伊藤くんAtoEのドラマあらすじ・最終回をネタバレ！映画版との違いは？

話題のドラマ「伊藤くんAtoE」はあらすじや最終回が気になるとレビューの多い作品となっています。映画版も公開されますます話題となっている「伊藤くんAtoE」のドラマあらすじをネタバレで最終回までご紹介します。

ドラマ「伊藤くんAtoE」の矢崎莉桜は脚本家として伝説の大ヒットドラマ「東京ドールハウス」を手がけことで有名となっています。ですがその大ヒットドラマ以外には売れず、伸び悩んでいるところでしたが「東京ドールハウス」をもとにしたエッセイが出版されることになり、イベントに出席します。そして恋愛相談企画によって相談してきた四人の女性が「伊藤」という男性によって振り回されていることに注目しました。

その「伊藤」を巡る四人の恋愛模様を脚本に書きおこして企画にしようとしてそれぞれの恋愛相談を受けていくことになりますが、最後には女性のダメな部分を軽視していた莉桜が、自分も同じダメな部分があるからいけないということに気づいて前向きになっていくキャラクターです。

そんな莉桜を演じたキャストは木村文乃さんという女優さんとなっています。一度は、アトピー性皮膚炎の病気によって女優業を休止していましたが現在は復帰して多くのドラマや映画に出演して活躍されている女優さんとなっています。

ドラマ「伊藤くんAtoE」では5年前の合コンで出会った伊藤に想いを寄せている女性が智美です。なんとか伊藤に振り向いてもらおうとしますが、高級ショップの店員で美人渡渉されている智美に押されて伊藤がたじろいでしまうため、恋愛に発展できませんでした。そんな小さい男だと気づいた智美はやっと違う恋愛に向けて進むキャラクターとなっています。

そんな智美を演じたキャストは佐々木希さんという女優さんとなっています。ファッションモデルのグランプリを受賞してデビューした佐々木さんは映画やドラマでも活躍する女優さんとしても有名です。さらに2017年にはお笑い芸人コンビアンジャッシュの渡部さんと結婚したことでも話題となった女優さんとなっています。

ドラマ「伊藤くんAtoE」では、伊藤にしつこく迫られていた塾の受付をしている修子ですが、ルームメイトの友達から「他力本願だ」と言われたことによって、友達に甘えていた自分に気づきます。そしてしつこく迫られていた伊藤の連絡先を塾の生徒に教えたことが問題となりクビになってしまいますが、引きこもった性格が伊藤と同じだと気づいて自らはっきりと立ち去ることができたキャラクターとなっています。

そんな修子を演じたキャストは志田未来さんとなっています。子役時代から話題の女優さんとなっており現在もドラマや映画で多くの主演を演じるなど活躍している人気の女優さんとなっております。

ドラマ「伊藤くんAtoE」では友達の実希に勧められたタルト屋で仕事をしている聡子ですが、実希の真っ直ぐで純粋な性格を羨ましく思っていました。そして実希が憧れていた先輩の伊藤を誘惑し関係を持ってしまいます。実希にも自分の存在意義を認めてもらおうとしますが、実希を褒めたつもりが「馬鹿にしている」と捉えられ喧嘩したまま、実希は実家に帰ってしまい、友達もなくしてしまうキャラクターとなっています。

そんな聡子を演じたキャストは池田エライザさんという女優さんとなっています。池田さんはファッションモデルとしてデビューしているフィリピン人と日本人のハーフ女優さんとなっています。女優としては2011年に映画でデビューして以来、人気の映画やドラマで活躍している女優さんとなっています。

ドラマ「伊藤くんAtoE」の実希は憧れていた先輩の伊藤と付き合うことができましたが、自分の誕生日に伊藤が現れず友達の聡子と関係を持っていました。それでも純粋な実希でしたが、自分が男性経験のないことを不安に思い友人である久住と関係を持とうとします。ですが伊藤からの連絡があり寸でのところで久住と関係を持たなかった実希ですが、伊藤の言ってる内容をいいように理解してしまったキャラクターとなっています。

そんな実希を演じたキャストは夏帆さんという女優さんとなっています。代表作の映画「天然コケッコー」で主演を務め日本アカデミー賞をはじめとした多くの映画賞を受賞して人気となった女優さんとなっており、現在も映画やドラマで活躍されている女優さんとなっています。

ドラマ「伊藤くんAtoE」で四人の女性を振り回していた「伊藤」がこの伊藤誠二郎というキャラクターとなっています。四人の女性だけではなく、莉桜のセミナーにも参加しており、脚本家を目指している青年となっています。最終回では莉桜の事務所に恋愛企画「伊藤くんAtoE」の企画書を持って現れる物語の元凶となるキャラクターとなっています。

