映画バイオハザード5の結末あらすじをネタバレ！登場人物・キャストも紹介

「バイオハザード5」は、2012年に公開された映画で、映画バイオハザードシリーズの第5作目の作品です。主演はミラ・ジョヴォヴィッチ、ポール・Ｗ・S・アンダーソン監督によって制作された「バイオハザード5」は、3D上映も行われました。この記事では、映画「バイオハザード5」のあらすじや結末、登場人物やキャストについて、ネタバレを含めてご紹介していきます。

バイオハザードシリーズは、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアリスと、T-ウイルスを作ったアンブレラ社との戦いを描いたホラーアクション映画です。第５作目にあたる「バイオハザード5」では、アンブレラ社の実験施設での戦いがメインに描かれ、また過去の登場人物が再び登場するなど、見所の多い映画となっています。

ウェスカーとの戦闘の後、上空から襲撃してきたアンブレラ社のジル・バレンタインらによって、アリスは海に投げ出されてしまいます。その後、アリスが目を覚ますと、そこには平和で幸せな家庭がありました。そこへ突然現れたゾンビの襲撃、パニックに陥った街、そして再び目を覚ますと、そこはアンブレラ社の実験施設でした。

ここからは、映画「バイオハザード5」のあらすじや、その結末についてネタバレを含めてご紹介します。今作では舞台の一つに東京があり、日本人が出演しているということでも話題でした。最初の日本人感染者を中島美嘉さんが演じており、また中島美嘉さんは日本版の主題歌も歌っています。

アリスが目を覚ますと、そこには幸せな家庭がありました。アリスは夫と娘と3人で暮らしており、それはごく普通のありふれた家庭でした。ところが、突如としてその幸福は崩れ落ちます。突然、ゾンビが現れ、アリスたちを襲いました。娘を守りながら逃げるアリスでしたが、夫はゾンビになってしまいます。ゾンビになってしまった夫に襲われ、次に目を覚ましたときには、アリスは囚われの身となっていました。

アリスがいたのはアンブレラ社の実験施設でした。アリスは、そこに現れたジル・バレンタインによって拷問を受けますが、隙をついて逃亡します。レーザーをかいくぐって外へ出たアリスの目の前には、「東京」の街並みが広がっていました。

街を歩く日本人は次々にゾンビ化していき、アリスを襲います。最初の日本人感染者は中島美嘉さんが演じており、アリスとの激しい戦闘シーンもありました。どうにか感染した日本人の群れを抜け出したアリスは、制御センターへ辿り着きます。そこでアリスは、アンブレラ社の工作員だったエイダ・ウォンと出会います。エイダとの戦闘の最中、モニターに映し出されたのは、死んだはずのウェスカーの姿でした。

エイダとウェスカーは、すでにアンブレラ社とは決別し、ウェスカーはアリスを助けるためにエイダを差し向けたと言います。それを聞いたアリスは、やむを得ずエイダと強力して施設からの脱出を目指します。

ジルを動かしていたのは人工知能のレッドクイーンで、アリスが見た渋谷の光景も、本当の東京ではなく、実際に施設があるのはロシアでした。ウェスカーは地上から、レオン・S・ケネディ率いる救援部隊を派遣し、アリスを救出するため、施設に侵入させていました。レオンたちは爆弾を仕掛け、急いでアリスとの合流を目指します。

アリスたちはニューヨークの街を進み、2体のアンデッドと戦闘になります。トラックのガソリンタンクを使い、アンデッドを倒したアリスは、合流地点に到着します。その街には、ゾンビに襲撃されて死亡した、アリスのクローンがいました。娘のベッキーは生きており、2階で身を隠していました。不憫に思ったアリスは、ベッキーを連れていくことを決めます。

外に出たアリスたちの前に、ジルが率いる部隊が立ちはだかります。過去にアリスの仲間だったカルロスなどの姿もありましたが、彼らはアリスを襲撃しようとします。彼らもまたクローンでした。降伏するそぶりを見せたアリスの背後から、エイダが攻撃し、銃撃戦になります。エイダは、アリスとベッキーを逃がし、部隊に捕まってしまいます。

