映画キャビン(CABIN)のあらすじ・結末をネタバレ!ホラーネタや感想まとめ

人気ホラー映画のキャビンをまだ観た事が無い人もいるかもしれません。今回はそんなキャビンという映画について、ネタバレを含めたあらすじやラストの結末について、更には実際にキャビンを観た人の感想についてもご紹介します。結末まで全ての情報をネタバレしているので、まだ詳細を知りたくないという人はご注意ください。キャビンに登場する主なモンスターや、ホラーネタについてもまとめています。

映画キャビン(CABIN)のあらすじ・結末をネタバレ!ホラーネタや感想まとめのイメージ

目次

  1. キャビン(CABIN)とは
  2. キャビン(CABIN)のあらすじネタバレ
  3. キャビン(CABIN)の結末・ラストネタバレ
  4. キャビン(CABIN)のホラーネタとは?
  5. キャビン(CABIN)の主なモンスター
  6. キャビンのツッコミどころ
  7. キャビン(CABIN)に関する感想や評価
  8. キャビン(CABIN)のネタバレやホラーネタまとめ

キャビン(CABIN)とは

ホラー映画にも様々なジャンルが存在していますが、ホラー好きであればあらすじに惹かれチェックしている人も多いのがキャビンです。今回はキャビンというホラー映画について、ネタバレを含めたあらすじからラストの結末までをまとめてご紹介します。更に実際にキャビンを鑑賞した人の感想もご紹介していくので、これまでキャビンを知らなかったり観る機会が無かったという人は要チェックです。

キャビンの映画情報

キャビンは2012年に公開されたアメリカのホラー映画で、とある5人の若者が楽しい週末を過ごす為に、従弟が所有している山小屋を訪れます。しかしその小屋の地下室に置かれていた日記を見つけてしまった事により状況は一変し、5人は突如ゾンビに襲われてしまう事となります。あまりにも予想外な結末を迎えるラストに、これまで観てきたどのホラー映画とも違った驚きを味わえる筈です。

単なるホラー映画ではなく多くのモンスターが登場する映画でもある為、ストーリーを楽しむだけではなくホラー映画ファンにとっては思わずニヤリとしてしまう様なモンスターの姿も目にする事ができる映画となっています。

キャビンの監督情報

ホラー映画キャビンの監督を務めたのは、ドリュー・ゴダードです。ドリューはアメリカ合衆国の脚本家として知られており、ジョス・ウィードンやJ・J・エイブラムスといった作品の脚本を執筆している人物です。「クローバーフィールド/HAKAISHA」「オデッセイ」といった映画作品だけではなく、「LOST」「エイリアス」といった有名な海外ドラマの脚本も手掛けています。

キャビン(CABIN)のあらすじネタバレ

それでは早速ホラー映画のキャビンについて、ネタバレを含めたあらすじを詳しくご紹介します。今後キャビンを観る予定があるという人や、ネタバレはされたくないという人は閲覧にはくれぐれもご注意ください。あらすじを読むだけでも鑑賞した人がどの様な感想を抱いたのか知りたくなるかもしれません。

あらすじネタバレ①旅行で山小屋へ行く若者達

デイナ、カート、ジュールス、マーティ、ホールデンという5人の若者たちは、山奥で従弟の所有している別荘である山小屋へと向かっていました。都会とは違って電波も無く携帯やGPSすらも役に立たない状況のまま、5人は道中で見つけたガソリンスタンドへ立ち寄る事にします。不気味な空気を漂わせるガソリンスタンドには一人の男がいて、店は閉店していると言われます。

あらすじネタバレ②ガソリンスタンドでの忠告

愛想が良いとは言い難い店主に道を尋ねると教えて貰う事ができましたが、目的地である山小屋はいわくつきで持ち主が何度も変わっていると言われます。ガソリンを入れ終えると「これで山小屋まで行ける、帰りは知らないが」と不気味な忠告を受けました。男に不快な思いをさせられた一行は、早々にその場を退散し気を取り直して山小屋へ向かう事とします。

あらすじネタバレ③気味が悪い山小屋

山道からトンネルを抜けて5人がどうにか無事に辿り着いた山小屋は古びた平屋で、それぞれに部屋の割り振りが決まると各自部屋へと向かいます。ホールデンの部屋には不気味な絵が飾られており、気味の悪さを感じたホールデンはその絵を外す事にします。すると壁がマジックミラーになっている事に気付き、隣の部屋で着替えているデイナの姿が丸見えとなっていました。仲間にその事を伝え、ホールデンとデイナは部屋を交換します。

