ナルトの大筒木カグヤの正体は?一族の壮絶な過去や両親・子供など考察

ナルトのカグヤについてまとめています。集英社の大ヒット漫画『NARUTO-ナルト-』は、両親を亡くし天涯孤独だったナルトが、自らの信念により成長していく忍者物語で、大筒木カグヤはそのラスボスとなったキャラクターです。終盤の突然の登場という短い出番にも関わらず、圧倒的な強さを見せつけていきました。しかしラスボスという重要キャラクターでありながら、その過去や正体については未だ不明な部分も多いです。ここではカグヤの正体や過去、両親・子供について調査した結果を紹介します。

ナルトの大筒木カグヤの正体は?一族の壮絶な過去や両親・子供など考察のイメージ

目次

  1. ナルトのカグヤとは?
  2. ナルトのカグヤの正体:千年の封印から復活
  3. ナルトのカグヤの正体:忍界大戦での戦いぶり
  4. ナルトのカグヤとその一族の過去:神樹を求めて地球に降り立つ
  5. ナルトのカグヤとその一族の過去:神樹の実を口にするまで
  6. ナルトのカグヤとその一族の過去:自身の子供に封印される
  7. ナルトのカグヤとその一族の過去:子供達のその後
  8. ナルトの大筒木カグヤの現代への派生:うちは一族
  9. ナルトの大筒木カグヤの現代への派生:千手一族
  10. ナルトの大筒木カグヤの現代への派生:うずまき一族
  11. ナルトの大筒木カグヤの現代への派生:かぐや一族
  12. ナルトの大筒木カグヤの現代への派生:日向一族
  13. ナルトの大筒木カグヤの両親は誰?
  14. ナルトの大筒木カグヤの両親はボルトに登場する?
  15. ナルトの大筒木カグヤの正体まとめ

ナルトのカグヤとは?

大筒木カグヤは8月15日生まれの獅子座です。血液型などの基本情報についても不明な部分が多い、謎に包まれたキャラクターです。NARUTO世界で「忍の祖」とされていたのは六道仙人・大筒木ハゴロモでしたが、実際にチャクラを最初に手に入れたのは大筒木カグヤだったことがのちに判明しました。カグヤは過去、千年に一度だけ神樹に宿るという「チャクラの実」を食べたことで、ナルトの世界で初めてチャクラを手に入れたのです。

カグヤは昔話『かぐや姫』をモチーフとしたキャラクターで、NARUTO世界ではハゴロモが術で月を作りだした際に、月の内部に封印されました。外見は3つの目を持つのが特徴で、両目に白眼、額にある第三の眼に輪廻写輪眼という、NARUTO世界の三大瞳術とされている「輪廻眼」「写輪眼」「白眼」全てを持つキャラクターであり、強大な強さを持っています。『NARUTO』におけるラスボスとして登場しました。

『NARUTO-ナルト-』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ナルトのカグヤの正体:千年の封印から復活

カグヤは、NARUTOの終盤、1000年以上もの封印期間から復活する形で登場します。遥か昔に自身の子供達の手によって封印され、長らく復活の機会を待っていたカグヤは、それまでラスボスかと思われていたうちはマダラをあっさりと押しのけ、真のラスボスとしてナルト達の前に正体を現しました。その強さは、輪廻写輪眼を開眼したサスケをもってして「マダラなど比ではない」と言わしめるほどでした。

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ナルトのカグヤの正体:忍界大戦での戦いぶり

圧倒的な力を見せていたマダラをラスボスの座から追いやったカグヤですが、その正体に迫るためにも、まずは実際に忍界大戦に登場したカグヤの復活と戦いぶりを確認しておきましょう。

うちはマダラの無限月読発動とカグヤの復活

第四次忍界大戦の終盤、ナルトたちはマダラと激闘を繰り広げますがついにマダラが人々を夢の中に閉じ込める術である「無限月読」を発動、さらに「神・樹海降誕」により月読にかかった全ての生物を神樹に拘束してしまいます。無限月読から逃れることができたのは、サスケの術「須佐能乎」に包まれていたサスケ、ナルト、サクラ、カカシ、黒ゼツに取り憑かれたオビトと、穢土転生体のため無限月読が効かない歴代火影達のみでした。

