皆殺しの流儀のあらすじまとめ!映画の出演キャストと結末・感想をネタバレ

住民に愛される元ギャングのオヤジ達が現代のギャングと争うイギリス製のクライムアクション映画、それが皆殺しの流儀です。オヤジのシブさが光る作品で、コメディ色の薄い「龍三と七人の子分たち」とも言われ日本でもファンの多い作品です。今回は映画、皆殺しの流儀のあらすじをネタバレありで結末まで紹介しつつ、出演したキャスト、既に視聴した人の感想、気になる続編の情報などをまとめて紹介していきます。

皆殺しの流儀のあらすじまとめ!映画の出演キャストと結末・感想をネタバレのイメージ

目次

  1. 皆殺しの流儀とは?
  2. 皆殺しの流儀のあらすじネタバレ
  3. 皆殺しの流儀の結末ネタバレ
  4. 皆殺しの流儀のキャスト
  5. 皆殺しの流儀2は出る?
  6. 皆殺しの流儀に関する感想や評価
  7. 皆殺しの流儀のあらすじ・結末や感想まとめ

皆殺しの流儀とは?

皆殺しの流儀の映画情報

皆殺しの流儀は2014年に公開されたイギリス製のクライムアクション映画です。日本では劇場公開こそされなかったものの、DVDや有料動画配信サービスで発売、配信が開始されるとその分かりやすい構図とテーマ性から話題を集めました。監督はクライムやアクションを手がける事が多いサシャ・ベネットさんが務めています。

皆殺しの流儀の予告動画

皆殺しの流儀は比較的動画での予告編などが普及してからの映画である為現在でもYouTubeに予告編が公開されています。長さは比較的短く、日本語字幕ですが、その映画のあらすじのきっかけとなる出来事から丁寧に描かれている予告編です。

皆殺しの流儀のおすすめ度

皆殺しの流儀はクライムアクションの中でも最近増えつつある、老人vs若者という構図の映画で日本でも北野武監督の「龍三と七人の子分たち」のような似たような作品が発表されています。それ以外にもブルース・ウィリス主演「RED/レッド」など「年寄り舐めんな映画」という括りをされるような映画です。渋いオヤジが好きという人には特におすすめ出来る映画になっています。

皆殺しの流儀のあらすじネタバレ

あらすじネタバレ:E2団の悪事

現在ロンドンの街を牛耳るギャング「E2」は極悪非道な上にやることに容赦がない為、住民から恐れられ警察も積極的に取り締まれずにいるような状態でした。治安はまさに最悪な状態で、E2のメンバーであるというだけで図に乗っている有様でした。

あらすじネタバレ:兄弟は元ギャング

そんなE2以前、かつてのロンドンでギャングをやっていたリッチーはギャングを引退すると住居をスペインに移し年頃の娘と暮らしていました。兄チャーリーもまた同じく活動していたギャングでチャーリーはそのままロンドンに住んでいます。普段なかなか会えない兄弟ですが、明日はチャーリーの誕生日という事で再会する約束を交わしていました。

チャーリーはその日、行きつけのパブでロンドンに住む友人らをお酒を飲んでいました。そこにリッチーから電話が入ります。リッチーはチャーリーの行動はお見通しで明日は大切な日なんだから早く帰れというのでした。チャーリーも納得してその日はいつもより早めに切り上げて帰る事にします。

あらすじネタバレ:チャーリーの死

友人らをパブに残し、一人パブを出たチャーリー。パブからの帰り道でE2のギャング達が若い女性をレイプしようとしている現場に遭遇します。若者達は大勢いましたがチャーリーはひるむこと無く女性を助けようとしますが路地裏に連れ込まれて集団リンチにあって殺されてしまうのでした。

チャーリーとお酒を飲んでいたリジーが後を追うように出てきて路地裏からE2のギャング達が出てくるのを目撃します。その行動を不審に思ったリジーが裏路地を覗くとそこには既に亡くなっているチャーリーの姿がありました。すぐに警察に通報してやってきたテイラー警部補にE2の仕業だと訴えました。またリッチーの連絡先も知っているリジーはリッチーにも訃報を知らせます。

一方でテイラー警部補はE2のリーダーであるアーロンの元を訪ねアリバイを確認します。話の流れでチャーリーが死んだ事を知ったアーロンはテイラーの娘でもありレイプしようとした女性であるローレンに変な事を話すなと脅しに行くのでした。

あらすじネタバレ:昔の仲間達

訃報を受けて急ぎロンドンに帰国したリッチー。リジーや昔の仲間達に迎えられ、リジーに案内されてチャーリーが殺された裏路地に向かいます。そこでは警察が現場検証をしておりテイラー警部補も戻ってきていました。テイラーはリッチーに捜査の邪魔をするようなら刑務所にぶち込むと忠告するのでした。

