哲也-雀聖と呼ばれた男の最終回がひどい?漫画のネタバレあらすじと結末まとめ

哲也-雀聖と呼ばれた男の最終回がひどいと言われています。今回は漫画哲也のあらすじやネタバレを紹介しながら結末をまとめていき、最終回を考察していきます。麻雀漫画の金字塔と言われている哲也のその結末とはどんな内容なのでしょうか?あらすじから結末までを読み解いて最終回がひどいと言われる理由を確認してみましょう。ぜひ哲也のDVDや漫画を読み返しながら今回の記事を読んでみてください。

哲也-雀聖と呼ばれた男の最終回がひどい?漫画のネタバレあらすじと結末まとめのイメージ

目次

  1. 哲也-雀聖と呼ばれた男とは?
  2. 哲也-雀聖と呼ばれた男の最終回がひどい?結末ネタバレ
  3. 哲也-雀聖と呼ばれた男の漫画あらすじネタバレ
  4. 哲也-雀聖と呼ばれた男の主な登場人物
  5. 哲也-雀聖と呼ばれた男の最終回に関する感想や評価
  6. 哲也-雀聖と呼ばれた男の最終回まとめ

哲也-雀聖と呼ばれた男とは?

哲也-雀聖と呼ばれた男は麻雀漫画

哲也-雀聖と呼ばれた男は麻雀漫画です。麻雀がまだギャンブルとして成立していた時代にあった、本当の実話を元にした漫画です。主なあらすじは、阿佐田哲也の麻雀放浪記という小説が題材となっており、主人公は浅田哲也です。そのために漫画の題名も哲也とついています。

漫画『哲也』が人気の理由の1つが、麻雀を題材にしていて珍しいという点が挙げられます。また、物語の中で麻雀のルールなどについての表記はありません。しかしながらその理由というのは、麻雀を正当な方法でプレイしていくのではなく、イカサマをして勝っていくというストーリーになっているからです。

漫画の中にはいくつもの麻雀におけるイカサマ技が登場しますが、ある程度の脚色はあるにしても実際に浅田哲也が使用していたイカサマ技もあるというのが伺えます。また、漫画『哲也』の人気の大きな理由が、当時の時代背景を如実に表しているという点があります。戦後間もない日本が舞台となっており、貧しいながらも活気のある生活が描かれています。

また、哲也がイカサマ麻雀を題材にした漫画と聞くと、ズルい印象を受け、なぜそこまで人気なのか不明に思う人も多いのですが、実はこの哲也という漫画の面白い点は、イカサマ麻雀対イカサマ麻雀の戦いなのです。

イカサマをして相手から麻雀で勝つというのが目的であり、当時麻雀がギャンブルとして成立していたからこそ、イカサマ技が発展し、時代背景から見て分かるように、何としても勝たなければならないという想いが伝わってくるのです。それこそが哲也の人気の最大のポイントです。

哲也-雀聖と呼ばれた男のアニメも人気

哲也-雀聖と呼ばれた男は、漫画だけでなくアニメとしても人気です。実は漫画哲也は廃版となっており、今ある漫画意外新しく印刷されることはないのです。そのため、入手困難な漫画の1つと言われており、このことからアニメの哲也が大人気となっているのです。

『哲也 -雀聖と呼ばれた男- 玄人立志編 麻雀梁山泊の決闘!』(星野 泰視,さい ふうめい):講談社プラチナコミックス|講談社コミックプラス

哲也-雀聖と呼ばれた男の最終回がひどい?結末ネタバレ

最終回結末ネタバレ①負け

漫画哲也-雀聖と呼ばれた男の最終回がひどいと話題になっています。そこで漫画哲也のあらすじ最終回結末ネタバレを紹介します。漫画哲也のあらすじ最終回結末ネタバレの1つ目は、負けのシーンです。

ライバルであり最後の敵でもあるドサ健に主人公である哲也は一度負けてしまいます。この麻雀勝負は、日本全国の麻雀士におけるまさに頂上決戦でした。お互いに自分たちの麻雀人生をかけた戦いだったのですが、結果的に哲也は負けてしまいます。

ドサ健に負けた哲也は、自分の麻雀をしっかりと見つけるために日本を放浪する旅に出ます。その中で様々な雀士に会って戦い、己の弱さに打ち勝ち、哲也は見事己の限界を乗り越えることが出来たのでした。ドサ健に勝てるという自信がついた哲也は、ドサ健と再戦します。見事2回目の勝負ではドサ健に勝つことができた哲也でした。

最終回結末ネタバレ②引けない勝負

漫画哲也のあらすじ最終回結末ネタバレの2つ目は、引けない勝負のシーンです。2回目の勝負で哲也に負けたドサ健はタネ銭が無くなり、哲也に勝負することすらできません。そこでドサ健は自分の命を担保にしてお金を借りたのです。

背水の陣で哲也に勝負を挑むドサ健は、起死回生の国士無双で見事哲也に勝ちます。逆転し今度は哲也にタネ銭が無くなります。勝負に引けない哲也は行きつけのスナックのママを売ってお金を作り、再びドサ健に勝負を挑むのです。

