2020年11月18日公開
2020年11月18日更新
【Fate/Apocrypha】主人公ジークはホムンクルスの少年!能力や宝具は?
「Fate/Apocrypha(フェイト・アポクリファ)」の主人公ジークの正体は、黒のライダーたちに助けられたホムンクルスの少年です。今回はそんな「Fate/Apocrypha」の主人公ジークの強さとは、その能力や宝具を一覧で紹介し、ホムンクルスの少年が「ジーク」と名乗るようになった理由や経緯を考察していきます。さらに、ジークのアニメ声優・花江夏樹さんについてや、ジークと他のキャラとの関係もみていきます。
目次
Fateの主人公ジークの正体はホムンクルス
Fate/Apocryphaの作品情報
「Fate/Apocrypha」の主人公ジークの正体はホムンクルスですが、今回はそんなジークの能力や強さ、宝具を紹介し、彼が「ジーク」と名乗るように理由や経緯を考察していきます。さらに、ジークのアニメ声優や他のキャラとの関係などについてみていきます。まず、ここでは「Fate/Apocrypha」の作品情報を紹介していきます。
Fate/Apocryphaの概要
「Fate/Apocrypha(フェイト・アポクリファ)」は、東出祐一郎先生著、近衛乙嗣先生がイラスト担当、TYPE-MOON制作のノベルゲーム「Fate/stay night」のスピンオフ小説です。2012年12月〜2014年12月の期間に全5巻が刊行されました。また、アニメ「Fate/Apocrypha」は2017年7月〜12月にTOKYO MXなどで全25話が放送されました。
Fate/Apocryphaのあらすじ
第三次聖杯戦争の際に失われた聖杯が見つかり、それを盗んで隠していたユグドミレニア家はその聖杯をシンボルとして、魔術協会に反旗を翻すことを宣言。その後、ユグドミレニア家側の魔術師集団である黒の陣営と、ユグドミレニア家を討伐するために雇われた魔術協会側の魔術師集団である赤の陣営による聖杯大戦が始まることになります。
ジークのプロフィール
「Fate/Apocrypha」の主人公・ジークの正体は、アインツベルンの技術を利用してユグドミリア一族が作り出したホムンクルスの少年です。ホムンクルスとは魔力供給の肩代わりをさせるためだけに作り出された命です。そして、ジークはホムンクルスであり、マスターでもあるという特殊な存在として聖杯大戦に臨みます。また、ジークは中性的な容姿のジークですが、一人称は「俺」です。
そして、ジークは純粋で実直な性格でややユーモアに欠けますが、天然な一面もあり、基礎知識や状況把握能力に優れ、勉強もかなり得意です。さらに、ジークはその正体はホムンクルスであり、魔力供給をするためだけの存在として設計されているため、その肉体はかなり脆弱で当初は少し歩くだけでもすぐに疲労していました。その後、人間と同程度の体力のある肉体へと成長しますが、特別に身体能力が高いわけではありません。
Fateのホムンクルスの少年・ジークの能力や宝具
「Fate/Apocrypha」の主人公・ジークのプロフィールを紹介し、その正体がホムンクルスの少年であることなどをみてきました。次に、そんなジークの能力や強さ、宝具を一覧でみていきます。
ジークの能力や強さ
「Fate/Apocrypha」の主人公・ジークの正体はホムンクルスですが、ジークはそんな魔力供給のために作り出されたホムンクルスの中でも飛び抜けて優れた魔術回路を持っており、それは一流の魔術師をも凌ぐほどだと言われています。また、ジークはそもそも魔術回路をベースにして作り出されたため、情報を把握する能力にも優れており、聖杯戦争や魔術などの知識の面でも完璧となっています。
能力や強さ①アインツベルンの技術
アインツベルンの錬金術とは、手で触れた物の組成を一瞬にして解析し、魔力を変質または同調させることで最も適切な破壊を行なう「理導/開通(シュトラセ/ゲーエン)」のことです。ジークはそんなアインツベルンの技術をベースにした強力な魔術を使って攻撃することができます。
しかし、逆に彼はそれしか魔術らしい魔術を使うことができません。また、ジークは黒のライダーから剣を授けられており、宝具でもない細身の剣ですが、サーヴァントを武装しているため、神秘を帯びています。そのため、サーヴァントを攻撃して傷つけることもできます。
能力や強さ②戦い方
ジークは主に「理導/開通」と黒のライダーからもらった剣を戦闘で使用します。そして、ジークは複数のサーヴァントの力の一部を身体に宿すことになりますが、初めのうちは与えられたその力に戸惑っていました。
そのため、赤のセイバーとの初戦闘ではその力を十分に発揮させられなかったジークですが、王冠・叡智の光との戦闘の際は周囲のサーヴァントたちに遅れをとらない、見事な連携をみせ、着実にジークフリートの力を扱うことのできる器に成長していきます。
能力や強さ③竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)とは?
竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)とは、ジークの左手に現れた青い令呪のことです。それは聖杯戦争の管理者を務めるルーラーでさえもその全容を把握していない、まったく前例のない令呪とされています。そんな竜告令呪は余命を削り、その代償としてジークフリートに変身させる能力を持ちます。。
つまり、ジークはその能力を使えば、自身の身体に一画につき3分間限定で、英霊ジークフリートそのものを憑依させることができ、それにより身体能力や戦闘の経験値、宝具を含めた保存能力を完全に具現化することが可能となります。
能力や強さ③竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)のデメリット
ジークがこの竜告令呪のような荒業を習得できたのは、ジークがホムンクルスとして生まれ、その魂が何物にも染まらずに純粋で、肉体にも年月の蓄積がなされていないからです。そのため、ジークは憑依時の急激な変化にも対応することができるのです。
また、通常の令呪は使う度に消えていきますが、竜告令呪の場合は使用した後も黒い痣として残ります。さらに、使用したジークに精神的な影響を及ぼすなど、通常の令呪ではありえない異常な現象も起こしています。
能力や強さ④完全な邪竜・ファヴニールへの変化
竜告令呪も通常の令呪と同様に聖杯戦争のマスター資格に認定されており、サーヴァントと契約したり、消費した分を補填したりすることができます。しかし、竜告令呪を使い切って完全に悪竜の呪いが発動してしまうと、彼の身体はやがて竜に変化し、最終的には竜そのものになってしまいます。
そして、本来なら「出来損ないの邪竜」になるはずが、聖杯戦争の勝者となったジークは聖杯の力を使用し、「完全な邪竜・完全な邪竜・ファヴニール」へと変化しました。
ジークの宝具
「Fate/Apocrypha」の主人公・ジークの能力や強さをみてきましたが、次にジークの宝具を一覧でみていきます。
幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)
「Fate/Apocrypha」の主人公・ジークの宝具・1つ目は幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)です。幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)とは、ジークが竜告令呪を発動しているときのみ使用することができる宝具です。
普段のジークは黒のライダーからもらった剣を使用していますが、真名を解放することによって大剣を中心とした黄昏の波を半円状に拡散しながら放つことが可能です。また、第二種永久機関の使用によって、3分間の変身時間の間であれば連続して発射することもできます。
悪竜の血鎧(アーマー・オブ・ファヴニール)
「Fate/Apocrypha」の主人公・ジークの宝具・2つ目は悪竜の血鎧(アーマー・オブ・ファヴニール)です。悪竜の血鎧(アーマー・オブ・ファヴニール)とは、幻想大剣・天魔失墜と同様に竜告令呪が発動されているときのみ使用できます。そして、この悪竜の血鎧は正当な英雄によって宝具が使用されたときに限り、B+分の防御数値を得られます。
磔刑の雷樹(ブラステッド・ツリー)
「Fate/Apocrypha」の主人公・ジークの宝具・3つ目は磔刑の雷樹(ブラステッド・ツリー)です。磔刑の雷樹(ブラステッド・ツリー)とは、相手に絡みつくことで自身の身体もろとも敵に雷を落とす捨て身の攻撃です。
また、これはジークの身体に宿っているため、上の2つの宝具と違い、竜告令呪を発動していなくても使用できます。もともとは使用者の命を代償にして放たれる自爆宝具ですが、ジークのそれは不完全であるため、オリジナルよりも威力が劣る分、その反動で使用者が死亡することもありません。
