大恋愛の視聴率一覧まとめ！感想や見どころも紹介【戸田恵梨香主演】

現在TBS系列で金曜日夜22時から放送している「大恋愛〜僕を忘れる君と」が大変な人気を博しています。戸田恵梨香にムロツヨシ、豪華俳優陣が描く大恋愛ストーリードラマの視聴率は果たしてどれくらいあるのでしょうか。視聴者の感想やドラマの見どころ一覧と共に調査しました。

大変話題になっている人気ドラマ「大恋愛〜僕を忘れる君と」ですが、視聴者を掴んで離さないそのストーリーはどういったものなのでしょうか？大恋愛の大枠の内容と、各話ごとを一覧にしてあらすじと視聴率をみていきます。

設定は女医と、元小説家の男の格差恋愛ストーリーという王道中の王道ストーリードラマです。ただ、戸田恵梨香（とだえりか）さん演じる優秀な女医・北澤尚は、若年性アルツハイマーにかかってしまいます。そして、それを支えるのはムロツヨシさん演じる元小説家の恋人・間宮真司。そんな2人の10年にわたる大恋愛を描く王道の純愛ラブストーリーとなっています。

個人病院の産婦人科で働く女医北澤尚（戸田恵梨香）は、ドライでクールな女性です。不満なく順風満帆な人生を歩んできた、いわゆる”勝ち組”の女性。結婚も夢は見ずお見合いで知り合った医師の井原侑市（松岡昌宏）と婚約します。一方引っ越し業者のアルバイトをしていた間宮真司（ムロツヨシ）は、式を一ヶ月後に控え新居への引っ越し準備をしている尚の家へ仕事をしに行き2人は出会います。

引っ越し、天井の雨漏り、お礼、偶然が重なり尚と間宮はご飯にいき、間宮の人間的魅力に尚は惹かれていきます。2度目の約束、現れない待ち人、尚が店を出ようとすると店先には間宮がいます。そして尚がお気に入りの小説の作家が間宮だと発覚し2人は急接近します。

そうして婚約破棄を決意した尚は、母親に止められながらも井原にその旨を伝えます。井原は年上ということもあり、若気の至りと考え大きな心で尚を受け止めます。それでも止まらない尚の恋。そんな折、尚は自転車と衝突する事故にあい病院に運ばれます。幸い事故では何もなかったのですが、たまたま精密検査で撮った脳のMRIをみた医師の井原は認知症の恐れがあることに気づき…。

この「大恋愛」第一話では、近年うなぎのぼりのムロツヨシの人気と、戸田恵梨香、TOKIO松岡など、豪華な俳優陣が出演することで前評判も高く、病気という重いテーマを扱う恋愛ドラマということで、視聴率は厳しいかもという見方はありながらも、初回放送から視聴率10.4%と二桁台の好調のスタートを切りました。

認知症の疑いに気づいた井原侑市の勧めで、認知症の検査を受けることになった尚。その結果は芳しくありません。実際に、通販番組で頼んだ記憶のないものが次々に届く、診察した患者のことを忘れてしまうなど、その兆候は一話からありました。そして検査の結果若年性アルツハイマーであることが発覚してしまいます。

一方で、間宮の元には尚の母親が現れ、尚と別れるよう交渉をします。100万という大金を積まれた間宮は、改めて尚のことを大切に思っている自分に気づき、後日尚に正式なお付き合いを申し込みます。ですが、今まで自分から迫ってきていた尚はその申し出を退け、婚約者である井原と結婚することに決めたと告げます。

落ち込んだ間宮は元のアルバイト生活に戻り、仕事の都合で尚の新居のマンションに訪れた際に、尚が結婚をしておらず、引っ越しもやめたことを知ります。尚は、病気を抱えたショックで結婚も破棄し、間宮にも迷惑をかけられないと、嘘をついて1人姿をくらませたのです。それを知った間宮の元に、尚からの電話が入り病気を告げられます。間宮は、病気のことよりも尚が結婚していないことを喜び、改めて尚への好意を伝えます。

この急展開を迎える「大恋愛」第二話の視聴率は、第一話よりもさらに０.2ポイント上昇の10.6%でした。話題性もさることながら、ストーリーの面白さが話題となり、初回無料見逃し配信の再生数が、TBSドラマの過去最高記録をマークしました(TBS FREE、GYAO、TVer での合計値)。視聴率以上に世間での話題性は高いようです。