悲願だった無限月読を発動したことで勝ち誇るマダラでしたが、突如として本性を表した黒ゼツに左胸を突き刺されます。突然の裏切りに衝撃を受けるマダラをよそに、黒ゼツはマダラを触媒として神・樹海降誕で捉えた忍達のチャクラを十尾に注入していきます。実はマダラの配下だと思われていた黒ゼツの正体は、大筒木カグヤが遥か昔に封印される直前に生み出した存在で、カグヤを復活させるために千年以上も機を狙っていたのでした。

マダラが無限月読を目指すようになったのは、過去に六道仙人・大筒木ハゴロモが残したとされていた石碑を読んだからでしたが、実はその石碑の内容すらも黒ゼツが改ざんしたものでした。全てはカグヤ復活のために仕組まれていたのです。こうして黒ゼツの思惑通りにことは進み、神・樹海降誕により十分なチャクラを得た段階で大筒木カグヤが復活するのでした。

ナルトとサスケのチャクラを狙うカグヤ

復活した大筒木カグヤは、ナルトとサスケのチャクラを奪うために襲い掛かります。ナルトとサスケは、精神世界でカグヤの子供である大筒木ハゴロモから「六道の力」を受け取っていて、「六道・地爆天星」によりカグヤを封印する力を持っていたからです。

カグヤは強力な時空間忍術である「天之御中(あめのみなか)」によりナルト達を自らの空間へと転移させ、サスケの完全体須佐能乎すらも破壊するほどの「八十神空撃(やそがみくうげき)」など、数々の強力な術で圧倒します。ナルト達は協力してこれに対処しますが、カグヤが持つ6つの空間のうちの超重力世界では、触れたら死を逃れられない「共殺の灰骨(ともごろしのはいこつ)」により、ナルトを庇ったオビトが殺害されます。 

「六道・地爆天星」によるカグヤ封印

しかし黒ゼツがオビトの死を嘲笑ったことでナルトが激昂、カグヤの左腕に寄り添う黒ゼツを切断し、さらに勢いのままに尾獣たちの力を借りた「仙法・超尾獣螺旋手裏剣」を炸裂させます。ナルトの攻撃により体内の尾獣たちが呼応し、不安定な十尾モードになってしまったカグヤでしたが、無限月読にかかっている忍達からさらにチャクラを抽出することで力を得ます。尾獣を安定させ元の姿に戻り「膨張求道玉」を発動するのでした。

風・火・土・雷・水そして陰陽の全ての性質を合わせた血継網羅の術である膨張求道玉に対し、ナルト達は術が完成する前にカグヤを封印しようとします。一時的にオビトから万華鏡写輪眼を譲り受けたカカシの「神威雷切」によるサポートや、ナルトの影分身による陽動、そしてサスケの輪廻写輪眼に宿った「天手力(あめのてじから)」により翻弄し、ナルトとサスケでカグヤを挟み撃ちにします。

とっさに上方に逃げようとするカグヤでしたが、上空から現れたサクラのパンチにより押さえ込まれ、ついにナルトとサスケが力を合わせた「六道・地爆天星」が発動、元第七班の4人のチームワークにより、カグヤは再び月の核となり封印されることとなったのでした。

千年前と同様、「分散したチャクラ」と侮っていた相手に封印されることを最後まで受け入れられないままに、カグヤは地爆天星の中に消えて行きました。このとき、密かに逃げようとした黒ゼツもナルトに見つかり、カグヤとともに地爆天星に封印されたため、今後カグヤが再び復活することはないだろうと見られています。

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ナルトのカグヤとその一族の過去:神樹を求めて地球に降り立つ