灼熱竜息・万地融解(アカフィローガ・アルグリーズ)
「Fate/Apocrypha」の主人公・ジークの宝具・4つ目は灼熱竜息・万地融解(アカフィローガ・アルグリーズ)です。灼熱竜息・万地融解(アカフィローガ・アルグリーズ)とは、ジークが聖杯の管理者になったことで使えるようになった疑似宝具です。ホムンクルスの身体を一時的に邪竜ファヴニールに変化させることにより、強力な竜の息(ドラゴンブレス)を放つことができます。
Fateのホムンクルスがジークになった理由や経緯
「Fate/Apocrypha」の主人公・ジークのプロフィールやその正体がホムンクルスの少年であることなどを紹介し、その能力や強さ、宝具をみてきました。次に、ホムンクルスだったジークが「ジーク」を名乗るようになった理由や経緯を考察していきます。
黒のライダーに助けられる
「Fate/Apocrypha」の主人公・ジークの正体はホムンクルスですが、ホムンクルスとはそもそもサーヴァントの宝具や魔術行使、自己治癒などによる魔力供給を肩代わりさせるためだけに作り出され、自我もなくただ消費されるだけの人形のような存在です。そんな中でジークは奇跡的に自我に目覚め、死に対する恐怖心から魔力供給槽を脱出。しかし、魔力供給のためだけに設計された彼は歩くことさえままなりませんでした。
そのため、ジークはユグドミレニア城塞の外までたどり着く前に行き倒れ、そこを彼は黒のライダーに救われます。しかし、城塞の外への脱出の際、逆上したゴルドの暴行でジークは瀕死の大怪我を負います。そもそも虚弱なホムンクルスであるジークは、そのまま死を待つしかない状況となりますが、そこで黒のセイバーが自身の命と引き換えに心臓を彼に与え、ジークは救われました。
ジークの名前の理由
ジークの正体はホムンクルスなので、本来は名前がありません。しかし、瀕死の大怪我を負った彼は黒のセイバーの心臓をもらい、命を取り留めました。そのことで、彼の身体には竜種の血が流れるようになり、実戦にも耐えられるだけの肉体を手に入れることができました。そして、それまで名前のなかった彼は命の恩人である英雄への感謝を込めて、これ以降「ジーク」という名前を名乗るようになったのです。
Fateのホムンクルスの少年・ジークと他キャラの関係
「Fate/Apocrypha」の主人公・ジークのプロフィールやその正体がホムンクルスであることを紹介し、その強さや能力、宝具をみてきました。さらに、彼が「ジーク」と名乗るようになった理由や経緯についても考察してきました。次に、ジークとの他のキャラとの関係を考察していきます。
ジークと黒のライダーの関係
黒のライダーはすべての始まりとなったジークの恩人で、最初にできた友人でもあります。その後、ジークは黒のライダーと正式に契約を交わしてマスターとなっています。
ジークと黒のセイバーの関係
黒のセイバーもジークの恩人の1人です。黒のセイバーは自分の命を捨ててまで、知り合ったばかりのジークを救ってくれました。ジークは彼への感謝と敬意をこめて、彼の名前をもとにした名前「ジーク」を名乗るようになりました。
ジークとルーラーの関係
ルーラーはジークの同行者で、彼にお姉さん風を吹かそうとするキャラクターです。また、ジークとルーラーは知り合って間もない頃から非常に相性が良く、目的は違うものの互いに信頼し合っています。そして、一緒に過ごすうちに互いの人格にも影響を与え合うようになりました。
ジークと黒のアーチャーの関係
黒のアーチャーもジークの恩人の1人で、瀕死の重傷を負ったジークを匿い、治療を施してくれました。そして、ジークは彼から教えや「どうやって、行きていくのか」という問いを授かり、ジークはその問いの答えを求め続けています。
Fateのホムンクルスのアニメ声優