最終回結末ネタバレ③運任せ

漫画哲也のあらすじ最終回結末ネタバレの3つ目は、運任せのシーンです。いよいよ哲也とドサ健の最後の勝負が始まります。泣いても笑ってもこれが最後の勝負です。今までさんざんイカサマ勝負をしてきた二人でしたが、なんと最終局面はイカサマができないヒラ場と呼ばれる局面です。お互いイカサマ無しの真剣勝負です。

そんな勝負の展開で哲也の手に舞い込んできた役はなんとダブル役満です。しかし哲也のアガリ牌は全てドサ健が持っています。このままではお互いに手詰まりだと感じた哲也とドサ健は手を崩して新しい手を作り直すことにします。すると偶然にもお互いが張った役は役満の『大車輪』でした。

哲也とドサ健との最終勝負もいよいよ佳境です。残るツモ牌もお互いに1牌ずつとなりました。勝負はどちらかが必ず勝つとお互いに感じています。最初に牌をツモるのはドサ健です。ドサ健が引いた牌は自分のアガリ牌ではありませんでした。

そして哲也が引いた牌がアガリ牌でした。満足そうなドサ健はあっさりと身を引きます。一方の勝負に勝った哲也は全てを出し切り、その場で眠っていました。売られたママも無事に戻ってきたのですが、イカサマ勝負が見所の哲也において、最後の勝負が運勝負になってしまったことに残念との声が多い場面となってしまいました。

哲也-雀聖と呼ばれた男の漫画あらすじネタバレ

あらすじネタバレ①老人との出会い

漫画哲也のあらすじネタバレの1つ目は、老人との出会いです。主人公の哲也がギャンブラーである麻雀士になるきっかけになった人物が老人です。哲也は『おっちゃん』と呼んでいます。戦時中に働いていた工場で哲也はこのおっちゃんと知り合います。ある日に工場は空襲に遭います。みんなが逃げる中でおっちゃんはにげませんでした。逃げなかったおっちゃんのところに哲也が行くと、「運のないやつが死ぬんだ」と教わります。

哲也はおっちゃんから博打を教えてもらっており慕っていました。空襲に遭った工場ではもう働けないので新しい職場を哲也は見つけます。そこの職場では夜な夜な賭場が開かれます。負け続けていた哲也は追い込まれ、勝負師としての才能を開花させます。その賭場で出会った印南に横須賀で米兵相手に麻雀をするのが一番儲かると教わり、職場を離れて横須賀へ向かいます。

あらすじネタバレ②玄人の道へ

漫画哲也のあらすじネタバレの2つ目は、玄人の道へです。横須賀で通訳をしてもらうという名目で近藤と出会い、二人で横須賀で負け無しの日々を送ります。横須賀を後にした哲也は新宿へ向かい新宿でも負け知らずでした。そんな時に房州という男性とひょんなことから勝負をすることになります。しかし房州という男はプロの雀士でプロの強さに完敗します。

その後哲也は房州に弟子入りし、二人でコンビを組みます。しかし間もなく房州は自分の限界を悟り新宿を去ります。一人残った哲也は、黒いシャツをトレードマークに『坊や哲』という通り名で名をはせていきます。こうして哲也は玄人としての道を歩むことになります。

あらすじネタバレ③その後

漫画哲也のあらすじネタバレの3つ目は、その後です。哲也は新宿で負け知らずの麻雀打ちになっていました。そんな哲也の噂を聞いてダンチがおひきになりたいとやってきます。ダンチはリーゼントの髪型のお調子者で、おひきとはいわゆる引き立て役です。黒子に徹して哲也を勝たせる役回りをしたいと言ってきたのです。最初は断る哲也ですが結果的にダンチは哲也のおひきとして有名になり、二人のコンビは名コンビになります。

ダンチをおひきに迎え入れたばっかりの頃に哲也は懐かしい印南と再会を果たします。印南は以前とは様子が違いました。実は『ヒロポン』と呼ばれる麻薬を使っていたのです。印南はこのおかげで牌が透けて見えるという特殊な能力を身に付けていると哲也に言って勝負を仕掛けます。本当は、麻雀牌の竹の木目の違いを覚えていたのです。印南に引導を渡した哲也はその後も色んな雀士と戦います。

そんな哲也はある日にダンチと共に千葉へ向かいます。千葉にはかつての師、房州がいます。暇だからという理由だけで麻雀が始まりますが、引退したはずの房州のキレは以前よりも増しています。勝負開始すぐは哲也はそんな房州にやられ続けてしまいますが、局中にとうとう房州を越えます。房州はその局中に天和をアガって息を引き取ります。

千葉から戻った哲也とダンチは、ダンチの家庭をめちゃくちゃにした原因の雀士を倒したり、大阪に凄腕の雀士がいると聞くと大阪まで脚を運びました。大阪からの帰りに哲也はまたもや久しぶりに近藤と再会します。近藤は様々ないきさつを経て、自分の手役に自然と国士無双が入り込むスキルを身に付けていました。そんな近藤と哲也が数年の時を経て戦うことになるのでした。