そんな伊藤を演じたキャストは岡田将生さんという俳優さんとなっています。岡田将生さんは数多くのドラマや映画で活躍しているだけではなく、大河ドラマ「平清盛」では史上最年少のナレーションを務めたことでも話題となっている俳優さんとなっております。

矢崎莉桜は脚本家として活動をしています。ドラマ「東京ドールハウス」の脚本が大ヒットしたのはすでに「5年前ですが、過去の栄光にすがって活動を続けています。そんな中、ドラマ「東京ドールハウス」を元にしたエッセイ本の発売を記念してトークショーに出席することとなります。そしてトークショーの企画として恋愛相談企画が勧められます。莉桜は聞いていませんが新作のネタになるかもしれないと、渋々企画を承諾します。

企画の相談アンケートに目を通してみた莉桜はある四人の女性の相談内容が気になりました。四人の女性それぞれの相談内容の男性が全員「伊藤」という男性に対する悩みとなっていました。莉桜は島原智美（A）と野瀬修子（B）、そして相田聡子（C)さらに神保実希（D）の四人それぞれに直接話を聞くことにしました。聞いてみると「伊藤」は容姿端麗な男性ですが無神経で幼稚な男性と各々が語りました。

そんな中でもぞんざいに扱われている島原智美の想う「伊藤」は塾の講師としてアルバイトをしながら脚本家を目指しているそうです。5年前から合コンで知り合っているのに男女関係がないと言います。そんな中、伊藤から連絡のきた智美は久々のデートだと喜びます。しかし伊藤から「好きな人ができた」と言われてしまいます。それでも果敢にチャレンジする智美ですが伊藤はそれを振り切って帰ってしまいます。

伊藤からメールが届きました「ライブに行かないか？」という内容に浮かれた智美は快諾し、後日ライブ会場に行きます。ですがそこに現れたのは伊藤ではなく知らない女の子でした。智美は現れた女の子にどういう関係か訪ねます。すると伊藤のバイト先である塾の受付嬢の友達とのことでした。伊藤は塾の受付嬢とライブに行くつもりでしたがその女性がキャンセルしたため、その友達と智美にライブに行かせたのでした。

ライブのあともその女の子と話をするためにダーツバーにはいります。その女の子からは、女子生徒に付きまとうようにしている伊藤の話しを主に悪口として聞かされます。それに耐え切れなかった智美は、伊藤が一生懸命好きになっているのに悪口は良くないと怒り、出て行ってしまいました。その後、伊藤とあった智美ですが、伊藤から「ライブの件はごめん」と謝られます。

ですがその後、伊藤は智美にあるチラシを渡しました。有名人が講師としてくるセミナーのチラシで参加費が20万円となっています。智美に「なんとかならないか」と冗談半分で言いますが、智美は真剣に悩んでしまいました。翌日20万円を用意した智美は莉桜のもとに相談に訪れました。莉桜は智美に呆れていますが、最後の賭けと決めて渡してみることを提案しました。

そしてその足で智美は伊藤と会います。セミナーは行かないことにしたという伊藤ですが、智美はバックから20万円を出して渡します。使えないと伊藤は言いますが智美も引きません。そんな中で伊藤が「君は高級だから平気なんだ」と告げたことで友美は伊藤が小さい男だったと気づきました。「これは私自身のために使うから」と伊藤と別れを告げることができました。

その後、伊藤に執着していたのは意地になっていたと気づいた智美は莉桜に「最後の彼は私を見て怯えていた。私が引きずり下ろした」と告白しました。そして後日、勤務先のお店の閉店準備をしているところにひとりの女性が入ってきました。入ってきた女性は野瀬修子（B)で、智美の店にあった高級バックを気に入ってそのまま購入していきました。

野瀬修子は恋愛に興味のない女性でした。同じ職場で働いている「伊藤」に行為を寄せられ困っており、さらに興味のない男からの視線には耐え切れなくなっていました。修子は塾の受付で仕事をしていて、その伊藤は塾の臨時講師とのことでした。その伊藤は修子をライブに誘っていました。修子は家に戻るとルームメイトの友達もいます。

めんどくさがりな性格の修子は翌日、ライブのチケットを伊藤に返そうと考えていました。ですが執拗に迫ってくる伊藤に押されて一度帰宅します。伊藤からの連絡が鳴り止まず一度外の空気を吸うために部屋から出るとそこに伊藤がいました。付き合って欲しいと迫る伊藤に向かって「迷惑だ」と吐き捨てるように伝えました。

