聖剣学院の魔剣使いのネタバレあらすじ!原作小説の感想は面白い?つまらない?

人気ラノベ『聖剣学院の魔剣使い』をネタバレします!『聖剣学院の魔剣使い』は、志瑞祐によるライトノベルで、シリーズ累計発行部数50万部を突破する人気作品です。2023年10月からはテレビアニメ放送も始まり、今が旬の作品の一つになっています。そこで、この記事では、最新刊13巻を含めたあらすじをネタバレ解説するとともに、原作小説の「面白い」魅力や「つまらない」との感想の理由についてもあわせて考察します。

聖剣学院の魔剣使いのネタバレあらすじ!原作小説の感想は面白い?つまらない?のイメージ

目次

  1. 聖剣学院の魔剣使いとは?
  2. 聖剣学院の魔剣使いのあらすじネタバレ
  3. 聖剣学院の魔剣使いの面白い魅力
  4. 聖剣学院の魔剣使いがつまらないと言われる理由
  5. 聖剣学院の魔剣使いの原作小説に関する感想や評価
  6. 聖剣学院の魔剣使いのネタバレまとめ

聖剣学院の魔剣使いとは?

聖剣学院の魔剣使いの概要

概要のイメージ

『聖剣学院の魔剣使い』(略称:せまつか)は、志瑞祐による日本のライトノベルで、KADOKAWAのMF文庫Jにて2019年5月に刊行されました。シリーズ累計発行部数は、2022年2月時点で50万部を突破しています。

また、メディアミックスとして、蛍幻飛鳥によるコミカライズがKADOKAWAの「月刊少年エース」で2020年1月号から連載されているほか、テレビアニメが2023年10月から12月までテレビ東京ほかで放映されました。なお、漫画第1巻発売時にはボイスコミックも公開されました。

聖剣学院の魔剣使いの作者

続いて、小説『聖剣学院の魔剣使い』の著者、志瑞祐(しみず・ゆう)を紹介します。志瑞は、1982年生まれのライトノベル作家です。2008年に第4回MF文庫Jライトノベル新人賞で佳作を受賞し、文壇にデビューしました。デビュー作の『やってきたよ、ドルイドさん!』は、もともと児童文学として書かれた作品で、ライトノベル作品に改変するのに苦労したと、後に著者自身が語っていました。

また、代表作である小説『精霊使いの剣舞』は、200万部以上の売り上げを記録し、2014年7月にはテレビアニメが制作・放送されています。また、『聖剣学院の魔剣使い』シリーズについては、前項で解説したとおりです。

聖剣学院の魔剣使い テレビ東京アニメ公式

聖剣学院の魔剣使いのあらすじネタバレ

1巻~3巻あらすじネタバレ

ここからは、この記事のメインテーマである小説『聖剣学院の魔剣使い』のあらすじをネタバレ解説していきます。最初は、『聖剣学院の魔剣使い』第1巻から第3巻のあらすじになります。

かつて魔王レオニスは、「不死者の王」と呼ばれ恐れられていました。転生の儀式を経て1000年後に目覚めるのですが、その時のレオニスは、なんと10歳の少年になっていました。また、世界は「ヴォイド」と呼ばれる謎の生物に支配され、かつての世界とは様相を異にしていました。

美しい若き聖剣使い、リーセリアはレオニスを庇護し、その結果、彼は「聖剣学院」への入学を果たします。未知の世界に戸惑いながらも、「魔剣」の能力を託され、レオニスは数々の敵と立ち向かっていきました。その後、レオニスは、未知の敵であるヴォイドや社会の裏で暗躍するテロ組織との戦いに挑み、その力量を披露していきます。魔王軍の復活を目指す野望を胸に、果たしてレオニスはその計画を達成できるのでしょうか?

4巻~6巻あらすじネタバレ

永久凍土から発掘された竜王・ヴェイラは、かつては魔王レオニスと肩を並べる存在でした。しかし、学院都市に運び込まれた際、ヴォイドの侵食を受けて暴走してしまいます。レオニスはその力を振るい、ヴェイラを制御することに成功します。

しかし、一息ついた瞬間、かつてレオニスを裏切った魔王軍参謀ゼーマインが登場します。ゼーマインは数多くの魔剣を操り、レオニスに立ち向かいます。しかし、レオニスは自身の魔剣を振るい、ゼーマインを打ち破ります。その絶対的な力で敵を打ち砕くレオニスでしたが、そこで最悪の敵と対峙することになりました。

それはレオニスの師であり、「剣聖」として知られる最強の人物でした。その敵の圧倒的な力に直面したレオニスに、勝利はほとんど望めないと思われました。しかし、レオニスは新たな力である「聖剣」を手に入れ、なんとか生き延びることができたのでした。

7巻~9巻あらすじネタバレ

竜王ヴェイラは、海王のリヴァイズと遭遇します。リヴァイズの圧倒的な力に苦戦しながらも、ヴェイラはレオニスと共同でリヴァイズの撃退に成功します。しかし、そこに謎めいたエドワルドという男が現れます。そして、彼が既に死んだはずのリーセリアの父であることが判明します。

レオニスたちは、エドワルドを追って次元の彼方へと飛ばされ、異世界へと漂着してしまいました。そこは不気味な雰囲気に満ち、巨大な虚空の存在が蔓延る不可思議な場所でした。同じ頃、リーセリアたちが暮らす帝都でも、怪しげな虚空が現れます。レオニスたちは勇気を振り絞ってその異界を探索し、なんとか帰還の道を見つけました。虚空の脅威を撃退し、レオニスたちは帝都の安全を守るために立ち上がりました。