前述のように、人知を超えた力でナルトたち複数の相手と対等以上に渡り合っていたカグヤでしたが、過去どのようにしてその強大な力を得たのでしょうか?カグヤはもともとナルト達の世界にいた存在ではないとされています。ナルト達の世界には千年に一度だけチャクラの実を宿すという神樹があり、大筒木カグヤはそのチャクラの実を求めて「遠い場所から」やってきたとされています。

カグヤおよび大筒木一族の正体や、「遠い場所」というのが何処のことなのかなど、不明な点も多いですが、六道仙人・ハゴロモが精神世界でナルトに宇宙人と呼ばれたことに対して「あんま違わねーか」と返答しています。このことから、カグヤの正体は宇宙人に近いと言って差し支えないようです。

ナルトのカグヤとその一族の過去:神樹の実を口にするまで

漫画NARUTOでは、カグヤの過去については「神樹の実を食べてチャクラを手に入れたカグヤが乱世を平定した」という説明のみで、詳細は不明でした。しかしNARUTOのアニメ『疾風伝』では、カグヤの過去編として、カグヤが地上に降り立ってからチャクラの実を食べるまでの様子が描かれています。この項ではそのアニメオリジナルエピソードの内容を紹介します。

神樹を求めて降り立ったカグヤは、ソの国の国主・テンジに拾われます。ハゴロモ曰く当時のカグヤは女神のような性格で、平和を望んでいたようです。カグヤはテンジと結ばれ、双子の子供を身ごもります。この双子が、後にカグヤを封印することになるハゴロモとハムラでした。ハゴロモ達はそれぞれがカグヤの瞳力の一部のみを受け継ぎますが、カグヤとチャクラを持たないテンジを両親に持っていたことの影響と見られます。

子供を身ごもったカグヤが居着いていたソの国に、あるとき隣国のカの国が攻め入ってきました。カグヤのいる屋敷にまで攻め込まれますが、カグヤは瞳術によりこれを一蹴します。しかしチャクラの存在すら知られていなかった当時、別世界からやってきたカグヤの力はあまりにも大きく、周囲に恐怖を呼び起こしました。あろうことか夫のテンジすらもカグヤの力を恐れ、カの国の要求を受け入れてカグヤを引き渡そうとします。

こうしてテンジが率いるソの軍勢からも追われるようになったカグヤは、身重の体を引きずりつつも、なんとか神樹までたどり着き、我が子を追っ手から守るためにチャクラの実を口にします。これにより強大なチャクラを手に入れ、同時に額に輪廻写輪眼を開眼、現在の姿へと変貌し、無限月読を発動するのでした。 

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ナルトのカグヤとその一族の過去:自身の子供に封印される

カグヤによる統治

自身と子供を守るために無限月読を発動したカグヤは、しばらくしてハゴロモとハムラを産み、そのままこの世界を自分の子供達と共に治めることを決めます。人間を絶やさないために、無限月読にかけた人間のうちの一部については記憶を改ざんした上で、解放しました。

カグヤは他の者が神樹に近づくことを禁止した上で、さらに神樹の「しきたり」を定めます。このしきたりは、村人の一部を神樹の御使として選ぶというもので、選ばれたものは二度と村に戻ることはありませんでした。そんな中、そのしきたりに疑問を持ったハゴロモとハムラは、ある時、禁を破って神樹に赴き、神樹の正体を知ってしまいます。

子供との死闘

神樹の地中には無数の繭が並べられ、御使として選ばれた者は、この繭を通してチャクラを吸い取られ、後にカグヤの兵である白ゼツと成り果てるのでした。カグヤに対し、なぜこんな恐ろしいことをするのかと問いかけるハゴロモ達でしたが、カグヤの答えは「いずれ遠い空からやってくる脅威に対して、兵を蓄える必要がある」というものでした。カグヤ曰く、その脅威には愛などは通じず、力のみが対抗手段であるということでした。

