もののけ姫「生きろ、そなたは美しい」の意味とは?名言・名シーンを紹介

スタジオジブリが誇る名作『もののけ姫』の劇中で、主人公・アシタカがヒロイン・サンに言い放つ『生きろ、そなたは美しい』という名言があります。作品のキャッチコピーにも『生きろ。』という言葉が使用されていますが、『生きろ、そなたは美しい』という名言は物語の真髄を表していると考えられます。今回は『生きろ、そなたは美しい』の意味を解説し、『もののけ姫』が名作と呼ばれる理由となった名シーンの数々も画像と共に紹介していきます。

もののけ姫「生きろ、そなたは美しい」の意味とは?名言・名シーンを紹介のイメージ

目次

  1. もののけ姫とは?
  2. 生きろ、そなたは美しいの意味
  3. もののけ姫の名言・名シーン集
  4. 生きろ、そなたは美しいのコピーライターは?
  5. 生きろ、そなたは美しいが誕生するまで
  6. 生きろ、そなたは美しいに対する感想や評価は?
  7. 生きろ、そなたは美しいの意味まとめ

もののけ姫とは?

もののけ姫の作品情報

『生きろ、そなたは美しい』という名言について解説していく前に、『もののけ姫』についての作品情報を紹介していきます。多くの名言や名シーンが登場する『もののけ姫』とはいったいどんな作品なのでしょうか?詳しく知る事が出来る内容となっていますのでぜひご覧下さい!

もののけ姫の概要

『もののけ姫』は宮崎駿が監督を務め、1997年に公開されたアニメ映画作品です。舞台設定は室町時代の日本で、呪いを受けた主人公の少年・アシタカと、犬神に育てられた少女・サンを中心に物語が展開していきます。宮崎駿が16年の着想を経て制作した作品で、興行収入193億円を記録するという当時の日本映画界の記録を塗り替える成績を収めました。

ちなみに宮崎駿は1980年に同名タイトルのイメージボードを制作し、満を持して1993年に絵本を発表しましたが、映画作品の『もののけ姫』とは物語の内容も登場人物も違うものとなっており直接の関係性はありません。また主題歌に使用された米良美一が歌う『もののけ姫』は、裏声を駆使する事によって男性でありながら女性のような高い声を出す『カウンターテナー』を駆使したもので、耳に残る特徴的な歌として話題になりました。

声優陣にはアシタカ役に『風の谷のナウシカ』でアスベル役を担当した松田洋治、サン役に『平成狸合戦ぽんぽこ』でおキヨ役を担当した石田ゆり子をはじめ、過去のジブリ作品に出演した多くの声優達が出演している事が特徴で、特に石田ゆり子は2011年に公開された『コクリコ坂から』にも北斗美樹役で出演しているなど、スタジオジブリ作品の常連となっています。

もののけ姫のあらすじ

北の地に隠れ住むアイヌ民族・エミシ一族の長となるべく育てられた少年・アシタカは、村を襲ってきたタタリ神を退治しますが、その時に死の呪いを受けてしまいます。タタリ神の正体はイノシシの神で、身体の中から鉄つぶてを打ち込まれた事で恨みを持ち、タタリ神となったようでした。アシタカは呪いを受けた事で村には居られなくなった事と、呪いを解くための手がかりを探すためにカモシカのヤックルと共に西の地へ旅立ちます。

アシタカは旅の途中でジコ坊という謎の男と出会い、呪いの事を話すと神が住むという森の話を聞いた事で次の目的地とします。アシタカが森へ向かっていると、とある山中で倒れている男を見つけた事で、その男を背負って村まで送り届ける事にしました。その男の村はタタラ場という鉄を作っている場所で、そこの長であるエボシが鉄を使って作った銃火器でもののけ達から村を守っているのだという事でした。

