2019年08月12日公開
2019年08月12日更新
B:The Beginningのネタバレ感想を結末まで!魅力的な登場人物も紹介!
『B:The Beginning』とは2018年3月2日からNetflixで配信されたアニメ作品です。連続殺人鬼を追う推理ものでありながら、ド派手な戦闘シーンも存在するため多くのアニメファンを魅了し、高評価の感想が寄せられた『B:The Beginning』です。今回は実際にアニメを観た視聴者による感想を紹介し、物語のあらすじも結末までネタバレしていきます。また、物語を盛り上げている魅力的な登場人物と、演じている豪華声優陣も紹介します。
目次
B:The Beginningとは?
『B:The Beginning』のあらすじを結末までネタバレし、魅力的な登場人物や豪華声優陣について紹介していく前に、『B:The Beginning』の作品情報を解説していきます。アクション・サスペンスにファンタジー要素も取り入れているという独特な作風で人気を博した『B:The Beginning』ですが、ここではさらに、物語を盛り上げている音楽や主題歌についても紹介します。
B:The Beginningの作品情報
『B:The Beginning』はアニメ制作会社『Production I.G』が原作を務め、2018年3月2日からNetflixにて配信されたアニメ作品で、魅力的な登場人物を豪華声優陣が演じるという事で配信前から話題となっていました。異形へと変化する力を持った少年・黒羽(コクウ)と、天才的な頭脳を持ち、連続殺人犯を追うキース・風間・フリックの2人が主人公となっており、ファンタジーアクションと推理ものが見事に融合を果たしています。
2017年に開催され、有名クリエイターが多く参加して作品を発表した『Netflixアニメストレート2017』でも『B:The Beginning』は発表されていましたが、当時のタイトルは『パーフェクト・ボーンズ』で、プレミアム試写会前に変更となりました。監督・キャラクターデザインを担当しているのはアニメ『ハンターハンター』の原画でも知られている中澤一登で、彼は『B:The Beginning』は黒をモチーフにしていると述べています。
B:The Beginningのアニメ情報
『B:The Beginning』は2018年3月2日にNetflixにて、日本だけでなく世界同時配信となりました。物語は全12話となっており、地上波放送の1クール分となっています。凶悪な連続殺人事件を題材にしている事からも分かるようにかなり重い話でグロいシーンも多数存在しますが、Netflixでのネット配信であるため地上波のような規制が無く、制作陣も自由に制作しており、コアなアニメファンには嬉しい作りである事も魅力です。
B:The Beginningの音楽
『B:The Beginning』の音楽を担当しているのはドラマやアニメで多くの劇伴音楽を手掛けてきた池頼広(いけよしひろ)です。ドラマでは『相棒シリーズ』や2005年に放送された『女王の教室』、2006年に放送された『ギャルサー』など、アニメでは2013年に放送された『黒子のバスケ』の第2期や2017年に放送された『いぬやしき』などが代表作として挙げられ、有名作品や話題作の音楽を多く担当してきました。
B:The Beginningの主題歌
こちらが『B:The Beginning』の主題歌『The Perfect World』です。作曲はアメリカのギタリストであるマーティ・フリードマン、作詞は『MAN WITH A MISSION』のJean-Ken Johnny、演奏は『Dragon Ash』のベーシストであるKenKenが参加しており、豪華アーティストが集結しています。『B:The Beginning』の主題歌として制作するにあたってフリードマンとJean-Ken Johnnyはアニメを全話視聴したという事です。
また、フリードマンは曲についてのインタビューの際に、『The Perfect World』は劇中で最後の方に流れるという事で視聴者への印象が強くなるため、相当なプレッシャーだったと語っていました。しかし、監督である中澤一登は『The Perfect World』のデモテープを聞いた時、『B:The Beginning』の物語のイメージにぴったりだったと述べており、その言葉を聞いたフリードマンはホッと胸を撫で下ろしたという事です。
B:The Beginningの登場人物・声優
ここでは『B:The Beginning』の登場人物・担当声優を紹介していきます。『B:The Beginning』は非常に豪華な声優キャスト陣で彩られているという事で話題となり、『豪華すぎる!』というファンによる感想が多く寄せられました。果たして、魅力溢れる登場人物達の声を担当したのはどんな人気声優なのでしょうか?
