ギフト±をネタバレ解説!漫画のあらすじや主要な登場人物・キャラクターまとめ

2019年に累計発行部数が280万部を突破したナガテユカのクライムミステリー漫画「ギフト±」を、ネタバレ解説します!ギフト±の漫画のあらすじを、コミックスの巻数ごとに一覧にまとめてネタバレ解説して、ご紹介します。また、ギフト±に登場する主要キャラクターや、見どころについても詳しくご紹介します。また、アプリ配信でアニメ化されているアニメ「ギフト±」で、主要登場人物を演じた声優についてもご紹介します。

ギフト±をネタバレ解説!漫画のあらすじや主要な登場人物・キャラクターまとめのイメージ

目次

  1. ギフト±とは?
  2. ギフト±の漫画1巻~10巻あらすじネタバレ解説
  3. ギフト±の漫画11巻~20巻あらすじネタバレ解説
  4. ギフト±の登場人物・キャラ一覧
  5. ギフト±の見どころ
  6. ギフト±のアニメ声優一覧
  7. ギフト±に関する感想や評価
  8. ギフト±のネタバレまとめ

ギフト±とは?

ギフト±の概要

内容が気になると話題を集めているクライムミステリー漫画「ギフト±」のネタバレをご紹介する前に、かんたんにギフト±の作品情報や、作者情報をまとめてご紹介します。

  • 作品名:ギフト±(ギフトプラスマイナス)
  • 原作:ナガテユカ
  • ジャンル:クライムミステリー漫画
  • 掲載誌:週刊漫画ゴラク
  • 発表期間:2015年3月〜

ギフト±は、2015年3月に週刊漫画ゴラクで連載がスタートし、累計発行部数が2019年に280万部を突破している人気漫画作品です。ギフト±は、臓器売買組織と臓器売買組織の闇を追う人たちがおりなす物語で、残酷さがありながらもストーリーが面白いと人気を獲得しているナガテユカの人気漫画作品です。

ギフト±の作者

ギフト±の作者が、女性漫画家のナガテユカです。ナガテユカは、7月16日生まれ・愛知県出身の漫画家です。ナガテユカは、凶刃という作品で講談社新人漫画賞に入賞したことがきっかけで漫画家デビューを果たしています。ナガテユカのギフト±以外の代表作には、「TENKAFUBU信長」などがあります。

ギフト± - 株式会社日本文芸社

ギフト±の漫画1巻~10巻あらすじネタバレ解説

1巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画1巻のあらすじネタバレ解説は、感情を表に出さない人形のような女子高生の環は、いつも冷静沈着で、「命を大切に」が口癖です。そんな環は、ある日いじめを理由に自殺しようとしている少女を助けます。しかし、命を大切にが口癖の環は、クジラという反省や更生が見込めない大人を狩り、生きたまま臓器を取り出す解体屋でした。

環の所属するタカシの臓器売買グループは、純国産であり、生きたまま臓器を取り出すといった鮮度にこだわりを持つ臓器売買グループです。とても評判が良く、商売はうまく成り立っていましたが、中国マフィアが日本市場を乗っ取ろうとし、依頼が減ってきており、環の所属する臓器売買グループにも不穏な空気が流れるのでした。

2巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画2巻のあらすじネタバレ解説は、中国の残留孤児で中国マフィアのメンバーであるリュウが登場します。リュウは、中国で人身売買を行ってきましたが、日本でも人身売買をしようと試みます。環のグループに負けないために、まずは生きたままの臓器を調達しようと考え、少女売春を斡旋しているアイに声をかけます。

実はアイとリュウは、少女売春にやってきた少女の臓器を、臓器売買しており、アイのターゲットに選ばれたのが環でした。薬で拉致された環の元にリュウがやってきますが、環はリュウが近付くと睾丸を握りつぶします。そして、アイとリュウをクジラにするために、環はタカシに電話をかけるのでした。

3巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画3巻のあらすじネタバレ解説は、環に処理されるはずのリュウが、処理される前に逃げ出してしまいます。そんな中、環の臓器売買グループから臓器をもらっている闇医者の英は、探偵の阿藤に、昔心臓を治すと約束をした少女のたまきを探すように依頼します。

阿藤は捜査をしていくうちに、たまきの手がかりを見つけ出し、秋光家になにか秘密が隠されていると確信します。秋光家を張り込んでいると、家から環が出て来る姿を見つけ、阿藤は環に声をかけます。そして、環に今までに起こった出来事や依頼されたことを説明しようとしますが、伝える前に何者かに阿藤は銃で撃たれてしまうのでした。

4巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画4巻のあらすじネタバレ解説は、警察官の加藤に撃たれた阿藤は、命を失ってしまいます。しかし、阿藤の恋人だった警察官の桜田は、阿藤が死亡したことに疑問を感じ、阿藤が追っていた謎を探り始めます。そこで、桜田はプティシャトン事件・英医院放火殺人事件・リュウの少女臓器売買事件にたまきが関わっていると確信します。

一方で環は、心臓手術をするためにドナーを待つ少年の将太に出会い、人間としての感情を知り始めます。そんな中、クジラを見つけたとタカシから連絡が入り、解体処理に向かいます。環はこのクジラの心臓を、病院で出会った10歳の少年にあげたいと意思を表現した環にタカシは驚きます。クジラの心臓を移植することは物理的に無理で、少年は亡くなってしまいます。

少年の死を目の前にした環は、臓器を再配分し、ギフトにすることで人を助けるという決意をします。一方で、英は阿藤から全く連絡が無いことを不審に思います。そんな中、桜田が英の元を訪れ、阿藤が亡くなっていることを伝えると、英は知っている事実全てを桜田に話します。一方で、リュウと加藤はつながっており、不審な動きをしていました。

5巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画5巻のあらすじネタバレ解説は、英は桜田に環について知っていることを伝えます。環は心臓手術を必要としない少女であったこと、院長の叔父に問い詰めると銃で撃たれてしまったこと、目を覚ますと環が死んだ叔父を解剖をしており、証拠隠滅のために放火したことを桜田に話します。そのことを知った桜田は、環の心臓の行方を突き止めようとします。

その一方で、タカシの秘密も明らかになっていきます。タカシは、極秋会の跡取り息子の聡の次男として育てられていましたが、実際は祖父と15歳の愛人との間に産まれた子供でした。15歳の愛人は少女売春を斡旋するクラブのプティシャトンにいた子で、2つの事件とたまきがどこかでつながっていくのではないか?という流れになります。

6巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画6巻のあらすじネタバレ解説は、加藤とタカシは手を組み、幼女誘拐殺人の犯人・茂田をクジラとし、解体処理を始めます。そんな環の様子はいつもと違い、クジラが命を奪ったことに対し怒りを感じており感情を出しながら解体処理します。そして、感情を少し覚えた環は、学校で男子から好意を寄せられますが、その行動が気に食わない女子は環をいじめ始めます。

一方で、桜田は茂田が、幼女誘拐殺人犯だという情報を記者から聞き、現場に踏み込みますが茂田の姿はありません。不自然すぎる状況に、独自の調査で茂田がクジラになったのではないか?出所後の凶悪犯行方不明事件も、クジラになっていたのでは?と考察し、事情を知るであろう英の元を、記者と共に訪れるのでした。そんな中、環とタカシは兄弟だったという事実も明らかになります。

7巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画7巻のあらすじネタバレ解説は、環はドナー提供するために産まれた存在だということを、記者と桜田、英は推測します。そして英は、臓器売買グループのタカシが崇ではないか?と気付きます。一方でタカシは感情を取り戻す環に恐怖を覚え、自分の物にしてしまおうと身体の関係を持とうとしますが最後までは至らず、腹いせのように梨世と関係を持ちます。

