【ギャングキング】ミストの正体をネタバレ！ジャスティスに入った理由とは？

漫画「ギャングキング」は、世界一の彫り師を目指す和彫りのジミーと仲間たちの成長、敵対チームとの喧嘩・抗争を描いた不良漫画です。以下では、漫画「ギャングキング」から、ギャング界No.1の強さを誇るジャスティスのミステリアス幹部・ミストの正体ネタバレや、バンコとの知られざる関係、ノゾミがミストとしてジャスティスに加入した理由やその目的についてネタバレ紹介します。

柳内大樹先生の漫画「ギャングキング」は、2003年～2021年にかけて連載された不良漫画で、和彫りに魅了された不良高校生・和彫りのジミーと仲間たちの成長や、敵対チームとの喧嘩・抗争を描いた作品です。漫画「ギャングキング」は、2003年に少年画報社の「ヤングキング」で連載が開始されるも、作者と担当編集者の折り合いが悪くなったことを理由に、2016年に講談社へ移籍しました。

その後も、「マガジンSPECIAL」から「別冊少年マガジン」への移籍連載やそれらに伴う休載を挟みながら、「イブニング」2021年10号を持って、18年に及ぶ長期連載に終止符を打ちました。複数回にわたる移籍連載を経てシリーズ完結を迎えた漫画「ギャングキング」の単行本は、ヤングキングコミックス版・全27巻、マガジンKCデラックス版・全37巻で構成されています。

幼少時代に、不動明王の刺青を持つ男に命を救われたジミーは、恩人に彫られた不動明王に魅了され、和彫り師の道を志すも、周囲の反応や寂しさからジミーは次第に荒れていきます。しかし、バラ学への進学を機に、自身の夢を理解してくれた友の存在により、ジミーも本来の性格を取り戻し、他校との喧嘩や抗争に明け暮れながら、憧れの和彫り師・勝針の元で修行を積み、世界一の和彫り師になることを目指します。

「ギャングキング」に登場するギャング集団・ジャスティスの幹部であるミストは、数ある登場キャラクターでもっとも謎めいた人物であり、バラ学こと薔薇十字学園の生徒という情報から、工業科の生徒がミストの正体候補に浮上しました。以下では、ネットをざわつかせた「ギャングキング」のミステリアスキャラ・ミストの知られざる正体についてネタバレ紹介します。

「ギャングキング」でもっとも謎めいた存在であるミストは、ピンコを筆頭とするギャング界No.1チーム「ジャスティス」の幹部です。ジャスティスへの加入の経緯は、ネットのIQサイトを通じて、ファーブルと知りあったことがきっかけです。チームの頭脳として活動する一方で、ジミーとの因縁の対決を控えた頭・ピンコをファーブルと共に監禁するなど、チームへの反乱を匂わせています。

ミストが加入するジャスティスは、ベティとの事件をきっかけに、真の力を模索するピンコによって結成されたギャングチームです。メンバーは白い服で統一され、幹部は、ミストやピンコに反乱を起こしたファーブルの他、圧倒的な強さや危険性を秘めたチーターやマホニー、クロマイ、ベイダーや、幹部で唯一、ピンコを打ち負かしたモンタナで構成されています。

ジャスティスの幹部の1人・ミストの正体は、「ギャングキング」内でも謎めいた存在とされ、バンコの情報屋・ダブルオーセブンによると、ミストはバラ学の生徒と判明しています。そして、バラ学の生徒と言えば、ジミー達が所属する工業科の生徒にいると見られ、ミストの正体は、ハスキーや元ボタ高のチェルシー、またはジョーではないかと考察されました。

一方、ミストは高身長なので、ヒロシやトール、ジェットもミストの正体候補に浮上しました。しかし、ミストの正体は、漫画ギャングキング・34巻で明かされ、バンコの情報屋・ダブルオーセブンこと、バラ学普通科に所属するノゾミと判明します。