実はこの山小屋はただの古びた建物ではなく、謎の組織によって各所に監視カメラが設置され、研究員達によるモニタリングが可能となっている小屋だったのです。ガソリンスタンドにいた男・モーデカイも研究員の仲間の一人でした。実はこの組織は、古の邪悪な神に生贄を捧げる儀式を行っており、5人の行動を様々な方法でコントロールしながら殺す為の順番を決めていたのです。

あらすじネタバレ④遊びに耽る若者達

そうとは知らない5人は湖に行き大自然を満喫していました。夜になると小屋の中で酒を飲みながら5人は更に盛り上がり、「告白か挑戦か」というゲームを楽しみます。挑戦を選んだジュールスはマーティの指示で壁に飾られたオオカミの剥製と大胆な絡みを見せます。次に順番が回ってきたデイナも同じく挑戦を選んだ所で、突然地下室の扉が開きました。それを見たジュールスは、デイナに一人で地下室を見るよう指示します。

あらすじネタバレ⑤地下室で始まる悲劇

地下室の中には古びた様々なアイテムが置かれていました。実はこれらのアイテムは研究員の仕掛けたもので、何を手に取るかによってシナリオが変化するという仕組みになっていました。デイナの悲鳴によって地下室に集まった一同ですが、最終的に「アナ・ペイシャンズ・バックナーの日記」に興味を示したデイナは、それを手に取り一階へと戻っていきます。

あらすじネタバレ⑥蘇るゾンビ一家

日記の中には虐待で殺されてしまった子ども達の事が書かれており、日記の最後にはラテン語でとある一節が書かれていました。デイナがそれを読み上げると、山小屋から離れた森の中で死んだ筈のバックナー夫妻とその子ども達がゾンビとして突如蘇ったのです。方向性について賭けを行っていた研究所内は大いに盛り上がり、本格的に5人の殺害に向けて行動を起こし始める事となります。

あらすじネタバレ⑦襲われるカートとジュールス

最初の生贄として選ばれたのは、「淫乱」のジュールスでした。カートとジュールスは2人で夜の森へと移動していきます。事前の仕掛けにより性欲亢進の薬の影響を受けていたジュールスですが、森の中に撒かれるフェロモンの霧により二人は更に盛り上がります。しかし突如現れたゾンビ一家によりジュールスは殺されてしまい、カートも背後から襲われながらどうにか山小屋まで逃げ帰ります。

異常事態を察した一同は固まって行動をするものの研究員の誘導によりバラバラになってしまい、途中でカメラに気付いたマーティはナイフを刺され連れて行かれてしまいます。一方でホールデンにピンチを救われたデイナは地下室へと逃げ込み、襲われながらもゾンビを倒す事に成功します。そこへ現れたカートと合流し、マーティがやられてしまった事を知ります。

あらすじネタバレ⑧車で逃げる3人

残された3人は車へと乗り込んで山小屋から逃げ出す事に成功します。研究所の人間によりトンネルの出口は封鎖されている筈が、技術班による手違いで3人がトンネルを抜けてしまいそうになります。しかし爆破班への連絡によりトンネルは爆破され、出口を塞がれてしまった3人はやむを得ず引き返します。そこでカートはバイクを使い崖を飛び越える事にしますが、飛んだ先の見えないバリアによりカートは崖から転落死してしまいます。

不自然なバリアを目の当たりにした事で、デイナは組織の存在に気付きます。逃げ出すにはトンネルの中の瓦礫を抜けるか森を抜けるしかない2人ですが、車内に潜んでいたゾンビに襲われ車が湖へと落下します。どうにか脱出したデイナの姿に研究所内は拍手喝采となっており、「処女」であるデイナが最後に生き残った事で作戦はほぼ成功したと言っても過言ではない状態でした。

キャビン(CABIN)の結末・ラストネタバレ

ラストの結末が予想できないホラー映画のキャビンですが、続いてはそんなキャビンの結末までをネタバレ込みでご紹介します。敵から逃げ延びるだけではなく謎の組織の力にも抗わなければならないデイナがどうなるか、果たして予想がつくでしょうか?