カグヤが言う「脅威」とは、後述する大筒木モモシキらのことで、大筒木一族には何らかの陰謀があることがここで示唆されています。しかしその詳細についてはハゴロモ達に語られることはなかったため、ハゴロモらはカグヤの行動を理解できませんでした。夫に裏切られ命を狙われ、今度は子供であるハゴロモたちにさえ裏切られようとしていることに絶望したカグヤは、ハゴロモとハムラに分散した自らのチャクラを奪い返そうとします。

カグヤは神樹と融合することで十尾へと変化し、二人に襲いかかりました。このカグヤと二人の子供の戦いは数ヶ月にも及び、地上に甚大な被害をもたらすものでしたが、ついに決着がつき、カグヤは地爆天星により月の核として封印されることとなるのです。総じて、夫との敵対、子供との敵対、そして千年後のナルト達との戦いまで、常に「力」に振り回されることになったのがカグヤでした。

ナルトのカグヤとその一族の過去:子供達のその後

大筒木カグヤとソの国の当主・テンジを両親として生まれた双子のハゴロモとハムラは、カグヤの封印をきっかけに別々の道を歩むことにしました。弟であるハムラは、カグヤの封印後、大筒木一族の当主として外道魔像と化した十尾の封印を見張るため、地爆天星によってできた月に移住していきます。

対して、兄のハゴロモは地上に残ります。ハゴロモはかつて母であるカグヤが孤独の中で力に固執する「鬼」へと変貌してしまった反省から、人々が協力して支え合うことを望み、六道仙人として忍宗を開き民衆を導きました。このことによりハゴロモたち以降も大筒木一族の血は連綿と続き、時間をかけて様々な一族に派生していくこととなります。次項からは、カグヤに連なる大筒木一族の血から派生した一族を紹介していきます。

ナルトの大筒木カグヤの現代への派生:うちは一族

地上に残った大筒木ハゴロモは二人の子供をもうけました。そのうちの兄・インドラの子孫が、うちは一族です。カグヤが持っていた三大瞳力のうち、写輪眼、そしてその先で開眼しうる輪廻眼(輪廻写輪眼)を受け継いだのがうちは一族で、大国・火の国の隠れ里である木の葉隠れの里において「最も優秀な一族」の一つと目されるほどの力を持つことになりました。

しかし、里の興りからの千手一族との因縁が時間をかけて拗れてしまった状況の中、うちはイタチが木の葉の里を守るため、自身の両親を含むほぼ全てのうちは一族の者を殺害します。これにより規模が一気に縮小し、「悲劇の一族」として知られるようになりました。現在うちはの血を継いでいるのは、イタチの弟であるうちはサスケ、そしてサスケの娘であるうちはサラダのみとなっています。

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ナルトの大筒木カグヤの現代への派生:千手一族

大筒木ハゴロモがもうけた二人の子供のうち、弟・アシュラの子孫が、千手一族です。千手一族は、カグヤが樹海降誕などで使用する「木遁」忍術を血継限界として受け継ぎました。ただし少しずつその血が薄れてきているのか、作中で木遁を自由に使えたのは初代火影となった千手柱間のみで、柱間の弟・扉間や、孫にあたる綱手は、木遁を使用できませんでした。

ただし木遁が使えないとはいえ、扉間と綱手はそれぞれ2代目、5代目の火影となるなど、一族から多数の火影を輩出していることからもわかるように、千手一族は多彩な術を扱う優秀な一族としてその血が受け継がれています。

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ナルトの大筒木カグヤの現代への派生:うずまき一族

千手一族からさらに派生したのがうずまき一族です。うずまき一族は、過去に火の国の同盟国だった「渦の国」の忍一族でしたが、作中では国が滅亡し一族は離散していました。封印術に長けていたほか、飛び抜けて強い生命力を持つのが特徴で、カグヤが神樹の実により強大なチャクラを得ていた面を受け継いでいると見られます。

木の葉隠れの里では、その生命力の高さから九尾の人柱力としてうずまき一族の者が主に選出されていて、主人公のナルトだけでなく、ナルトの母うずまきクシナや、祖母に当たるうずまきミトもまた人柱力でした。

