ぷっすま終了は打ち切り？ジャニーズとの関係と草なぎ剛の結婚の噂を考察

ぷっすまは、ユースケ・サンタマリアさんと元SMAPの草なぎ剛さんがMCを務める、ゲストの芸能人と何かで対決し、色々なことを競い合う番組です。２人は、番組内で「彅スケ」という通称で呼ばれています。ぷっすまは、力の抜けた独特のゆるいテンポで進行し、その雰囲気が人気の理由でもあったようです。

番組のオープニングでは、ユースケ・サンタマリアさんと草なぎ剛さんが「偶然に居合わせた」などの小芝居をし、若手芸人たちがこの小芝居に挑戦するコーナーにもなっていました。

ぷっすまは、芸能人の間でもファンが多く、ダウンタウンの浜田雅功さんは日本テレビ系列のバラエティ番組『ガキの使い』で、「ついつい見てしまうテレビ番組は?」に「ぷっすま」と発言し、他局にも関わらず当番組の名前を答えています。

さらに、2011年3月29日放送のぷっすまにココリコの遠藤章造さんがゲストで出演した際には、「ぷっすまを普段からいつも見ている」と発言されました。他にも、上地雄輔さん、西川史子さん、小島瑠璃子さんなど、ぷっすまのファンである、と番組内で話すゲストがいました。

ぷっすまの出演者は、MCを務めるユースケ・サンタマリアさんと元SMAPの草なぎ剛さん、番組の進行役はテレビ朝日アナウンサーの大熊英司さんでした。ゲストには、普段滅多にテレビに出演されない女優の吉永小百合さんや俳優の渡哲也さん、L'Arc〜en〜Cielのボーカルhydeさんなども出演されました。

ゲストがこの番組で出演番組や映画の宣伝をするためには、番組内のゲームに勝たなければならず、番組開始時などにゲストが宣伝しようとすると、必ずユースケ・サンタマリアさんと草なぎ剛さんがそのPRを止めに入る、というのがおきまりでした。

複数回対戦の場合、1回に勝つ毎にPRタイムが10～15秒もらえる、というルール。PRタイムが得られなかったゲストには、彅スケが必ず何かを要求し、それに答えることができれば15秒間のPRタイムがもらえる、というものでした。

2008年に俳優の上川隆也さんが出演された回では、ヨーヨー・ピザ回しなどの対決していました。かき氷の早食い対決では、「味なんてどうでもいいです！」と言いながら抹茶とイチゴの味をミックスしたかき氷を本気で平らげていました。結果、上川隆也さんの健闘むなしく負けてしまいました。

罰ゲームでは、上川隆也さんが滝口順平さん（ナレーター）の声マネを披露しましたが、かなりそっくりでした。俳優さん達の普段は見られない姿が見られる、貴重なバラエティー番組でもあったのです。

ぷっすま打ち切りの理由がいくつか憶測されていますが、まず打ち切り理由の１つと言われている視聴率について調べてみます。ぷっすまの過去最高視聴率は、2005年4月5日放送回のギリギリマスター85分スペシャルで16.3%を記録しました。その後、火曜23時～放送されていた2011年4～9月期では平均視聴率は11%台とかなり好調でした。しかし、2011年10月に深夜帯へ移ってからは、平均で5％前後と下がってしまったようです。

もう一つぷっすま打ち切りの理由として噂となっているのが、ジャニーズ事務所の圧力が関係しているのではないか、ということです。

番組の出演枠自体をジャニーズ事務所が持っているという噂があり、そうなると、ぷっすまは草なぎ剛さんの番組というのではなく、ジャニーズ事務所の番組枠と捉えることができます。草なぎ剛さんは、2016年に全盛期の中解散したSMAPの元メンバーです。その後、ジャニーズ事務所を退所された為、ジャニーズ事務所の所属ではない草なぎ剛さんの出演するぷっすまが打ち切られたのではないか、と憶測されているのです。

ぷっすま打ち切りのもう一つの理由が、草なぎ剛さんの結婚ではないか？と言われています。

草なぎ剛さんは、度々週刊誌で女性との熱愛が報じられていました。ジャニーズ事務所の人気アイドルであったSMAP解散後に、草なぎさんから彼女に結婚の話を持ちかけたことや、子供が欲しいと語ったことが報じられました。長い歴史を誇るぷっすまを終えたことの背景には、そろそろ結婚に向けて本格的に話を進めたいことが理由では？と報じられたのです。

