2019年01月21日公開
2019年01月21日更新
雑誌の読み放題サービスを比較!長所・短所など最新版おすすめまとめ
スマホやタブレットなどでたくさんの電子書籍が読める「雑誌読み放題サービス」が人気です。読みたい雑誌があるけれど、比較検討するにもたくさんのサービスがあって、どこを選んだらいいのか迷う方も多いことでしょう。とにかくたくさんの雑誌を読みたい、読みたい雑誌が決まっているので安く読みたい、雑誌以外にも漫画を読みたいなど、目的に合わせて選びたいものです。今回は雑誌読み放題サービスを各社比較し、長所・短所・料金・おすすめポイントなど、最新情報をお届けします。
目次
雑誌の読み放題サービスの選び方
選び方①料金設定
雑誌読み放題サービスの比較で、まず気になるのが料金です。料金はほとんどの雑誌読み放題サービスが月額支払いです。雑誌読み放題サービスの料金は380円~1900円まで、料金だけ見るとかなりの差があります。しかし料金だけで選んではいけません。U-NEXTの場合は料金は1900円と、他社と比較して高額ですが、そのサービスには動画見放題も含まれます。
最新の映画は見放題サービスに入らず、ポイント制でその都度支払いになっている作品もあります。そのポイントも毎月1200円分のポイントが支給されるなど月額利用料金の中に含まれるのです。雑誌以外のサービスも幅広く楽しみたい人にとっては、むしろお得な料金といえるでしょう。料金の安さに囚われず、そのサービスの内容や機能の充実さなども比較が必要なのです。
選び方②コンテンツの豊富さ
雑誌読み放題サービスは多数の会社で取り扱っていますが、だいたいどこのサービスを比較しても配信される雑誌数は200~多くて300以上のようです。しかし、単に雑誌の数で比較するのではなく、コンテンツの内容が重要です。なんでも幅広く読んで最近の雑学を吸収したいという人は、単純に数を比較してもよいかもしれません。しかし、取り扱っている雑誌に読みたいジャンルがあるとは限りません。
サービスによってはマイナーな雑誌ばかり揃っている場合もあり、それを好んで読むユーザーもいます。主婦の場合は、車や電車の雑誌よりも料理雑誌やグルメ雑誌、ファッション雑誌に興味を持つ方の方が圧倒的です。女性向けの雑誌を多く取り扱う雑誌読み放題サービスや、特に読みたい雑誌が数誌決まっているのであればその雑誌を扱う安いサービスを選んでもよいかもしれません。
また、レシピ系や家事お役立ち系などの雑誌の場合、バックナンバーを読みたくなることがあります。雑誌読み放題サービスによっては、最新号か、少し前のものしか扱わないというサービスもあります。最新号以外にも過去にお役立ち情報があったり、ファッション雑誌や週刊誌で連載されているコラムや漫画が気に入って、「この人のコラムを読みたい」ということがあります。
過去に遡ってバックナンバーを読みたいと思う人は、読みたい雑誌のバックナンバーを多く取り扱っているかどうかも比較が必要です。また、最新号を配信しても、他のサービスより最新号の配信が遅かったり、他社より先行してリリースや、独占配信しているサービスもあります。雑誌を書店で購入するよりも早く読みたいという方は、このリリースについてもチェックポイントとなります。
選び方③アプリの機能
雑誌読み放題サービスには、専用アプリの有無があります。ブラウザで読むサービスもありますが、圧倒的に使いやすいのが雑誌読み放題サービスの専用アプリです。お気に入りを登録できる機能がついていれば、たくさんの雑誌をダウンロードしても整理ができます。またアプリによっては、登録した雑誌の最新版が配信されると、自動でダウンロードしてくれるという設定もあります。
Wi-Fiのある環境でのダウンロードを設定しておき、通勤通学中のオフラインで、通信料を気にせず雑誌を閲覧することが可能です。専用アプリの機能でよくあるものを紹介すると、お気に入り機能は当然ですが、ある特定の記事が気に入ったときに使える記事のクリッピング昨日、そして自分のお気に入りを整理するランキング機能、ダウンロードした雑誌がたまってくると役に立つキーワード検索機能です。
この他、オフラインに対応するか、お気に入りに登録した雑誌を自動ダウンロードする機能などもあるので、アプリの機能についても比較検討が必要です。毎月決まった雑誌しか購読しなくても、稀に「あれ、あの話なんだっけ」と後から読み返したくなることがあります。数がたまってくると、クリッピング機能というのはなかなか便利に活躍してくれるのでおすすめです。
