【人類蝕】ネタバレあらすじと登場人物まとめ！生者の行進 Revengeとの関係は？

人類蝕の漫画は、正体不明の存在・マミリーさんが引き起こす連続怪事件の真相に迫ったスリラーサスペンスです。母親がマミリーさんに乗っ取られたことで、マミリーさんの事件に巻き込まれていく小学生の立花星太と藤原隼人。マミリーさんと少年2人の戦いは、どのような結末を迎えるでしょうか。以下では、人類蝕のあらすじや生者の行進 Revengeとの関係、登場人物、感想をネタバレ紹介します。

人類蝕の漫画は、みつちよ丸原作・佐藤祐紀作画によるスリラーサスペンスで、2023年から「ジャンプ＋」にて配信されています。単行本は、2024年2月時点で計3巻が刊行されています。

人類蝕の作者コンビの過去作にあたる生者の行進 Revenge。高い除霊力を持つ主人公が、赴任先の中学校で起きた猟奇的な自殺未遂事件の真相に迫る復讐劇です。今回紹介する人類蝕とは世界観を共有しており、生者の行進のキャラも登場しています。ストーリーは別物であるものの、作中では生者の行進を思わせるシーンもあります。

生者の行進 Revengeと世界観を共有しつつ、独立した作品としても楽しめる人類蝕の漫画。物語は、主人公の少年2人が、マミリーさんと呼ばれる怪事件に巻き込まれるところから始まります。母親のマミリーさん化を受けて、自分たちの日常がマミリーさんに侵略されていることを知った星太と隼人。少年たちとマミリーさんの戦いが始まりました。以下では、人類蝕の漫画のあらすじと見どころをネタバレ紹介します。

主人公・立花星太が住む町では、奇怪な連続殺人事件「マミリーさん」が起きていました。この事件は、人間がミイラ化すること、死亡後も数日は普通に生活を送るという不可解な内容です。ある日、親友の隼人が学校を休むようになり、心配になった星太は隼人の自宅を訪ねます。中に入ると、隼人の母親がマミリーさんに乗っ取られ、隼人もそれらに操られている光景を目の当たりにします。

ふと、霊感のある星太に目をつけたマミリーさん。星太の目をえぐり取ると、それを隼人に食べさせました。同時に、隼人の体内に入った目玉に星太が憑依し、母親をマミリーさんから解放させます。しかし、マミリーさんは新たに星太の肉体を乗っ取り、星太は元の肉体に戻れなくなりました。人類に寄生するマミリーさんとは何か、星太・隼人による人類蝕との戦いが始まります。

隼人の母親を襲った謎の生命体・マミリーの正体を追う星太と隼人。しかし、マミリーの侵略は人間社会の奥深くまで及んでいました。誰もがマミリーに乗っ取られている可能性を秘めており、疑心暗鬼を深めていく2人の少年。人類を脅かすマミリーとは何なのか、それらと対峙する星太と隼人の活躍が見どころです。

目の前にいる人物もマミリーさんかもしれない、疑心暗鬼が深まっていくストーリー展開が恐怖を掻き立てる人類蝕の漫画。隼人の母親など身近な人物がマミリーさんに乗っ取られ、人々の心を支配しています。一方、マミリーさんは霊感体質には効果がないとも推測されています。星太の存在がマミリーさんの謎を紐解くヒントとなり得るでしょう。以下では、人類蝕の漫画の登場人物・キャラをネタバレ紹介します。

人類蝕の主人公で、霊感のある小学5年生です。実家は神降ろしの家系であり、妹は歴代屈指と評される高い霊能力を秘めています。また、幼少期に両親が事故死し、分家の養子に入りました。性格は表面的には明るいものの、分家の養子に入るまでの出来事から鬱屈したものを抱えています。

人類蝕のもう1人の主人公で、星太の親友の少年です。母子家庭で生まれ育ち、酒浸りで毒親でもあった母親と共依存の関係にありました。それらの影響もあり、性格は気弱で引っ込み思案です。母親がマミリーさんに乗っ取られた際、マミリーさんの能力に心を操られるも、星太に助けられて窮地を脱しました。

