2019年04月09日公開
2019年04月09日更新
Hidden Figuresの邦題に批判殺到?意味や映画のあらすじ・キャストは?
映画「Hidden Figures」は2017年に公開したアメリカ映画です。NASAに勤める3人の女性の活躍が描かれている映画となっており、大ヒットを記録した作品です。しかし国内では映画の内容ではなく、話題となったのは邦題の意味でした。邦題である「ドリーム」となる前に問題が生じ、公開直前に変更となったのです。その邦題の意味や、映画「Hidden Figures」のあらすじネタバレやキャストについても紹介し、徹底解説していきます。
目次
Hidden Figuresとは?
映画「Hidden Figures」は2017年に公開したアメリカ映画です。NASAの宇宙開発を影で支えた3人の女性を中心に描かれている伝記映画です。原作はマーゴット・リー・シェッタリーの「Hidden Figures」という小説です。アメリカ公開当時、「ラ・ラ・ランド」を抜く、大ヒットを記録した事でもとても話題になっていた作品として知られています。
Hidden Figuresの映画作品情報
出典: https://eiga.com
映画「ドリーム」作品情報
- 原題:Hidden Figures
- 監督:セオドア・メルフィ
- 脚本:アリソン・シュローダー/セオドア・メルフィ
- 原作者:マーゴット・リー・シェッタリー
- キャスト:タラジ・P・ヘンソン/オクタヴィア・スペンサー/ジャネール・モネイ/ケヴィン・コスナー/キルスティン・ダンスト/ジム・パーソンズ
- 公開: 2017年9月29日
- 上映時間:127分
- 製作国:アメリカ合衆国
Hidden Figuresの予告編動画
映画「Hidden Figures」の予告編動画になります。社会的弱者のイメージが強く残る年代で、ブラックミュージックをBGMに黒人女性が強くたくましく活躍する姿が心地いい作品です。宇宙開発というとても難しい現場での、苦労なども描かれ少しづつ居場所を作っていく、サクセスストーリーを予感させる予告編です。
Hidden Figuresの邦題に批判殺到?意味を考察
「Hidden Figures」に付けられた邦題に、批判が殺到していました。何故こんなにも批判を集めてしまったのか、その意味を考察します。公開時には「ドリーム」と付けられた邦題の意味はどういうものなのでしょうか?
アメリカ宇宙開発史の影に隠された、ある黒人女性たちを描くアカデミー賞作品賞ノミネートの話題作「原題“Hidden Figures”」。彼女たちが奮闘したのは米国初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」、付けられた邦題は「ドリーム 私たちのアポロ計画」。関連性はあるがメインでは語られない"別計画"である月着陸計画「アポロ計画」。ファンからは乱暴なタイトル付けに批判が集まっています。
Hidden Figuresの邦題は「ドリーム」
映画「Hidden Figures」は、本来つけられた邦題は「ドリーム 私たちのアポロ計画」というタイトルでした。しかしのちに「ドリーム」と、邦題が変更になったのです。その理由としては映画の内容に問題がありました。マーキュリー計画を描いた作品だったのです。それなのにアポロ計画というワードを使ってしまったがために、SNSで大炎上を起こす事態に発展しました。
劇場公開もこのタイトルで準備が進んでいたため、多くの販促物がすでに出回っており、監督のセオドア・メルフィの見解も、疑問には感じていたのですが、この時点でのタイトル変更は現実的では無いとのコメントをしていました。しかし、この事態を重くみた配給会社は、邦題を「ドリーム 私たちのアポロ計画」から、シンプルに「ドリーム」と変えたのです。
Hidden Figuresの邦題の意味
映画「Hidden Figures」の当初の邦題だった私たちのアポロ計画という言葉の意味として、単純に日本人の一般的な宇宙計画のイメージの問題でした。マーキュリー計画よりもアポロ計画とい言葉の方が広く知れ渡っているから、という意味でつけられた邦題でした。単純に邦題をつけた人たちの意図が伝わらず、マーキュリー計画についての映画なのに、アポロ計画は全く関係無いと、SNS上で批判の嵐にさらされたのです。