結末・ラストネタバレ①生きていたマーティ

歓喜ムードの研究所に、緊急電話が入ります。その内容は死んだと思われていたマーティがまだ生きているとの情報だったのです。マーティは湖でピンチに陥っていたデイナを救います。山小屋の実態に気付いていたマーティはデイナを連れて墓の中へと入り、地下室のエレベーターに乗って研究所の中へと向かいます。

結末・ラストネタバレ②地下にある研究室

下降するエレベーターの中で二人が目にしたのは、恐ろしい光景でした。次々と現れる正方形の部屋の中には、様々なモンスター達がいたのです。2人が研究所へ入り込んだ事を知ったスタッフ達は慌てて特殊部隊を出動させますが、その頃2人はコントロール室まで辿り着いていました。システム解除の為のボタンを押すと、部屋の中へ閉じ込められていたモンスター達が一斉に部屋の外へと放出されます。

結末・ラストネタバレ③暴れるモンスター達

2人を捕まえようとしていた特殊部隊ですが、一斉に襲い来るモンスター達に成す術なく、フロアの中は一瞬にして血の海と化してしまいます。更に部屋を抜け出したモンスター達は研究員達のいる部屋にまでも辿り着き、若者達を監視していたスタッフも全員モンスターの餌食となってしまいました。

結末・ラストネタバレ④デイナとマーティの決断

惨状を目の当たりにしながらも逃げ延びた2人は地下の偶像エリアへと辿り着き、現れた館長によって自分達が神に捧げる生贄であった事を伝えられます。作戦が失敗すれば蘇った古の神により人類滅亡となる事を告げられ、成功の為には日の出の前にマーティを殺さなければならないと言われます。一度はマーティを殺す決断をするデイナですが、結局作戦は失敗となり建物の崩壊と共に人類滅亡を予感させる結末を迎えます。

キャビン(CABIN)のホラーネタとは?

現れるモンスターから命がけで逃げ惑う様な定番ホラーかと思いきや、背後に謎の組織が存在し結末を予想する事が難しいキャビンですが、実はホラー映画の中でもキャビンの評判が高い理由の一つには、作品の中で次々と登場するホラーネタにありました。ホラー映画ファンであればあるあると言いたくなりそうなネタの数々に、あなたはいくつ気付く事ができたでしょうか?

ホラーネタ①よくある設定の若者5人

ホラー映画といえば、複数人の若者達が人気の無い場所でモンスターや殺人鬼に襲われるといった流れが定番となります。キャビンでは処女のデイナ、お調子者のカート、大麻常習犯のマーティ、お色気担当のジュールス、デイナに片想い中の真面目なホールデンという登場人物ですが、ホラー映画ではこういった設定の若者が登場するパターンが多く見られます。

ホラーネタ②別行動を取る若者達

ホラー映画といえば定番となっているのが、危険な空気があるにも関わらず別行動を取る登場人物達です。全員が固まって行動すれば回避できそうな場面が何度も登場しますが、パニックに陥ったり状況をきちんと把握していない人物によって個人行動を取る人間も出てきてしまい、結果的に一人ずつやられていってしまうのがホラー映画の定番ネタです。

ホラーネタ③山小屋の元ネタ『死霊のはらわた』

ホラー映画の中にも誰もが知る様な有名な作品はいくつかありますが、キャビンで登場した山小屋の元ネタとなっているのが死霊のはらわたです。死霊のはらわたの中で登場する森の中にあるキャビンを意識して本作が作られたのだそうです。死霊のはらわたファンであれば真っ先に気付いたという人もいるかもしれません。

ホラーネタ④ポチっと押すと危険なボタン

ホラー映画の中にはモンスターを解放する為のボタンが登場する事があります。元となっているのは「デウス・エクス・マキナ」で、ストーリーを円滑に進める為の便利なアイテムです。キャビンでも研究所の中でピンチに陥ったデイナ達が、特殊部隊を排除する為にボタンを押してしまいました。

ホラーネタ⑤古代の神は観客の隠喩

キャビンの中で研究員達が言っていた古の神とは、我々観客を隠喩するものでもありました。というのもホラー映画ファンは何年もの間、似た様なキャスティングと似た様な展開を見せるホラー映画を楽しみ続けています。そんな定番ホラーの流れを踏襲すれば我々観客を喜ばせる事ができると理解しているキャビンでは、定番の流れにプラスして結末の予想できない新たな流れを切り拓こうとしていました。

ホラーネタ⑥シガニー・ウィーバーの登場

キャビンのラストに登場した館長の女性ですが、まさかの大物女優であるシガニー・ウィーバー御本人でした。この手の映画好きであれば知らない人はいないであろうシガニーが、サプライズとして登場した事にニヤリとしてしまったファンも少なくない筈です。

キャビン(CABIN)の主なモンスター

キャビンという映画における大きな魅力の一つが、目まぐるしい勢いで登場する様々なモンスター達ではないでしょうか?あまりにも数が多い為全てを追いきる事はできませんが、ホラー映画ファンであれば知る人ぞ知る有名モンスター達を少しだけご紹介します。キャビンのラストを知った後には、どの様なモンスターが登場しているのかじっくり観察してみるのも面白いかもしれません。

モンスター①ゾンビ

ホラー映画に欠かせないモンスターと言えるのがゾンビですが、キャビンに登場したのは有名な「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」のゾンビでした。ホラーやゾンビ好きのファンであれば大多数がチェックしている映画と言えるのではないでしょうか?

