映画「手紙は憶えている」あらすじ・ラストをネタバレ!感想やキャストも紹介

手紙は憶えているとは2015年に制作されたカナダとドイツの映画作品です。第2次世界大戦中ナチスドイツはユダヤ人に対し、ホロコーストという大量虐殺を行いました。映画手紙は憶えているはそのナチスドイツが行ったホロコーストをテーマにしたあらすじを描いた映画作品であり、年齢制限が設けられるなど物議をかもしました。本記事ではそんなホロコーストを描いた映画手紙は憶えているについてラストまでのあらすじネタバレやキャストのネタバレ情報、視聴者の感想などをまとめてご紹介します。

映画「手紙は憶えている」あらすじ・ラストをネタバレ!感想やキャストも紹介のイメージ

目次

  1. 映画「手紙は憶えている」とは?
  2. 映画「手紙は憶えている」のあらすじネタバレ
  3. 映画「手紙は憶えている」のラストネタバレ
  4. 映画「手紙は憶えている」の登場人物とキャスト
  5. 映画「手紙は憶えている」をネタバレ考察
  6. 映画「手紙は憶えている」に関する感想や評価
  7. 映画「手紙は憶えている」のネタバレまとめ

映画「手紙は憶えている」とは?

手紙は憶えているの作品情報

2016年に日本でも公開されることになったホロコーストをテーマにした映画手紙は憶えている。皆様はこの映画手紙は憶えているのラストまでのあらすじや出演しているキャストなどはご存知でしょうか。本記事ではホロコーストをテーマにした映画手紙は憶えているについてラストまでのあらすじネタバレやキャストのネタバレ情報を視聴者の感想を交えてご紹介していきます。

手紙は憶えているの概要

本記事でご紹介する手紙は憶えているは2015年に制作・公開されたカナダとドイツの映画作品です。映画手紙は憶えているは主人公の老人がナチスの生き残りを探して復讐する姿を描いたあらすじの作品であり、かつてナチスドイツがユダヤ人相手に行ったホロコーストを題材にしています。第2次世界大戦に関係する映画作品が好きな方はラストまで本作を楽しめることでしょう。

手紙は憶えているのR指定

ホロコーストをテーマにした映画手紙は憶えているはどのような方も見ることが出来るのでしょうか。残念ながら映画手紙は憶えているは12歳以下の子供に年齢制限を設けており、もし12歳未満の方が見る場合は保護者の同意や指導が必要となっています。おそらく映画手紙は憶えているの題材が第2次世界大戦とホロコーストであるからと考えられ、子供がいる方が本作を見る場合、注意が必要です。

ホロコーストが題材?

映画手紙は憶えているは上述でご紹介した作品情報のネタバレの通りホロコーストを題材にした映画作品です。このホロコーストというのは第2次世界大戦中にナチスドイツがユダヤ人を大量虐殺したことを指す言葉であり、非常に悲惨な歴史として2019年現在も語り継がれています。このホロコーストがラストまでのあらすじの題材となっているため、年齢制限が設けられました。

ポスターがかっこいいと話題に

映画手紙は憶えているの日本版ポスターでは地図を背景に主人公の老人が描かれたものになっています。一方海外版のポスターではマフィアを連想させるような姿で描かれた主人公と映画内のシーンを抜き取ったものが制作されています。日本版と海外版両方共非常にオシャレなポスターとなっており、ポスターがかっこいいと当時話題を集めました。

手紙は憶えているの予告編動画

映画手紙は憶えているの主人公であるゼヴは御年90歳の老人であり、認知症が進行していることから介護施設に入っていました。ゼヴは日々記憶が次々と無くなってしまう中でマックスという友人からある手紙を貰います。その手紙には家族を殺害した2人のナチス兵の情報が記載されており、その兵士の名前はルディ・コランダーという偽名を使用してアメリカへ移住していました。