実際にツイッターなどではその様なツイートは数多くみられたことも事実です。ちなみに原題「Hidden Figures」の意味は、「隠された人たち」という意味です。要するに、縁の下の力持ちというような意味と、人種差別によって公にされなかった人たち、という言葉が掛けられています。
Hidden Figures(ドリーム)の映画あらすじネタバレ
映画「Hidden Figures」(邦題:ドリーム)のあらすじネタバレ解説をしていきます。アメリカでは、大ヒットを記録した作品として名高い「Hidden Figures」彼女達はどのようにして、差別を乗り越え地位を築いていったのかが焦点となる映画です。サクセスストーリーとしても、見ていてスカッとする映画ですので、最後までご覧下さい。
あらすじネタバレ:キャサリンの仕事
1961年バージニア州ハンプトン。小さい頃から数学が得意で頭脳が図抜けていたキャサリンは、幼くして飛び級をして学力を高めていました。そんなキャサリン3人の子を持つ未亡人で、子育てをしながらNASAの研究所にて、ロケットを打ち上げるための計算手として働いていました。しかしソ連のスプートニク計画が成功し、その余波を受けてアメリカでも有人宇宙計画に焦りが生じプレッシャーが強まっていました。
アメリカでは未だ人種差別が残っており、キャサリンを筆頭に黒人女性達は西側に、それ以外の白人達は東側と隔離されていました。キャサリンといつも一緒にいる仲のいい他の二人、メアリーは技術者としてエンジニアを、スーパーバイザーの代理を務めているドロシーは、管理職への昇進を、共に目指していました。しかし、黒人女性が希望の役職に就くにはとても難しく、差別を受けつつも負けずに働いていたのでした。
あらすじネタバレ:ひとりだけの黒人
ソ連に完全に遅れをとっていた事で、焦りを感じていた本部長のハリソン。そんな中、上司のヴィヴィアンからキャサリンに部署異動を命じられることに。しかし、その部署では黒人女性が初の勤務となり、差別など冷遇されてしまうのでした。一方メアリーは技術者としての知識を買われ、上司からエンジニアになることを勧められていました。しかしそれには、白人専用の学校に通う必要があり諦めかけていました。
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キャサリンが異動してきた宇宙特別研究本部は他に白人女性が一人いるだけで、他は全てが白人男性でした。女性が働くには厳しい条件となり、差別を受けるのでした。コーヒーポッドに触ると、周りからは好奇の目で見られ、トイレに行きたくても、800メートルも離れていました。その都度毎回800メートルを往復していたキャサリン。渡された仕事は、重要な部分を全てが黒塗りされた状態でどうすることもできませんでした。
あらすじネタバレ:機密文書
毎日黒塗りされた状態で渡される機密文書。それでもへこたれずに限られた中で、仕事をするキャサリン。スタッフォードから確認として渡される機密文書の計算をやり終えると、上司のハリソンも遅くまで残っていました。ハリソンに仕事を終えたと報告をするキャサリン。
ハリソンは、キャサリンの仕事の状況を伺います。スタッフォードからキャサリンへ渡された機密文書は、情報が古いとゴミ箱に捨て、自分たちがしている仕事の意味を唱えるハリソン。有人宇宙飛行の成功へ並々ならぬ覚悟をキャサリンに伝えるのでした。
あらすじネタバレ:公私ともに順調な日々
差別を受け孤独でいるキャサリンは、心が折れそうになるも、家族や仲間から励まされ仕事をなんとか持ちこたえます。家に帰ると可愛い子供達が待っているのでした。母親が宇宙開発の仕事をしている事に誇りを持っていました。キャサリンは家族から、勇気をもらい今の仕事に自信を持ち始めるきっかけを貰うのでした。
協会で、州兵であるジムと出会います。しかしキャサリンは死別した夫の影響で、恋には奥手でした。それでも彼はとっても良い人で、少しづつではありますが前向きに行こうとするキャサリン。ジムは、キャサリンがNASAで働いている事を、女なのにすごいと、軽視する様な発言をしてしまいます。のちに誤解だと解くのですが、それを受けてキャサリンはプライドを持ってこの仕事をしていると彼に告げるのでした。
あらすじネタバレ:キャサリンの逆襲
いよいよマーキュリー計画が動き出します。飛行士たちがラングレーへとやって来ました。飛行士であるジョン・グレンは、スタッフが配慮して奥の方に追いやられていた黒人女性たちにも挨拶をする、偏見を持たない人物でした。その一方で職場では、差別が当たり前のように蔓延していました。コーヒーポッドには白人用と書かれ、黒人用のポッドが用意されていました。しかしそのポッドは空っぽで誰も触らなかったのです。