しかしそんな梨世にも裏の顔があり、誰かに環の心臓の出処を探すようにと言われているのでした。そんな中、このままではいけないと思った環は、自身の心臓にペースメーカーをつける手術をします。手術をした環は、感情に乱されること無く、淡々と解体処理を行うようになるのでした。

8巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画8巻のあらすじネタバレ解説は、リュウと加藤が密会しており、リュウが加藤の命令で大陸系の組織に潜入し、組織を無力化する任務をしていたことが明らかになります。その一方で英は、臓器移植が出来なくなってしまっており、抹殺される未来を受け入れ桜田に環を任せると告げるのでした。その後、英は偽造パスポートで国外に逃亡をします。

タカシは、梨世からの提案で曹に会いに行きます。曹は、タカシが臓器移植だけでなく病院で再生医療の研究をしたいと計画していることに気付き、自分の組織と取引をしないか?と提案します。タカシは、その提案は悪くないと考え始めますが、加藤は一向に納得しませんでした。

一方で、梨世は環のペースメーカー手術で秘密裏に手に入れた心臓の一部を調査し、情報を掴んでいました。もう一方で梨世を怪しむ加藤は、経歴を調べ、スパイの可能性が高いことをタカシに報告します。そんな中、環は自分の次にいじめのターゲットになってしまったクラスメイトのサユリに声をかけられ、サユリの家に向かいます。

9巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画9巻のあらすじネタバレ解説は、サユリの父親は過去に女性を監禁・強姦・殺人し逮捕されており、最近出所してきたこと・父親に犯されていることを語り、環を生贄に捧げるために家に連れてきたと語ります。そこに父親が訪れますが、環は父親をスタンガンで気絶させ、クジラにします。一方で、サユリは田舎で母親と一緒に暮らすことになります。

環はクジラがサユリの本当の父親では無いことがわかり、躊躇なくクジラに感謝し解体処理をします。そんな人間らしくなった環を見て危機感を感じたタカシは、早く研究に取り掛かることを考えていました。一方で加藤は、梨世がかかわった殺人事件を捜査していました。そんな中、梨世は、中国とアメリカの二重スパイであることが判明します。

そんな中、桜田は環のことを調べすぎたために謹慎処分を受けてしまいます。そんな桜田の元に記者の廣瀬が訪れ、加藤が過去に人体実験の被験者だったという事実を明かされます。その後、桜田はネットにタカシや環が行っている解体処理についてネット書き込み話題を集めます。タカシは情報元が誰かを、調査するのでした。

10巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画10巻のあらすじネタバレ解説は、解体処理のネット情報に触発された模倣犯が出現してしまいます。模倣犯の事件の捜査にあたった加藤は犯人に目星を付け、犯人に接近し、逮捕すること無くクジラとして環が処理をします。その後加藤は、捜査情報を操作して、犯人を他にでっち上げるのでした。

一方で、タカシが曹に持ちかけられた取引を未だに加藤は頑なに、拒否していました。加藤は、アメリカで研修をしていた過去があり、その作戦の最中に肝臓を被弾していました。そんな中、人体実験の実験台として肝臓を手術し、元に戻してもらった過去がありました。そしてその手術をした医者が、タカシの実の父の正だったことが明らかになります。

ギフト±の漫画11巻~20巻あらすじネタバレ解説

11巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画11巻のあらすじネタバレ解説は、環は歩いている最中に何者かに襲われてしまいますが、リュウに助けられます。環を襲った二人は、梨世の差し金でした。そんな中、加藤はリュウに曹と正について調べるように命令し、曹が天廻功と関わりを持ち、移植手術をしていた過去の情報を入手します。

一方で環は、公園で天廻功の集団と出会い興味を持っていきます。良い集団だと環は思い接触しましたが、実は新興宗教団体であり、親身になってくれた女性が行方不明になっていることに気付きます。そこで女性が臓器を抜かれていることに気付いた環は、天廻功のアジトに侵入します。しかし、環はネットで騒がれた解体屋と気づかれてしまい、新興宗教に拉致されてしまいます。

12巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画12巻のあらすじネタバレ解説は、タカシは曹と会っており、天廻功のことを交えながら交渉の続きを行っていました。そんな中、環が行方不明になったという情報が入り、加藤とタカシは環を探します。天廻功が関わってると確信したタカシは曹に電話し、交渉を受け入れる代わりにアジトを教えてもらいます。

一方で環は天廻功で解体処理を行っていた元外科医のヌクイと信者に、追い詰められていました。そんな中、環は冷静にスタンガンで次々に気絶させ、アジトから逃亡します。しかし、環は次は梨世に拉致されてしまいます。その危機的状況にリュウが駆けつけ、加藤に居場所を知らせるのでした。その後、ヌクイはクジラとして環に解体処理され、梨世はタカシに軟禁されます。

13巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画13巻のあらすじネタバレ解説は、梨世とタカシは身体の関係を持っていました。梨世は、環の心臓からナノファイバー片が見つかり、環の心臓は一部が再生医療で作られたものだとタカシに打ち明けています。その情報で、環が再生医療の実験体にされていたことに気付き、タカシは怒りを抱きます。

そんな中、二人のいる別荘は曹の手下に囲まれてましたが、加藤の助けで脱出します。一方で、謹慎処分が解けた桜田は、環に接触しようと試みます。しかし、その場に現れたのはリュウで、殺されそうになった桜田はプティシャトンと口走ってしまいます。一方で、環の高校の生徒の真穂がプティシャトンの子猫になって、命を落としてしまいます。

14巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画14巻のあらすじネタバレ解説は、桜田は阿藤が残したHDDを手に入れていました。一方で、リュウはプティシャトン側から連絡が来て、顧客リストを盗んだ男・楊の始末を依頼されていました。その後、タカシから真穂が殺害されたことを聞き、誰の指示で組織と関わったのかを調査します。一方で、またも解体処理を真似た模倣犯が現れます。

模倣犯は、金儲けのために臓器を売り、人肉を食すという狂気的かつ解体素人の兄弟でした。過去に母親を殺害し狂ってしまった兄弟であり、環はそんな二人を拘束し尋問を開始します。尋問の結果、兄はクジラとして処理し、弟は再生医療の研究材料として研究所に送ります。そんな中、楊は手に入れた顧客リストにある人物を一人ずつ殺害していくのでした。

15巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画15巻のあらすじネタバレ解説は、環に桜田が接触し、英が無事であることを伝えます。そして連絡用の携帯を渡されますが、梨世に見つかり携帯を没収されてしまいます。そんな中、楊を探しだしたリュウが、国外逃亡を持ちかけますが、逆に楊の逆鱗に触れてしまい、顧客リストの人物を殺害するスピードが増してしまいます。

顧客リストにある大物たちが次々に殺害されているにも関わらず、ニュースやネットにも話題にならないことに楊は不信感を覚えます。実際は、大きな力にもみ消されており、自分は抹殺するように仕向けられていたことに気付き楊は、絶望します。絶望した楊は、環の学校に車ごと突っ込んでしまうのでした。

16巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画16巻のあらすじネタバレ解説は、学校に車で突っ込んだ楊は、生徒を轢き殺しながら銃を乱射・生徒を人質にしてネットの生配信をするというテロを起こします。そして、生配信で今までに自分が行ってきた事件についてを語ります。そんな中、テロに気付いた環は躊躇すること無く、楊のいる部屋に入ります。

環は楊をクジラとして仕留めるために、加藤の狙撃から守りながら、スタンガンで捕獲します。その後、テロ事件は収束し、楊は環に解体処理されます。一方で、楊を思いのままに動かしていた黒幕が、プティシャトン事件を追って殺害されたと考察されていたジャーナリストと判明します。そして黒幕は、環の教室でクジラを捕獲する行為を撮影しており、脅しの材料に使用するのでした。

17巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画17巻のあらすじネタバレ解説は、楊の起こしたテロが環のせいだと学校中で批判されてしまい、環には涙が止まらないなどの人間らしい感情が見られました。その状況を見かねたタカシは、曹に依頼し解体師をレンタルします。一方で、曹と手を組むタカシを見て、加藤はタカシの元を去ることを決意し、タカシに告げます。

一方で、加藤は桜田にも電話し、全てを説明したいと二人で会います。そして、阿藤を銃撃したことや、プティシャトン事件に自身の兄が関わっていたこと、自分の役割を引き継いでほしいと語り、加藤は辞表と顧客リストを桜田に渡しその場を去っていきます。

18巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画18巻のあらすじネタバレ解説は、加藤が一人で動き曹を抹殺しようと試みます。加藤は、曹の乗る船に乗り込み手榴弾やライフル銃を使いながら制圧していきますが、激しく動き回ったせいで傷口が開き、倒れてしまいます。そして、曹との話し合いに発展していき、そこで環に関する衝撃の事実を明かされます。

実は環の母親は、人工的に誰にでも移植できるドナーを生み出す実験の成功者で、環は99.998%拒絶反応が起こらないパーフェクトドナーで、いざという時に自分の命を差し出せるようにプログラミングされていることが明かされます。そして、加藤も実験で成功した人物であり、加藤の遺伝子にヒントがあると考察され拘束されるのでした。

19巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画19巻のあらすじネタバレ解説は、加藤の元にやってきたリュウに、体内に仕込んだ起爆装置を取り出して、船から降り遠隔で起爆させることを指示します。加藤は自分が曹の手に渡らないように、全てを終わらせる決意をしていました。そしてリュウは船を爆発させ、曹の首を締めながら、一緒に海に落ちていきました。

この事件では、曹3兄弟の暁東の死体は発見されましたが、リュウは行方不明のままでした。そして、自分のサンプルは残さないと加藤の意思は達成されること無く、タカシのもとに派遣されてきた解体師の愛怜が加藤の血液サンプルを入手していました。タカシは愛怜のことを信じきれずにいる中、愛怜は淡々と解体処理をこなしていくのでした。

20巻あらすじネタバレ

ギフト±の漫画20巻のあらすじネタバレ解説は、パーフェクトドナーの環を使って、秋光正はクローン臓器牧場を作ろうという計画を考えていたことがわかります。環は一定以上のストレスを受けると死にたくなるようにプログラミングをされており、牧場では死にたくなった人物をクローンが解体するといったループを作ろうと考えられていました。

そんなふうにプログラミングされていた環は、テロ以降、死にたいといった衝動にかられており、タカシはその衝動をどうにかして止めようと考えていました。そんなタカシに、衝動を止めるために、環に英を解体処理させる方法を、愛怜が提案します。不可解な提案をしてくる愛怜の本当の目的は、タカシを排除して組織を乗っ取ることでした。

組織を乗っ取ることを考えていた愛怜は、タカシを排除しようと行動に移します。愛怜は、爪を噛む癖のあるタカシにネイルを施し、そのネイルに毒を仕込んでいました。それに気づかないタカシは、梨世と一緒にいる時に中毒症状を起こします。その状況に真っ先に疑われると確信した梨世は、身ごもった子供を守るため世話係の多江に助けられ、その場を立ち去るのでした。

ギフト±の登場人物・キャラ一覧

登場人物一覧①鈴原環

ギフト±の登場人物・キャラ一覧・1人目が、鈴原環(すずはらたまき)です。鈴原環は、ギフト±の主人公で、過去に心臓手術をした経験がある女子高生です。鈴原環は、臓器売買グループ・極秋会の創業者の孫・秋光渉の臓器提供者になるために、代理母出産で生まれた戸籍のないデザイナーベビーです。

