けものフレンズのアルパカの魅力と声優は？可愛い訛りのセリフや画像まとめ

「ジャパリカフェ」を営業しており、立ち寄ったフレンズには無料でお茶を提供しているという「けものフレンズ」のアルパカの魅力を可愛い画像と共に詳しく紹介していきます。容姿もさることながらアルパカの魅力は何と言ってもその独特な訛りで、喋っているのを聞いているとほっこりするというファンが多くいました。

「けものフレンズ」のアルパカの服装は、クリーム色の髪とセーターに、カフェの店員らしい白いシャツと首にふわふわしたファーを身に付けています。伸ばした前髪によって片目が隠れている事も特徴で、隠れていない方の目は可愛いタレ目となっています。実在するアルパカは「アルパカ・スリ」と「アルパカ・ワカイヤ」の2種類がいますが、「けものフレンズ」のアルパカは「アルパカ・スリ」の特徴を取り入れた容姿となっています。

「けものフレンズ」のアルパカは初登場シーンでかなり長いセリフを、おばあさんが喋っているような独特の訛りで喋っていた事から視聴者に可愛いという印象を与えましたが、ファンの間ではこの訛りは栃木弁であるという考察がされた事で話題になりました。この考察の可能性が高いと裏付けているのは、栃木県に「アルパカ牧場」が存在するという事が最大の理由となっています。

「けものフレンズ」のアルパカが住む「こうざん」に生息しているフレンズには他にトキがいます。トキは歌が好きでよく歌っていますが、その歌声は「怪音波」と称されるほど音痴であるため、聞いたフレンズ達は「うるさい」という事で迷惑に感じています。しかし自分では今まで音痴と思っていなかったため、指摘された時は白目をむいて気絶してしまっていました。しかしアルパカの淹れたお茶によって少し改善しました。

それからというものトキは「ジャパリカフェ」が気に入り、はじめての常連客となって事でアルパカも歓喜していました。それから2人は仲良くなり、コンビとして「けものフレンズ」の劇中で現れる事が多くなりました。「けものフレンズ」のファン達もイラストを描くときには2人がペアになっているものを描く事が多く、コンビとして認識されるようになっています。

アルパカは「けものフレンズ」の第3話「こうざん」で、かばんがトリに連れられて「ジャパリカフェ」を訪れた事で初登場を果たしました。アルパカは久しぶりの客が来たと思い喜んでいましたが、かばんがバスのバッテリーを充電したかっただけだという事を聞いてショックを受けていました。また第5話でも登場し、相変わらずの訛りで長いセリフを喋りながらフェネックとアライグマに紅茶を出してあげていました。

最終話ではかばんを助けるために他のフレンズと共に登場し、セルリアンの足に水をかけて動きを封じる活躍をしていました。このシーンは緊迫した戦闘シーンであったので、他のフレンズ達もシリアスなムードだったのですが、アルパカだけは「おしょしょしょ」という掛け声をしていたので、多くの視聴者が思わず笑ってしまっていたようです。しかしこの時のアルパカは大真面目でした。

アプリ版「けものフレンズ」のアルパカはアニメ版とは別人のように性格が違います。アニメ版はおばあさんのようなおっとり感で視聴者を和ませてくれましたが、アプリ版は声優が変わっている事もあって訛りが無くなっており、声のトーンが低くクールな喋り方をします。またアプリ版のアルパカは限定イベントでしか手に入らないレアキャラクターで、現在はなかなか仲間に出来なくなっています。

さらにアニメ版のアルパカには無かった設定ですが、自分の髪型をセットする事が特技の欄に書かれており、髪が伸びて来ると自分で切りそろえて綺麗にセットをするなど、おしゃれに気を遣う性格のようです。ちなみにアプリ版のアルパカは「麗しのモフモフタイム」というスキルを持っており、30秒の間、味方を回復し続ける事が出来ます。

