいです。そんな気になる人間カードについての作品情報、人間カードのルールや結末をご紹介します。

「人間カード」の著者は黒井嵐輔、作画は塩塚誠となっています。出版社はDeNAで漫画アプリ「マンガボックス」にて2017年3月から連載している人気漫画になります。なので、全巻漫画を購入せずに人間カードを読むことが出来ます。無料小説サイト「エブリスタ」の同名小説のコミカライズ版になり、不思議な「人間カード」をめぐるサスペンスストーリーとなっています。

「人間カード」は、人間をカードの中に閉じ込めることができるといった特殊なカードになります。別名を「プリズン・カード」と言い、カードに閉じ込めたい相手の弱みを目の前でたたきつけ心を揺さぶることで「プリズン・オン」と叫ぶと人間カードに閉じ込めることが出来ます。

全巻共通して登場する監禁、殺人、凌辱、何でもありの世界「人間カード」。そんな人間カードをめぐり目的や思想の違いから4つの組織が対立していきます。気になる「人間カード」のあらすじを全巻ネタバレを交えてご紹介します。また、最新刊の結末もご紹介します。以下の内容には全巻ネタバレが含まれていますので、ネタバレが苦手な方はご遠慮下さい。

人間カード第1巻のネタバレの内容になります。頭が良くオンラインゲームが得意なマモルは、幼馴染のユウカから行方不明の父親について相談され、「人間カード」の存在を知り興味を持ち始めます。優香の父親は人間カードに閉じ込められている可能性が高いとわかったマモル。ユウカの父親を取り戻すために幼馴染のリクとユウカでユウカの父親を取り戻そうとします。が、途中でリクとユウカが行方不明になってしまい…。

人間カード第2巻のネタバレの内容になります。人主人公は女子高生で芸能活動もしている北川ユイになります。芸能活動をしていることからイジメを受けていたユイ。そんなユイに唯一の友達のノゾミは人間カードの存在を持ち掛けてきます。人間をカードに閉じ込めるという信じ固い話に半信半疑だったユイでしたが…。

人間カード第3巻のネタバレの内容になります。「人間カード」をめぐり思想や目的が異なる大きな4つの組織が頭角を現します。その中の1つの組織「BLACK OCEAN」そんな「BLACK OCEAN」のNo.3長谷川シュウヤが「人間カード」第3巻で登場します人間カードについて調べに調べたマモルはとうとう「BLACK OCEAN」にたどりつき長谷川シュウヤに拾われていました。

人間カード第4巻のネタバレの内容になります。初めて人間カードに閉じ込められた女天羽リリア、通称「ファースト」を「村正一文字」から強奪しようとたくらむ「魔女の晩餐会」。天羽リリアは、人間カードの創始者と唯一接触した人間として特別視されていました。綿密な計画を立て、天羽リリア強奪の計画を遂行するユイたちでしたが思わぬ邪魔が入ってしまいます。

人間カードをめぐり対立する大きな4つの組織。どの組織も個性的なキャラクターがたくさんいます。そんな気になる「人間カード」をめぐる4つの組織の目的や思想の紹介と、組織に所属しているメンバーをご紹介します。以下の内容にはネタバレが含まれていますのでネタバレが苦手な方はご注意下さい。

殺人、監禁、凌辱何でもありの世界「人間カード」。この「人間カード」をめぐって4つの組織が動き、お互いの組織の動向を探っています。そんな「人間カード」の世界に足を踏み入れてしまった主人公マモルやその他の主要な登場人物をご紹介します。以下の内容には本編のネタバレがふくまれていますのでネタバレが苦手な方はご注意下さい。

「人間カード」の主人公。頭が良くオンラインゲームが得意で周りが見えなくなることも…。幼馴染のユウカに教えてもらった「人間カード」に興味を持ちます。人間カードに閉じ込められた可能性があるユウカの父親を取り戻すため作戦を立てますが、逆に刃物男に出し抜かれ幼馴染のリクを死なせてしまうという結末を迎えます。

マモルとユウカとは幼馴染で、ユウカに片思いしています。ゲームにはまると周りが見えなくなるマモルを心配する世話焼きな一面もあります。ユウカの父親を「人間カード」から解放しようとしますが、刃物男に殺されてしまうといった結末を迎えます。

マモルとリクの幼馴染。自身の父親が失踪したことから、マモルに一番はじめに「人間カード」の存在を教えた人物になります。「人間カード」に閉じ込めらた父親を探し出すためにマモルとリクの3人で作戦を立てますが相手に捕まり行方がわからなくなってしまいます。

イタリアンレストランでアルバイトをしていて、真面目で成績も優秀なためバイト先や友人からも人気者の存在です。ですが、病気の母親の入院費や大学費用を自分で稼いでいるためバイトだけではお金が足りず男の人に自分を売ってお金を工面していました。そんな弱みにつけこまれプリズン・オンされてしまいます。