アシタカは村人を助けたという事で歓迎されますが、エボシこそがイノシシに銃を撃ってタタリ神にし、自分が呪いを受ける原因となった人物なのだと知ります。アシタカがエボシに『これ以上憎しみを広めるな』と伝えますが、エボシは村を守るためにもののけを倒し続けるという考えを捨てるつもりはありませんでした。そんな中、もののけに育てられ、村人からはもののけ姫と呼ばれる少女・サンが山からタタラ場へやってきました。

サンはもののけ達を傷つけるエボシの命を狙っていました。エボシと交戦するサンでしたが、銃撃によって気絶し、殺されそうになってしまいます。その様子を見ていたアシタカは呪いの力を開放し、村が生んだ憎しみを村人達に見せつけたうえで、サンを連れてタタラ場から出て行きました。しかしアシタカは銃撃によって瀕死の状態となっており、人間が憎いサンはアシタカを殺そうとします。

しかしその瞬間、アシタカが『生きろ、そなたは美しい』と静かに言った事でサンは動揺し、殺す事を思いとどまります。そしてサンはアシタカが生きるべきなのかを森の神・シシ神に委ねる事にします。アシタカを前にしたシシ神はアシタカの傷を癒し、命を助けました。サンはシシ神が生かしたアシタカを介抱していくうちに、少しずつアシタカに心を開いていくのでした。

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生きろ、そなたは美しいの意味

キャッチコピー「生きろ。」

アシタカがサンに向けて言い放った名言『生きろ。』は『もののけ姫』のキャッチコピーにもなっています。劇中でアシタカはエボシをはじめとするタタラ場の人々によってピンチとなったサンを助け、その代わりに重傷を負ってしまいます。『なぜ私を助けた!?』と問いかけるサンに対してアシタカが『生きろ、そなたは美しい』と述べますが、愛の告白にも受け取れる発言となっており、実際サンはこの言葉を聞いて照れている様子でした。

非常に短いセリフですが、キャッチコピーにもなっているほどなので『もののけ姫』の真髄となる深い意味が込められていると考えられます。そこで後述にて、サンとはどんな人物であるのかを紹介しながら、『生きろ。』の意味を検証していきます。

サンの生い立ち・過去

ここではサンの生い立ち・過去を解説していきます。劇中でサンの育ての親である犬神・モロの君による『我が牙を逃れるために人間達が投げてよこした赤子がサンだ』というセリフがあります。人間達はもののけを倒すために製鉄所としてタタラ場を作り、それに怒ったモロの怒りを鎮めるために赤ん坊であったサンを生贄に捧げたのでした。それからサンは人間でありながら山犬として育てられる事になりました。

サンの葛藤

モロは『人間にもなれず山犬にもなりきれぬ、哀れで醜いかわいい我が娘だ』とも発言している通り、サンは自分は山犬だと述べていますが、山犬のように凄まじい速さで走る事も出来ず、実際は人間である事も分かっており、人間と山犬の狭間で悩んでいる様子が垣間見れます。『哀れ』という言葉をモロは使っていますが、これはサンの『死などこわいもんか!』というセリフによって分かります。

このセリフは一見、サンの強い意志が感じられる言葉となっていますが、実際にはサンの考えによる言葉というよりも、生い立ちによってそういう考えにならざるを得なかった事による言葉と言えます。人間でありながら人間を憎むほか無く葛藤しているサンを、モロは『哀れ』と表現していたのです。

山犬の存在

モロはサンを『哀れで醜いかわいい我が子』と称しており、サンを本当の我が子のように心配しています。しかし山犬であるモロは、人間であるサンを山犬として育てる事しか出来ず、サンと同じように苦悩してきました。そのためモロは、サンを救えるのは信頼出来る特別な人間だけだと考えています。

サン自身であること

モロはサンに『哀れで醜い』と述べていましたが、それに対してアシタカはサンに『そなたは美しい』という真逆の言葉を述べました。さらにアシタカは『あの子を解き放て!あの子は人間だぞ!』というセリフも発言しています。このセリフはサンは山犬では無いという事を強く述べているようにも聞こえますが、実はアシタカはサンが山犬であるという事を否定しようとしている訳ではありません。