返せなかったチケットをルームメイトの友達に渡しました。友達は伊藤に「ガツンと言ってやる」と意気込んでライブに向かいました。修子は職場の生徒に伊藤先生のアドレスを聞かれ教えます。修子は興味がありませんが女生徒から伊藤は人気でした。そして帰ってくると修子は友達に「言ってくれた？」と確認します。伊藤がこない代わりに智美が来たことを知らされます。さらに友達から「他力本願だ」と修子は責められてしまいました。

翌日職場に修子がいくと「子供に先生の連絡先を教えたことで問題になっていました。これがきっかけで塾の仕事をクビになってしまいます。帰りに修子は伊藤と会います。伊藤は「女生徒の件で君がクビになると思わなかった」と謝罪します。そこで嫌いな伊藤が自分と似た偽った性格だと気づいてやるせなくなった修子はその場から立ち去りました。

修子は家に戻ると「安全な場所で甘えていた」と友達に告げ実家に戻ることにしました。新しく希望していた学芸員の募集面接に向かおうとしますが、面接用の衣装がないことに気づきました。ルームメイトもしょうがないと衣装を選ぶために智美の店でバックを買いました。AとBが悩んでいた「伊藤」が同一人物だったのです。これでいいネタになると喜んだのは莉桜でした。

相田聡子（C)は23歳の女性ですが、今までに交際した男性は11人います。ですが、今まで付き合っていた彼氏に誕生日を祝ってもらったことがないという女性でした。聡子はタルト屋さんで仕事をしていますが甘いものは苦手です。友達から進められて務めることになった職場です。見た目は甘いものが好きそうな女の子として見られています。そんなある日、売れ残りのタルトを友達のために持ち帰ろうとしていました。

その時「持ち帰りは禁止です。」と声をかけられました。声をかけたのはバイトとして働いている市橋でした。銀行印の彼氏と聡子が別れたのを知って漬け込んで来る市橋は聡子に「可愛いのにもったいない」といってそのまま聡子にキスをします。別れた直後を狙う男をわざと誘い込む女が聡子でした。

聡子の親友は神保実希（D）です。実希は聡子の店を訪ねてきました。聡子はバイトを切り上げて店を出ました。実希は「伊東先輩が彼女と別れた。すごい美人の彼女だったのに」と話しています。このすごい美人は島原智美（A）のことを言っていました。そして今夜伊藤と二人でジャズバーに行く予定だと聡子に告白しました。

翌日、聡子は実希の家を訪ねていました。実希は前日、伊藤とデートしたあとホテルに言ったそうですが、男女関係はなかったといいます。なぜ何もしなかったのかと聡子は尋ねると「最初は脱がされそうになって驚いて一度シャワーを浴びたら、そのあとは何もなかった」とのことでした。伊藤に興味を持たれなかったと落ち込んでいた実希を、大切にしてくれてると励ました聡子でした。

後日、実希の誕生日ケーキを予約しに伊藤が聡子の店に訪れていました。伊藤がチェリータルトを選ぶと「実希は初めての誕生日を祝ってもらえて羨ましい」と伝えました。そして何かあれば相談してくださいと小悪魔な笑顔で伊藤を見つめる聡子がいました。

聡子は伊藤とバーに二人で訪れていました。聡子は実希に二人であったことは内緒にしようと伝えると伊藤はもちろんですと同意します。その後二人はホテルに向かいました。部屋に入ると突然キスをします。聡子は「彼女がいるのにこんなのはダメですよ」と伝えると伊藤は「まだ彼女と決まっていない」と答えるなり再びキスをします。

実は男女経験のなかった伊藤は、経験豊富な聡子に夢中になってしまいました。そして伊藤は「実希と一度だけ関係を持ちそうになったんだけど困った」や「そのあとも実希はムキになってしまって」と悪口を言い続ける伊藤でした。これを聞いた莉桜は「実は経験のなかった伊藤」はいい脚本のネタだと考えました。

後日、聡子に実希から電話が入ります。「伊藤先輩がこない」と泣いている実希のもとへ聡子は駆けつけました。実希は泣き止まず聡子は慰めます。そして聡子は実希にも自分の存在をアピールするために「二人でおしゃれしてバーに行こう。伊藤よりもたのしい」と伝えました。

そして翌日、伊藤から聡子に電話がはいります「実希と別れたからまた逢いたい」と言われますが、実希のように誠実になったことのない伊藤に聡子は罵声を浴びせて別れを告げました。その後、聡子はタルトを持って実希の家を訪れます。

