2019年03月28日公開
2019年03月28日更新
カルテット9話のあらすじと感想ネタバレ!悲惨な真紀の少女時代とは?
ドラマカルテットの本記事ではドラマカルテットの真紀(彰子)の秘密がわかる9話のあらすじネタバレ、真紀(彰子)に関する感想を紹介!カルテットは、先の読めないあらすじと真紀の正体の彰子が気になるという感想で人気なドラマです。穏やかでやさしいという感想の多い真紀(彰子)ですが、彰子が真紀になった理由とは?真紀(彰子)の過酷な過去とは?真紀(彰子)の夫が失踪した理由は?真紀(彰子)の真実を知ったすずめの心は?全てが明らかになるという感想と驚きの展開という感想の多い9話のあらすじネタバレ感想を紹介します。
目次
カルテットとは?
カルテットのドラマ情報
2017年1月17日からTBS系「火曜ドラマ」枠でスタートしたドラマ「カルテット」は、松たか子をはじめ、満島ひかり、高橋一生、松田龍平など豪華なキャスト陣を迎えたことで話題になった作品です。軽井沢の別荘で共同生活を始める四人。
30代のリアルを描いたラブストーリーあり、コメディありの「ほろ苦くて甘い、ビターチョコレートのような大人のラブサスペンス」です。優秀なテレビドラマに送られるコンフィデンスアワード・ドラマ賞を受賞した作品です。
カルテットの9話あらすじネタバレ
カルテット9話あらすじネタバレ:真紀の本名「彰子」
幹夫の母親のところにいきなり刑事がやって、真紀の正体を暴きます。以前、自転車泥棒の女が捕まった時に、「14年前に自分の戸籍を売ってしまった」と告白しました。その戸籍を買ったのが早乙女真紀でした。本当の真紀の正体は山本明子でした。10歳の頃に母親を事故で亡くした不幸な少女でした。母親の再婚相手の男性に育てられましたが毎日DVを受けていました。
そして、事故の加害者から多額の賠償金を請求していたのです。過酷な中で生きてきた真紀。大人になった彼女は父親と縁を切り、新しい人生を歩むために戸籍を買ったのでした。同じ話を刑事が拘置所の幹夫に話します。「戸籍を買って、父と縁を切ることができれば加害者から多額の賠償金を請求せずにすむ。そのために、戸籍を買い、平凡な人生を送るために結婚したのだ」とやっと幹夫は真紀の本当の気持ちがわかったのでした。
一方、軽井沢の別荘に住むカルテットの四人組は何も知らずに生活を送っていました。別荘の売却問題は別府の力ではどうにもすることができず、カルテットの四人組はバラバラになってしまうことになりました。「それぞれアパートで暮らしながら、カルテットを継続していけばいい」と別府以外の3人は言いますが、別府は納得のいっていない様子。
カルテット9話あらすじネタバレ:真実を語る真紀
家森も腹黒い一面が明らかになってしまった有朱の代わりに、ウェイトレスの仕事を手に入れ、生活が安定しそうです。しかし、別府は「3人を出来るだけ自分の力で甘やかしたい」と言って聞きません。そこに、刑事がやってきました。「山本明子さんですよね。任意同行のお願いに参りました」と言います。すずめは何かの間違いではないかと思わず固まってしまいます。
カルテット9話あらすじネタバレ:真紀とすずめ
すずめは以前、「子供の頃、いつもどこかに行ってしまいたいと思っていたすずめは、ウソがない真紀とその頃に出会っていたら、変わっていたかもしれない」と真紀に話していました。超能力少女として育てられたすずめ。
超能力のトリックがバレてしまってから、周りの大人を信じられなくなってしまいましたが、子供の頃に真紀のような嘘のない人がいれば自分は安心できる場所を見つけることができたのだと話しました。しかし、実際真紀の戸籍や経歴は全て嘘でした。すずめたちを騙していました。真紀はカルテットのメンバーに自分の思いを伝えます。