一旦帰ったリッチー達はリジーの甥っ子が見つけた闇サイトの動画を見せてもらいます。それはE2のメンバーが面白半分で自分達でアップした動画で、事件の様子がしっかりと写っていました。犯人の顔までしっかり確認でき、またチャーリーがローレンを助けようとして殺された事まで分かりました。そこまで分かったリッチーは自らローレンに会いに行きました。

あらすじネタバレ:制裁の決定

リッチーがローレンの元に訪れた時には既にアーロンが接触して脅されていたローレンは当初話す事を怖がりましたがリッチーが自分を助けたチャーリーの弟と知ってアーロンと顔見知りのギャングの名前を話しました。

チャーリーの葬儀にはかつて共にギャングをしていた仲間達も出席しています。あまりにも突然の出来事でショックお覚える仲間達でしたが、E2の若者達に自分達の手で制裁を加える事を決定しました。リッチーは昔持ちつ持たれつの関係を構築していた元警視正に会いに行き、内部情報を流してくれるように頼みに行きます。

あらすじネタバレ:脅される女性達

一方で殺しをしてしまった事でE2側も積極的に動き回っていました。ローレンに加え、目撃者であるリジーにも接触し、バラさないようにと脅しをかけていきます。テイラー警部補も娘の様子がいつもと違う事には気づいていましたが、それがそのまま自分の捜査する事件につながっているとは思いもよりませんでした。

あらすじネタバレ:怒りに燃えるリッチー

リッチー達は元警視正からの情報で1人のギャングの住所が分かると待ち伏せして2人のギャングを拉致します。リッチーはアーロンの居場所を聞きますが若者達は反発して答えようとしません。若者達の態度にキレたリッチーは1人は拷問の末に殺してしまい、もう1人はアーロンを呼び出すと嘘をついた事で撃ち殺してしまいました。2人と連絡が取れなくなった事でアーロンも苛立ちを覚えていました。

あらすじネタバレ:心臓発作

リッチーは再びローレンに接触し、アーロンに脅されている事で怖がっていたローレンを落ち着かせてやると彼女の電話番号を教えてもらいました。そしてリッチーは再び薬物のバイヤーをしていたギャングを捕まえてアーロンの居場所を吐かせようと拷問にかけます。しかしそのギャングがチャーリーを侮辱した事でリッチーは再びキレて殴り殺してしまいます。しかしリッチーも興奮しすぎで心臓発作を起こしてしまうのでした。

皆殺しの流儀の結末ネタバレ

結末ネタバレ:病院での銃撃戦

幸い命に別状はなかったものの入院する事になったリッチー。E2とケリを付けるためにローレンに一肌ぬいでもらいます。あくまでもアーロンを手伝うという形でリッチーの居場所を教えさせたのです。アーロンは仲間全員分の銃を用意し、さらに保険としてローレンも連れて病院に向かうのでした。

結末ネタバレ:救われたローレン

病院の銃撃戦はリッチー達が有利に進めますがローレンはエレベーターに閉じ込められてしまいます。ローレンが助けを求めた事でテイラーら警察も巻き込んだ銃撃戦となるのでした。アーロンはローレンを人質にリッチー達をおびき出しますが、最後にはリッチーが弾切れした銃をわざと握らせる事で空打ちさせ、突入してきた警察にアーロンを撃ち殺させるのでした。

結末ネタバレ:楽しそうな親父達

皆殺しの流儀の結末はオヤジたちの楽しさそうな会話で幕を閉じます。巻き込まれた娘を救われた事でテイラーはオヤジたち4人を見逃してくれました。惹かれていたリジーをスペインに誘いますが迷いながらも断られてしまいます。

それらの出来事もあってリッチーもロンドンに残る事にしました。リッチーと仲間達は悪党退治が天職だと感じ再び活動する事にしたのです。次は老人の金を奪う銀行を懲らしめてやろうと4人で楽しく相談するシーンで皆殺しの流儀の結末を迎えています。

皆殺しの流儀のキャスト

キャスト:リッチー/イアン・オギルビー

皆殺しの流儀の主人公になるのがリッチーです。一時期は兄チャーリーと共にロンドンを牛耳るギャングでしたが、現在は引退しスペインで優雅に暮らしていました。兄チャーリーの死をきっかけに集まったかつての仲間と共に、現在の若者ギャングE2への復讐を誓います。

そんなリッチー役を演じたキャストがイギリス人俳優のイアン・オキルビーさんです。俳優として活動すると同時に児童文学作家としても活躍。テレビドラマ「テンプラーの華麗な冒険」で主人公をサイモン・テンプラーを演じた事で知られている俳優さんです。