「けものフレンズ」のアルパカは様々なグッズが発売されており人気となっています。画像で紹介しているものはTシャツですが、他にもスマホケースや財布、キーホルダーなどが存在します。またアルパカの「ねんどろいど」も発売されており、カップやおぼんを持って「ジャパリカフェ」で働く姿を再現したものとなっています。

アニメ版「けものフレンズ」でアルパカの声を担当している声優キャストは藤井ゆきよです。高い声を持ち味とした声優であり、少女や動物などのキャラクターを多く演じています。画像にもあるように整った顔立ちをしているため、ファンの間では「可愛い!」という事でルックスでも人気となっており、過去には「ミス・インターナショナル」の日本代表選出大会に出場した経験もあります。

もともとは女優としての活動を中心としながら声優の仕事を行なっていましたが、2011年に多くの声優が在籍している「青二プロダクション」に事務所を移した事をきっかけに声優中心の活動となりました。ちなみに実姉は美容雑誌「VoCE」で活動するサロンモデルの藤井朋子です。

「けものフレンズ」のアルパカの声優である藤井ゆきよは神奈川県出身で1985年5月8日生まれの2019年現在33歳で、身長169センチ、靴のサイズ24センチ、血液型O型です。特技はバスケットボールやサッカーなどのスポーツで、料理も得意だという事です。女優や声優として活動する以前は舞台照明技術者として働いており、2007年から少しずつテレビCMや広告モデルとしての活動を始めていきました。

藤井ゆきよは「けものフレンズ」のアルパカ役以外に、2013年に劇場版アニメ「サカサマのパテマ」のヒロイン・パテナ役を演じた事で知名度や人気が上がり、以降は2015年放送のアニメ「ルパン三世 PART IV」のレベッカ・ロッセリーニ役や2017年放送のアニメ「魔方陣グルグル」のトマ・パロット役など、メインキャラクターを多く演じるようになっていきました。

近年では2018年放送のアニメ「citrus」の谷口はるみ役や、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の犬山まな役として知られており、話題作の主要人物に多く抜擢されるようになってきました。また2019年現在はゲームアプリをアニメ化した作品「ぱすてるメモリーズ」にヒロインの1人である二条院薫子役で出演中です。

「いらっしゃぁい!よぉこそぉジャパリカフェへ～!」は「けものフレンズ」の第3話で、かばんとトリが「ジャパリカフェ」を訪れた時にアルパカが初めて発言したセリフとなっています。この第一声から独特の訛りがあったため、視聴者に大きな印象を与えました。

「やっとお客さんが来てくれたゆぉ」は、「ジャパリカフェ」に久しぶりの客が来たことで大喜びしたアルパカがかばんとトリに発言したセリフです。この後はのんびりした訛りでありながら長い間喋り続け、かばんとトリになかなか話す時間を与えませんでした。

「だぁいじょぶだいじょぶ～!」は、「ジャパリカフェ」の営業中にも関わらず外に出たり自由に行動しているアルパカの姿を見て心配しているかばんに対して発言したセリフで、アルパカはこの後に「お客さんぜんぜんこねぇっから～」と笑顔で言っていました。ナイーブな発言の割に元気に話すアルパカの姿を見て、視聴者からは好印象となりました。

「けものフレンズ」のアルパカは視聴者によって栃木弁とも言われている可愛い訛りに加えて、前述してきたような様々な活躍をしてきた事で人気となりましたが、劇中で謎だった部分がいくつかあります。そこでここでは「けものフレンズ」の視聴者が知りたかったアルパカの謎を考察し、解明していきます。

「けものフレンズ」のアルパカの独特な訛りは、栃木県に「アルパカ牧場」が存在するという事もあり、視聴者によって栃木弁ではないかと考察されていましたが、実際このアルパカの訛りはアニメ版の声優を務めた藤井ゆきよによるアドリブによって生まれたとの事で、ずっと「こうざん」に1人で住んでいると言葉が訛ってしまうのではないかとの彼女の考えから来たのだそうです。そのためアプリ版のアルパカは訛りがありません。