その手紙を読んだゼヴはナチスの兵士に復讐することを決意します。そしてゼヴは記憶が薄れていく中で友人マックスと協力し、ルディ・コランダーという偽名を使用するナチス兵の居場所を探す旅に出るのでした。映画手紙は憶えているの予告編動画にはラストのあらすじネタバレが含まれているので、見る際は注意が必要です。

手紙は憶えている | アスミック・エース

映画「手紙は憶えている」のあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①手紙

ここからは映画手紙は憶えているのラストに至るまでのあらすじをネタバレ紹介していきます。主人公であるゼヴという老人は1週間前に妻であるルースを亡くしてしまい、認知症が悪化していく一方でした。そんなゼヴはポーラと共に食事に行き、そこで友人であるマックスと出会います。するとマックスは自身が死んだ後に決行することを憶えているかとゼヴに問うのですが、認知症であるゼヴは少し不安気でした。

そこでマックスはある手紙をゼヴに渡します。その手紙には2人の家族をかつて殺害したナチスの兵士の情報が記載されていました。その兵士はオットー・ヴァリッシュといい、ルディ・コランダーという偽名でアメリカに潜りこんでいたのです。その手紙を読んだゼヴは復讐のために旅に出ます。その頃ゼヴの息子チャールズは父の心配をするのですが、旅に出たゼヴは復讐のために1丁の小型の拳銃を購入するのでした。

あらすじネタバレ②2人目のルディ・コランダー

ゼヴはまず老人のルディ・コランダーの家を訪ね、銃を向けてアウシュビッツにいたか問いかけます。しかしその人物は北アフリカ戦線にいたナチス兵であり、オットーとは関係ありませんでした。実はルディ・コランダーという人物は4人おり、4人のルディ・コランダーを探すためにゼヴはカナダへ行きます。ゼヴは運転免許証で無事カナダに入国し、寝たきりとなった2人目のルディ・コランダーを訪ねることにします。

しかし2人目のルディ・コランダーはアウシュビッツに収容されていた囚人であり、関係のない人物でした。その後ゼヴは海の近くに住む3人目のルディ・コランダーの家を訪ねることにします。するとその家に3人目のルディ・コランダーの息子であるジョンが帰ってきます。実は3人目のルディ・コランダーは3年前に死亡していました。すると犬がゼヴの前に現れ、犬が怖いゼヴはジョンに離すよう懇願します。

あらすじネタバレ③ジョンの父

ジョンの父親は戦時品の収集家であり、ナチスの旗などが置いてありました。しかしジョンの父である3人目のルディ・コランダーは戦時中10歳であり、関係がありませんでした。するとジョンがゼヴの腕にある囚人番号を見て、ナチス信奉者であるジョンはユダヤ人を家に入れたことに激怒します。そしてジョンはゼヴに犬を向かわせる行動をとり、ゼヴはジョンと犬を射殺してしまいます。ゼヴはマックスにジョンのことを話します。

その後ゼヴは4人目のルディ・コランダーを探すことにするのですが、認知症が再発し、車に轢かれそうになります。その事故で腕を怪我したゼヴは入院することになり、そこでモリーという少女と出会います。ゼヴは認知症を患っていることからモリーに手紙を読んで貰うことにします。記憶を取り戻したゼヴは再び復讐のためにタホへ向かいます。一方チャールズはクレジットカードの情報を入手し、ゼヴを探すことにします。

映画「手紙は憶えている」のラストネタバレ

ラストネタバレ①ルディの正体

ここからは映画手紙は憶えているのラストのあらすじをネタバレ紹介していきます。ゼヴは最後である4人目のルディ・コランダーの家を訪ねました。しかし4人目のルディ・コランダーは寝ており、その間ピアノを弾くことにします。すると彼の娘と孫娘がいる中でルディ・コランダーが降りてくることになり、彼の声が変わらないことからゼヴは彼こそが本物の家族を殺害したオットーであると確信します。

しかし4人目のルディ・コランダーはオットーの名を聞いて困惑し、ゼヴが銃を向けます。するとチャールズが乱入し、正体を明かさないことからゼヴは孫娘に銃を向けることにします。すると4人目のルディ・コランダーはかつてアウシュビッツのいブロック責任者としてユダヤ人を大量虐殺したと話します。しかしこの4人目のルディ・コランダーはクニベルトという名前があり、オットーという名前ではありませんでした。

