2018年10月31日公開
2018年10月31日更新
クロユリ団地のネタバレあらすじと結末!感想やキャストも紹介【前田敦子】
2013年5月18日に公開されたホラー映画「クロユリ団地」。監督は「リング」「仄暗い水の底から」などで有名な中田秀夫監督で主演は前田敦子と成宮寛貴。当時人気絶頂の中AKB48を卒業したばかりの前田敦子と人気俳優の成宮寛貴のW主演が大きな話題となった「クロユリ団地」のネタバレあらすじと結末、「クロユリ団地」を見た人の感想も交えて紹介したいと思います。だれにでもある寂しさや悲しい記憶が悲劇をまねいてしまう恐ろしいストーリーに注目です。
目次
クロユリ団地をネタバレ!あらすじと結末や登場キャストまで詳しく紹介
クロユリ団地のあらすじネタバレ!
2013年5月18日に公開されたホラー映画「クロユリ団地」。監督は「リング」「仄暗い水の底から」などで有名な中田秀夫監督で主演は前田敦子と成宮寛貴。映画観客動員ランキングでは初登場1位に輝き、2013年には「ぱちんこクロユリ団地」でパチンコになったり、さらに「クロユリ団地~序章~」というスピンオフのテレビドラマまで放送されるほど人気のホラー映画である。
今回は公開開始から大きな話題となり、いまだに高い人気を得ているジャパニーズホラーの名作「クロユリ団地」のネタバレあらすじと結末!感想やキャストを紹介いたします。映画を知らない方や、気になっている方は是非、チェックして下さい。
クロユリ団地に登場するキャストは?前田敦子が主演!
クロユリ団地のキャスト紹介!
クロユリ団地に家族と引っ越してきた、介護士を目指す女性「二宮明日香」役を前田敦子、遺品整理などをしている清掃員「笹原忍」役を成宮寛貴が演じるW主演。そして、二宮明日香(前田敦子)の家族役は父親「二宮勲」役を勝村政信、母親の「二宮佐智子」役を西田尚美、弟の「二宮聡」役を佐藤瑠生亮が演じている。笹原忍の婚約者で「槇村ひとみ」役を佐藤めぐみ、そして、「ミノル/木下稔」を田中奏生が演じている。
クロユリ団地のあらすじをネタバレ紹介!
クロユリ団地のあらすじとは?
ここからは映画クロユリ団地のあらすじを結末まで一つ一つネタバレ紹介していきます。果たしてクロユリ団地でなにが起こるのか。ミノルという少年はいったい何者なのだろうか。あなたはいったいどんな感想をもつでしょう。あらすじ結末の後には実際に映画を見た人の感想も載せているので最後までご覧ください。
人気絶頂のAKB48を卒業して間もない前田敦子が、成宮寛貴とのW主演で大変話題となったホラー映画「クロユリ団地」のあらすじ結末をネタバレ紹介します。グロさやショッキングな描写だけではなく人間の弱さやもろさ、怨念が心理的に恐怖へといざなうストーリーに注目していただきたい。
クロユリ団地に二宮明日香(前田敦子)が家族と引っ越してくる。
呪いや悲しみが渦巻く映画「クロユリ団地」の始まりは、荷物を整理する明日香(前田敦子)テレビを配線する明日香の父親(勝村政信)など、家族団らんの引越しの一幕から物語りは始まる。荷物に隠れる弟の聡(佐藤瑠生亮)など、日の差し込む部屋で和やかな雰囲気である。
不気味な隣人「篠崎」
明日香(前田敦子)は母の佐智子(西田尚美)に頼まれ挨拶の菓子折りを隣に住む「篠崎」に持って行くが、少し開いたドアを閉められてしまう。その後も夜には不気味な物音、朝には明日香が目覚めてしまうほどの目覚まし時計のベルの音など、明日香を悩ませて行く。