モロはサンを山犬として育て、山犬としての考えを刷り込みました。これによりサンは自分自身を失い、山犬としての考えに則って行動するようになってしまいました。そしてアシタカはサンにナイフを突き付けられているシーンで『生きろ、そなたは美しい』と述べますが、ナイフとは人間の作り出した道具であり、サンは自分が人間らしさを捨てきれていない事も分かっています。

人間にもなれず、山犬にもなれない、そんな今の不安定な感情を捨て、自分自身で考えて行動するようにしなければ、サンはいつまでも中途半端な存在であり続けなければならないのです。

生きろ、そなたは美しいの意味とは

これまでのまとめで前述してきた事を踏まえると、アシタカの発言した『生きろ、そなたは美しい』に込められた意味とは、『哀れで醜いままで死ぬな、山犬としてではなく自分自身として生きてほしい、そなたは本当は美しいのだから』という事を言っていると考えられます。アシタカのたった一言『生きろ、そなたは美しい』という短いセリフには、これだけの深い意味が込められていたのです。

もののけ姫のラストシーン

『もののけ姫』のラストシーンはアシタカとサンが結局は別々に暮らす事になったので、すっきりしない最後だという視聴者も多くいました。しかしサンは最後に『アシタカは好きだ、でも人間を許す事は出来ない』と述べています。この言葉は結局サンの心は最初と変わっていないと思ってしまうかもしれませんが、実は大きく変わっています。これは『アシタカは好きだ』という部分がポイントです。

サンは山犬として育てられたため、人間のように『友達として好き』『LIKE』という感情は持ち合わせてはいません。すなわちサンはアシタカに恋愛感情として『好き』と言ったのです。これはサンが自分を人間だと認めたという意味になり、中途半端な感情から解き放たれたという事になります。そして森で暮らすという選択はサン自身の考えであるため、アシタカの『そなたは美しい』の『美しい』状態になったと言えます。

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もののけ姫の名言・名シーン集

名言・名シーン①アシタカは好きだ。でも…

『もののけ姫』の名言①は、『アシタカは好きだ。でも人間を許す事は出来ない』です。様々な苦難を乗り越えてサンと共にシシ神に首を返したアシタカは、タタリ神による呪いも解けて目的を果たします。これはそんなアシタカに対してサンが発言したセリフで、今までの張り詰めた表情から一転して穏やかな表情になったサンが印象的な名シーンでした。

名言・名シーン②シシ神よ、首をお返しする…

『もののけ姫』の名言②は、アシタカによる『シシ神よ、首をお返しする。静まりたまえ』です。ジコ坊からシシ神の首を取り戻したアシタカとサンは、シシ神の夜の姿であるディダラボッチに首を返そうと2人で手を空に掲げます。シシ神の首から滴り落ちる体液を受け続け、呪いが広がりながらも表情を変えずに手を掲げ続けるアシタカとサンの強い意志が見受けられる印象的な名シーンです。

名言・名シーン③それでもいい。サンは森で…

『もののけ姫』の名言③は、アシタカによる『それでもいい。サンは森で、私はタタラ場で暮らそう。共に生きよう。会いに行くよ、ヤックルに乗って』です。『人間を許す事は出来ない』というサンの言葉を聞いた後にアシタカが言ったセリフで、すべてが終わって清々しい表情をしたアシタカとサンが印象的な『もののけ姫』のラストシーンでの名シーンです。

名言・名シーン④黙れ小僧!..