藤井ゆきよによるこのアドリブは栃木県を意識したものでなく、おばあさんのような喋りを意識した事から生まれたという事が本人の口から語られており、たまたま栃木弁に似た口調になってしまったのだという事です。さらに藤井ゆきよは栃木県に「アルパカ牧場」があるという事を知らなかったようで、驚きの偶然となっています。しかしこの偶然によってファンの間で大きな話題となり、アルパカの人気に貢献しました。

「けものフレンズ」の第3話で、「ジャパリカフェ」に久しぶりの来客があった事で大喜びしていたアルパカでしたが、かばん達が客ではないと分かった瞬間に「ぺっ」と唾を吐いていました。カフェで接客をするが如く、かばん達に丁寧に接していたアルパカの突然の豹変にはかばんだけでなく視聴者も驚きました。

実は実際に存在する動物のアルパカも、ストレスを感じると唾を吐く習性があるようで、牧場に訪れた観光客などに唾を吐きかける事も少なくないようです。「けものフレンズ」のアルパカも客だと思っていたかばんが客ではないと分かった事で多少のストレスを感じてしまい、習性によって唾を吐いたというように考察出来ます。しかしアルパカはこのあと特に怒った様子も無く、かばんがバッテリーを充電する事に協力していました。

「けものフレンズ」のアルパカが営業している「ジャパリカフェ」は「こうざん」の山頂にありますが、通常では山頂まで登る事は難しく、トキのように空を飛べるフレンズでないと一苦労という場所であったため、客がなかなか来ないという状況になっています。アルパカが何故このような場所で喫茶店を営業しているのかという理由は、実際に存在するアルパカが元々高山に住んでいた動物であった事に関係していると考えられます。

「けものフレンズ」のアルパカも脚力があるため高いところに登る事が得意であり、重い荷物を持っていたとしても簡単に「こうざん」のふもとから喫茶店までを行き来できたため、山頂まで登る事は実は大変な事であると気付かなかったようです。またもう1つの理由に、たまたま通りがかった場所に空き家があった事で、他のフレンズ達の休憩所のようになればという思いから「博士」からお茶の淹れ方を習い、喫茶店を始めました。

「けものフレンズ」のアルパカの最大の魅力はやはり独特な喋り方で、これによりファンになったという視聴者も多くいます。声優を担当して藤井ゆきよのアドリブから生まれた喋り方ですが、この事によって人気を獲得し、「ニコニコ動画」で行われた「けものフレンズ キャラクター人気投票」では主人公であるかばんやサーバル、またハシビロコウに次いで4位という結果でトップクラスの人気となりました。

アルパカがトキに喉に優しいお茶を飲ませた事をきっかけに2人は仲良くなり、「ジャパリカフェ」などでよく一緒にいるところを見られるようになりましたが、この2人のコンビは見ていてほっこりするという視聴者の感想が多くあります。漫画版「けものフレンズ」ではトリが何度か別の場所に行ってしまうかもしれないという時があり、常連客を失いたくないアルパカが奮闘するという面白い回もありました。

2019年1月15日からアニメ第2期「けものフレンズ2」が放送されていますが、アルパカは毎回の次回予告に抜擢されているため、毎回訛りのある可愛い喋りを聞く事が出来ます。これだけで「けものフレンズ2」を観る価値があるというファンは少なくなく、視聴率を上げる要因の1つとなっています。

「けものフレンズ」にはサーバルやアライグマ、ギンギツネなど、動物の個性を取り入れた可愛いキャラクターが多く登場しますが、やはりアルパカの人気は高く、すべてのフレンズを見てもやはりアルパカを推していくというファンの意見が多くありました。

アニメ「けものフレンズ」のアルパカについて訛りなどの魅力や可愛いセリフ集をまとめ、担当声優も紹介してきましたが、独特なキャラクター性で人気となっている理由が分かります。今回のアルパカについてのまとめ記事を読んでから、もう一度アニメ「けものフレンズ」を1話から観てみるというのはいかがでしょうか?