公園で遊ぶ少年「ミノル」
帰宅途中、クロユリ団地の公園の砂場で一人遊ぶ少年に明日香(前田敦子)は声を掛けるが、少年は走って逃げてしまう。数日後、また公園の砂場で一人で遊んでいる少年に明日香は声を掛けると、少年が「ミノル」という名前である事と、母親がいない事を聞く。
二人は砂場で遊び、帰り際に「ミノル」は本当のお爺ちゃんではないお爺ちゃんがいると言い、不気味な隣人「篠崎」を指差す。そして、明日香は「ミノル」とまた遊ぶ約束をする。
死んでいた隣人「篠崎」
明日香は授業で亡くなってから数日後に発見された老夫婦の話を聞き、「篠崎」も同じなのではないかを思い「篠崎」の自宅に入っていく。鍵は開いていて物は散らかり異臭のする中、携帯電話の明かりを頼りに奥の部屋に進んでゆく。そして助けを求めるように壁に手を掛けてうずくまる老人男性の死体を発見する。そして警察が駆けつけ老人男性の奥さんは先に亡くなっていた事と、子供はいなかった事を知らされる。
「篠崎」宅で遺品整理をする清掃員「笹原忍」(成宮寛貴)と出会う。
明日香(前田敦子)は「篠崎」が助けを求めるように手をかけていた壁が気になって、鍵の開いていた「篠崎」宅へ入る。そこで遺体現場の清掃の作業をしていた笹原忍(成宮寛貴)と出会う。部屋にいた明日香を「篠崎」の家族と思い笹原は明日香に声を掛けたのだった。
篠崎の事で心を痛めた明日香は「ミノル」に心をゆるす。
夜、尋ねてきた刑事に篠崎の死に事件性はない事を知らされるが、明日香は気付いてあげられなかった自分を攻めてしまう。そして、刑事と入れ替わるように訪れた「ミノル」と夜の公園で遊ぶ。明日香は自分を「新しい友達」と指差すミノルに涙を見せながら自分のつらい気持ちをつげるが、ミノルは優しい言葉で返す。そして、明日香は自分の家でミノルと遊ぶ約束を指切りした。
自分を責める明日香は精神を壊して行き、笹原に助けを求める。
明日香は篠崎が自分の事を怨んでいると思い、介護の授業で「お前死ぬ」と言う篠崎の亡霊を見て授業を飛び出してしまう。そして、笹原が勤める遺品整理の会社をたずね、笹原に助けを求める。笹原は篠崎に死には明日香に罪はないと話すが篠崎の部屋を作業中におかしな現象があったとつげると、知り合いの霊媒師を紹介する話をする。
消えてしまった明日香の家族
家に帰った明日香は異変に気付き、家族の名前を叫びながら家中を探すが誰一人おらず、部屋は明日香の物以外無くなってた。明日香は父親の携帯電話に電話をかけるが番号は現在使われておらず繋がらなかった。取り乱した明日香は笹原に電話をかけるが、篠崎の「お前死ぬ」の声が受話器から聞こえて電話を投げ捨ててしまう。そして、整理の終わった篠崎の家に入り壁を掻き毟る篠崎の亡霊を見る。
明日香の幼い頃に死んでいた明日香の家族
授業を飛び出した明日香を心配した明日香の教師は明日香の家族を訪ねた。そこには明日香の父親である勲の兄夫婦がおり、明日香の幼い頃バスの事故で明日香以外の家族は亡くなっていた事を教師につげた。そして、ただ一人生き残った明日香を引き取り一緒に暮していたが、今は明日香は一人暮らしをしている事を話した。
止まった時間、自分を責め続ける明日香
幼い頃の事故の記憶がよみがえった明日香は篠崎の家から自分の部屋に戻る。そして、今まで見ていた家族とのやり取りが幼い頃の自分の記憶だった事を思い出す。そして、バス事故が起きてしまう旅行に行く約束を指きりする幼い頃の自分に「やめて」とさけぶが記憶の幻は消えてしまう。そして、電話を受け駆けつけた笹原に我に帰る。笹原は明日香を気遣い朝まで明日香に付き添う。そして、明日香から家族の話を聞かされる。