あいも変わらず、黒塗りの機密文書がスタッフォードから渡されています。抗議を行っても機密文書だからの一点張りです。その状況下で、キャサリンは黒塗りが甘い部分を見つけ光に透かして情報を読み取ります。そして、その限られた情報だけで、最高機密の計画の失敗を計算で出したのでした。800メートル先のトイレから戻ると、ハリソンやスタッフォードから、なぜこの計算が出来たのか問い詰められてしまうのでした。
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しかしキャサリンが渡された機密文書には、ほとんど黒塗りで内容が分かりません。ハリソンは言うのです、これでどうやって計算したのか、キャサリンは、黒塗りが甘い箇所と限られた情報だけでやった事を伝えました。するとハリソンは、キャサリンがロシアのスパイでない事を確認し、今後は黒塗りせずに渡せと指示を出すのでした。キャサリンの頭脳が認められた瞬間でした。
あらすじネタバレ:メアリーの決意
ドロシーは技術者としてエンジニアへの異動届を出していましたが、資格がないと却下されてしまいます。特例は認めない、規則を守りなさいと言われてしまいます。資格を取るには、白人専用の学校での受講が必要でした。その事を毎回愚痴っていたメアリーに業を煮やしたドロシーは、特例を認めさせれば?と裁判所に請願書を送りなさいと諭すのでした。
かくして、請願書を裁判所に出し特例を認めさせたメアリーは、資格取得と同等の受講が認められているハンプトン高校での講義参加が可能となったのでした。黒人女性ひとりでも目標のためにメアリーは気丈に振る舞い、受講をするのでした。
あらすじネタバレ:IBM社のコンピューター
IBM社の巨大なコンピューターが導入されようとしていました。ドロシーは、そのコンピューターを動かすのにIBM社の人間ですら苦戦しているところを目撃します。それを受け、このコンピューターを動かす為の知識と技術を身につけようと心に誓い、勉強をしに図書館へ行き、本を手に入れるのでした。しかしその図書館では黒人用のコーナーはなく、追い出されてしまいますが、権利は誰にでもあるとくすねてくるのでした。
ドロシーは他の黒人女性たちにもIBMのパソコンを動かすためのプログラミングを学ばせます。ある時、ドロシーは誰もいない事を確認し、IBMのコンピューターをこっそりと触って動かします。しっかりと勉強をしプログラミングを理解していたのでした。IBM社の人間が戻ると、最初は侵入に起ころうとしますが、コンピューターが動いている事に驚くのでした。そして、ドロシーを筆頭に黒人女性達が配属される事になったのでした。
あらすじネタバレ:ハリソンの決意
あるとき、ハリソンはキャサリンがいない事に憤慨します。期待をしているのに40分も何処に行っているのか、何をしているんだと戻ったキャサリンに尋ねます。するとキャサリンはついに憤りが爆発するのです。トイレがない事。非白人用のトイレが800メートル離れた場所にしかない事。服装規定、黒人の収入では揃えることも困難だと言う事。コーヒーポッドにも非白人用が用意され、誰も触らない事。全てを吐き出すのでした。
ハリソンは何も知りませんでした。日々の仕事や自分が白人である事で、細かい部分までは目が行き届かなかったのです。しかしキャサリンの想いを知ったことでハリソンは決意をみせます。コーヒーポッドに貼られた非白人用の表示を外し、トイレに掲げられた非白人用の看板を、バールで外すのでした。そしてハリソンは言うのでした。
「トイレに非白人用も、白人用もない。みんな同じだ。席に近いトイレを使えばいい。NASAではおしっこの色はみな同じ色だ」といい看板を処分するのでした。NASAから人種差別をなくそうとしたのです。
Hidden Figures(ドリーム)の映画結末ネタバレ
出典: https://eiga.com
3人の黒人女性達がいよいよ認められ物語も結末へと迫ります。彼女達が関わるマーキュリー計画がついに動き出すのです。それでは、結末のあらすじネタバレをご覧ください。
結末ネタバレ:無人の実験飛行