ラストネタバレ②ゼヴの自害

するとクニベルトはゼヴがオットーであると明かします。ゼヴの腕に彫られた98814という番号とクニベルトの腕に彫られた98813という番号は逃亡するためのものであり、ゼヴこそがオットーだったのです。それでも信じないゼヴにクニベルトは狼という名前だからゼヴにしたのではと尋ねるのですが、ゼヴはクニベルトを射殺してしまいます。するとゼヴは過去の記憶を思い出し、自らに銃を向けて自殺してしまいました。

この出来事はニュースで報道されることになり、ゼヴとクニベルトの家族は大きなショックを受けます。ゼヴと同じ老人ホームにいた老人たちはゼヴが認知症から自殺したのではと推測します。一方マックスは認知症ではないと答え、ゼヴの本名がオットーであることを明かします。その後マックスはゼヴが家族を殺害したと言って涙を流します。こうして映画手紙は憶えているはラストを迎え、物語の幕が下りていくのでした。

映画「手紙は憶えている」の登場人物とキャスト

ゼヴ・グットマン役/クリストファー・プラマー

映画手紙は憶えているで主人公ゼヴを演じたキャストはカナダの俳優であるクリストファー・プラマーです。キャストを担当したクリストファー・プラマーはトニー賞ミュージカル主演男優賞やアカデミー賞助演男優賞など多数の功績を手にしているベテラン俳優であり、「カールじいさんと空飛ぶ家」や「スタートレック」、「人生はビギナーズ」など多数の有名人気作品にキャストとして出演しています。

ルディ・コランダー#1役/ブルーノ・ガンツ

映画手紙は憶えているで1人目のルディ・コランダーを演じたキャストはスイスの俳優であるブルーノ・ガンツです。キャストを務めたブルーノ・ガンツは2004年に公開された映画「ヒトラー~最期の12日間~」でヒトラー役のキャストを務めたことで好評な感想を多く集め、一躍ブレイクしました。しかし2018年に大腸癌を患い、2019年の2月16日にこの世を去ってしまいました。

ルディ・コランダー#4役/ユルゲン・プロホノフ

映画手紙は憶えているで4人目のルディ・コランダーを演じたキャストはドイツの俳優であるユルゲン・プロホノフです。ユルゲン・プロホノフは「地獄のライトスタッフ」や「U・ボート」などの作品で好評な感想を多く集め、ハリウッドで活動することになった俳優です。実はユルゲン・プロホノフはターミネーター役に当初候補として挙がっており、B級映画でシュワルツェネッガー役を担当しています。

ルディ・コランダー#2役/ハインツ・リーフェン

映画手紙は憶えているで2人目のルディ・コランダーを演じたキャストはドイツの俳優であるハインツ・リーフェンです。キャストを担当したハインツ・リーフェンは1970年代から俳優として活動しているベテラン俳優であり、これまで日本で公開されていないドイツ映画に多数出演しています。

チャールズ・グットマン役/ヘンリー・ツェニー

映画手紙は憶えているでチャールズ・グットマンを演じたキャストはカナダの俳優であるヘンリー・ツェニーです。キャストを担当したヘンリー・ツェニーはカナダ国内で舞台俳優として好評な感想を多く集めている人物であり、これまで「特攻野郎Aチーム」や「ミッションインポッシブル」、「ゾンビーノ」などの映画作品に出演しています。

ジョン・コランダー役/ディーン・ノリス

映画手紙は憶えているでジョン・コランダーを演じたキャストはアメリカの俳優であるディーン・ノリスです。キャストを担当したディーン・ノリスは1985年に俳優デビューした人物であり、当初はテレビ映画を中心に活動していました。しかし場数を踏むごとに好評な感想を多く集めることになり、「グレムリン2」や「悪の法則」、「50回目のファースト・キス」などの有名人気作品に多数出演することになりました。