ミノルを家に入れてしまう明日香
家族はもういなくなってしまった事を思い出した明日香はクロユリ団地を引っ越す事を決める。荷物を片付けた明日香はドアをノックする音を聞く。玄関を開けるとそこにはミノルがいた。明日香はミノルを家に入れるとクロユリ団地を引っ越す事をミノルにつげる。ミノルは明日香を引き止めようとすると篠崎の家の方向の壁からひび割れてゆくような異変がおき、明日香は怯えるミノルを抱きかかえながらかばった。
笹原の起こしてしまった事故のせいで植物人間状態の笹原の婚約者「ひとみ」
笹原はガーベラの花を持って病院の一室をおとずれる。そこは笹原の起こしてしまった事故により植物人間状態になってしまった笹原の婚約者であるひとみの入院部屋だった。ガーベラの花を花瓶に入れる笹原にひとみの母は優しく声を掛けるが、そこにやってきたひとみの父親は笹原の事を許してはおらず「もう来るなと言っただろう」と怒鳴りつけ、笹原の持ってきたガーベラの花を床に叩き付けて笹原を追い返してしまう。
笹原の知り合いの霊媒師「野々村」による「篠崎」の霊の除霊が行われる。
笹原の知り合いの霊媒師である「野々村」は篠崎の部屋の掻き毟った痕のある壁の前で、明日香と笹原の前で除霊を始める。明日香の手を掴み集中すると壁に異変が起きる、そして野々村は壁に手を当てると篠崎の霊の話を聞いた。すると、篠崎は明日香の事を起こってなどおらず、むしろ発見してくれたことを感謝していると明日香につたえた。そして、原因は篠崎ではなくミノルである事をつげた。
13年前に死んでいたミノル
ミノル君こと木下稔は、13年前にかくれんぼでゴミ箱の中に隠れたのだが、出れなくなってしまいそのまま気付かれずにそのまま焼却炉で焼かれて死んでしまっていた。
そして、その事故の後にクロユリ団地では原因不明の死亡事故が続いていて、篠崎もミノルに取り付かれて死んだのではないかと笹原は推測をして、篠崎は明日香に危険を知らせようとしたのではないかと明日香に話した。そして、ミノルが訪ねて来ても絶対に会わないよう忠告する。
そして、訪ねて来るミノル。
笹原にミノルとは会ってはいけないと忠告を受けたあと、部屋に戻った明日香のもとにミノルがあらわれる。「おねぇちゃん開けてよ」などと明日香に問いかけるが、明日香はミノル君は死んでるからもう遊べない事をミノル伝える。「約束したのに」「うそつき」と扉の向こうで泣きながら明日香に言う。
結局、ミノルを部屋に入れてしまった明日香
心配になった笹原は明日香に電話を掛けるが電話に出ない明日香。そして、笹原が明日香の部屋に行ってみるとそこにはおもちゃの散らかった部屋でしゃがみ込む明日香がいた。
「部屋に入れたのか?」と笹原は明日香に問いかけるが、明日香はうつろな目で「わたし、もうさみしくない」「ミノルくんがいるから」とつぶやく。笹原は明日香を部屋から出そうとするが、「もうすぐミノル君がくる」と言って部屋から出され鍵を掛けられてしまう。
笹原は野々村と、明日香の部屋へ再び訪れる
部屋から明日香を連れ出そうとしたのだが、追い出されてしまった笹原は野々村と一緒に明日香の部屋に訪れる。チャイムを押そうとした笹原だったが野々村はそれを止めて、ミノルの背の高さに合わせた高さでドアをノックする。ミノルが来たものと思い玄関を開けた明日香だったが二人を部屋に入れる。大がかりな除霊をする予定の野々村は、明日香にすべてが終わるまで絶対にミノルを中に入れないように忠告する。