花江夏樹のプロフィール
アニメ「Fate/Apocrypha」でホムンクルスことジークの声優を務めている花江夏樹さんは1991年6月26日生まれ、神奈川県出身で身長は172cm、血液型はB型で「なっちゃん」「花江っち」などの愛称で親しまれています。また、所属事務所はアクロスエンタテインメント、2011年から声優として活動しています。
花江夏樹の主な出演作品
「ダイヤのA」小湊春市役、「凪のあすから」先島光役、「四月は君の嘘」有馬公生役、「東京喰種トーキョーグール」金木研/佐々木琲世役、「アルスラーン戦記」エラム役、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」ビスケット・グリフォン役、「食戟のソーマ」タクミ・アルディーニ役、「スタミュ」星谷悠太役、「学園ハンサム」前田良樹役、「斉木楠雄のΨ難」鳥束零太役、「クジラの子らは砂上に歌う」チャクロ役などに出演。
他に「双星の陰陽師」焔魔堂ろくろ役、「政宗くんのリベンジ」真壁政宗役、「カードキャプターさくら クリアカード編」ユナ・D・海渡役、「イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印」奥入祐役、「ピアノの森」雨宮修平役、「ブラッククローバー」リル・ボワモルティエ役、「鬼滅の刃」竈門炭治郎役、「あんさんぶるスターズ!」巴日和役、「ハイキュー!! TO THE TOP」星海光来役などに出演しています。
Fateのホムンクルスに関する感想や評価
Fate新作アニメあぽくりふぁ全然知らんけど主人公が花江くんな上にホムンクルスらしくわくわくが止まらねぇ
— もふこ。 (@mofu_mofuko) June 28, 2017
こちらは「Fate/Apocrypha」の主人公でホムンクルスのジークに関するツイートです。主人公のジークの声優が花江夏樹さんで、さらにホムンクルスだということに期待を寄せているそうです。
10、ジーク(Fate)
— さな (@sanana0205) May 4, 2019
つい最近Fate/Apocryphaを見て好きになりかけてる
顔かわいいし、声が花江くんっていうのが最高
FGOやってて、過去にこういう人がいたんだなとか思ってたらホムンクルスでびっくりした
しかもジークフリートから名前をとってるとは
こういう子好きだな
こちらも「Fate/Apocrypha」の主人公でホムンクルスのジークに関するツイートです。ジークの顔が可愛くて、声優が花江夏樹さんだということが最高だと評価されており、ジークフリートが名前の由来となっていることに驚き、ジークのようなキャラが好きだという感想となっています。
アインツベルンがラインの黄金の伝承に通じる一族であることはずっと昔から話されてたことでしたが
— 月影れあな (@tk_leana) April 25, 2018
その一族の技術を応用して作られたホムンクルスがジークという名を名乗り、さらに最終的に竜に変じて秘宝を盗み姿を消すというのがアポクリファの面白いところだよね
こちらも「Fate/Apocrypha」の主人公でホムンクルスのジークに関するツイートです。アインツベルンの技術によって作られたホムンクルスがジークと名乗り、最終的に竜に変身して秘宝を盗んで姿を消すというストーリーが面白いという感想となっています。
Fateのホムンクルスまとめ
いかがでしたか?「Fate/Apocrypha」の主人公・ジークの正体がホムンクルスの少年であることやその能力・宝具などを紹介し、ジークと名乗るようになった理由や経緯、アニメ声優の花江夏樹さんや他のキャラとの関係についても見ていきました。そして、ジークは命を捨ててまで自分を救ってくれた黒のセイバーへの感謝と敬意を込めて「ジーク」と名乗るようになったことが分かりました。