そこで、「23まで誰とも付き合わないのは凄いこと」と励ますと「馬鹿にしている」と実希を怒らせてしまいました。その夜、莉桜に相談するため聡子は事務所を訪ねました。そこで「私は実希みたくなりたかった」と告白します。ですが実希と聡子の関係はそのまま修復できないまま実希はアパートを引き払い実家に帰ってしまいました。

実希は莉桜と会っていました。実希は友達に「23まで男性経験のないのは貴重だと馬鹿にされた」と嘆いていますが莉桜は「誰とでも関係を持つのは虚しいって知っているからの助言だよ」と慰めます。実希は誕生日に伊藤にフられています。そしてその相談をしていたのは莉桜の後輩脚本家「久住健太郎」でした。

その夜、実希と久住はホテルの部屋をとって実希の愚痴を久住が聞いていました。久住は女性の扱いがうまく、祝ってもらっていない実希の誕生日をサプライズで祝うなどムードを高めていきました。そして部屋に入ると久住と実希はキスをしますが実希は怖くなって拒否してしまいます。ですが久住は「実希は可愛いから大丈夫」と実希の緊張を解いていきます。

そしていざ、お風呂にはいろうとした時に実希の携帯が鳴りました。伊藤からの連絡で、久住は「ほっとけ」と苛立ちますが、実希は電話に出ました。すると「今から行く」という伊藤に部屋番号を教えてしまいます。久住は実希から男性経験を持ってみたいと頼まれていたのに今更元彼氏が来ることに納得いきません。ですがそれに構わず実希は服を整えて化粧を直します。その時、部屋のドアノブをまわす音が部屋に響きました。

莉桜が主催しているドラマ研究会の講義に来ている生徒「伊藤誠二郎」が、実希と久住の部屋に現れました。いまさら現れた伊藤に怒る久住は「お前が弄んだんだからさっさと帰れ」と吐き捨てますが伊藤は「おれは女性経験もちゃんとある。聡子と関係を持った」と告げます。その場にいた実希は動揺してしまいます。

ですが伊藤は「僕が傷つけてしまった俺が誘惑に負けたのが悪いんだ」と告げると実希は「私たち別れてなかったんだ」といって伊藤にすがります。それを見て久住はベットに入ってしまいました。そのまま実希は関係を持つこともなく終わってしまいました。

ここまでの流れを脚本に起こしていた莉桜ですが、プロデューサーの田村が訪ねてきました。田村は「今回の企画は伊藤の企画を出します」と告げます。ここまで脚本に起こしていた莉桜は怒ってしまいます。ですが、田村は伊藤の企画のリアリティを優先すると同時に「莉桜と結婚しないでプロデューサーでいるのになぜまたせる」と告げて出て行ってしまいます。

莉桜と田村は6年前に付き合っていました。脚本家として覚悟を決めたことを田村に伝え「東京ドールハウス」がヒットしましたが、その後売れることのなかった莉桜は交際した異性が田村一人だけでした。莉桜は今までの女性4人を軽視していましたが、自分も同じだと気づきます。そしてお台場の海で新たな決意を固めていた莉桜に電話がなります。

田村からの連絡で伊藤も莉桜の企画もダメになったと告げられます。今度は腐らずにまた企画を書くと田村に伝え、田村も莉桜を励まします。二人はまた同じ方向に歩み始めることになりました。モチベーションを取り戻した莉桜が事務所で仕事をしているとそこに伊藤誠二郎が現れました。伊藤はドラマの企画書「伊藤くんAtoE」を持ったまま笑っているシーンでドラマ「伊藤くんAtoE」は締められています。

実は、ドラマ「伊藤くんAtoE」の女性たちのストーリーはそれぞれ「伊藤」が莉桜の身近な人物に置き換えられた回想として描かれていました。ですが映画版の「伊藤くんAtoE」ではそれぞれの女性のストーリーに登場する「伊藤」は全て岡田将生さんが演じていました。これによって映画版の最後の結末で田村が「伊藤は全て同じ人物だった」と告げるシーンで視聴者からは「知っていた」と声が上がってしまいました。

これについては、映画の時間で結末を実は伊藤がすべて同じ人物だったとするストーリーが入れられなかったというコメントが上がっています。ドラマではそういった細かな部分も繊細に描かれている作品となっているのでぜひ注目してみてはいかがでしょうか。

残念な痛い男「伊藤」によって振り回される女性のストーリーを脚本家の莉桜が作品化しようと密着しますが、自身も残念な女だと気付かされ、企画が通らなかった莉桜が再出発する物語となっています。女性ファンの多い作品で自分はどのタイプなのかと考えて盛り上がるレビューの多い作品となっています。この機会に恋愛ドラマ「伊藤くんAtoE」に注目して、自分の恋愛タイプで盛り上がってみてはいかがでしょうか。