ドラゴンボールのヒットの強さ・時飛ばしとは？伝説の殺し屋のかっこいい画像

『ドラゴンボール』は漫画家の鳥山明（とりやまあきら）さんが描く漫画で週刊少年ジャンプで1984年から連載が始まり、1995年まで連載していました。ドラゴンボールは7つ玉を集めると何でも願いが1つ叶えることが可能です。サイヤ人である孫悟空を中心とした戦闘シーンが多く描かれており、地球を滅ぼそうとする敵を仲間と共に倒していく物語です。戦闘を扱った作品では珍しくドラゴンボールでは主人公が死ぬ場面もあります。

『ドラゴンボール』は日本だけでなく世界中で大人気作品として知られており、特に男性から人気があります。ドラゴンボールはアニメ化もされていて、今までに5シリーズのアニメが放送されました。アニメや漫画にとどまらずゲームやグッズも数多く登場した大ヒット作品です。また、ドラゴンボールシリーズの映画も19作品登場しており、記念すべき20作品目が2018年の12月14日に公開予定となっています。

ドラゴンボール超はドラゴンボールシリーズの作品でドラゴンボール改の続編にあたります。ドラゴンボール超は2015年からVジャンプで連載が始まり、アニメもほぼ同時期にスタートしました。本編では悟空に似たゴクウブラックや多くの神が登場し、ドラゴンボールを超える「超ドラゴンボール」の存在など盛沢山の内容となっております。

ドラゴンボール超のアニメは力の大会で最後に悟空の所属する第7宇宙が勝利を最後に、2018年3月25日で最終回を迎え、惜しまれつつも完結しドラゴンボールのアニメの放送は終了しました。ドラゴンボール超の魅力は登場するキャラクターの多さや白熱するバトル展開にあります。

ヒットはドラゴンボール超で登場する第7宇宙の戦士で、その強さは第7宇宙の神を除いてトップクラスです。「伝説の殺し屋」の異名をもち、狙った獲物は必ず仕留めます。下の画像のように人間というよりかはフリーザなどと同じように異星人のキャラクターであり、いかにも悪者そうな顔つきです。表は殺し屋としての顔の持ち主だが、実際は殺した相手の墓参りをするなど殺し屋らしからぬ一面もあります。

ヒットの実年齢は異星人ということもあり1000歳を超えているそうです。ドラゴンボールではフリーザやセルなどのように地球を滅亡したりするキャラクターがいますが、悪事を働いているかと言われると疑問であり、殺し屋という職業柄悪者に見られがちなキャラクターになります。

ドラゴンボールでヒットの声を担当する声優の山路和弘（やまじかずひろ）さんは1954年6月4日生まれの声優さんです。主な出演作品は『ONE-PIECE』のセニョール・ピンク役やギルド・テゾーロ役、『ワンパンマン』のシルバーファング役などのキャラクターの声優を担当しています。声の特徴としては声質がきれいな低音でかっこよく渋い声です。声優業以外にも俳優業も行っており、それぞれの業界で大いに貢献し活躍されています。

山路さんは画像のように60歳という還暦を過ぎていますが、元気な方で若々しく見える声優さんです。洋画で悪役の吹き替えを担当することが多く、特にアクション俳優のジェイソン・ステイサムと山路さんの声は瓜二つと思うほど似ていると語られています。

ドラゴンボール超でヒットが初登場したシーンは破壊神シャンパ編での登場です。同じ宇宙のチームメイトであったフロストが「キューブ」を横取りしようとしていたところを瞬殺しました。それ以降、ドラゴンボール超の最終章である宇宙サバイバル編まで登場するようになります。

ヒットがなぜ伝説の殺し屋と呼ばれているのか紹介します。ヒットの由来は「hit]からきていると語られており、その意味は「襲う」や「命中する」、「強盗を働く」などです。ヒットは殺し屋として殺しの依頼を遂行する対価としてお金にかかわらず何かしらの報酬を受け取ります。殺しのターゲットとなった人物を百発百中で仕留めることから第6宇宙では「伝説の殺し屋」として知られています。