登場人物・声優①黒羽/梶裕貴
『B:The Beginning』の登場人物①は、黒羽です。物語の主人公で過去の記憶を失くしており、『RIS』の新人捜査官である星名リリィの父が営んでいるバイオリン工房で職人見習いとして働いています。凄まじい力を持った異形の者に変化する事が出来る能力を持っており、夜になるととある人物を探して街を駆け回ります。テロ組織『マーケットメイカー』に深い恨みを持たれている事から、消えた過去に何かがあったと考えられます。
演じている声優は梶裕貴です。埼玉県坂戸市出身で1985年9月3日生まれの2019年現在33歳で、声優の他に歌手やナレーターとしても活動しています。声優としてのデビュー作は2004年に発売されたPS2用ゲーム『帝国千戦記』で、その後は2007年に放送された『Over Drive』の篠崎ミコト役や2008年に放送された『黒執事』のフィニアン役など、有名作品で主人公や主要登場人物を多く演じていきました。
2009年に『声優アワード 新人声優賞』を受賞した事で実力派声優としても認められています。歌手デビューを果たしたのは2012年で、ファーストシングル『sense of wonder』を発売しました。個人名義の他にも多くのキャラソンも担当しており、甘い声での歌唱法に定評があります。また、私生活では2019年6月23日に同じく声優の竹達彩奈と結婚した事を公式Twitterで発表していました。
登場人物・声優②キース・風間・フリック/平田広明
『B:The Beginning』の登場人物②は、キース・風間・フリックです。物語のもう1人の主人公で、過去に特殊犯罪捜査課『RIS』で天才捜査官として手腕を発揮していましたが、とある大事件をきっかけに第一線を退いていました。今回の『Killer B』が起こす殺人事件を解決するために現場に復帰し、以前と変わらない活躍を見せます。あだ名はドイツ語で『天才』を意味する『ゲニー』ですが、運動は苦手です。
演じている声優は平田広明です。東京都出身で1963年8月7日生まれの2019年現在55歳で、アニメだけでなく吹き替えも多く行なってきており、ジョニー・デップやマット・デイモンと言った数々の有名俳優を担当しています。代表作は『ワンピース』のサンジ役や、『パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ』のジャック・スパロウ役などが挙げられます。ちなみに、ジョニー・デップとはジャパンプレミアで共演を果たしています。
登場人物・声優③星名リリィ/瀬戸麻沙美
『B:The Beginning』の登場人物③は、星名リリィです。特殊犯罪捜査課『RIS』の新人捜査官で、『Killer B』の捜査のために天才であるキースに付いて行こうとしますが、なぜか避けられてしまいます。それでも持ち前の無神経さでキースを無理やり付け回し、そんな中で新人とは思えないようなひらめきを発揮していき、周囲を驚かせるような活躍をするようになっていきました。実家はバイオリン工房を営んでいます。
演じている声優は瀬戸麻沙美です。埼玉県出身で1993年4月2日生まれの2019年現在26歳で、『せとちゃん』『せとくん』などの愛称で親しまれています。声優としてデビューした作品は2010年に放送された『放浪息子』で、初めてのオーディションでありながら準主人公である高槻よしのに抜擢され、監督から『演技の指導は必要無かった』と言わしめるほどの才能を発揮しました。
その後、2011年に『ちはやふる』の主人公である綾瀬千早役に選ばれると同時にED主題歌である『そしていま』も担当し、初めてのキャラソンを歌う事になります。その後は『東京喰種トーキョーグールシリーズ』の真戸暁役や、2016年から放送された『マクロスΔ』のミラージュ・ファリーナ・ジーナスなど、人気作品の主要登場人物を多く演じていきました。
登場人物・声優④エリック・トガ/東地宏樹
『B:The Beginning』の登場人物④は、エリック・トガです。『RIS』の現場指揮官であり、冷静で的確な判断力を持っているため部下からも信頼されています。キースの弟子でもあり、事件の捜査について学んでいた過去があります。キースに対しては全てに置いて信頼していますが、1人で危険な行動を取ってしまうキースをいつも心配しています。