「人間カード」の世界で最も冷酷非情で残忍だと言われている組織が「Σ（シグマ）」になります。人間カードに閉じ込めた人間の臓器を売ると言った人身売買もしていると言われています。そんな残忍な組織Σに所属している人物をご紹介します。以下の内容にはネタバレが含まれていますのでネタバレが苦手な方はご注意下さい。

Σの組織リーダーになります。昔は名門校で世界師の教師をしていて、生徒にも人気が高かったそう。が、ある日の真夜中に詩布津ゼンのクラスメート全員が学校に忍び込み自殺するという奇妙な事件がありました。人の心をコントロールすることが得意で、人間を洗脳することが出来る組織の中でもカリスマ洗脳者になります。

「刃物男」というハンドルネームを持ち、Σに所属しているユーザーになります。取引を行う際はとても愛想の良いサラリーマンという感じですが、リクとユウカを捕らえリクに至っては刃物男の手によって無残な結末を迎えます。リクの死の真相を知るため、そしてユウカの居場所をつきとめるためマモルは刃物男の情報を調べます。

ユイの唯一の友人で本名は鳴海アスカ。Σに所属しており、組織のボス詩布津ゼンに洗脳され、彼を崇拝しています。「人間カードに人を閉じ込めた」というユイの弱みを作り、ユイをカードに閉じ込めようと計画していました。かなりの数の人間カードをコレクションしています。

表の職業はカウンセラー兼セラピスト。この職業を利用してクライアントの弱みを知ることで人間カードに閉じ込めるという非道なことをしていました。美木堂レンのチームに目をつけられ人間カードに閉じ込められてしまいます。人間カードに閉じ込められてからは、むしろ人間カードから出たくないと言って美木堂レンに情報を提供します。

「魔女の晩餐会」は、人間カードの被害者が多く所属している組織になります。人間カードを作っている人物を突き止め、人間カードのシステムを全て停止させ、人間カードをこの世から抹消することを目的としています。以下の内容には本編のネタバレが含まれていますので、ネタバレが苦手な方はご注意下さい。

「魔女の晩餐会」に所属している人間カードのユーザー。警視庁捜査二課。警察の間では人間カードは都市伝説扱いされているため、本業とは関係なく組織に所属しています。北川ユイのファン。気さくな印象がありますが、怒ると周りが見えなくなります。

芸能活動をしている女子高生ですが、実は学校ではいじめにあっています。唯一の友人ノゾミに人間カードの存在を教えてもらい、自分をいじめた相手をカードに閉じ込めてしまいます。いろんな縁があり友人たちを救いだすために「魔女の晩餐会」に所属します。

「魔女の晩餐会」に属している人間カードのユーザー。冷たい性格が特徴的で碇タイセイのパートナーでもあります。特にユイに対して冷たいですが、優しい一面もあります。表の職業はデイトレーダーをしていて飲食店などに投資をしています。

「BLACK OCEAN」は人間カードを娯楽を考えている組織で、とにかく人間カードを楽しもうという目的で成り立っている組織になります。組織のメンバーも若い年齢のメンバーが多くイケイケなユーザーが多い組織になります。以下の内容には本編のネタバレが含まれていますのでネタバレが苦手な方はご注意下さい。

「BLACK OCEAN」のNo.3で、元ホスト。ギャンブルや賭け事を得意とします。自分が得意とするギャンブルを上手く利用して人間カードに近づくといった頭の良さも兼ね備えています。リクを殺されユウカを誘拐され途方にくれていたマモルを保護し匿ってくれています。

「BLACK OCEAN」のNo.3のシュウヤと同等に会話していることを考察すると、シュウヤと同等の立場の存在だと考えられる人物になります。シュウヤに「脱獄老人」の話を持ち掛けた人物です。以前に人間カードの中の世界をシュウヤと調査したことがあります。

村正一文字の組織を率いるボス。村正一文字は表の世界でも巨大なグループになります。志斎ゲンジュウロウ自身も投資家のため多くの企業を支援していてかなり強い権力を持っています。一番初めにプリズン・オンされた人物天羽リリアの人間カードを所持しています。

唯一組織ではなくチームとして活動しています。リーダーの美木堂レンを中心にして動いているチームになります。頭の良い美木堂レンは大量の人間カードをΣから奪い、Σの中でも美木堂レンの名前は知られています。以下の内容にはネタバレが含まれていますのでネタバレが苦手な方はご注意下さい。

人間カードをめぐる美木堂レンチームのリーダー。美木堂レンチームは、どの組織にも所属しておらずリーダーの美木堂レンを中心に活動しています。マモルと同じ大学に通っている大学生のユーザーになります。大量の人間カードをΣから奪ったために、Σから目をつけられています。