病気を打ち明けた上で尚と付き合うことを決めた間宮を、尚の母親も認め、正式に交際を始めた2人。マンションへの引っ越しを決め、それに向けて通常の3倍仕事に励む間宮。

医師として、診察はできないと判断をした尚は、母の助手として勤務を始めます。いつものように仕事をこなそうとする尚ですが、どうしても約束をすっぽかしてしまう、患者のことを忘れてしまう、仕事に支障が出てしまうなど、落ち込みやがて自分を責めるようになります。そんな尚の元に間宮が倒れたとの一報が届き、尚は間宮が無理をして仕事をしていたことを知り、さらに自分を責めてしまいます。

そんな尚を優しい心で包み込み、受け入れる間宮に尚は「好き！侑市さん」と、元婚約者の名前で呼んでしまうのでした。

「大恋愛」第三話では、一話、二話の評判もあり、視聴率はさらに0.3ポイントを伸ばす10.9%となりました。順調に困難を乗り越えていく大恋愛ストーリーに、病気という暗雲が立ち込める展開となりました。

尚の症状は思いの外頻繁に現れます。それも受け止めて間宮と尚は楽しく過ごし、尚に背中を押される形で間宮も再び小説を書き始めるようになります。順調に見える2人の生活ですが、そのうち間宮は自分のことを好きになったのも病気の症状のせいなのではないかという思いが湧き上がって来るようになります。

尚は尚で、症状の進行に怯え、悩み、井原に相談したりします。また、クリニックでの行動がきっかけで口コミサイトで尚の症状が噂され、客足は減り、ついには、厚生労働省の医師免許審議室に呼び出されてしまいます。尚のことを心配していた井原は、新しい婚約者を見つけながらも、審議会で尚をかばい、尚への想いを募らせます。

尚への献身的なサポートを目の当たりにした間宮は、尚が本当に必要としているのは自分ではなく、井原医師なのではないかと考え、尚に強く当たってしまいます。飛び出した尚の前に現れた井原は、尚に想いを告げますが、それでも尚は間宮の元に帰ります。しかし、帰った尚に対して間宮は別れを切り出すのでした。

「大恋愛」第四話の視聴率は前回より1.3ポイントダウンし視聴率9.6%となりました。高視聴率ではありますが、その前の3話に比べて下がってしまった理由はなんなのでしょうか？ネットでは、裏番組でやっていた金曜ロードショーの「紅の豚」が強すぎたことが原因だという声が上がっています。見逃し配信が充実している近年、裏番組がある際には、ドラマは見逃し配信で見る層が一定いるようで、視聴率だけでは測りきれないようです。

間宮にフラれた尚は、塞ぎ込みます。心配し間宮の元に訪れた尚の母親に間宮は井原医師と付き合うことを勧め、母親に2度とかかわるなと釘を刺されます。そして間宮は部屋を開け払い、尚の元から姿をくらませました。行方もわからないまま9ヶ月が経ち、傷が癒えない尚は本屋で一冊の本に出会います。それは間宮の新作小説の「脳みそとアップルパイ」だったのです。

同小説を読んだ井原医師は、自分たちが小説のモデルであることに気づき、間宮を呼び出します。井原医師より現在の尚の様子や、2度もフラれた話、尚が本当に間宮を好きだったことを告げられ困惑する間宮の元に、尚も現れます。2人を残し立ち去る井原医師が仕組んだ計らいだったのです。尚の気持ちを知った間宮は、改めて尚にプロポーズをし、2人は九ヶ月の月日を経て2人は再び一緒に生きることになります。

母親にも許しをもらい、遂に結婚式を執り行います。そこで尚は、列席者の前で自分が病気であることを告げ、「死んでしまいたいぐらい苦しかったけど、でも今はこのまま死んでしまいたいぐらい幸せです」と心の内を語り、仲間たちから祝福を受け、まさに大恋愛の末の結婚式となりました。

大恋愛第5話では、一気に話が進み、9ヶ月の月日も経過し、第1章が終わったという区切りの回でした。視聴率は再び二桁台の10.4％となりました。ネット上では、普通のドラマであれば最終回となってもいいような感動的な回に感動した、まさに大恋愛との感想も多くありました。第1章を振り返ってみますと、視聴率は、10.4→10.6→10.9→9.6→10.4とトータルの平均視聴率が10.38とかなりの高視聴率です。

夫婦となり第二章を歩み始めた尚と間宮の2人。引っ越しをし新居で夫婦生活を送ります。病気のことも気になりながらも幸せな生活を送る間宮は尚に子供を作ろうと提案をします。周りの感想はネガティブなものが多いですが、担当医井原が考えても良いといい尚は新たな治療などに積極的に取り組むようになります。