演じている声優は東地宏樹です。東京都出身で1966年5月26日生まれの2019年現在53歳で、声優の仕事を中心としながら俳優・ナレーターとしても活動しています。声優としては海外ドラマ・映画の吹き替えをする事が多く、『プリズン・ブレイクシリーズ』などで知られているウェントワース・ミラーの担当声優を長い間務めているほか、『スーパーナチュラルシリーズ』に出演しているジェンセン・アクレスの声も担当しています。
登場人物・声優⑤ギルバート・ロス/森川智之
『B:The Beginning』の登場人物⑤は、ギルバート・ロスです。王立法医学研究所に所属しているスタッフで、事件の被害者の身体から死因の発見や凶器の特定を行っています。キースとは学生時代からの親友で、仕事の面だけでなくプライベートでもお互いが支えとなっています。『Killer B』の捜査のために復帰したキースの精神状態を気を付けて見守りながら、捜査の手助けをしていきます。
演じている声優は森川智之です。東京都出身で1967年1月26日生まれの2019年現在52歳で、声優の他にもナレーターやタレントとしても活動しています。アニメで担当となるキャラは二枚目と悪役が多く、『ファイナル・ファンタジー7』に登場する人気キャラであるセフィロスが代表的な役として挙げられます。また、吹き替えも多く行なってきており、トム・クルーズの本人公認の担当声優でもあります。
登場人物・声優⑥皆月/石川界人
『B:The Beginning』の登場人物⑥は、皆月です。テロ組織『マーケットメイカー』のリーダーで、王国で起こっている数々の事件を裏で操っています。黒羽に対して強い憎しみを抱いており、部下を刺客として送り込むなどして執拗に追い続けています。
演じている声優は石川界人です。東京都出身で1993年10月13日生まれの2019年現在25歳で、高校1年生の時から声優を志すようになり、2012年にアニメ『あの夏で待ってる』に出演した事で声優としてデビューを果たしました。代表作に2016年に放送された『甲鉄城のカバネリ』の瓜生役や、2019年に放送された『盾の勇者の成り上がり』の岩谷尚文役などがあります。
登場人物・声優⑦ユナ/佐藤聡美
『B:The Beginning』の登場人物⑦は、ユナです。『マーケットメイカー』に所属している皆月の部下で、常に無表情で口数も少ない少女です。死を恐れておらず、皆月の命令ならどんな仕事でもこなし、皆月と同じように黒羽を憎んでいます。
演じている声優は佐藤聡美です。宮城県出身で1986年5月8日生まれの2019年現在33歳で、声優の他にも歌手として活動しています。代表作に『FAIRY TAIL』のウェンディ・マーベル役や、2014年に放送された『魔法科高校の劣等生』の柴田美月役などがあります。私生活では2017年7月6日に同じく声優の寺島拓篤との結婚を自身の公式ブログで発表しました。
B:The Beginningのあらすじ結末をネタバレ
あらすじネタバレ①キラーB
国家クレモナにて、猟奇的な犯罪を犯す凶悪犯ばかりが殺される謎の連続殺人が起こっており、犯人は現場に必ず『B』の文字を刻む事から『Killer B』の通称で呼ばれていました。『Killer B』事件を捜査している王立警察特殊犯罪捜査課『RIS』の新人捜査官・星名リリィはその日、現役を引退している伝説的な捜査官であるキース・風間・フリックの現場復帰の立ち合いに参加します。
キースは天才の意味を持つ『ゲニー』の異名を持っており、数々の事件を解決に導いてきました。キースとは古い友人であり法医学の専門家であるギルバート・ロスは、禁煙している事をキースに述べますが、キースはギルバートが隠れて喫煙している事を見抜き、煙草を渡して去っていきます。一方で、リリィの実家であるバイオリン工房では黒羽という少年が見習いとして働いていますが、実は彼こそが『Killer B』でした。
黒羽は腕を剣のような刃物に変化させ、背中からは翼を生やして飛行するという異形に身体を変化する事ができ、さらに驚異的な身体能力を備えています。しかし、黒羽は過去の記憶を失っており、わずかに頭に残っている女性の姿を探して夜になると殺人者を殺害し続けていたのでした。そんな中、新型の神経ガスを使用した『Killer B』の模倣犯による殺人事件が起こります。
その神経ガスは市長に対して送られた脅迫状に同梱されていたものと同じものだという事から、模倣犯の狙いはチャリティイベントだという事が分かり、『RIS』のメンバーはイベント会場である高層ビルを護衛する事にしました。
あらすじネタバレ②タトゥーの少年