レンやカオルと行動を共にしている人間カードのユーザー。2人とは同じ大学に通っています。コンピューターに詳しく常に監視カメラを見ながら2人の行動をサポートしています。チームの中でもムードメーカー的な存在。

レンやユキベエと行動を共にしている人間カードのユーザー。レンやユキベエとは同じ大学。人間カードを悪いことに使う人物が許せず、正義感が強い一面もありますが、猪突猛進な部分もあるのでしばしば早とちりしてしまうことがあります。

碇タイセイの上司で警察官。週刊誌の記者に頼まれて詩布津ゼンと会うことになり待ち合わせ場所に行こうとしますが、気が付けば人間カードの中に閉じ込められてしまいます。詩布津ゼンのことも知っていて、人間カードと詩布津ゼンについて怪しんでいます。

ユイをいじめていた主犯格の少女。もともとはユイともとても仲が良かったですが、何も努力をしていないユイだけが芸能人になれたことをねたんでいやがらせをするようになります。芸能事務所の社長と関係をもつという弱みをユイに突き付けられプリズン・オンされてしまいます。

人間カードは、相手の「弱み」を握る必要があります。そのためには少しでもその人物の「情報」を手に入れることが不可欠になってくるので人間カードの世界での「情報」はとても重要なものになります。より多くの情報を持つ人物が人間カードを上手く扱うことが出来、なおかつその情報を使っての頭脳戦、そして心理戦を描いたストーリー展開が見所になっています。

人間カードをめぐり「魔女の晩餐会」「BLACKOCEAN」「美木堂レンチーム」「村正一文字」の大きく4つの組織が存在しています。この組織はそれぞれ人間カードを使う目的や思想が違っているため対立しています。この組織間の対立も見所となっています。

人間カードとは、生きている人間をカードの中に閉じ込めることが出来ます。人間カードの中に閉じ込めたい相手がいた場合は、相手の「弱み」を握ることが出来れば人間カードに閉じ込めることが出来ます。人間カードの中の世界には法律や秩序はありません。暴力、監禁、殺人、強姦何をやっても罪に問われることはありません。この特殊な設定の人間カードの存在が最大の見所になります。

人間カードに閉じ込められた人物が脱獄したという「BLACK OCEAN」のアキラがシュウジに話した内容になります。一度は人間カードに閉じ込めたとカードを確認すると、次の瞬間には人間カードが真っ黒、つまり白紙の状態になっていると言われています。カードの構造上脱獄することは不可能なので協力者の存在を考えるシュウヤですが…。この脱獄老人がどう結末に結び付けていくのかが見所です。

リクが殺され、以来ユウカも行方不明になってしまいます。マモルはユウカの行方を探るために人間カードの世界の情報を調べていきますが、調べれば調べるほどユウカの行方についてある1つの可能性を見出します。いなくなってしまったユウカはまだ生きているのか？死んでいるのか？見所の内容になります。

人間カードの世界を調べていくうちにマモルは自分も入手した人間カードを使って人間カードの世界に閉じ込めてみようと思い至ります。連続少女殺人事件の容疑者を選んだマモルでしたが、一足早く別の人間にプリズン・オンされてしまいます。マモルも半信半疑だった人間カードでしたが、この瞬間を目撃し人間カードを信じるようになります。

殺人・強姦・監禁何でもありの世界の人間カードですが、残虐非道な世界でありながら「ワクワクしてしまう」と言った感想が多く挙がっています。現実世界ではありえないとわかっていても人間カードの世界にはまってしまうという声がたくさんありました。

天羽リリアを強奪するために奮闘したユイの活躍が「すごくよかった」と高評価でした。目が離せないカーチェイスのシーンは、先がどうなるのか予想できず「どきどきした」「結末が予想できない」と言った感想がたくさんありました。ユイが、強い信念を持って「魔女の晩餐会」に所属したのだということがわかるシーンでした。

人間カードのキーパーソンともなる登場人物「刃物男」。リクを殺した敵でもありますが「刃物男」という名前から悪役キャラクターであることがうかがえます。今後もこの刃物男の行動が気になるところになります。マモルが、刃物男を人間カードに閉じ込めることが出来るのか、どんな結末を迎えるのかが見所となっています。

人間カードのあらすじ全巻ネタバレはいかがでしたか？人間カードをめぐる4つの組織の心理戦や頭脳戦は見ている方がドキドキさせられますし、気になる結末も見逃せません。全巻揃えるのは難しいかもしれませんが、無料漫画アプリ「マンガボックス」にて閲覧可能です。なので、全巻買う必要はありません。是非一度人間カードの世界をお楽しみください。