ヒットが使う技として主力となるのが時飛ばしです。時飛ばしは名の通り時を飛ばすことが可能で、時を飛ばせる時間はわずか0.1秒になります。悟空との戦いの最中に成長したことで時を飛ばす時間を0.1秒から0.5秒に延ばすことが可能になりました。また、時飛ばしには時を飛ばすだけではなく、飛ばした時を蓄積することでパラレルワールドを作ることができます。

ヒットの2つ目の技として殺しの技があります。この技は画像のように見えない気弾のようなものでその威力は悟空が何もできずに1度死んだ程です。この殺しの技の恐ろしさは障害物をすり抜けて向かってくるため、隠れようがないということになります。殺し屋と呼ばれるのに相応しい技です。

ヒットの3つ目の技は連続の時飛ばしです。これは通常の時飛ばしと使い方が違って相手の動きを止める際に使用し、時飛ばしをすることで飛ばした時間をジレンに放つことで画像のようにジレンの動きを止めます。本編ではジレンに対して連続の時飛ばしを使用しましたが、強力な力を抑え込むのは不可能でした。

ヒットの時飛ばしにはいくつか秘密があり、ヴァドスが説明しています。ヴァドス曰く、ヒットの時飛ばしは時間を止めているのではなく時間を飛んでいるそうです。そして飛ばした時間を蓄積するのが可能だと語っております。また、飛ばした時間を蓄積することで別の空間であるパラレルワールドを作ることが可能です。ヒットはパラレルワールドの空間と現実の空間を自由に行き来できます。

ヒットの強さの秘訣はサイヤ人の十八番でもある成長の速さと時飛ばしにあります。元々の戦闘能力は高く、そこに時飛ばしを使えるだけでも十分強いです。最初は0.1秒の時飛ばしでしたがそれが0.5秒まで可能になるとドラゴンボールの戦闘においてはかなり有利になります。また、ヒットは武道家としての一面もあるため、成長について考えるようになるとヒットの強さはさらに強くなるのです。

時飛ばしの秘密でも明かしていますが、時飛ばしはただ単に時を飛ばすのではなく、時を蓄積できることに時飛ばしの強さがあります。ドラゴンボールでは時を止めることができるキャラクターとしてグルドがいますが、時飛ばしとは別物です。

孫悟空はドラゴンボールシリーズで登場する主人公のキャラクターです。戦闘民族であるサイヤ人で別名「カカロット」と呼ばれています。とにかく戦うことが好きで、自分より強い相手にはワクワクするそうです。悟空のスーパーサイヤ人への変身は数多く存在し、スーパーサイヤ人は4段階あります。その他にスーパーサイヤ人ゴッドやスーパーサイヤ人ブルーなどがあります。

悟空の強さの秘訣は相手より力が下でも戦闘中に成長して相手を上回るところにあります。その強さにベジータはいつも嫉妬しており、同じサイヤ人でも仲が悪いです。悟空は誰に対しても同じ態度をとってしまうため、全王様や破壊神ビルスなどに対しても臆することなく普通に接します。

ドラゴンボール超でヒットが孫悟空と初めて対戦したのは『破壊神シャンパ編』での破壊神によって選抜された武道試合でした。スーパーサイヤ人ブルーのベジータを簡単に倒したヒットは悟空との対戦では時飛ばしで試合を有利に進めます。だが、悟空も黙っていません。ヒットが0.1秒だけ時間を飛ばすことができることを見破り、時飛ばし後に繰り出す攻撃を予測して受け止めては攻撃をするようになり反撃です。

ヒットはやっと手応えのある相手が来たことでギアを上げますが、悟空がスーパーサイヤ人ブルーで対抗し、ヒットは悟空に時飛ばしが使えず万事休すの状態です。しかし、ヒットは短時間で驚くほどの成長を遂げ、時飛ばしの飛ばす時間を0.2秒まで延ばしていきます。悟空はヒットの攻撃を受けボロボロになりますが、奥の手であるスーパーサイヤ人ブルーの状態で界王拳10倍を発動しヒットは成長した時飛ばしを突破されました。

ヒットはその後も成長し続け時飛ばしの時間を0.5秒まで延ばします。悟空の攻撃を避けることが可能になったが、ヒットは殺しの技がルール上使えないので本気が出せません。そこで悟空はルールの撤廃を求めたが実行されず、自ら場外に落ちヒットが勝利します。