笹原は婚約者「ひとみ」の事を明日香に打ち明ける。
野々村は数人で除霊の準備を進める中、笹原は明日香の部屋で明日香に付き添っていた。明日香は笹原にどうして自分に良くしてくれるのかとたずねると、笹原は腕の傷を明日香に見せながら婚約者「ひとみ」の事を明日香に打ち明けた。自分が運転していた車で事故をしてしまい助手席に乗っていたひとみは、今もまだ意識が戻らない状態である事を明日香に話すのであった。
野々村の除霊の儀式がはじまり、ミノルが明日香の部屋の玄関の前にやってくる。
儀式の準備が終わり、野々村は儀式を開始した。時を同じくして明日香の部屋に向かうミノルがいた。ミノルは玄関ドアの前に立ちドアをノックしようとした瞬間、野々村の儀式を察知する。それまでは軽快に階段を駆け上がってきたミノルだったが、野々村の儀式に気付いたミノルは怒りに満ちた目つきになっていった。
ドアをノックするミノルは、明日香の家族に成り済まし明日香を揺さぶる。
玄関をノックしたミノルは「おねぇちゃんあけて」「あそぼう」と明日香に声を掛ける。すると明日香は冷静に「ごめん帰って」とミノルに言う。家族になる約束をした事などで明日香に揺さぶりをかけるミノルだったが明日香はそれをふりきる。しかし、ドアノブがガチャガチャ動いた瞬間ドアの向こうから明日香の家族の声が明日香に「そうやってまた見捨てるの?」「痛い」などと動揺する明日香に激しく揺さぶりをかけるのであった。
激しく動揺してしまった明日香は、玄関を開けようとしてしまう。
玄関の向こうで家族に成り済ましたミノルの揺さぶりは、明日香の自分がバスの事故の原因となった旅行に行きたいと言ってしまった事、自分だけが生き残ってしまったという罪の意識を的確に揺さぶるものだった。そして、扉の外が覗ける窓を明日香が覗くとそこには血まみれの弟が泣きながら明日香に訴える姿があった。思わず明日香はドアを開けようとしてしまうが、笹原が力ずくで明日香を止めた。
ミノルの揺さぶりは笹原に向けられ、笹原はついにドアを開けてしまう。
力ずくで明日香を何とか止めた笹原であったが、病院で植物人間状態であるはずの婚約者にひとみの声に動揺し始める。笹原が玄関ドアの窓を覗くとそこには咽に管を通して寝たきりのはずのひとみの姿があった。ひとみの揺さぶりにたえる笹原であったが、ひとみの楽になりたいから機械を止めてほしいと言って立ち去ろうとした時についに玄関のドアを開けてしまう笹原であった。
ドアの向こうには変わり果てたミノルの姿があった。
ついにドアを開けてしまった笹原はミノルの力で吹き飛ばされてしまう。倒れた笹原に駆け寄った明日香が玄関の向こうに見たのは今まで遊びに来ていたミノルの姿ではなく、ごみ焼却炉で焼かれたヤケドを負った姿の恐ろしいミノルの姿であった。そして、ミノルは儀式をしている野々村を霊力で殺してしまうのであった。
ミノルの怒りは笹原に向けられる。
部屋に入ってきたミノルは明日香に遊ぼうと近づくのだが、明日香は笹原が立ち上がるように笹原の体をゆすっていた。するとミノルの怒りは笹原に向けられ、念力で笹原を苦しめるミノルであった。
笹原を助けるために明日香はミノルとずっと一緒にいる約束をするが、笹原がそれを阻止する。そして......