「わたし、昔、悪いことしたから、それが今日返ってきたんです。ごめんなさい。わたし、早乙女真紀じゃないんです。ウソをついていたんです。本名は別です。14年前、戸籍買って東京に逃げてきました。さいわい、ずっとばれなくて、調子のって結婚しました。ずーっとだましていました。わたし、ウソだったんですよ。明日演奏終わったら警察行ってきます。もうおしまいです。お世話になりましたね。本当の私は、私は・・・」
それに対して、すずめは「真紀さんが昔何者だったとかどうでもいい」と泣きながら真紀に伝えます。そして、真紀さんのことを真実が知っても好きであること、それを信じてほしいということも話しました。
カルテット9話あらすじネタバレ:温かいカルテットメンバー
警察に捕まるまでまだ猶予があります。その晩はカルテットの四人で映画を見ました。明日の演奏会が終わった後、真紀のところに警察がやってきて連れて行かれます。それでもカルテットのメンバーは真紀を待っていると約束しました。別府は好きだった真紀に、春になると別荘にリスがやってくることを教えます。「一緒に見ましょうね」と約束しました。演奏会が終わって、真紀が警察に連れて行かれます。
真紀はパトカーに乗ると「ラジオ、切ってもらっていいですか。頭の中に思い出したい音楽がたくさんあるんです」と警察に伝えます。真紀の頭の中にはカルテットで演奏した曲とたくさんの思い出がありました。残った3人は別荘で、黙ったまま夜ご飯を食べます。
カルテットの主要キャスト紹介
カルテットの登場人物・早乙女真紀(山本彰子)/松たか子
カルテットドーナツホールのメンバー。ヴァイオリン奏者。三年前に幹夫と結婚しますが、幹夫は一年前に失踪したため、プロのヴァイオリン奏者として活躍していました。巻 真紀こと 早乙女 真紀を演じるのは、松たか子さん。5年ぶりのドラマ主演となります。
カルテットの登場人物・家森 諭高/高橋一生
ヴィオラ奏者。別れた妻と子供がいます。軽井沢の別荘で過ごしている期間は無職でしたが、美容院に勤めていた経験やVシネ男優として働いていたこともあります。家森 諭高を演じるのは高橋一生さん。主な出演作は『空飛ぶタイヤ』『嘘を愛する女』です。
カルテットの登場人物・別府司/松田龍平
ヴァイオリン奏者。音楽家として世界的に有名な別府ファミリーに生まれるが、本人はプロの音楽家にならず会社で働いています。真紀に一目惚れして、その後ストーカーになります。別府司を演じるのは松田龍平さん。主な代表作は、『まほろ駅前多田便利軒』『散歩する侵略者』などです。
カルテットの登場人物・世吹すずめ/満島ひかり
チェロ奏者。密かに幹夫の母のスパイとして、真紀のことを探っています。超能力少女として、小さな頃有名になりましたが、超能力のトリックがバレてしまいます。大人になっても、元超能力少女であることがバレ、いじめられてしまいます。演じた役者さんは満島ひかりさん。出演作品には『愛のむきだし』『Woman』などがあります。
本当の恋人が欲しいと思い、真紀と結婚する会社員の男性。映画や音楽などのカルチャーが好きで、平凡な暮らしを求める真紀と価値観のギャップを感じます。幹生を演じるのは宮藤官九郎。劇作家としても有名です。
カルテットの9話の楽曲
カルテットの9話の楽曲「アヴェ・マリア」
ラテン語直訳すると「こんにち、マリア」「おめでとう、マリア」を意味するタイトルです。歌詞は聖母マリアへの祈祷をするというものです。教会音楽というよりは、私的な信心業のために使われている音楽です。幹夫の母親からスパイを頼まれているすずめ。密通している二人が会うのはいつも教会でした。
一方で、罪を告白した真紀に対してすずめは「私が真紀のことを好きだということを信じてほしい」と言います。「アヴェ・マリア」は「仲間同士の私的な信心をあらわしているのではないかという感想もありました。
カルテットの9話の楽曲 「上り坂 下り坂 ま坂」