ヒットがヴァドスから孫悟空の暗殺の依頼をされた際には、第7宇宙まで出向き悟空と対戦します。ヒットは孫悟空を殺しの技で瞬殺したかに思われましたが、悟空は咄嗟に気弾を上空に打ち上げて自分に当たるようにして蘇生しました。その後悟空はヒットと再会して第2ラウンドが開始します。ヒットは殺しの技を使用しますが悟空は殺しの技の正体を見破っていて、3回目は通用しません。

悟空が反撃にでますが、ヒットは悟空の攻撃にかすりもしません。悟空が攻撃している間ヒットが攻撃してこないことに疑問をもつ悟空でしたが、ヒットは技の出し惜しみをせず悟空を攻撃します。ヒットは孫悟空と対戦している時は戦闘を楽しむ武道家のようです。悟空は気を全開に上げ、ヒットが作ったパラレルワールドの空間を粉砕しました。結果はヒットも悟空も相打ちのような形となりました。

余談ですがヒットに悟空の暗殺の依頼をしたのは悟空本人という自作自演の出来事です。ヒットは悟空に依頼の期限の有無を尋ね、必ず任務の遂行をすることを約束しました。

ドラゴンボール超の宇宙サバイバル編で登場する第11宇宙の戦士です。プライドトルーパーズという平和を守る組織に所属し、第11宇宙の破壊神であるベルモッドを超える実力があるとも語られている実力の持ち主になります。過去の出来事から仲間のことを見下し、「強さこそ正義」という心情をもって強さだけを求めているキャラクターです。ジレンもヒットと同じで人間ではなくドラゴンボールではお馴染みの異星人になります。

ドラゴンボール超でヒットが初めてジレンと対戦したのは宇宙サバイバル編のバトルロワイヤルにて対戦しました。ヒットはジレンに対して時飛ばしを使用するが、ジレンは意図も簡単に時飛ばしを攻略してはヒットの作るパラレルワールドも簡単に攻略してヒットに攻撃し続けます。ヒットは攻撃を受けながらも時飛ばしと殺しの技の合わせ技でジレンを場外の瀬戸際まで追い詰めました。そこでヒットは時飛ばしの連続をジレン行いました。

ヒットは時飛ばしでためた時間をジレンに放つことでジレンの動きを止めて時間切れで勝つ算段でしたが、ジレンはそれさえも攻略しヒットに迫ります。ヒットはジレンのことを抑えきれないと腹を決め、動きを止めるのをやめて攻撃に切り替えたがジレンはそれを目力だけで受け止めました。そしてヒットの呪縛から逃れ、ジレンはヒットを場外に落としヒットの敗北です。

ドラゴンボール超でヒットは多くの場面で登場していますが、その多くで無表情な顔をしていて戦闘シーンなどでは少し変わった表情をすることがあります。上の画像のように戦闘シーンや決めポーズにかっこいい画像が多いです。

上の画像はサイヤ人が戦いやすいように戦闘の構えるポーズをとりますが、ヒットが戦うのに最適と考えるポーズです。ポーズは決してかっこいいとは言い難いですが、異様な雰囲気やオーラを放っています。

上の画像は武道試合で観客席にいるヒットですが、特に試合を観ることもなく興味のないような態度をしています。この態度を見るとヒット自身がいかにボスキャラ的存在かを相手チームにアピールしているところです。ここで紹介した画像以外にもヒットのかっこいい画像や無表情でない画像は数ドラゴンボールで数多く描かれていますので気になる方は探してみてはいかがでしょうか。

ドラゴンボール超のキャラクターであるヒットについて紹介しました。時飛ばしや殺しの技が使えるキャラクターなので殺し屋という職業は合っているかもしれません。悟空とバトルロイヤルでは共闘したり、地球で悪事を働いたりしていないので悪役キャラではない可能性が高いです。ヒットの強さは全宇宙においてトップクラスの実力の持ち主です。ジレンには敗北しましたが、悟空とはまだ完全に勝負がついてない状態となっています。

ドラゴンボールの新作の映画ではテーマが「サイヤ人」ということで、孫悟空を中心としたサイヤ人や新しいサイヤ人たちが登場すると思われます。そうなってくるとヒットの再登場の可能性は薄いかもしれません。この先ドラゴンボールの新シリーズが登場してヒットと悟空の対決が決着することを期待しましょう。