簡単なお気に入り機能とブックマーク機能しかないサービスもありますが、こちらは後で読み返すことないので細かいボタンは難しいからいらないという方にはわかりやすいです。あとは、フリーズしして強制終了を起こしやすい、通信の影響を受けやすいなど、使ううちにわかる使い勝手というものがあるので、無料お試し期間中にいくつか試してみるというのも手です。
選び方④対応しているデバイス
雑誌読み放題サービスの比較で重要なのが、対応するデバイスです。基本、スマートフォン・タブレット・PCの3つですが、サービスによっては、スマートフォンとタブレットでは比較的新しい機種にしか対応していないところもあります。古いスマートフォンの方はご注意ください。スマホとタブレットの連携が可能なのかもチェックが必要です。
通勤中にスマホでつけたブックマークが、自宅でタブレットで読もうとしたらブックマークが共有されていないなんてことにならないようにご注意ください。もう1点重要なのが、同時に利用可能なデバイスの数です。雑誌読み放題サービスによって、この数はバラバラです。1アカウントにつき1台しか利用できないところもあれば、1アカウントにつき6台まで連携可能というサービスもあります。
選び方⑤その他のサービス
雑誌読み放題サービスの中には、雑誌だけでなく漫画や動画を視聴できるサービスもあります。FODやU-NEXTは、動画配信サービスがメインであり、雑誌読み放題サービスは契約者特典という扱いです。雑誌読み放題サービスの料金としては、割高に感じますが、雑誌読み放題の上に、映画やドラマを通勤中に見たいという方にはお値打ちなサービスになりそうです。
月額料金としては他の雑誌読み放題サービスに比較して高額ですが、毎月ポイントが支給され、そのポイントでその都度課金・レンタルとなるような作品を視聴することができるのです。最新映画やリリースされたばかりのドラマ作品は、ポイントによるその都度課金されるものが多いので、雑誌を含めた最新のエンターテイメントを楽しみたいという方には、動画配信サービスの雑誌読み放題の利用をおすすめします。
選び方⑥無料お試し期間
ここまで比較ポイントをずらり並べてきましたが、料金だけで選ぶのは得策ではないと言われても、実際のサービスを見てみると多すぎてすぐに選べないしわかりにくいです。使ってみるのが一番ですが、試すにしても有料なのが気にかかります。しかしご安心ください。どんな雑誌読み放題サービスでも、無料お試し期間というものが存在します。この期間中であれば、途中で解約しても一切料金は請求されません。
たとえば、動画サービスを目的とする人の場合は、無料お試し期間で各社を渡り歩くという楽しみ方をしている方もいるようです。雑誌読み放題サービスについては、特にアプリの機能や、雑誌のページ送りの方法など、見え方や通信環境の影響を受けてロードに時間がかかるなど、使ってみないとわからないところはたくさんあります。
何社か迷っているという方は、雑誌読み放題サービス各社、読みたい雑誌を取り扱っているかや、バックナンバーの有無、購読雑誌の見やすさや、アプリの使い勝手など、料金の発生しない無料お試し期間中に比較検討されてはいかがでしょうか。
雑誌の読み放題サービスの比較① dマガジン
dマガジンの料金
出典: https://xera.jp
dマガジンの月額料金は1ヶ月400円(税別)です。無料お試し期間は、初回31日間となっています。dマガジンは株式会社NTTドコモが提供している雑誌読み放題サービスです。NTTドコモのサービスなので、携帯電話のdocomoユーザーじゃないと利用できないのではと思われがちですが、ご安心ください。docomoのスマホを契約していなくても、dアカウントを持っていれば誰でも安心して利用いただけます。
dアカウントとは、ネットショッピングやデジタルコンテンツで利用可能な無料の共通IDです。NTTドコモの運営するアカウントサービスのため、セキュリティ面も安心できます。
dマガジンの長所
dマガジンでは、200種類以上の雑誌が読み放題で、最新号はもちろん、バックナンバーも読めるというのが長所です。最新号は発売日に配信されるので、待つ必要もありません。毎日平均で10誌が最新号として配信されています。バックナンバーは最大で1年前のものまで遡って読むことができます。バックナンバーも入れると、常時1500冊以上の雑誌が読み放題となるのです。
dマガジンは扱っている雑誌の種類も多岐に渡り、各ジャンルで満遍なく取り揃えています。10以上のジャンルで、それぞれ20冊程度の雑誌を扱っていて、幅広く楽しむことができます。扱っている雑誌は「週刊朝日」や「SPA」「FLASH」「女性セブン」などの総合週刊誌から、女性に人気の「With」や「VERY」「GIRL」「Oggi」などのファッション誌があります。