ぷっすまの最終回は、2018年3月30日（金）に放送されました。この日は最終回にもかかわらず新企画を行うという、なんとも「ぷっすま」らしい、ゆるい内容でした。 草なぎ剛さん発案の新企画「犬部」からスタート、自身の愛犬「くるみ」と一緒に登場し、木下優樹菜さんら犬好きのタレント3人と愛犬自慢を繰り広げました。

最終回で話題となったのが、準レギュラーの江頭2:50さんの存在でした。江頭さんといえばぷっすま打ち切りが正式発表された直後の放送回に乱入し、「はっきり言うけど、ぷっすまにエンディングはないんだよ！」「この番組、絶対エンディングは似合わねぇ！」と番組終了に異議を申し立て、セットを破壊するなど大暴れしました。この時の発言には「ファンの気持ちを代弁してくれた」とツイッター等で話題を呼んだのです。

最終回にやってきた江頭さんは、なぜが普段見ることのないスーツ姿で、同じく準レギュラーとして出演していたパラエティー番組も相次ぎ打ち切りとなることに危機感を覚え、宣伝用資料を持って直々に営業をしに来たというのでした。今後は「江頭ひではる」として、コンプライアンスを大事にする真面目なキャラクターでやっていく、と説明しました。

相変わらずの江頭ワールドを炸裂させていましたが、ユースケ・サンタマリアさんと草なぎ剛さんは前回の江頭さんの「名言」を振り返り、「ぷっすまにエンディングはない」というのはファンの気持ちであるだけでなく、2人の思いでもあったと感謝の気持ちを表しました。 

さらに、草なぎ剛さんは「本当に楽しかったです、20年ですからね。みなさんと出会えて。僕の人生に寄り添ってきた番組なんで」と感慨深げにコメントし、最後には「ぷっすまは終わるけど、彅スケにはエンディングはない」と発言し「江頭はエンド」と出演者の笑いを誘っていました。

最終回のラストシーンでは、ユースケ・サンタマリアさんと草なぎ剛さんからメッセージが伝えられ、ここでユースケさんが「みなさん、ぷっすまは終わりますけど、また何かやるかもしれないしね。」と含みを持たせると、草なぎさんも「また近々ね。」と呼応しました。そしてユースケさんが「言うだけタダだからね。また、近々お会いしましょう！」と締めたのです。

そして、終了時のテロップには「ぷっすまはこれにて一旦、完結します。」と書かれており、その「一旦」という言葉にファンは大きな意味を感じました。さらに、本編終了後には、画面の両横に「終わりは始まりってことで　また近々？お会いしましょう。」とのテロップを表示しました。この演出に、ぷっすまのファンからは「一旦打ち切りにはなったけど、今後も続きがあるのでは？」と期待の声があがっていました。

最終回で、気になるエンディングを迎えたぷっすま。ここで、ぷっすまの終了に関してネットではどのような感想や評価があったのか調査していきたいと思います！

ファンからは、「また会える気がする」「復活を待ってます！」といった声がやはり多く聞かれました。SMAPの大ヒット曲「世界に一つだけの花」をハッシュタグ（＃）に使い、お花の画像と共にツイートする方も多数いました。

「犬部」企画のゲストの岡井千聖さんが、アメブロで草なぎ剛さんとのツーショット写真とともに紹介していました。

番組終了を受けて、「はっきり言うけど、ぷっすまにエンディングはないんだよ！」と明言を残し、番組内で大暴れした江頭さんに対して、「ファンの声を代弁してくれた」「言いたいことを言ってくれた。ありがとう！」という感謝の声も聞かれました。

今回は、ぷっすま終了について最終回を中心に調べてみましたが、いかがでしたでしょうか？今現在、残念ながらぷっすまの続編などの情報はありませんでしたが、ユースケ・サンタマリアさん・草なぎ剛さん共に今後も色々な分野で活躍されることでしょう。今後、何かの形でお２人が共演されることが期待されます！