近藤と別れた哲也とダンチは帰りの電車の中でドテ子と出会います。ドテ子は哲也に惚れて勝手に「ダーリン」と呼び、大阪から新宿までついてくる程です。新宿での生活を再び行うようになった哲也とダンチでしたが、ダンチが騙された一見で多額の借金を背負うことになります。金貸しのシンはおひきの借金は哲也にも責任があるとし、借金を帳消しにする勝負を持ち掛けます。

シンが持ちかけた勝負とは、とある麻雀ビルに居座る玄人を麻雀で勝って追い出して欲しいというものでした。半分仕方なしに哲也とダンチは引き受け、見事倒します。その数日後、警察の権力を盾に雀士からカツアゲのような行為を行う銭亀という警察と哲也が戦うことになります。哲也は警察だと知っても雀士としての流儀を通して勝負に勝ちます。その結果逮捕されてしまいます。

哲也への不当な扱いに不満を抱いた、哲也の仲間やかつて哲也と何度も麻雀を打ってきた者たちが銭亀に報復をし、哲也を助け出します。しかし銭亀は執念深く、哲也を絶対に逮捕すると意気込んでいます。そこで哲也は銭亀から逃れるように新宿を後にするのでした。

銭亀から逃げるように北へと逃げる哲也は、その道中でも様々な雀士と戦います。その旅路の中で自分の力に更なる磨きをかけた哲也が新宿に戻ると、上野からの刺客が次々と新宿へやってきます。上野四天王を倒した哲也とダンチはいよいよドサ健と戦うことになるのです。

ドサ健との戦いに敗れた哲也は、己の麻雀を問う旅に向かい、その旅の中で自分の壁を越えます。この旅にはダンチがおらず哲也一人で旅に出ていました。そして再び新宿に戻り、ダンチと久しぶりに再会します。ダンチの部下と勝負をしたり様々な雀士を倒した哲也とダンチは、いよいよ最終回へ向けてドサ健との戦いに挑みます。

哲也-雀聖と呼ばれた男の主な登場人物

登場人物①阿佐田哲也

漫画『哲也』に登場する登場人物の1つ目は、阿佐田哲也です。実在する人物でありかつ物語の主人公です。『坊や哲』という通り名と黒いシャツがトレードマークのギャンブラーです。

登場人物②房州

漫画『哲也』に登場する登場人物の2つ目は、房州です。哲也の師であり哲也の目標の人物です。哲也に麻雀のイカサマの術の全てを伝授し、人生の全てをイカサマ麻雀に賭けたまさにプロの玄人です。

登場人物③ダンチ

漫画『哲也』に登場する登場人物の3つ目は、ダンチです。哲也の噂を聞きつけて半ば無理やりにおひきになったお調子者です。漫画ではリーゼントの髪型をしています。哲也とコンビを組んで哲也を勝たせるための黒子役であったり哲也のためにイカサマをして勝たせる引き立て役です。

登場人物④印南善一

漫画『哲也』に登場する登場人物の4つ目は、印南善一です。哲也を麻雀の道へと導いた張本人です。自身も後から凄腕の麻雀打ちとなって哲也の前に立ちはだかります。哲也は後から印南のことを凄腕の雀士だったと評価しています。

登場人物⑤ドサ健

漫画『哲也』に登場する登場人物の5つ目は、ドサ健です。哲也の最大のライバルにして最後まで立ちはだかる敵です。新宿を拠点にしていた哲也の元へ上野を拠点にしていたドサ健がやって来たことで、因縁が始まります。最終的に哲也に負けたドサ健は借金のせいでラスベガスへ飛ばされ、ディーラーとして働いていくのでした。

哲也-雀聖と呼ばれた男の最終回に関する感想や評価

哲也-雀聖と呼ばれた男の感想や最終回の評価を紹介します。戦後の背景がきちんと演出されており高評価の意見が多いです。最近では戦後の描写を描いている漫画は少ないようで、また現実味に欠けるような描写が多いようで、そういう意味でも時代背景がしっかりとしていると好評です。

哲也-雀聖と呼ばれた男の感想や最終回の評価を紹介の2つ目は、楽をして稼ごうとしているギャンブラーなのに、そのイカサマのテクニックを必至に勉強をしているという点が面白いというシーンがあるのですが、全くもってその通りであるという感想が多いです。『怠惰を求めて勤勉に行き着く』というセリフは哲也の中では有名なセリフです。

哲也-雀聖と呼ばれた男の感想や最終回の評価を紹介の3つ目は、「積み込みこそ芸術」というセリフに対してです。哲也は房州から様々なイカサマテクニックを学びます。その中でも房州は積み込みというテクニックを高く評価しています。その積み込みの真骨頂が『燕返し』です。いつかは燕返しをしてみたいという声が多くあります。

哲也-雀聖と呼ばれた男の最終回まとめ

いかがでしたか?哲也-雀聖と呼ばれた男の感想や評価を紹介しつつ、ネタバレやあらすじをまとめてきました。今回の記事を参考にして、最初から最終回までを再度読み返して自分なりの見解を見つける助けにしてみてください。

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