この他ライフスタイル雑誌では、「anan」「LDK」「ESSE」「日経WOMAN」などの人気雑誌、「オレンジページ」や「レタスクラブ」「クロワッサン」などのメジャーな料理・健康雑誌など、書店の雑誌コーナーに置いてあるものがほぼ揃えられています。
もちろん「週刊 東京ウォーカー+」や「週刊アスキー」などのお出かけやIT雑誌、「サイゾー」や「ザ・テレビジョン」などのエンタメ雑誌、「LEON」「MEN’S NON-NO」などの男性向けファッション誌も完備され、ジャンルに死角がないことも長所といえるでしょう。
dマガジンには専用アプリがあり、おすすめの記事やランキングから読みたいものを探すことができるので便利です。アプリの検索機能を利用して、キーワード検索で複数の雑誌から情報を集めることができるので、雑誌を1つ1つ網羅する手間が省けるという長所があります。
パケット代にも優しいオフライン機能もついているので、お気に入りの雑誌を登録しておけば、最新号が自動でダウンロードされ、通勤中にオフラインで読むことも可能です。気になった記事をページ単位でクリッピングするという便利な機能もあり、レシピや週刊誌のニュースをキープしておいて後から読むということもできます。これは、dマガジンだけでなく、多くのアプリも同じような長所をもつアプリがあります。
dマガジンの短所
さて、そんな長所の多いdマガジンの短所はあるのでしょうか。月額料金400円(税別)で、これだけの幅広いジャンルの雑誌がバックナンバーつきで読めるので、短所はほぼないといっていいのですが、「雑誌の読み放題サービス」のため、雑誌の付録はついてこないのが短所です。
女性ファッション雑誌といえば、雑誌の値段以上のような便利な付録・豪華な付録が話題になることがあります。dマガジンは人気ファッション雑誌や女性向けライフスタイル雑誌も扱っていますが、お得な付録がついてこないのが、短所と言えます。
雑誌の読み放題サービスの比較②楽天マガジン
楽天マガジンの料金
出典: https://xera.jp
楽天マガジンは、楽天会員向けの読み放題サービスで、月額料金は1ヶ月380円(税別)です。無料お試し期間は、31日間となっています。月額380円のプランの他に、年額3600円(税別)のプランもあり、年間プランであれば1か月あたり300円という低コストで雑誌の読み放題を楽しむことができます。
月額プランと比較すると、年間で960円安くなるので、長期で雑誌を読み続ける予定のある人や、以前から定期購読している雑誌があるような人には最高のコストパフォーマンスのサービスです。
楽天マガジンの長所
楽天マガジンは11ジャンル200誌以上の雑誌が読み放題で、最新号だけでなくバックナンバーにも対応しています。雑誌のジャンルも幅広く扱っています。専用アプリでは最新号の配信と同時にダウンロードされる機能もあるため、オフラインでパケ代を気にせず読むことができることも長所です。また、1ヶ月380円、年額3600円であれば1ヶ月300円という安さで楽しめるのも長所です。
楽天マガジンをおすすめしたいのは、楽天会員サービスをよく使っている方です。楽天マガジンでも楽天スーパーポイントをためることができ、支払いに利用も可能なのです。オフラインにも対応で、読むほどポイントがたまっていくので、コストパフォーマンスとしても長所といえるサービスとなっています。
楽天マガジンの短所
他の雑誌読み放題サービスを比較した場合、楽天マガジンは「雑誌の読み放題サービス」のみのため、雑誌以外の漫画や小説を読みたいと思われる方には、短所となります。漫画や書籍も楽しみたいという方は、他のサービスの利用をおすすめいたします。
雑誌の読み放題サービスの比較③ブックパス
ブックパスの料金
ブックパスの月額料金は1ヶ月380円(税別)です。無料お試し期間は、30日間となっています。ブックパスを運営しているのは、携帯電話auで有名なKDDI株式会社です。以前はauユーザーのみのサービスになっていましたが、2018年7月から、docomoのdマガジン同様、Wow!IDを持っていればauユーザー以外でも自由に楽しめるようになりました。
Wow!IDとは、dアカウントと同じく、無料の共通IDで、ネットショッピングやデジタルコンテンツのサービスに使えます。総合通販サイトWowma!でも利用することができます。auユーザーはauIDでブックパスを利用可能です。月額料金562円(税別)の総合コースと、月額料金380円(税別)のマガジンコースがあります。
ブックパスの長所