真紀の母親は真紀が小さい頃に、事故で亡くなってしまいます。その母親は実は演歌歌手でした。「上り坂 下り坂 ま坂」は演歌歌手の母親が歌った曲です。上り坂 下り坂 ま坂」は脚本を担当した坂元裕二が作詞しています。真紀の母親がこの歌を歌うシーンがあるので、9話は要チェックです。
カルテットの9話までのあらすじネタバレ
カルテットの9話までのあらすじネタバレ:カラオケでの出会い
カルテット一話は、カルテットの四人が出合うところから始まります。ヴァイオリニストの巻真紀はカラオケボックスで、練習している弦楽奏者の三人に出会います。カルテットは四重奏でなければ演奏ができません。カラオケボックスで練習していた三人(チェリストの世吹すずめ、ヴィオリストの家森諭高、ヴァイオリニストの別府司)は巻のことを知っていました。
巻真紀の夫は一年前に失踪していました。夫の母親である巻鏡子は、巻真紀が夫を殺害したのではないか?と疑っています。巻鏡子から「真紀が夫に何かしたという証拠を見つけるために、真紀と友達になってくれ」とすずめは頼まれます。そして、事情を知らない男二人と一緒に、偶然を装って真紀と接触したのでした。こうして結成されたカルテットは軽井沢のレストランで演奏をして生計を立てながら、共同生活を始めます。
カルテットの9話までのあらすじネタバレ:不思議な共同生活
四人が生活を始めたのは、おなじ軽井沢にある別荘。実家が金持ちの別府司の祖父が所有する別荘でした。共同生活を始める四人。真紀はだんだん、偶然カラオケで出会い結成されたカルテットではないことに気が付いていました。真紀に一目ぼれしていた別府は、真紀がカラオケ店で演奏の練習をしていることを知っていました。ストーカーのようにカラオケボックスで待ち、真紀と接触するチャンスをうかがっていたのです。
また家森、すずめの秘密もわかってきました。家森には離婚した妻とその子供がいることがわかってきます。元のさやにおさまり暮らすことも家森は考えましたが、カルテットのメンバーと共同生活を続けることに決めました。また、すずめは小さいころ、「超能力少女」として有名な少女でした。
超能力が使えるわけではなく、スプーン一つ曲げるのにもトリックがありました。そのトリックがばれてしまったすずめ。日本中からバッシングを浴び、人を信じられなくなった過去があるのでした。三人の人生がドラマの中で明らかになっていく中、平凡な人生を送っていると思われた真紀。しかし、真紀にも人には言えない秘密がありました。
カルテットの9話までのあらすじネタバレ:家を出た幹夫
真紀には失踪した夫がいました。夫の名前は幹夫。幹夫の行方は分かっておらず、共同生活を始めたカルテットのメンバーでしたが、真紀は夫のことを一言もメンバーに話していません。真紀の何事もなかったように過ごす姿を不審に思った幹夫の母親(巻鏡子)。すずめを使って真紀と幹夫の間で起こった本当のことをさぐります。
カルテット5話のラストでは、すずめと幹夫が偶然町でぶつかります。ぼろぼろの身なりの男性がカルテットのチラシを持っていたこと、苗字が真紀と同じ「巻」であったことから、この男性は真紀の夫であることを確信します。幹夫の身なりは、汚いだけではなく、不審な点がいくつかありました。
左手に血がにじんだ包帯を巻いていること、足元にカラーボールの蛍光塗料が付いていること。すずめは幹夫が犯罪に巻き込まれたのではないかと疑います。警察を呼ぼうとするすずめを、強引に引き留めた幹夫。幹夫はどうして家を出て行ったのか話し始めます。
カルテットの9話までのあらすじネタバレ:それぞれが片思い
幹夫は本当の恋人が欲しいと思って真紀と結婚しました。しかし、結婚生活をはじめると音楽や映画、カルチャーにとても詳しい幹夫は、真紀と全く趣味の合わないことに気がつきました。ヴァイオリン奏者の真紀は美意識も高く芸術のことをよく知っているだろうと思っていた幹夫。真紀は家庭に落ち着くと、ヴァイオリン奏者をやめてしまい、幹夫の趣味にも無関心です。