『もののけ姫』の名言④はモロの君による『黙れ小僧!お前にあの娘の不幸が癒せるのか』です。サンに自分らしさを持ってほしいと願うアシタカの『あの子を解き放て!あの子は人間だぞ』というセリフに対して発言した名言で、自分と全く違う考えを述べられた事で怒りながら言いました。『そなたは美しい』と同じく最も有名な名言の1つで、ファンによって日常やネット上などでも冗談で使用できる汎用性の高い言葉となっています。

名言・名シーン⑤私の娘をかえせ

『もののけ姫』の名言⑤は、モロの君による『私の娘をかえせ』です。人間達に恨みを持ち、戦いに決着をつけるために鎮西からやってきたイノシシ達の長老・乙事主(おっことぬし)がタタリ神へと変化してしまい、サンが取り込まれてしまった時にモロが攻撃しながら発言した名言です。人間であるサンを本当の我が子のように思っているモロの母親としての心がよく分かる感動的な名シーンとなりました。

名言・名シーン⑥そなたの中には…

『もののけ姫』の名言⑥は、アシタカによる『そなたの中には夜叉がいる。この娘の中にもな』です。サンがエボシを討つためにタタラ場へとやってきてエボシと交戦している時に、2人の間に割って入って攻撃を止めた名シーンでのアシタカのかっこいいセリフです。憎しみに身を委ねても争うしか生まれないというアシタカの気持ちが入った名言でした。

名言・名シーン⑦ここを良い村にしよう

『もののけ姫』の名言⑦は、エボシによる『ここを良い村にしよう』です。鉄を作り続けてきたタタラ場が、シシ神によって破壊されてしまいます。エボシもモロに腕を噛みちぎられてしまったため負傷していますが、村人達の前にしながらとても清々しい顔をしており、新たな気持ちで新たな良い村をみんな協力して作ろうという気持ちが伝わってくるエボシの名言となりました。

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生きろ、そなたは美しいのコピーライターは?

コピーライターは糸井重里

『もののけ姫』の『生きろ、そなたは美しい』というキャッチコピーを考案したのは『株式会社ほぼ日』代表取締役社長でコピーライターの糸井重里です。デビュー前はコピーライターの養成講座に通い、卒業後にデザイン事務所に就職しましたが、会社が倒産した事でフリーランスとなりました。以降は『東京コピーライターズクラブ』の『新人賞』や、『東京アートディレクターズクラブ賞』など数々の賞を受賞しながら活躍してきました。

糸井重里が手掛けたキャッチコピー

糸井重里は『もののけ姫』の『生きろ。そなたは美しい』というキャッチコピーだけでなく、多くのスタジオジブリ作品のキャッチコピーを手掛けています。例えば画像にもあるように、『魔女の宅急便』の『おちこんだりもしたけど、私はげんきです。』や『耳をすませば』の『好きなひとが、できました』、『ハウルの動く城』の『ふたりが暮らした』などがあり、ひらがなをふんだんに使う事が特徴となっています。

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生きろ、そなたは美しいが誕生するまで

1997年のイベント

『生きろ、そなたは美しい』というキャッチコピーが誕生したのは、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫が糸井重里にFAXで依頼した事が始まりでした。FAXという部分から、『もののけ姫』が公開された1997年は携帯電話が少しずつ普及し始めた頃で、Eメールを使っている人も少なかった時代である事が感じられます。そんな1997年は『もののけ姫』の公開も大きな話題となりましたが、他にも様々なイベントがありました。

当時、歴代興行収入が第1位となった映画『タイタニック』の公開や、全世界で1000万本を超える大ヒットとなったPS用ゲームソフト『ファイナルファンタジーⅦ』の発売、『サッカーワールドカップ』のフランス大会に日本が初出場を果たすなど、歴史に残るものばかりです。

もののけ姫の最初のコピー案

もちろん、初めから『生きろ、そなたは美しい』という案が出来上がったわけではなく、糸井重里が考えたコピー案の中にはいくつかのボツ案もあります。鈴木敏夫が糸井重里に依頼したのはまだ『もののけ姫』の制作途中であった1996年3月21日で、鈴木敏夫は『コピーの1日も早い完成を首を長くして待っています』という言葉を載せてFAXを送りました。

そして、糸井重里は依頼から2か月が経った6月4日に、画像にもある4つのコピー案を鈴木敏夫に送りました。4つとも恋愛色の強いものとなっていますが、『ラブストーリーと言い切るなら、その背景となる世界の広がりがほしい』『いずれも答えが出てしまっている』などの理由から鈴木敏夫、及び宮崎駿から『ボツ』とされて却下となりました。