ブックパスの長所は、わずか月額380円(税別)で、300誌以上の雑誌が読み放題という圧倒的な安さです。通常、雑誌読み放題サービスでは、雑誌の広告やグラビア写真ページだけ権利の関係で見ることができません。しかし、ブックパスではこのグラビアページを読むことができるというのが長所です。グラビア好きな方にはブックパスがおすすめです。
また、月額料金562円(税別)の総合コースでは、雑誌だけでなく、漫画や小説、ライトノベルズなどの一般書籍から、写真集など、さらにジャンルを拡大して40000冊以上の書籍が読み放題として楽しめるのです。雑誌だけでなく、漫画や小説も楽しみたいという方におすすめしたいサービスとなっています。写真集が読めるのもブックパスならではの長所です。
ブックパスの短所
ブックパスで扱う電子書籍には、読み放題のものと、それ以外のその都度課金のものがあります。もし雑誌以外の漫画で読みたいと思ったものがあっても、読み放題の作品に入っていなければ読むことができないのが短所です。また、auIDまたはWow!IDを持っていない方、持ちたくない方にはご利用いただけません。既存のIDを持っていれば簡単ですが、新しいIDを増やしたくない方には短所と映るかもしれません。
雑誌の読み放題サービスの比較④Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedの料金
出典: https://xera.jp
Kindle Unlimitedの月額料金は1ヶ月980円(税別)です。無料お試し期間は、30日間となっています。その名前からもお分かりの通り、アマゾンジャパン合同会社がサービスを運営しています。「Kindle」という電子書籍リーダーが有名ですが、このKindleを所有していなくても、お手持ちのスマホ・タブレットで読むことが可能です。
Kindle Unlimitedの長所
他の雑誌読み放題サービスより割高なのは、そのサービスの内容の豪華さによるものです。1000冊以上の雑誌読み放題の他、Amazonが提供している漫画やコミック、書籍まで、12万冊以上の国内本と、120万冊以上の海外作品が読み放題という圧倒的な数が長所です。雑誌も240誌以上を扱い、幅広いジャンルの雑誌を読むことができます。国内の本では、書籍が80000冊、漫画30000冊と、大変豊富です。
雑誌以外にも、漫画や海外の本にも興味があるという方におすすめのサービスとなっております。書籍に定評のあるAmazonなので、Kindleオリジナルの書籍や、マイナーで他社では扱っていないような掘り出し物などもあるというのが長所です。
Kindle Unlimitedの短所
Kindle Unlimitedに限らず、Amazonの電子書籍を読むためには専用アプリKindleが必要です。しかし、このアプリは雑誌を閲覧するために開発されているものではなにいため、少し使い勝手が悪いのが短所です。雑誌が検索しにくいと言われているので、長く使い込むほど管理が難しくなるかもしれません。また、デバイスに同時にダウンロードできる数に10冊と制限があることもまた短所の1つとなります。
情報収集のため大量の雑誌をダウンロードして、検索をかけて調べたいという方にはおすすめできないサービスとなっております。また、雑誌によってはバックナンバーが少なかったり、ラインナップに偏りがあったりという欠点もあります。ただし、他社では扱っていないようなマイナーなお宝本も、Kindle Unlimitedで見つけることができるかもしれません。
雑誌の読み放題サービスの比較⑤U-NEXT
U-NEXTの料金
出典: https://xera.jp
U-NEXTの月額料金は1ヶ月1990円(税別)です。無料お試し期間は、31日間となっています。U-NEXTは有線放送でおなじみの、株式会社U-NEXTが運営しています。本来は雑誌専門の読み放題サービスではなく、メインは動画配信サービスで、読み放題はその動画配信サービスの特典の1つなのです。
U-NEXTの長所
動画配信の見放題のサービスのため、1990円と雑誌の読み放題として他社と比較するとかなり割高ですが、毎月1200円分のポイントが支給されます。動画見放題の対象とならないような映画やドラマの最新作や、一部書籍や最新の漫画などはポイントを使って購入することができるのです。
月額は1990円ですが、1990-1200(ポイント分)=790円ということで、実質790円で動画と雑誌が読み放題、しかも最新動画や漫画が読めると考えると、かなりお得なのではないでしょうか。専用アプリはオフライン対応もしており、パケ代を押さえることもできます。女性向け雑誌は充実しているので、最新動画・書籍を楽しみつつ、女性向け雑誌を読みたいという方におすすめします。