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ナルトの大筒木カグヤの現代への派生:かぐや一族

どの段階で派生したのかは未だ不明ですが、かぐや一族も大筒木カグヤの子孫です。作中では、音隠れの五人衆のリーダー・君麻呂が、かぐや一族最後の生き残りとして登場しました。一族の他の者は、過去に霧隠れを相手に全面戦争を挑んだことで全滅したとされています。一族は大蛇丸が「戦うことしか知らない戦闘民族」と評するほどの戦闘狂で、カグヤの「力」に固執した性質を色濃く受け継いでいたようです。

能力としては、体内の骨を自在に操る「屍骨脈(しこつみゃく)」の血継限界をカグヤから受け継いでいます。君麻呂は、サスケ奪還作戦の際、ロック・リーを骨による攻撃で圧倒した他、助太刀に現れた我愛羅に対し「早蕨の舞(さわらびのまい)」で背後を取るなど追い詰めましたが、持病の悪化により攻撃を繰り出す直前に息絶えました。君麻呂の両親や兄弟の描写はないため、君麻呂の死によりかぐや一族は全滅したと見られています。

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ナルトの大筒木カグヤの現代への派生:日向一族

カグヤの息子の一人、大筒木ハムラの子孫が日向一族です。写輪眼・輪廻眼を受け継いでいた兄ハゴロモに対し、弟のハムラはカグヤから「白眼」を受け継いでいて、その血継限界が日向一族へと継承されました。ハムラはカグヤと十尾の封印後に月へと移住しているので、ハムラの血がどのように日向へと繋がったのか詳細は不明ですが、何らかの理由でハムラの子孫が地上に残り、その者らが日向一族になったと見られています。

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ナルトの大筒木カグヤの両親は誰?

このようにナルト達の代に至るまで、その血が派生していくこととなったカグヤでしたが、カグヤ自身の両親は誰なのでしょうか?実は漫画NARUTOではカグヤが地上に降り立つ以前の描写はなく、カグヤの両親については、大筒木一族の正体とともに未だ不明となっています。

ただし現状不明となっているカグヤの両親についてですが、続編である『BORUTO』において登場する可能性も残っています。その根拠は、劇場版BORUTOおよび現在月間連載中の漫画BORUTOに登場した、大筒木モモシキと大筒木キンシキの存在です。モモシキらは、カグヤが白ゼツを作る理由として挙げた「空から来る脅威」であり、ナルト達によるカグヤの封印後、地球にやってきました。

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ナルトの大筒木カグヤの両親はボルトに登場する?

モモシキらは、カグヤと同様に大筒木の姓を持ち、神樹を求めて異空間を渡り歩いてきた存在です。彼らはすでに、いくつかの星で神樹の実から仙丹と呼ばれる丸薬を生み出し、それを食べることで不老不死を保ってきました。彼らはカグヤのことも知っているようで、二人の間で「カグヤめの世界に綻びが見られました」という会話があるなど、カグヤやモモシキたち大筒木一族には何かしら大きな計画があることが示唆されています。

BORUTOにおいてモモシキらは最終的にボルト達により倒されますが、その際「その青き瞳は、いずれ貴様からすべてを奪い去る」と意味深な言葉を残して消滅しました。これらのことから、大筒木一族は何か重大な秘密を知っていて、今後も一族が物語に絡んでくることが窺えます。今後、大筒木一族の正体が明らかになっていく中で、カグヤがナルト達の世界に来る前の過去やカグヤの両親についても描写される可能性があると言えます。

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ナルトの大筒木カグヤの正体まとめ

以上、大筒木カグヤの正体に迫りました。ナルト達の代まで続く一族の系譜など、カグヤとその子供であるハゴロモ達がNARUTO世界に大きな影響を与えたことはわかりますが、カグヤのそれ以前の過去や両親については描写がないなど、まだまだ不明な部分も多いキャラクターです。今後、続編『BORUTO』で大筒木一族の正体が明らかになる中でカグヤの両親など新情報も出て来るのかどうか、必見です。

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