10巻~12巻あらすじネタバレ

ヴォイドの本拠地となっている虚無世界を探索するため、レオニスたちは旅立ちました。その世界で、レオニスは自身の故郷であるログナス王国を発見します。しかし、そこには魔王の1体である機神の配下が跋扈(ばっこ)していました。レオニスは、機神シュベルトライテと対峙することになります。

一方、ヴェイラたちは衝撃的な事実を知ることになりました。800年前、この世界は現実と虚無の二つに分かれ、今ではその境界が不安定になっていると言われています。そして、レオニスたちの新たな敵として、以前のレオニスと瓜二つの姿を持つ通称・永遠の暗黒の王が現れます。レオニスは仲間たちと共にこの暗黒の王を打倒するため、立ち上がる決意を固めました。

13巻あらすじネタバレ

最後に、『聖剣学院の魔剣使い』の最新刊13巻のネタバレあらすじをお届けします。レオニスは、ヴェイラと共に不死者の魔王が待つ「次元城」へ向かいました。その城は巨大なヴォイド(未知なる敵)に満ちており、レオニスたちは予想以上の厳しい戦いを強いられます。さらに、その最中、リーセリアは1000年前の世界に飛ばされてしまいました。果たして、その後レオニスたちはどうなってしまうのでしょうか?

聖剣学院の魔剣使いの面白い魅力

面白い魅力①王道ファンタジーのストーリー

この作品『聖剣学院の魔剣使い』の面白い魅力を探っていきます。まず本作は、主人公が魔王である設定や聖剣学院、未来の世界への転生など、多くの要素が昔からある「王道ファンタジーのストーリー」となっています。それにもかかわらず高い人気を誇っているのは、登場人物や世界観の緻密さ、ストーリーのわかりやすさ、王道と流行りの組み合わせが絶妙だからです。

面白い魅力②おねショタ要素がある

おねショタのイメージ

「おねショタ」とは年上女性と年下少年の組み合わせで、例えば「BLEACH」の日乱ペアのように男女問わず人気を博しています。本作『聖剣学院の魔剣使い』では、主人公がショタであるため、「おね」の存在が多くなり、男性ファンの熱いまなざしを浴びています。微エロな展開はアニメ放送でも問題はなく、主人公の設定も説得力があります。ただし、アニメではパンチラなどはカットされています。

面白い魅力③作画が綺麗

本作『聖剣学院の魔剣使い』は、作画が綺麗なことも大きな魅力です。アニメ制作はパッショーネが手掛けており、高い評価を受けています。PVから注目を集め、放送開始後も美しい作画が称賛されました。一部のエピソードで作画の質が若干下がることもありましたが、全体として最高水準を保っています。また、小説のイラストを描く遠坂あさぎの描写も相乗効果を発揮し、キャラクターたちがより魅力的に躍動しています。

聖剣学院の魔剣使いがつまらないと言われる理由

理由①専門用語が多すぎてわかりにくい

「わからない」のイメージ

続いて、『聖剣学院の魔剣使い』がつまらないと言われる理由を考察します。この作品は独特なファンタジー世界が物語を魅力的にしていますが、その半面専門用語が多用されています。「ヴォイド」はまだしも「ハイヴ」、「カウンターストップ」、「輝ける神々」など多くの専門用語が登場し、物語が進むにつれて増えていく傾向があります。専門用語が多いことで読みづらくつまらないと感想をもらす読者もいるようです。

理由②ありがちなストーリー展開

「ありがちな」のイメージ

本作『聖剣学院の魔剣使い』は王道ファンタジーが売りですが、王道を「ありきたりな」「つまらない」と否定的にとらえる人もいます。おねショタや独特な世界設定がオリジナリティを出していますが、学園ファンタジーや転生モノといった既視感の要素が一部の読者にはつまらないと感じられてしまうようです。

聖剣学院の魔剣使いの原作小説に関する感想や評価

ここまで『聖剣学院の魔剣使い』特集をお届けしてきましたが、最後に『聖剣学院の魔剣使い』の原作小説に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する『聖剣学院の魔剣使い』の感想・評価は、小説『聖剣学院の魔剣使い』のファンのツイートからになります。アニメ化決定の時は、感激のあまり学校の授業中にもかかわらず泣き出してしまったのだそうです。

続いて紹介する『聖剣学院の魔剣使い』の感想・評価は、ABEMAでのアニメ放送を観た方のツイートからです。この記事でも紹介した「おねショタ」が推しのポイントだそうです。

最後に紹介する『聖剣学院の魔剣使い』の感想・評価は、かつての「王道ファンタジー」黄金期を懐かしむベテランファンのツイートです。こうした作品の放送が活力源になっているようでした。

聖剣学院の魔剣使いのネタバレまとめ

まとめのイメージ

この記事では、『聖剣学院の魔剣使い』のネタバレあらすじ解説を中心に、『聖剣学院の魔剣使い』の原作小説の「面白い」魅力や「つまらない」理由についても考察してきました。

『聖剣学院の魔剣使い』の原作小説が面白い理由としては、王道ファンタジーと流行りのストーリーが絶妙に組み合わされていること、おねショタ要素があること、そして作画が綺麗なことが挙げられます。その半面、専門用語が多すぎて理解しづらいと感じる読者や、王道ファンタジーをありがちなストーリーと否定的にとらえる人にとってはつまらないと感じられるようでした。

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