U-NEXTの短所
主力が動画配信サービスのため、雑誌の読み放題サービスとて比較しての短所は、雑誌数が70誌と控え目なことです。また、バックナンバーも読むことができず、最新号配信とともに、過去の雑誌は読むことができなくなります。専用アプリでは、ジャンルごとに整理することができないため、数が増えるほど管理が難しくなるという欠点もあります。
雑誌の読み放題サービスの比較⑥FODプレミアム
FODプレミアムの料金
出典: https://xera.jp
FODマガジンは、FODプレミアムという動画配信サービスの特典です。月額料金は1ヶ月888円(税別)です。無料お試し期間は、31日間となっています。FODプレミアムは、株式会社フジテレビジョンが運営しています。FODマガジンを読む方法は、「FODプレミアム」だけではありません。FODの有料会員となっていれば利用できます。
「競馬予想TV!月額見放題コース」や「ONE/TWOsmart 2チャンネルセット」の他、「ONE/TWO/NEXTsmart 3チャンネルセット」や「NEXTsmartコース」のどれかのサービスに加入していれば、雑誌の読み放題をお楽しみいただけます。
FODプレミアムの長所
FODプレミアムは、動画配信サービスのU-NEXTと同じく、100誌以上の雑誌だけでなく2万本の映画・アニメなどの動画を楽しむことができます。FODのサービスのどれかに加入している方、加入予定の方にはおすすめしたいサービスです。U-NEXTは月額1990円ですが、FODプレミアムは月額888円とお得です。
また、FODプレミアムでは毎月100ポイントと、毎月8のつく日(8日、18日、28日)にボタンを押すことで、400ポイントずつポイントをもらえます。有効期限はありますが合計1300ポイントが配布されます。ポイントを使って毎月1300円分の電子書籍を購入することもできるのです。2019年1月現在、Amazonアカウントを持っている方は、新規登録して1か月無料でご利用いただけるようです。
FODプレミアムの短所
最大の短所は、FODのサービスのため、動画はフジテレビ系のものしか見ることができません。しかしフジテレビといえば、人気ドラマコード・ブルーや、恋愛バラエティ番組「あいのり」「テラスハウス」など、テレビでもおなじみの番組を多数扱っています。フジテレビ系列の作品を普段楽しんでいる方にはおすすめのサービスとなっています。
また、FODマガジンはオフラインに対応しておらず、ダウンロードして読むことができません。このため、ネット環境のない外出先で楽しみたい方にはおすすめできません。また、FODマガジンの雑誌読み放題ではバックナンバーを読むことはできませんが、毎月支給される1300ポイントで購入することができます。
雑誌の読み放題サービスの比較⑦その他
ブック放題
ブック放題の月額料金は1ヶ月500円(税別)です。無料お試し期間は、1ヶ月となっています。ソフトバンク系列のビューンが提供している読み放題サービスです。docomoのdマガジン、auのブックパスと同様、ソフトバンクユーザーでなくても、利用することができます。170誌以上の雑誌が読めるブック放題の最大の特徴は、雑誌以外にも2万冊の漫画が読めることと、人気旅行雑誌「るるぶ」が読み放題ということです。
旅のお供に、旅行のガイドブックとして定評のあるるるぶが、国内・国外シリーズ100冊以上を自由にお楽しみいただくことができます。旅行雑誌は旅先に持っていくには嵩張って不便なので、タブレットやスマホで読めるというのはありがたいです。雑誌の読み放題サービスでよくあるのが、雑誌の一部が権利の関係で見ることができないことです。
しかし、ブック放題では、「全部読み」という、追加料金によって伏せられていた部分を含むすべてを楽しむことができます。書籍に劣らない、書籍と同じ内容を楽しみたい方におすすめしたいサービスです。漫画の内容は若干古い作品が多いようですが、過去の名作を読みたいという人には、安くてお買い得なサービスです。
ひかりTVブック
ひかりTVブックの月額料金は1ヶ月500円(税別)です。ひかりTVブックは、NTT東とNTT西のフレッツ光と、ソニーネットワークコミュニケーションズの映像配信サービスのため、スマホやタブレット以外にも、TVの大画面でも書籍を楽しめるという独特なサービスです。雑誌以外にも、コミック、書籍、写真集、古典的な児童書から絵本までが揃っています。