ミノルの念力でどんどん苦しんでゆく笹原を守るために明日香はミノルにずっと一緒にいる約束を口にしてしまう。ミノルはそれを聞くと念力を解き明日香に近づき指切りを求める。明日香はそれに応じて指切りをしてしまう。
ミノルは明日香を異世界に連れて行こうとするがそれを笹原が体当たりで明日香を助けるが、ミノルにつかまれ、床にあいた異世界への入り口に笹原はミノルに引きずり込まれてしまった。明日香は床のあとを掻き毟るのであった。
ミノルの呪いで焼かれる笹原。
笹原は気が付くと鉄に囲まれた狭い空間にいた。そこはミノルがかくれんぼで隠れて、誰にも気付かれず焼け死んでしまった焼却炉の中だった。笹原が上を見上げると壁にくっついているミノルの姿があった。そして空間は炎に包まれ、ミノルの最後のように笹原は炎に焼かれて行くのであった。
父親の兄夫婦に引き取られてゆく、精神崩壊した明日香。
半狂乱で床を引っかき続けた状態で発見された明日香は、父親の兄夫婦の車に乗っていた。明日香は兄夫婦が声を掛けてもバス事故を起こす前の精神状態に戻ってしまっていて、弟の人形を抱きながら「さとしはどこ?」と家族の話をつぶやく明日香であった。
クロユリ団地の結末はどうなる?
劇中に明日香や笹原のその後を分かりやすく説明するようなエピソードは出てこず、ミノルはどうなったのかも描かれていない。明日香はそのまま父親の兄夫婦と暮してゆくのであろうと思うが、ミノルの呪いから逃れられているのかは不明である。そして笹原は結局どうなったかのわからない。
クロユリ団地を見た人の評価と感想を紹介!
ここまでクロユリ団地のネタバレあらすじ結末を紹介してきましたが、実際映画を見た人がどんな評価と感想をもったのかを紹介していきましょう。一言で怖いという映画とは違い、いろんな感じ方の出来る映画でもあるので感想を参考にしてみて下さい。
クロユリ団地は、ホラーというよりサスペンスかなぁという感想。誰もが持ってる孤独感や不安、心の闇をじわじわと掘り下げていくような気味悪さは面白いんだけど、本格ホラーを期待して観る人にはかなり評価低いのわかる。
— 夏風RORO (@natsu_mujika) November 28, 2015
クロユリ団地はショッキングな映像やあらすじ結末で見ている人を恐怖におとしいれる一般的なホラー映画とは一味ちがう面白さのある映画です。期待とちがったという感想を抱く人もいるかも知れませんが、視点を変えるととても怖い作品です。ホラーではなくサスペンスという視点で見るとまた違った感想になっていたかもしれませんね。
@hideon10 この度クロユリ団地拝見させていただきました、ただただ怖い映画だったら観れてませんでした。
— 山里 亮太 (@YAMA414) May 21, 2013
初めて怖い映画を最後まで観られました。
ただ、昨夜は怖がり過ぎて今体が筋肉痛です…
拙い感想で宣伝にあまり貢献できないかもしれませんが、本当にありがとうございました。
ホラー映画が苦手そうな方の感想です。目を覆いたくなるようなショッキングな映像が繰り返し襲ってくるよくあるホラー映画と違い、刺激と言う意味では少し控えめな作品です。なのでホラー映画が苦手な方や初心者の方にも最後まで見れる作品かもしれません。
クロユリ団地のネタバレあらすじと結末をネタバレ紹介まとめ!
映画「クロユリ団地」のあらすじネタバレ結末と感想を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?グロテスクな表現やおどろく様なアプローチで見る人を恐怖に落とすよくあるホラー映画とは一味ちがう作品です。なのでハラハラドキドキを期待してみるとちょっと物足りないかもしれません。
しかし、どんどん不安定になってゆく明日香、その人の寂しさや後悔の心を巧みに揺さぶるミノル。実は、誰もが明日香になりえる所がこの映画の一番怖いところではないでしょうか。