映画「手紙は憶えている」をネタバレ考察

考察①時代の合致

映画手紙は憶えているが制作されたのは2015年であり、ナチスドイツがアウシュビッツを使用していたのが1940年から1945年の間です。そしてゼヴが1945年までアウシュビッツにいたとすると制作された2015年とゼヴの90歳という年齢は合致します。映画手紙は憶えているは現実世界とリンクさせた作品となっており、映画というよりかはドキュメント映画として見ることが出来る作品となっています。

考察②ゼヴの後悔

ゼヴは作中でホロコーストをしたナチスを憎んでいたのですが、自身がナチスの兵士としてホロコーストをしていたことでラストに自殺します。しかしゼヴは認知症を患っていたため、これまでの記憶がありませんでした。なので実際自殺した時にゼヴが後悔したのかは不明です。しかし4人目のルディ・コランダーが苦悩して生きていたので、認知症になる前のゼヴはホロコーストに苦悩して生きていたのかもしれません。

考察③ゼヴの妻の死後に実行した理由

ゼヴの友人であるマックスは認知症で過去の過ちを忘れたことに憤りを感じ、ゼヴに手紙を書きました。しかしマックスはゼヴの妻が死亡した後に手紙を渡しており、少し疑問が残ります。おそらくゼヴの妻は非常にしっかりした人物だったのではないでしょうか。しっかり者ということはマックスの計画が邪魔される可能性があるので、マックスは計画を絶対に成功させるために妻が死んだ後、ゼヴに手紙を渡したのではないでしょうか。

考察④「命令」の意味

人間という存在は命令をされることで、本来出来ないことも出来てしまいます。アウシュビッツにいたゼヴも大量虐殺を命令されたからこそあのような非道の行いが出来たのです。おそらくマックスはナチスがしたように命令という形でゼヴに手紙を渡したのではないでしょうか。この命令はかつてゼヴが受けた義務的なものではなく、ゼヴの人生を狂わせるために仕掛けたものとなりました。

考察⑤悪人の子供は悪人?

上述のラストのあらすじネタバレでご紹介したように、4人目のルディ・コランダーは娘と孫娘を儲けています。しかし4人目のルディ・コランダーの娘と孫娘はホロコーストに全く関係が無く、悪人とは呼べないでしょう。おそらくこの娘と孫娘は罪を憎んでも人は憎んではいけないというメッセージを伝えるために登場したのではないでしょうか。

映画「手紙は憶えている」に関する感想や評価

映画手紙は憶えているに関する感想では非常に面白いサスペンス映画だという感想が多く寄せられていました。映画手紙は憶えているはホロコーストを題材に認知症の主人公が復讐する相手を探すといった物語となっており、ラストまで世界に引き込まれるほどの映画となっています。

映画手紙は憶えているに関する感想ではラストがしっかりしているという感想も多く寄せられていました。当初認知症の主人公は復讐相手であるルディ・コランダーを探し求めます。しかし本当は主人公こそが大量虐殺の犯人であり、思い出した主人公が自決というラストを迎えます。ラストまで映画手紙は憶えているは非常に物語が分かりやすく、どのような人でも楽しめる映画作品となっています。

映画手紙は憶えているの主人公であるゼヴはマックスの指示の元、復讐相手を探し求めます。しかしこれはマックスのゼヴに対する復讐であり、ゼヴに的確な命令をするマックスの姿には執念を感じます。これにより映画手紙は憶えているに関する感想では人間が持つ執念が分かるといった感想も寄せられることになりました。

映画「手紙は憶えている」のネタバレまとめ

本記事では映画手紙は憶えているについてラストまでのあらすじやキャスト、感想などをまとめてネタバレ紹介させて頂きました。映画手紙は憶えているは誰もがラストまで楽しめる映画作品となっており、2019年7月現在も多数の映画好きから支持されています。映画手紙は憶えているは一度見ても損はない作品となっていますので、是非本記事をご覧の方は一度映画手紙は憶えているをチェックしてみてください。

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