幹夫は結婚で本当に心が通じ合える恋人が欲しいと思っていましたが、真紀は結婚で家族が欲しかったのです。真紀は幹夫に受けてもらえなかったために、片思いの恋人になってしまいました。真紀に悲しい思いをさせたくない幹夫は、一人で家を出て行ってしまったのでした。幹夫はその後、真紀と再会し一緒に離婚届提出します。そして幹夫は警察に出頭し、自首します。真紀と幹夫の関係が解消された後、再び四人の共同生活は続きます。
すずめは別府のことが好きでした。すずめは別府に人目を盗んでキスをしましたが、その後の進展はありません。別府は真紀に一目惚れをしています。そのため、すずめのキスに返事ができなかったのです。別府のことが好きなすずめ。
しかし、親友の真紀のことも大切に思っています。これまでの関係を壊したくない、ならば別府と真紀が一緒になればみんな幸せなのではないかとすずめは思います。試行錯誤して別府と真紀をくっつけようとするすずめ。しかし、なかなかうまくいきません。それぞれが片思いのまま、物語は最終章に向かっていきます。
カルテットあらすじネタバレ:別荘の売却問題
軽井沢にある別府の祖父が持っている別荘で静かに共同生活をしている四人。しかし、別府の弟によって別荘の売却の話が進んでいきます。別府は他の3人に別荘売却の話をせずに、別荘を守ろうとします。しかし、別荘は別府が所有しているわけではないので不動産によって別荘売却の話は進んでいきます。そのことが他の3人にはバレてしまいました。カルテットの四人は別々になってしまうのでしょうか?
カルテットの9話までのあらすじネタバレ:捜査一課の登場
幹夫の母親である鏡子のところに、或る日突然刑事がやってきました。そして、真紀の身の上を調査していると言った後に、「真紀は早乙女真紀ではない」というのです。幹夫と結婚する前の真紀の苗字は早乙女。平凡な人生を送ってきたかのように見えたという感想もある真紀。その正体は一体何なのでしょうか?
カルテットに関する感想や評価
彰子に関する感想1
笑顔の女性陣と真顔の男性陣😁😐
— すのう🍩🎻 (@quartet_looove) March 7, 2018
カルテットの9話で、まきさんが警察行く前の「ちょっとお手洗い行ってきますね」の時も、頑張って笑顔でいたすずめちゃんと、ど真顔な家森さん&別府さんがなんかツボなんだよね。
・#松たか子#満島ひかり#高橋一生#松田龍平 pic.twitter.com/mYYlGrH3y9
真紀は他のカルテットが、真紀が戻ってくるまで待ってるという言葉に呼応するように、「ちょっとお手洗い行ってきますね」(少し待ったら戻ってきますね)というように言ってから、警察に連れていかれました。真紀の告白の時、悲しんでなくすずめに対して、彼女たちを見守る男二人はじっと黙っているだけでした。カルテットのメンバーはいい意味で居心地の良い温度差のある、という意見もありました。
彰子に関する感想2
最終回も松たか子の演技が凄かった。山本彰子でもなく、今までの巻真紀でも早乙女真紀でもないけどまぎれもなくマキさんだった。でも「秘密ね」と言った時の顔は知らない顔だった。これは坂元さんや演出の指示があったのだろうか?指示があってもここまで演じられる女優は他にいない。 #カルテット
— 優 (@yuu_gous2lav) March 21, 2017
やさしく、穏やかな真紀。しかし、過酷で苦労の多い人生を送る真紀を演じたのは松たか子さんです。普段は穏やかですが、戸籍を買うという罪を犯してしまい、警察に連れて行かれる重要な役を演じた松たか子さんの演技力を評価する感想もありました。
カルテットの9話あらすじネタバレまとめ
カルテットの9話のあらすじネタバレまとめいかがだったでしょうか。真紀の正体、真実が明らかになり、警察に連れて行かれてしまったカルテット9話。別荘もなくなりバラバラになってしまった四人は、今後どうなってしまうのでしょうか?他の記事も合わせてご覧ください。