鈴原環は、感情を明かさず何を考えているのかわからない人形のような女子高生です。独善的な自らの死生観で、クジラと呼ばれる更生や反省が見込めないような大人を狙い、生きて意識のあるまま解体し、臓器売買をしているキャラクターです。

登場人物一覧②タカシ

ギフト±の登場人物・キャラ一覧・2人目が、タカシこと秋光崇(あきみつたかし)です。タカシは、環と同じく、極秋会の創業者の孫・秋光渉の臓器提供者になるために、産まれたデザイナーベビーです。臓器グループを取り仕切っており、ハッキング能力や、資金力、人脈を持っている頭の良い男子大学生です。

登場人物一覧③英琢磨

ギフト±の登場人物・キャラ一覧・3人目が、英琢磨(はなぶさたくま)です。英琢磨は、英医院放火殺人事件の容疑者として指名手配されている元医師です。現在は闇医者として活動しており、タカシに手術に必要な臓器を依頼しているキャラクターです。

登場人物一覧④神崎梨世

ギフト±の登場人物・キャラ一覧・4人目が、神崎梨世(かんざきりよ)/王梨世(ワンリーシー)です。神崎梨世は、極秋会総合病院に務めている心臓外科医であり、環の主治医でもある眼鏡をかけた女性です。しかし、実際は王梨世という中国からの司令で行動する、中国の工作員・ハニートラップ要員です。

登場人物一覧⑤加藤善人

ギフト±の登場人物・キャラ一覧・5人目が、加藤善人(かとうよしと)です。加藤善人は、警視庁捜査一課の警察官でありながら、タカシが信頼を置いている臓器売買グループのメンバーです。現役警察官であるにも関わらず、闇の付き合いも多い謎が多いキャラクターです。

登場人物一覧⑥リュウ

ギフト±の登場人物・キャラ一覧・6人目が、リュウこと、劉達善(リウダーシ)/斉藤達善(さいとうたつよし)です。リュウは、チャイニーズマフィアに所属する残留孤児3世です。ミスをしたことが原因でボスに左目を抉られていて、右目のみの独眼で生活しているキャラクターです。

登場人物一覧⑦徐永啓

ギフト±の登場人物・キャラ一覧・7人目が、除永啓です。除永啓は、中国系の医師で、ぎこちない日本語を使用するキャラクターです。中国解放軍の脱走兵だった過去や、中国の高官専門病院である301病院に勤務していた経歴を持つ元軍医です。

登場人物一覧⑧曹国良

ギフト±の登場人物・キャラ一覧・8人目が、曹国良です。曹国良は、梨世の上司であり、中国の人民解放軍の総後勤部副部長です。タカシと同じように、クジラを狩っては臓器売買をしている人物です。

登場人物一覧⑨阿藤圭介

ギフト±の登場人物・キャラ一覧・9人目が、阿藤圭介(あとうけいすけ)です。阿藤圭介は、元警察官であり、現在は探偵を営んでいるキャラクターです。政財界の指示に従い、事件を自殺処理する警察に失望したことがきっかけで、警察を辞職している正義感の強いキャラクターです。

ギフト±の見どころ

見どころ①鈴原環が怖い

ギフト±の見どころ1つ目が、「鈴原環が怖い」です。ギフト±の主人公の鈴原環は、感情を表に出すことがなく、人間らしくない人形のような少し不気味さがあるキャラクターです。そして、臓器売買のターゲットを見つけると、相手が生きたまま臓器を摘出するために解体処理をする仕事をなんなくこなしてしまいます。

生きたまま相手の臓器を摘出してしまう鈴原環の狂気性が、ギフト±の見どころでもあります。しかし、鈴原環の怖いところは完璧に狂った人間ではなく、自殺しようした女の子や、臓器移植を待つ男の子を助けようとしたり、命は大事にといった口癖も、どこか行動と相反しており怖さを際立たせています。