アメリカ発の友人飛行が成功します。アメリカ中が湧く中で、ハリソンを筆頭にキャサリン達も忙しさが加速します。しかし毎回会議の度に変わる計算式に正確な仕事が出来ないと、キャサリンは不満を抱いていました。無人の飛行実験でも失敗が続く中での出来事です。キャサリンは会議に出席させて欲しいと申し出るのでした。前例はないものの、ハリソンの1人で会議への出席が認められたキャサリン。
会議で皆の前で、即興で難しい計算をやってのけたのです。それを目の当たりにした飛行士のジョン・グレンはキャサリンを尊敬するのでした。そして、ドロシーのIBM製コンピューターへの理解、メアリーの文学、キャサリンの計算能力、さらには州兵のジムからはプロポーズまでされるなど、皆がそれぞれ充実した日を過ごし、認められていったのでした。
結末ネタバレ:キャサリンの活躍
いよいよ飛行士ジョン・グレンを乗せた有人飛行の日。確認をしているとハリソンが気がつきます。着水の数値が昨日と違うのです。しかしそれはIBMのコンピューターがはじき出した計算です。昨日の数値が間違っているのか、今日の数値が間違っているのか、発車前直前にも関わらず再度計算し直す必要が出てしまいました。
その事を飛行士のジョン・グレンに伝えると、キャサリンが正確というのなら飛ぶというのです。それを聞いたハリソンは急いでキャサリンの元に計算書を運ばせ、検算をさせます。それまでは発車を延期だという決断をするのでした。そしてキャサリンは計算を終え、急いでハリソンが待つ指令室まで走り届けます。しかし黒人女性は入れないので戻ろうとすると、ハリソンに許可証をもらい発車に立ち会うのでした。
キャサリンの活躍によって、飛行士ジョン・グレンの打ち上げは成功しました。のちに月への有人飛行へと続く大きな第1歩を、キャサリンの功績によって踏み出せたのです。ハリソンと握手を交わし、やり遂げたことを噛みしめるのでした。
Hidden Figures(ドリーム)の登場人物・キャスト
Hidden Figures(邦題:ドリーム)の登場人物となるキャストについて紹介していきます。主要キャストの3人以外にも多くのベテラン俳優や演技派が集っている事でも知られる作品です。この作品を彩ったキャストたちに注目していきます。合わせて、主要キャスト達がその後どうなったかも合わせて紹介します。
キャサリン・ゴーブル・ジョンソン/タラジ・P・ヘンソン
類い稀な数学の頭脳を持った主人公の女性、キャサリンを演じたキャストはタラジ・P・ヘンソン。彼女が演じたキャサリン・ゴーブル・ジョンソンはその後、月面着陸やスペースシャトル計画に参加しています。2016年には、NASAが彼女の宇宙開発における功績を称えて、計算施設に彼女の名前をつけています。さらには97歳で大統領自由勲章を授与されています。
ドロシー・ヴォーン/オクタヴィア・スペンサー
出典: https://ciatr.jp
「Hidden Figures」のキャスト、オクタヴィア・スペンサーが演じたドロシー・ヴォーンは、NASAで黒人女性初の管理職であるスーパーバイザーへ就任。IBMのプログラムを理解し天才技術者として名を馳せています。
メアリー・ジャクソン/ジャネール・モネイ
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メアリーを演じたキャストは、ジャネール・モネイ。メアリー・ジャクソンは、その後無事、受講を完了し全米初の女性航空技術者として、全ての人種における女性の社会的地位向上に貢献したとされています。
アル・ハリソン/ケヴィン・コスナー
アル・ハリソン役を演じたキャストは、名優ケビン・コスナー。キャサリンの実力を認めて導く姿は、理想の上司として、とても憧れる存在です。しかし、アル・ハリソンは実際に責任者だったわけではありません。映画の演出上の配慮でした。
ヴィヴィアン・ミッチェル /キルスティン・ダンスト
スパイダーマンでおなじみのキャスト、キルスティン・ダンストが演じたヴィヴィアン・ミッチェルは、3人の女性たちの上司となる、スーパーヴァイザーとして描かれていました。しかし、彼女も作品の演出上のキャラクターで有り実在はしていません。
ポール・スタッフォード /ジム・パーソンズ
黒塗りのファイルを渡してキャサリンに嫌がらせのごとく接していたスタッフォードを演じていたキャストはジム・パーソンズ。彼も映画の演出上、作られたキャストでした。嫌がらせばかりをする嫌な役回りでしたが、最後のシーンではキャサリンにコーヒーを淹れて差し出すなど、キャサリンの立場が変わったと予感させるキーとなるキャストでもありました。
Hidden Figures(ドリーム)は実話映画?