ジャスティスとバンコの二重スパイとして活動していたミストことノゾミには、従兄弟のバンコを原因とする悲惨な過去を秘めており、自分が不幸になる原因となったバンコを陥れるべく、ジャスティスに入ることを決意しました。以下では、「ギャングキング」のノゾミがミストとしてジャスティスに入った理由や、ミストして計画を開始した時期について、ネタバレ考察しました。

ミスト・情報屋ダブルオーセブンとして活動していたノゾミは、バンコの従兄弟にあたる人物で、バンコが唯一心を許すことができた親族でもありました。ミストことノゾミは、頭は切れるものの、けんかの方はあまり強くなく、バンコに負けてばかりいました。それらは、ミストが父親から虐待を受けるきっかけになり、最終的にミストの父親は自ら命を断ってしまいます。

ミストことノゾミにとって、バンコの存在は自分を不幸した存在でもあり、彼さえいなければ不幸が降りかかることがないと考え、ジャスティスに加入した理由も、バンコに対する逆恨みが動機と推測されます。一方で、情報屋ダブルオーセブンとしてバンコに協力しており、ノゾミは、ミスト・ダブルオーセブンとして二重スパイ生活を送ることになりました。

そして、バンコに対する復讐を目論むミストことノゾミの目的は、バンコが一番悲しむ事をすること、つまり、バンコの失態により、ジミーが夢を諦めざるを得ない状況に追い込むことでした。

バンコ・ジミーを陥れるための計画の開始は、バラ学で孤立状態に陥ったゾンビがジャームを率いて、ジャスティスとの戦いに挑んだ頃と推測され、その時期にミスト・ダブルオーセブンの二重スパイとして活動していたでしょう。また、ダブルオーセブンの正体を知らないバンコも、漫画7巻～9巻あたりからミストの魔の手が忍び込まれていたでしょう。

ギャングキングのミストの正体は、ファンにとって最大の関心事となり、わずかな伏線からバラ学工業科の生徒たちが、ミストの正体候補に浮上しました。また、ミストの正体判明後も、ファンの間では賛否両論が飛び交いましたが、読み手の興味をそそるミステリアスなキャラクター性も支持されています。以下では、ギャングキングのミストに関する感想や評価を紹介します。

漫画「ギャングキング」は、ギャグとシリアス要素を織り交ぜた独特の世界観が人気を集める一方、今回紹介したミストなど、謎解き要素を交えた展開もファンを虜にしています。特に、ギャングキング最大の謎とされたミストの正体について、バンコとダブルオーセブンとの以外なつながりや、サスペンス作品を読んでいるような伏線回収を称賛する声も見られます。

長らく謎とされてきたミストの正体が明かされたことは、「ギャングキング」の転換点となりました。そして、ミストがジャスティスに加入した経緯が判明したことは、ジミーサイドとジャスティスとの戦いなど、波乱の展開が予想され、その後の熱い展開に期待が寄せられています。

ミストの正体判明を受け、漫画「ギャングキング」もあつい展開が期待された一方、予想していなかった人物の浮上などから、ミストの正体にがっかりしたとの感想も見られます。また、ファンの中には、ミストの正体が、バンコとつながりのあるノゾミ・ダブルオーセブンであることに納得がいかないという声も見られ、ギャングキング・ミストの正体について、ファンの間で賛否両論が飛び交っています。

漫画雑誌で「ギャングキング」を追ってきたファンにとって、ミストの正体は最大の関心事であり、ジャスティスのミストと思われる人物について考察することも、楽しまれていました。そして、長年伏せられていたミスとの正体の披露は、ファンを興奮させると同時に、ダブルオーセブンとの同一人物であったことや、バンコを陥れるため、彼の協力者のふりをしていたことに腹を立てる感想も寄せられています。

漫画「ギャングキング」のミストの正体ネタバレや、バンコとの関係、ノゾミがミストしてジャスティスに加入した目的などをネタバレ紹介しました。「ギャングキング」最大の謎とされてきたミストは、ネット上でも正体を考察する投稿が多く見られ、様々なキャラクターが正体候補に浮上しました。しかし、蓋を開けてみると、以外な人物だったことが判明し、ミストの正体について賛否両論が飛び交っています。