見どころ②タイトル「ギフト」の意味

ギフト±の見どころ2つ目が、タイトル「ギフト」の意味です。主人公の環は、更生の余地のないクジラを相手に、生きたまま解体処理をしますが、解体処理をする前にクジラに対してもちゃんと敬意を払います。しかし、その姿は人間を見るというよりも、物を見ているといった様子にも見えるほど淡々としており、感情を感じさせません。

クジラがどれだけ泣き叫ぼうと、環は仕事を淡々とこなしていき、臓器移植できる臓器を摘出していきます。そして、臓器は臓器を必要としている人に届けられていきます。生きている価値が無いほど残酷な事をしたクジラの命を誰かに再分配していくということが、タイトルの意味になっているのではないかと考察することが出来、見どころの1つになっています。

ギフト±のアニメ声優一覧

鈴原環役/梅田彩佳

ギフト±のアニメ声優・1人目が、主人公の鈴原環を演じた梅田彩佳(うめだあやか)です。梅田彩佳は、1989年1月3日生まれ・福岡県北九州市出身で、TRUSTARに所属しているタレント兼女優です。梅田彩佳は、2006年にAKB追加メンバーオーディションに合格し、同年の4月にAKB48として芸能界デビューを果たしています。

その後、2016年にAKB48を卒業し、女優として活動しています。梅田彩佳は、アニメ「ギフト±」で、声優デビューを果たしています。難しい役柄なのに、上手といった声が多く、今後の声優としての活動も期待されています。

タカシ役/鬼塚真吾

ギフト±のアニメ声優・2人目が、タカシを演じた鬼塚真吾(おにつかしんご)です。鬼塚真吾は、1月26日生まれ・兵庫県出身で、ディーカラーに所属している声優です。タカシを演じた鬼塚真吾のギフト±以外の出演作には、「極上‼めちゃモテ委員長」・「K(道明寺アンディ他)」などがあります。

英琢磨役/斎藤寛仁

ギフト±のアニメ声優・3人目が、英琢磨を演じた斎藤寛仁(さいとうひろのり)です。斎藤寛仁は、1983年12月6日生まれ・青森県出身で、ディーカラーに所属している声優です。英琢磨を演じた鬼塚真吾のギフト±以外の出演作には、「無職転生〜異世界行ったら本気だす〜(ノコパラ)」・「ましろのおと(関根)」などがあります。

ギフト±に関する感想や評価

ギフト±は、臓器売買をテーマにした作品で、生きたまま臓器を摘出するなどといった狂気的なシーンも多く出てくるクライムミステリー漫画です。しかし、臓器売買にまつわる登場キャラたちの心理描写などが繊細でありながら、テンポが良く、怖いけどハマってしまうといった声が多く上がっている人気漫画です。

ギフト±は、面白い漫画として話題を集めており、今後の展開が読めない・続きが気になると言った声が多く、一度読んでハマってしまうファンが多い人気漫画です。そんな高い人気を獲得しているギフト±は、アニメ視聴アプリでアニメ化され、アニメも面白いと注目されている人気作品です。

ギフト±は、表紙が気になって購入したといった声も多く、表紙買いしたのに物語にハマってしまったといった声も上がっています。特に、ハラハラする展開が魅力的で続きが気になってしまい、1巻だけのつもりが発売されているコミックス全てまとめ買いし読んでしまったといった声も多い、中毒性のある人気クライムミステリー漫画です。

ギフト±のネタバレまとめ

ギフト±は、臓器売買をテーマにしたクライムミステリー漫画です。登場人物が抱えている過去や、問題がヘビーであり、臓器売買をするために生きたまま臓器を摘出するなど狂気的なシーンも多く出てきますが、グロいけど面白い・つい見てしまうといった声が多く上がっています。ネタバレを見て気になった方は、一度ギフト±を見てみてはいかがでしょうか?

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