自分によるものでは無い『Killer B』事件のニュースを聞いた黒羽もチャリティイベントに向かうと、顔にタトゥーを入れた少年・イザナミが襲い掛かって来た事で2人は戦闘となります。そして同じ頃、別の少年がビル内にガスを散布しました。しかし、現場にいたキースは、ガスが散布された事よりも、屋上で人間を遥かに超えたレベルで戦闘を行っている黒羽とイザナミの方が気になっている様子です。
黒羽とイザナミは凄まじい速さでそこから郊外の方へと移動し、キースも車でそれを追います。『RIS』の指揮官であるエリック・トガはビルに散布されたガスについてキースに助けを求めますが、キースはそのガスが毒ガスでは無くただの催眠ガスである事を読んでおり、エリックに伝えると同時に、最近起きている殺人事件を裏で操っている人物がいる可能性が高い事を示唆します。
一方で激しい戦いを繰り広げていた黒羽とイザナミでしたが、イザナミは黒羽と知り合うである事を述べ、夜に女性を探し回っている事も知っていました。問いただそうとする黒羽でしたが、イザナミは足を剣状にして黒羽に襲い掛かってきます。黒羽は自分の足を切断されながらもイザナミの胸に剣を差し込み、勝利を収めました。
もはや死から逃れられないイザナミでしたが、最後に『カノープスに触れろ』という言葉と、剣状に変化する足を切り取って自分の中に取り込むようにという言葉を残して息絶えました。その後、キースは戦いの現場に到着しますが、もはや2人は消えていました。リリィは事件の犯人が次々と逮捕されていく中で、実は何も解決していない事を悟り、捜査官のマリオとジャンと共に事件の真の解決を誓うのでした。
あらすじネタバレ③カノープス
チャリティイベントでの事件の翌日、黒羽は『カノープス』についてを調べるために図書館に向かい、その途中でリリィから『カノープス』とは星である事を聞きます。リリィは連続して起こる事件について問いただすためにキースの家に向かいますが、キースは答えようとしません。リリィは過去に起きた大きな事件の裏で、金塊の強奪などといった細かな事件が起きている事を述べますが、キースは深入りしているリリィに激怒します。
そこに捜査官の中で最年長であるボリス・マイヤーが現れて、『RIS』のメンバーで飲み会をする事になりました。メンバー達が楽しむ中、キースはベランダで考え事をしており、ボリスはそんなキースにリリィが過去に殺されたキースの妹に似ている事を言います。そして時を同じくして署では捜査官のブランドンが署内で使用されているカメラが盗撮に使われているという事に気付き、ボリスに知らせようとしていました。
しかし、エレベーターに乗ったブランドンを何者かが襲います。病院にて命は助かったブランドンでしたが、エリックは監視カメラの映像で署内にブランドンを刺した犯人がいる事に気付きました。その一方で、イザナミが在籍していた組織『マーケットメイカー』のリーダーである皆月は、ブランドンを必ず殺すようにと再度部下に命令をします。そして黒羽は、街でキースを見かけ、キースが『カノープス』であると直感しました。
その日の深夜、男がブランドンの病室に侵入して殺害しようとしますが、その時キースが現れて制止します。そしてキースはその男がジャンである事を述べて銃を向けます。ジャンはキースに悪夢を見せると言い残して自分の手首を切りました。キースが止血しようとするとそこに黒羽が現れ、キースを連れて行きます。黒羽はキースに『カノープス』と言い、キースは黒羽に『サーティーン』と言いました。
黒羽はキースにユナという名前の女性の事を問いただし、キースは『Killer B』である黒羽が現場に残し続けていた文字がユナに送り続けていたメッセージである事を伝えました。そして2人は明日、別の場所で会う事を約束して別れました。しかし、警察はジャンを殺害した犯人をキースと断定して逮捕のために動くのでした。
あらすじネタバレ④すべての始まり
キースは黒羽と再会し、『すべての始まり』を話します。数百年前に、羽の生えた人間の骨が発見された事で、国は『ファウラ・ブランカ研究所』を設立しました。しかし、研究員達がただ単に近親交配を続けた事で、大きな力を持った失敗作『兆しの子』が何人も生まれてしまいます。そんな中、『兆しの子』による軍隊『マーケットメイカー』が設立され、国の大きな力となっていきました。
そして今から10数年前、当時12歳であったキースによって研究は大きく前進し、成功例として生み出されたのが黒羽とユナでした。黒羽がキースの話を聞いていると、そこにユナが現れて圧倒的な力で黒羽に襲い掛かります。ユナは『ファウラ・ブランカ研究所』での一軒を全て黒羽のせいだと思い込んでいるようでした。しかしユナは、黒羽の目を見た事で全てを思い出し、黒羽に抱きつきます。