キャスト:チャーリー/スティーブン・バーコフ

皆殺しの流儀のあらすじのきっかけとなるのがチャーリーの死です。チャーリーは弟のリッチーと共に一昔前はロンドンを仕切るギャングでしたが現在は引退。しかし威勢の良さは相変わらずでレイプされそうになっていた女性を助けようとE2に挑みかかり集団リンチで死んでしまいました。

そんなチャーリーを演じたのはイギリス人俳優のスティーブン・バーコフさんです。22歳でデビューすると「007 オクトパシー」「ビバリーヒルズコップ」「ランボー/怒りの脱出」などで悪役を演じインパクトを残すなどしています。一方舞台俳優としても活躍し日本でも公演を行っている他、脚本演出を担当する事もあります。

キャスト:テイラー/アリソン・ドゥーディ

ロンドン警察の警察官で階級は警部補。チャーリー殺しの捜査を担当しています。リッチー達にも捜査の邪魔をするなら逮捕すると啖呵を切れる女性です。あらすじの中ではあまり生かされませんでしたが、チャーリーが死ぬきっかけとなったレイプの被害女性はテイラーの娘だったりします。

そんなテイラーを演じたキャストがアイルランド出身の女優アリソン・ドゥーディさんです。モデルとしてキャリアをスタートさせるとディレクターの目に止まった事で「007美しき獲物たち」に18歳の若さで抜擢。その後も「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」などに出演。結婚を期に一時期は女優業から距離をおいていましたが、現在でもテレビを中心に活躍しています。

キャスト:アーサー/ジェームズ・コスモ

兄を殺されスペインから帰国したリッチーを出迎えた昔の仲間の一人がアーサーです。リッチーと共にE2に復讐を果たしていく事になります。

そんなアーサーを演じたキャストはジェームズ・コスモさんです。スコットランド出身の俳優さんで数々の作品に出演してきました。これまでには「ハイランダー悪魔の戦士」「ブレイブハート」「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」「トレインスポッティング」「トロイ」「ゲーム・オブ・スローンズ」などに出演しています。

また余談ですが、主演のイアン・オギルビーさん初めジェームズ・コスモさんら老人ギャング側の出演キャストは平均年齢70歳以上という年齢でそれが皆殺しの流儀の1つのウリにもなっています。

皆殺しの流儀2は出る?

続編を匂わす結末

皆殺しの流儀の結末は既に紹介しているように続きがあっても不思議ではない終わり方をしています。残念ながら日本ではまだ続編の情報は出ていませんが、イギリスでは既に続編と言える作品が2017年には公開されています。皆殺しの流儀はイギリスでは「We Still Kill the Old Way」という原題ですがこれに続く作品として「We Still Steal The Old Way」が公開されているのです。

YouTubeにて2016年に公開された予告編だけは確認する事ができます。しかしこの予告編をみても分かるように日本語字幕はなくあくまでもイギリス国内向けの予告編です。日本での発売等の情報はありませんが、元々皆殺しの流儀もイギリスでの公開から2年後に日本でDVDが発売している作品なので、今後日本でも皆殺しの流儀2として発売する可能性はあります。

皆殺しの流儀に関する感想や評価

皆殺しの流儀のあらすじを結末まで紹介し、キャストも紹介した所でここからは皆殺しの流儀を既に視聴した人の感想をネタバレありで紹介していきます。感想として多いのは皆殺しの流儀の醍醐味とも言えるオヤジたちの奮闘に関して触れる内容です。

特にリッチーを演じた主演のイアン・オキルビーさんについて触れる感想が多くイカしたしたオヤジが活躍する映画で良かったとする感想が多いです。あくまでもイカれている役どころはE2に任せ、必要に応じて使い分ける顔があるという意味でE2の若者達とは違った貫禄があるとする感想は多くなっています。

反面、設定が思い白そうという形で見ていくとストーリーに関して少し物足りなかったとする感想も多いです。構図的に悪対悪である事に変わりはないのでもう少しドロドロとしたやり合いが見たかった、警察の介入がいらないなどとする感想も見られます。

皆殺しの流儀のあらすじ・結末や感想まとめ

皆殺しの流儀はイギリス発のクライムアクション映画です。イカしたオヤジたちが現代の若者を成敗するという構図は見ていてスカっとするという感想も見られるほどで楽しんで見れる映画です。

特に平均年齢70歳を超えるキャストのベテランならでは凄みのある演技が魅力の1つです。またE2との対比関係なども非常に分かりやすく深く考える事なくすんなり見れる作品としても人気のある映画になっています。まだ皆殺しの流儀を見たことがなくリベンジ系のクライムアクション映画が好きであればぜひ1度視聴してみてはいかがでしょうか?

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