Hidden Figures(ドリーム)は実話を基にした映画
「Hidden Figures」邦題「ドリーム」は実話を基にした映画です。実在の出来事をまとめたノンフィクション小説「Hidden Figures」(マーゴット・リー・シェッタリー著)を原作としている伝記映画です。しかし、映画としての演出部分も多く存在する事も事実です。次の項目で、細かくまとめてありますのでご覧ください。
Hidden Figuresの映画と実話の違い
映画の舞台は1961年です。映画の中では、全てがその年に起きた出来事として描かれていますが、ヴォーンの昇進、ジャクソンの学位の修得、ジョンソンのNASAへの配属、などは実際には1961年以前に起きた出来事です。他には、ヴィヴィアンとポールは実在の人物ではありません。演出上わかりやすくするために、作られた役でした。そのほかでも、細かい点ではあるものの、史実と違う部分が存在しています。
さらには、1961年のNASAでは既に非白人用の施設は、存在していません。1958年に組織が改められた際に、人種によって分けられるなどの制度は全て撤廃していたとされています。映画の演出上少し厳しく描いておくと、クライマックスでの盛り上がりを際立たせることに繋がるなどの理由で、過剰な演出を採用していると言われており、伝記映画とは言えど相違点はかなり多い作品のようです。
Hidden Figures(ドリーム)に関する感想や評価は?
「Hidden Figures」を鑑賞した方々の感想を見ていきます。あらすじをまとめる方や、「Hidden Figures」の意味を伝える方など様々なツイートをご覧ください。
今日は社内のメンバーで「Hidden Figures」を観た。とても良かった👍
— Kayoreiwa / Tokyo, Japan🗼 (@kayoreena1021) April 4, 2019
1962年に米国人として初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士の功績を影で支えた3人の黒人系女性スタッフの物語なのだけど、
当時の黒人・女性差別が如実に描かれており、その中で地位を高めていく女性たち姿には勇気をもらった。 pic.twitter.com/GwtnyIcyQV
この方は、簡単なあらすじを感想と共にまとめています。この映画の差別に負けない強い女性に、共感を抱き力を貰ったようです。
シェルドン観たさに『ドリーム』を鑑賞。観終わったあと気分の良くなる作品なんだけど色々と少し惜しい感じが否めない。一番残念なのがドリームという邦題、原題の『Hidden Figures』の良さが1ミリも感じられない。でもでも #ジム・パーソンズ はシェルドンしてて良かったよ!#Hiddenfigures pic.twitter.com/1RoQD6i08d
— サダミホ apple head (@sadamiho) March 31, 2019
この方は、マニアックなところを突いています。嫌味な上司だったスタッフォード役のキャストである、ジム・パーソンズ目当てに鑑賞した様です。それ以外にもやはり、問題となった邦題にも言及されています。
映画『Hidden Figures』(邦題:ドリーム)の主人公の黒人女性キャサリン・ジョンソンが100歳に。アメリカ初の有人宇宙飛行計画となったマーキュリー計画の軌道を計算したNASAのコンピューター(当時は計算士を意味する職業名だった)。偉大なる先輩です。 https://t.co/V0CdY3q0Tl
— 石松拓人📡 (@notactor) August 28, 2018
素晴らしいツイートがありました。この「Hidden Figures」の主人公だったキャサリンさんが100歳を迎えられたことがツイートされています。さらには、このツイートをした方も宇宙に携わる職業に突いている模様で、この映画が持つ「Hidden Figures」のメッセージを本当の意味で受け取っている方です。
Hidden Figuresの邦題の意味まとめ
出典: https://eiga.com
以上、「Hidden Figures」のあらすじネタバレ解説、邦題:ドリームの意味についてものまとめをしてきました。さらにはキャストなど、登場人物などにも注目し「Hidden Figures」を徹底解明し、この映画をより詳しくなれたのではないでしょうか?人種差別などの背景を知って、これからの教訓としても活かせると言われるほど、社会的にも重要な作品です。ぜひ、「Hidden Figures」をみて、何かを感じ取ってみてください。