するとそこに皆月が現れてユナもろとも黒羽に剣を突き刺します。すかさずキースが皆月に向かって銃を撃った事で、皆月は傷を負いながらもユナと共に飛行船『白鯨』に戻って行きました。黒羽は気絶していましたが、目覚めるとキースにデッド・カイルという男性について問いただされます。カイルはキースの妹を殺害したと供述していましたが、黒羽によって殺されていました。
黒羽はカイルが『ファウラ・ブランカ研究所』を襲撃した1人だと語り、続けて自分の目的は殺人兵器であるレジーを抹殺する事だとも述べました。黒羽は全ての真相を知りながらも何故自分の事を介抱するのかとキースに聞きます。
結末ネタバレ:2人の男
『マーケットメイカー』を操り、『ファウラ・ブランカ研究所』を襲わせた黒幕は2人の男である事が分かります。1人は皆月で、黒羽の力を奪って真の王となる事が目的でした。そして2人目の男こそが皆月をも操っている本当の黒幕で、キースはその男が古い友人であるギルバートである事に気付きます。キースは妹に似ているリリィに囮になってもらい、ギルバートを呼び出す事に成功しますが、逆にリリィが捕まってしまいます。
一方で、黒羽は皆月との戦闘となり、ついに倒す事に成功しました。しかし、実は側近のライカこそが本物の皆月であるという事実が判明します。ライカは黒羽のいる場所を爆破し、ユナを連れて逃亡しました。黒羽はライカを追い、イザナミからもらった足でライカの首を切断し、決着を付けます。そして、キースはギルバートと対峙していました。ギルバートの目的は、キースを苦しめたあとに自身も死ぬ事でした。
ギルバートは銃を構えますが、それはキースに対してではなく、リリィに対して向けられたものでした。キースはリリィを守るためにギルバートの眉間に弾を打ち込み殺害しますが、これでギルバートの願いは果たされた事になります。それから3か月後、キースは『RIS』に復帰する事になり、『マーケットメイカー』はキリサメという男が継ぐ事になりました。以上が『B:The Beginning』の結末までのネタバレあらすじになります。
B:The Beginningの面白い魅力
個性的な舞台設定
『B:The Beginning』の舞台はあらすじで結末までネタバレしてきたように『クレモナ』という群島国家ですが、これが非常に個性的です。イタリアを基本としながら、日本やアメリカなどといった世界各国の文化を取り入れています。視聴者によっては『リアリティに欠ける』として酷評する感想もあったようですが、『B:The Beginning』の世界を盛り上げている事は間違いありません。
豪華な声優キャスト
『B:The Beginning』は梶裕貴や平田広明をはじめ、豪華な声優キャストで彩られている事も魅力の1つです。人気かつ実力派な声優陣であるため、『安心して観ていられる』という視聴者の感想は多くありました。
作り込まれたシナリオと演出
シーンによって、キャラの考えている事や状況などといった事を表す文字が画面に出てきますが、この演出が高評価の感想を生んでいます。また、あらすじの結末でネタバレしたようにギルバートが黒幕となっていますが、まさかの展開で作りこまれたシナリオとなっています。
迫力のあるバトルシーン
『B:The Beginning』はキースによる推理パートと黒羽によるバトルパートによって物語が進んでいきますが、バトルパートはスピード感のある迫力満点の戦闘が行われるため、『観ていて飽きない』という感想が多く寄せられました。
予測できないストーリー展開
『B:The Beginning』は黒羽とキースのダブル主人公となっており、それぞれの視点で物語が進みますが、2人は性格から年齢まで全くタイプが違うため、非常に予想しにくいストーリー展開を迎えていきます。
B:The Beginningのネタバレ考察
『B:The Beginning』のあらすじを結末までネタバレしてきましたが、ここでは物語を見ただけでは分からない細かな事柄をネタバレ考察していきます。特にギルバートの感情や、キリサメについて詳しく解説します。
ネタバレ考察①黒羽
キリサメ
キリサメは黒羽やユナと一緒に『ファウラ・ブランカ研究所』で育った少年です。過去には黒羽を守るために自らの腕を犠牲にしていました。あらすじでネタバレしてきたように、結末では『マーケットメイカー』のリーダーとなっていましたが、今後の展開に期待を寄せるファンの感想は多くあります。
キリサメと共にいた男