井原から依頼を受け、学生の前で公演をすることになった尚。そんなタイミングで小池徹平演じる公平という同じMCIの病気を抱えた男の子と出会います。そして、公演当日、尚は倒れてしまい病院に運ばれてしまいます。連絡を受け駆けつける間宮が目にしたのは、尚と公平がキスをしている場面。動揺している間宮に追い討ちをかけるように尚から発せられる「だれ？」の言葉に間宮は凍りつきます。

大恋愛第6話は夫婦となって初めての回となりました。視聴率は第1章のようにうまくいくのでしょうか。第6話の視聴率はなんと過去最低の7.6％となりました。放送前にやっていたサッカー中継による放送時間の変更で大幅に下がったようです。ストーリーが面白くなかったわけではないことを証明するように、ネット上では「小池徹平が怖い」「続きを見るのが怖い」という声が上がっていました。視聴率に現れなかっただけのようです。

公平と尚のキスシーンを目撃し、さらに自分のことも忘れてしまった尚に動揺を隠せない間宮。そしてそれ以上に、症状の進行や倒れてしまったことが気になり担当医の井原に詰め寄ります。井原も原因はまだわからないといい再度の検査を勧めます。

翌日、尚は前日の事件を一切覚えておらず、そのことは間宮をさらに悲観させるのでした。間宮は葛藤し、一つの答えを小説の執筆に見出します。「脳みそとアップルパイ」の続編を書くことを決意し、尚にその旨を告げます。しかし、尚は新薬が効いたら子供のことを考えるといった話を忘れてしまっていたことが発覚しました。

検査結果が出たということで通院した尚と間宮に井原が告げたのはMCI新薬の治験が受けられなくなったという結果でした。理由は、尚の症状が既にMCIからアルツハイマーへと進行していたからだったのです。それを聞いた尚の母はショックを受け酒に溺れます。一方、尚は「病気が治るんだったら子供を作っても良いと思ってたけど治らないと思ったら余計に欲しくなった」、といい間宮は苦しさの中でも喜びを感じます。

大恋愛第7話では公平の登場により、どう話が展開していくのか注目度の高い回でした。中継の影響で下がった6話の視聴率からは回復をしましたが、それでも視聴率は9％とあまり芳しくない数字となりました。この回でも公平は尚の病室に入ったり、尚の公演の際にわざとマイクをハウリングさせたりとサイコパスぶりを発揮しているため、今後の展開に注目する視聴者の声が多く上がりました。

この「大恋愛〜僕を忘れる君と」の脚本は、これまで多くの人気ドラマの脚本を手掛け、恋愛ドラマ、ラブ・ストーリーを得意とする大石静がオリジナルで書いたものです。これだけ大物の脚本家が、これほどわかりやすい設定で物語を書くことは珍しいのですが、それだけ視聴者を意識し作られており、視聴率が高いのもうなづけるまさに「大恋愛」といった内容となっています。

「大恋愛」人気の理由の一つは戸田恵梨香の演技力の高さによるものも大きいようです。喜んだり苦しんだり、泣いたり笑ったり、色々な表情を見せなければいけない演技ですが、そのどれもが素晴らしく、特に第5話の結婚式で見せた笑顔は多くの人から素敵！大恋愛の末の結婚感が出ている！との声が上がっています。

また、戸田恵梨香さんは、これまでもいくつかのドラマで主役を演じてきましたが、どれも視聴率が2桁を超える人気作となったのです。一番視聴率が高かったドラマは2007年に放送された「ライアーゲーム」で、視聴率はなんと11.8%と、平均視聴率で11％を超える超人気ドラマとなりました。他にも大切なことはすべて君が教えてくれた、ライアーゲーム2、SPECと視聴率2桁を超える数字を取れる女優なのです。

録画か見逃し視聴かはわかりませんが、朝からドラマを見て泣いているようです。ドラマの放送時間以外でもツイートがされているのが、近年の特徴です。

こちらのコメントでも、泣いています。大恋愛の特徴として、ストーリーの展開が早い事、テンポよく進むことがあり、視聴者の方々も各話泣けるシーンがあるようです。

みなさん揃って号泣しております。ただのお涙頂戴ストーリーという訳ではなく、それぞれの視聴者がしっかりと共感できる内容となっている、他人事じゃないと思わせるストーリーが秀逸です。

大恋愛の視聴率とあらすじを一覧にしてまとめてみました。多くの人が泣いた、面白い、続きがきになる、という感想をもつ理由がわかったでしょうか。まだみていない方は、王道な恋愛ストーリーの「大恋愛〜僕を忘れる君と」をみてみてはいかがでしょうか。