星太の双子の妹であり、高い霊能力を持つと共に人の心を読むことにも長けています。両親の死後、月子の霊能力に目をつけ、親戚たちが彼女の親権を争った過去がありました。この時の出来事は星太・月子兄妹に暗い影を落とし、月子の心もすさみました。その後、自分の心の中に神様を作り、自身を守るようにしています。

ジ・アースの理事長であり、母親と死別した隼人の未成年後見人に指名されました。濱口の妻も、5年前にマミリーさん事件で亡くし、それらに関連する研究機関を立ち上げました。また、彼自身もマミリーさんに肉体を乗っ取られていることが判明しています。

濱口司の娘で、年齢は17歳です。気が強くて気難しい印象を与えるため、学校ではいじめを受け、ストーカー被害にも遭っています。一方、容姿は隼人の母親に似ているとされ、濱口家に引き取られた隼人とも良好な関係を築いています。

前作・生者の行進からの登場人物で、保護観察となった犬飼と共に捜査を行っています。人類蝕では常識人として描かれるも、犬飼に振り回されることも多いです。

前作・生者の行進のラスボスであり、かなり強力な霊能力を持つ殺人犯です。人類蝕ではその特殊能力を見込まれ、捜査に協力することを条件に保護観察となりました。作中では、笹塚刑事と行動を共にし、刑事を振り回しています。

以下では、マミリーさんに乗っ取られた人類の恐怖や、未知なる存在に立ち向かう星太・隼人の奮闘を描いた、人類蝕に関する感想や評価を紹介します。

小学生の主人公・2人とマミリーさんとの戦いを描いた人類蝕。あらすじネタバレのように、ストーリー序盤からショッキングな展開が繰り広げられ、恐怖を覚えた読者も多いでしょう。人間がミイラ化するマミリーさんとは何者か、霊感体質の星太には無効である理由など、謎多き世界観も見どころの1つです。SNSでも人類蝕の漫画が面白いとの感想が多く寄せられ、今後の展開に期待が高まっています。

人類蝕は、人類の肉体を乗っ取った正体不明の何かを巡るスリラーサスペンスであり、寄生ものの作品と似たような展開だと予想されました。しかし、ストーリーを追うごとにマミリーさんの正体が少しずつ明かされ、予想を上回る展開の数々で読者を引き寄せています。星太と隼人の目の前に現れた人間もマミリーさんなのか、疑心暗鬼が深まっていくような例えようのない恐怖を味わえることも、人類蝕の面白い魅力です。

人類蝕にて、隼人のお母さんの肉体を乗っ取ったマミリーさん。さらに周囲の人間を操る能力も兼ね備えており、得体の知れない存在に対する恐怖をかきたてます。SNSではマミリーさんが怖すぎるとの感想も見られ、読者にトラウマを植え付けているでしょう。ようやくマミリーさんの正体が明かされつつも、マミリーさんへの恐怖は消えることなく、読者の恐怖を煽っています。

人類をミイラ化するマミリーさんの未知なる正体に恐怖を掻き立てられる人類蝕。SNSでは怖いという感想の他、胸糞な展開があってしんどいけれど、先を読み進めてしまうとの声も見られます。一体、何者なのか、人間をミイラ化する目的は何かなのか、全てが謎に包まれているマミリーさん。また、それらと対峙する星太と隼人の奮闘も読者の興味を引き付け、さらなる人気を集めています。

人類蝕と生者の行進 revengeは世界観を共有しつつも、ストーリーは大きく異なります。そのため、両作品に繋がりがあったことに気づかなかったとの声も寄せられています。一方、人類蝕では生者の行進からの登場キャラが引き続き登場しています。笹塚と犬飼はマミリーさんの事件の真相を追う立場として登場し、彼らの捜査の結果や主人公である少年2人との関わりも気になるでしょう。

人類蝕の漫画あらすじや見どころ、登場人物、感想をネタバレ紹介しました。気づかないうちに人間社会がマミリーさんに侵略されているという、未知なる恐怖を描いた人類蝕。生者の行進との世界観の共有と知り、漫画を読み始めた方も多いでしょう。少しずつマミリーさんの正体や弱点が明かされつつある人類蝕。主人公の星太と隼人の戦いはどのような結末を迎えるのか、2人の活躍に注目が集まっています。