キリサメと一緒にいた男がいましたが、この男はおそらく『マーケットメイカー』の1人で、ギルバートの指示で動いていたという事が考察出来ます。今期での活躍はありませんでしたが、これから登場する可能性が高いと考えられます。
ネタバレ考察②ギルバート
ギルバートの想い
あらすじで結末までネタバレしてきたように、ギルバートはキースに苦しんでもらう事を目的としていましたが、これはコンプレックスによるものであるため、好きという想いの裏返しとなっています。ギルバートはキースに受け入れられたいという気持ちがありながらも、殺人の衝動を抑える事が出来なかったと考察出来ます。
ギルバートの感情
あらすじでネタバレしたように、ギルバートはキースに殺されるという結末を迎えていましたが、その達成感とキースが自分の思い通りに動いてくれた優越感に浸る事が出来ました。この事からギルバートはキースに感謝していると考えられます。
勝利したのはギルバート
殺人は犯さないという事を強く決めていたキースに殺されるという目的を果たしたギルバートは、勝利を収めた結末を迎えました。ギルバートはキースに殺人を犯させる事によって強い印象を残し、キースの中で生き続けようと思ったと考察出来ます。
ネタバレ考察③黒羽の王
劇中で、黒羽の王は国の最初の支配者に打ち取られたという説明がありました。この最初の支配者というのはクレモナの初代国王である事が分かります。そのため黒羽と王家には長い因縁があると考察出来ます。
B:The Beginningの続編情報
あらすじを結末までネタバレしてきた『B:The Beginning』ですが、続編を期待する視聴者の感想が多く寄せられています。物語の結末もこれからの展開を予想させるようなものとなっていましたが、果たして続編はあるのでしょうか?
B:The Beginningの続編は?
テレビ作品コンペティション部門に選出
『B:The Beginning』は、フランスで開催された『第42回アヌシー国際アニメーション映画祭』でシーズン2の制作が発表されました。また、シーズン1は日本発のアニメ作品としてこの映画祭に『テレビ作品コンペティション部門』にも選出されています。
B:The Beginningの続編映像
こちらが『B:The Beginning』の続編の予告映像となります。キースや黒羽、キリサメの姿を確認する事ができ、キリサメの『すぐ会えるって言っただろ、黒羽』とセリフで閉められています。
B:The Beginningを見た人の感想や評価
なんとなく見始めたB:The Beginningおもろい
— ばいはち (@ScByeight) August 10, 2019
『B:The Beginning』が面白いという視聴者の感想は非常に多くあります。あらすじで結末までネタバレしてきたように、推理とバトルの融合によって飽きさせない展開が続く事が、高評価の感想を多く呼んだ理由の1つです。
B the beginning おすすめ!ネトフリオリジナル!おすすめ!おもしろい!リリィかわいい!(語彙力
— Vel@ガルパン4DX水戸 (@vel_line) August 8, 2019
『B:The Beginning』が面白いという感想はもちろんですが、リリィが可愛いという感想も少なくありません。リリィはあらすじで結末までネタバレしてきたように気の強い性格をしており、時折見せる怒った顔もキュートだという事で、作品を見続ける大きな理由となったという感想を述べるファンが多くいました。
Netflixオリジナル「B: The Beginning」https://t.co/hSIFBScd6n
— くずゆ/C96/金/西/て-17a (@kuzuyu_427) August 6, 2019
殺人鬼の片思い物語だった・・・
『B:The Beginning』は殺人鬼の片思い物語であるというファンの感想があります。あらすじでネタバレしてきたように、黒幕はギルバートである事が分かりましたが、動機はキースへのコンプレックスからきたものでした。物語を結末まで観ると、ギルバートの片思い物語だという感想は強く共感出来ます。
B:The Beginningの感想まとめ
『B:The Beginning』のあらすじを結末までネタバレし、視聴者による感想も紹介してきました。シーズン2の制作も決定している『B:The Beginning』には、アニメファンから大きな期待が寄せられています。今回の結末までネタバレしたあらすじまとめを読んだ後にもう1度、『B:The Beginning』を1話から観てみるというのはいかがでしょうか?