レオンたちは激しい戦闘を繰り返していました。そこにアリスたちが現れ、合流することに成功します。アリスたちはアンデッドの群れをかいくぐりながら、施設からの脱出を目指します。地上へ出るエレベーターに到着したアリスたちでしたが、ベッキーがアンデッドに連れ去られてしまいます。

その後、レオンたちが仕掛けた爆弾が爆発し、施設は崩壊します。アリスはベッキーを助けた後、レオンたちと合流します。最後まで生き残ることが出来たのは、アリス、ベッキー、レオン、そしてアリスの仲間だったルーサーの4人だけでした。

施設から脱出し、救助ヘリコプターに乗り込むため、アリスたちは合流地点へと向かいます。しかし、そこに潜水艦が現れ、ジルやクローンのレインが降りてきます。アリスたちは戦闘になり、ジルによってアリスは追い込まれてしまいます。

間一髪のところで、アリスはジルの胸についていた装置を破壊し、ジルの洗脳を解きます。レオンたちは、プラーガ寄生体によって銃弾も効かない身体になったレインに苦戦しますが、アリスが足元の氷を銃で撃ち抜き、レインは海の中にいたアンデッドに引きずりこまれていきました。

その後、アリスたちを乗せたヘリコプターはホワイトハウスへと向かいます。そこで大統領の椅子に座っていたのは、ウェスカーでした。ウェスカーは人工知能であるレッドクイーンが、人類滅亡を目論んでいるということを話し、アリスが最後の希望であると言います。ホワイトハウスの周りは、アンデッドの群れで溢れ返っていました。

ここまで、映画「バイオハザード5」のあらすじを、ネタバレを含めてご紹介してきました。ここからは、映画「バイオハザード5」の登場人物や声優など、映画のキャストについてご紹介していきます。

映画「バイオハザード5」の主人公アリスを演じるのは、ミラ・ジョヴォヴィッチです。映画「バイオハザード」でシリーズを通し、10年以上、主人公のアリスを演じてきました。シリーズを通して描かれる、ゾンビとの激しいアクションシーンは、非常に見応えがあると話題です。また、日本語吹き替えの声優は、岡寛恵さんが担当しています。

映画「バイオハザード5」でジル・バレンタインを演じたのは、シエンナ・ギロリーです。ジルはゲームでも有名なキャラクターですが、映画では「バイオハザード2」でアリスと共に戦いました。日本語吹き替えの声優は、岡本麻弥さんです。

エイダ・ウォンは、原作にあたるゲーム「バイオハザード」のシリーズでは、ストーリーの鍵を握る重要なキャラクターであり、ファンも多い人気キャラクターです。そんなエイダを映画「バイオハザード5」で演じたのは、中国の女優、リー・ビンビンです。エイダの登場に盛り上がったという人も多いのではないでしょうか。日本語吹き替えの声優は、皆川純子さんです。

映画「バイオハザード5」でルーサー・ウェストを演じたのは、ボリス・コジョーです。ルーサーが登場したのは映画「バイオハザード4」です。ルーサーは刑務所にいた生存者で、アリスと共に戦った仲間です。「バイオハザード5」では、レオンたちと共にアリスを助けに向かいましたが、レインにやられてしまいます。日本語吹き替えの声優は、山野井仁さんが担当しています。

悪役でありながら、シリーズを通して根強い人気を誇るウェスカーを演じるのは、ショーン・ロバーツです。ゲームでも黒いサングラスに屈強な外見が人気のウェスカーですが、ショーン・ロバーツ演じるウェスカーもまさしく原作のウェスカーを再現しています。「バイオハザード5」では、ある理由からアンブレラ社に対抗しています。日本語吹き替えの声優は大塚明夫さんです。

ゲームでは主人公でもあるレオン・Ｓ・ケネディを演じるのは、ヨハン・アーブです。意外にも映画では「バイオハザード5」が初登場作品で、部隊を率いてアリスを救出しに向かいました。ゲームではエイダとの関わりも深いキャラクターですが、映画では優秀なエージェントとして登場します。日本語吹き替えの声優は、ゲーム版でもおなじみの森川智之さんです。