観客の顔が見えない時期

糸井重里は1回目の案がボツとなった頃、恋愛の物語であるのに何を伝えればいいのか、観客の顔が見えない状況でした。そして糸井重里による『もののけ姫』の2回目のコピー案は、1回目から2週間が経った6月18日に提出となりました。2回目は画像にもある『だいじなものは、ありますか。』の他に『昔々は、今の今。』、『死ぬなっ。』などといった、前回と比べると恋愛色の薄まったものとなっています。

しかし、2回目のコピー案も鈴木敏夫に『もう1回お願いします!スミマセン』という言葉と共に却下され、3回目の『悪からでも善からでも、おまえを守る!』や『化けものだらけ。』といった案もボツとなりました。この頃は糸井重里だけでなく、鈴木敏夫も『もののけノイローゼ』となっていたと、本人達が後に語っていました。

「生きろ、そなたは美しい」が誕生

糸井重里は4回目のコピー案の提出でついにOKを貰い、『もののけ姫』の『生きろ、そなたは美しい』が誕生しました。この『生きろ、そなたは美しい』という言葉は、鈴木敏夫は一目見て良いと思い、宮崎駿もスタッフとのしばらくの検討の結果、OKを出したという事です。鈴木敏夫は糸井重里に、『生きろ、そなたは美しいという言葉に力強さを感じました。ご苦労様でした』と労いの言葉をFAXで述べたそうです。

「生きろ、そなたは美しい」に学ぶこと

『もののけ姫』だけでなく、映画の本質はもちろん劇中の物語の中にありますが、キャッチコピーはそれを分かりやすく形にして伝えてくれます。糸井重里はコピー案が何度も却下された事でノイローゼになったという事でしたが、最終的に生まれた『生きろ、そなたは美しい。』という力強く意味深いキャッチコピーによって物語の奥深さを一言で伝えられ、『もののけ姫』の大ヒットに繋がったと言えます。

『生きろ、そなたは美しい』という短い言葉には、表面的な意味だけでなく深い意味が込められており、視聴者に多くの事を教えてくれます。さらに糸井重里と鈴木敏夫の努力の結晶の賜物でもあるので、『生きろ、そなたは美しい』というキャッチコピーが出来上がるまでのドラマを聞くと、見習わなければならないと感じずにはいられないファンは多くいます。

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生きろ、そなたは美しいに対する感想や評価は?

『もののけ姫』のアシタカは、スタジオジブリ作品屈指のイケメンキャラとなっており、女性ファンが非常に多く存在します。そんな女性ファンの中には、アシタカに面と向かって『生きろ、そなたは美しい』と言われたら嬉しすぎて死んでしまうという熱狂的なファンがいました。

スタジオジブリ作品『天空の城ラピュタ』が地上波でテレビ放送され、劇中で主人公のパズーとヒロインのシータが『バルス』という呪文を唱えると、ツイッター上で多くの視聴者が『バルス』とツイートする事は有名な話です。しかし、『もののけ姫』がテレビ放送され、『生きろ、そなたは美しい』という言葉をアシタカが述べると、果たしてツイートする視聴者がいるのかと疑問に思っているファンがいます。

どうやら『バルス』ほどではないにしろ、『生きろ、そなたは美しい』とツイートする視聴者は少なからずいるようです。ちなみに、モロの君の名言である『黙れ小僧!』をツイートするファンも多くいます。

『生きろ、そなたは美しい』という言葉は使いやすいものとなっており、汎用性の高い言葉です。そのため『もののけ姫』に関する事だけでなく、日常生活でも使うというファンは少なくありません。

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生きろ、そなたは美しいの意味まとめ

『もののけ姫』で主人公・アシタカが言い放つ『生きろ、そなたは美しい』という名言の意味について詳しく解説してきましたが、表面的な意味だけではなく、深い意味が盛り込まれている事が分かりました。今回のまとめを読んだ後にもう1度、『もののけ姫』を観てみるというのはいかがでしょうか?

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