モンスター②マーマン(半魚人)

研究者の一人がゾンビのストーリーよりも推奨し、ラストに自らが襲われる事となったのが半魚人のマーマンというモンスターです。これは「大アマゾンの半魚人」に登場するモンスターで、じわじわと忍び寄って襲い掛かり背中から血しぶきを飛ばす姿はかなり不気味です。

モンスター③シュガープラムの精

キャビンにはシュガープラムの精も登場しています。これは「くるみ割り人形」に登場するシュガープラムの精がモデルであり、ギレルモ・デル・トロ監督を意識したモンスターとなっています。背後から見ると可愛らしい少女のバレリーナの様にも見えますが、正面を向くと顔面が大きな口となっている怖ろしいモンスターです。

モンスター④ヘルロード(ヘルレイザー)

こちらもホラー映画好きにはお馴染みの作品であると言える、「ヘルレイザー」に登場するヘルロード、通称ピンヘッドと呼ばれるモンスターです。頭に刃物が突き刺さっていたりと不気味さはあるものの、つぶらな瞳でデイナ達を見つめる姿はどこか哀愁すら漂わせている様にも見えそうです。

キャビンのツッコミどころ

非常に多くのモンスターが登場するホラー映画のキャビンですが、実はよく観ているとツッコミどころも満載のホラー映画でもあるのです。続いてはそんなキャビンの中に登場する、思わずツッコミたくなってしまうポイントについてをネタバレ込みでご紹介します。これらのネタバレを知ってから再びキャビンを観てみると、恐怖よりもツッコミたい気持ちが勝ってしまう事もあるかもしれません。

モンスターと神々の関係

キャビンの中では古の神を鎮める為にモンスターを使い生贄を捧げる儀式を行っている事がわかりました。しかし登場するモンスターの種類は実に多種多様であり、ジャンルに統一性がありません。これらのモンスターはそもそもどこから現れたものなのか、神々が生み出したとされるものなのか、全く説明がされていません。脱走すれば手に負えない存在である事は明白ですが、これまで人間の手でどの様に管理されていたのかも不明です。

重要な部屋の鍵が空いている

ラストでデイナ達は特殊部隊から逃れる為に制御室の様な部屋へと逃げ込みますが、その部屋にあったボタン一つで研究所は壊滅状態となりました。かなり重要な部屋である事はわかりますが、その部屋に鍵すらもかけずにおいたのは一体何故なのか、疑問が残ってしまいます。せめてどこかで鍵を入手する様な描写でもあったら良かったのかもしれませんが、モンスター放出の為のご都合展開であった事は否めません。

キャビン(CABIN)に関する感想や評価

ツッコミ所も多く意外なラストによって、ネタバレを知った後からでも楽しむ事のできる映画であるキャビンですが、実際に鑑賞した事があるという人はどの様な感想を持ったのかも気になる所ではないでしょうか?続いてはキャビン鑑賞後の感想や評価についても少しだけご紹介します。

正統派の定番ホラー映画かと思いきや、予想外の展開と次々現れるモンスター達の勢いに圧倒され、楽しく鑑賞できたという感想も多い様です。ストーリーだけを見れば穴があると感じる場合もありそうですが、色んなモンスターの姿を楽しめ反撃要素もあるので感想としては上々の様です。

キャビンの結末には賛否両論ありますが、やはり元々がホラー好きで色々な映画を鑑賞しているという人にとっては楽しめる映画であり、モンスター好きな人にとっても十分満足できる映画だという感想も多く見受けられました。

様々なホラー映画のモンスター達が登場する映画である為に、お気に入りのモンスターを見つけて元の作品を楽しむ為のカタログの様な鑑賞方法を見つけ出している人の感想もありました。ストーリーはもちろんですが、モンスターそのものを楽しみたい人にはそういった鑑賞の仕方もオススメです。

キャビン(CABIN)のネタバレやホラーネタまとめ

ホラー映画のキャビンについて、ネタバレを含めたあらすじや結末、更には登場するモンスターやネタなどについてもまとめてご紹介してきましたが、これまでキャビンを観た事がなかったという人でも興味が湧いてきたのではないでしょうか?

単純なモンスター映画や定番の流れを楽しむ事のできるホラー映画は数多く存在していますが、そんな中でも一風変わったホラー映画を楽しみたいという人には是非キャビンがオススメです。ホラーが苦手な人であっても観る事ができたという感想も少なくない映画なので、人に勧める際にはネタバレをせずに鑑賞してもらう事をオススメします。

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