雑誌はタブレットで見るのが一番読みやすそうですが、お子さん相手の絵本の読み聞かせや、他社ではなかなか扱っていないグラビア写真集、風景の写真集を大画面で視聴することができます。雑誌は他社より扱う数が少ないとはいえ、「週刊少年マガジン」や「週刊少年サンデー」「ウルトラジャンプ」などの少年漫画誌は各誌揃っているので、メジャーな漫画・雑誌を読みたい方、写真集を見たい方にはおすすめです。
マガジン☆WALKER
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マガジン☆WALKERの月額料金は1ヶ月500円(税別)です。無料お試し期間は、登録した初月が無料となっております。マガジン☆WALKERは、KADOKAWAグループ系列の電子書籍制作会社・株式会社ブックウォーカーが運営しています。KADOKAWAグループだけに、KADOKAWA発行の漫画雑誌が多く、他のサービスでは読めない作品もあります。
扱っている雑誌数は80誌以上と、他の雑誌読み放題に比較すると少な目で、雑誌のみのサービスのため、漫画単行本や小説は読めません。マガジン☆WALKERの最大の強みは、エンターテイメントに強いKADOKAWAの漫画雑誌が読めることです。マガジン☆WALKERの場合、週刊誌や女性誌など、一般向けの雑誌のラインナップに関してはは他社に劣ります。
しかし、エンターテイメントのジャンルに関しては、「電撃大王」「月刊ASUKA」などの漫画雑誌の他、「声優グランプリ」「ファミ通」「アニメージュ」など、アニメや声優、ゲームなど、2次元コンテンツを愛するユーザーにはたまらない情報の宝庫となっております。「onBLUE」「ルチル」「ダリア」など、人気のBL雑誌を扱っているのも特徴です。ただし、バックナンバーは少なく、1つ前の号までしか視聴できません。
漫画雑誌の他、「anan」や「女性自身」などの一般誌も扱っています。専用アプリもあり、オフライン機能があるのでダウンロードして楽しむことができます。ただし、この専用アプリはリーダー機能専用のため、他のアプリのように雑誌検索をして情報収集することには不向きです。
料金の支払いに関しては、月額のクレジットカード払い以外にも、コンビニやPay-easyなどの決済を使って6カ月や1年分などのまとめての支払いが可能です。まとめての支払いは、最大で10%お安くなるので、2次元コンテンツ雑誌を中心に楽しみたいという方には、マガジン☆WALKERをおすすめします。
コミックDAYS
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コミックDAYSの月額料金は雑誌の数により1ヶ月720円と、960円のコースに分かれます。無料お試し期間は、登録した初月が無料となっております。コミックDAYSは株式会社講談社が配信するサービスで、講談社だけに漫画雑誌には定評があります。720円の場合、読み放題の雑誌は6誌と少な目ですが、そのラインナップが濃いのです。
「ヤングマガジン」や「モーニング」、「アフタヌーン」、「イブニング」、女性向けの「Kiss」や「BE・LOVE」などどれも人気作品を多く持つ雑誌ばかりです。この中から紙の書籍を2冊以上購読している人であれば、コミックDAYSの利用をおすすめします。960円のコースの場合は、さらに7誌増えます。
「少年マガジン」「月刊マガジン」「シリウス」「マガジンエッジ」の他、少女雑誌の「なかよし」「別冊フレンド」「デザート」など、計13誌が読み放題になります。どの雑誌も、アニメ化作品を輩出する人気雑誌なので、一見の価値ありです。
また、毎月ポイントが200円分支給され、このポイントで漫画を購入することも可能です。720円-200円で、実質520円で6誌を読んで、ポイントをためて漫画も購入できるサービスとなっています。最新の漫画をたくさん読みたい人にはおすすめのサービスです。
雑誌の読み放題サービスの最新料金や長所・短所比較まとめ
スマホやタブレットでの「雑誌読み放題サービス」の最新料金や長所・短所の比較やおすすめのまとめをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?雑誌だけ楽しみたい方には、dマガジンや楽天マガジン、雑誌だけでなく動画も楽しみたい方にはFODマガジンやU-NEXT、雑誌も漫画もと思われる方には、ブック放題、マガジン☆WALKERなど、その目的によってもおすすめのサービスは変わります。
ひかりTVブック以外はどのサービスも無料お試し期間があるので、いろんなサービスを試してみることをおすすめします。