映画「バイオハザード5」でバリー・バートンを演じるのは、ケヴィン・デュランドです。ゲームでは警察特殊部隊S.T.A.R.S.の一員として登場するバリーですが、映画で登場したのは「バイオハザード5」が初めてになります。レオン率いる部隊の一員として登場しました。日本語吹き替えの声優を担当したのは、江川央生さんです。

ここまで、映画「バイオハザード5」の登場人物を演じたキャストや、日本語吹き替えの声優についてご紹介してきました。ここからは、映画「バイオハザード5」の見所について、7つのポイントをネタバレ有りでご紹介していきます。

あらすじでもご紹介したように、映画「バイオハザード5」では、滅びた都市を再現した実験施設を舞台に、物語が進んでいきます。これらの都市は、世界各地の都市から再現されており、非常に大きなスケールとなっています。壊滅した都市として再現された、東京、モスクワ、ニューヨークなど、世界各国の都市で実際にロケを行ったことで、現地のリアリティやスケールの大きさを映画に反映させています。

映画「バイオハザード5」では、前作で登場したキャラクターが同じキャストで再登場します。レインやカルロスは過去の作品に登場し、死亡していましたが、今作でクローンとして再び登場しました。敵であったとしても、過去に死んでしまったはずの登場人物がもう一度見られるというのは、ファンにとっては嬉しいものではないでしょうか。

映画「バイオハザード5」ではゲームでもおなじみの登場人物である、レオンやエイダの登場、またゲーム版の「バイオハザード5」でもあった、ジルの胸につけられた装置を破壊し、洗脳を解くシーンなど、ゲーム「バイオハザード」の登場人物やイベントが取り入れられています。原作となるゲームをプレイしている人にとっては、非常に見所の多い作品となっているのではないでしょうか。

前作に登場したクリスとクレアは、「バイオハザード5」では登場しませんでした。この理由について、ポール・Ｓ・Ｗ・アンダーソン監督は、レオンやエイダのファンが映画での登場を待ち望んでおり、クリスたちを含めると登場人物が多すぎるため、仕方なく今作では登場させなかったと話しています。バイオハザードは長く続くタイトルで、人気のある登場人物も多くいるため、全員を登場させるというは難しいようです。

映画の中で、ロシアの軍とカーチェイスになるシーンで使われていた曲は、ゲーム「バイオハザード」で使用されていた曲が元となっています。ゲームをプレイしたことがある人には、聞き覚えのある音楽だったのではないでしょうか。

第4弾と第5弾に登場したアンブレラ社のアルカディア船ですが、実はこの二つの船は別のものだったという裏話があります。第4弾では廃棄された実際の船を使って撮影していましたが、その後、船が再利用されていたため、第5弾の撮影では使えなくなっていたようです。そのため、第5弾では船のレプリカを使って撮影されました。

「バイオハザード5」は、「終末の幕開け」という言葉で締められています。この言葉からは、映画の第6弾公開を思わせるものがありました。また、終末という言葉には、第6弾でバイオハザードシリーズが完結する、という意味合いもあるのではないでしょうか。

ここまで、映画「バイオハザード5」のあらすじをネタバレ有りで解説し、キャストや声優についても詳しくご紹介してきました。ここからは、映画を観た人の感想や評価について、ネタバレを含めてご紹介していきます。

再現された東京の街で、最初の日本人感染者を演じたのは中島美嘉さんです。中島美嘉さんは日本版の主題歌、「明日世界が終わるなら」を歌っています。映画では東京が舞台の一つになり、日本人が次々と感染してしまいますが、中島美嘉さんが出演しているというのは、同じ日本人として嬉しいという声もありました。

「バイオハザード5」では過去に死んでしまった登場人物がクローンとして再び現れるため、過去作のキャストが再び観られると、ファンからは喜びの声が上がっていました。豪華キャストで再現された、ゲームに登場するキャラクターたちも、映画の見所の一つと言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか？この記事では、日本人が出演したことでも話題となった映画「バイオハザード5」について、あらすじやキャストを、ネタバレ有りでご紹介してきました。今作では、ゲームでも登場する有名キャラクターが初登場していたり、シリーズのファンならばより楽しめる要素が多く取り入れられています。まだ映画は観たことがないという人も、ぜひこの機会に、映画「バイオハザード5」をご覧ください！