けものフレンズ騒動とは何だった?たつき監督降板・炎上の真相とその後まとめ

2017年1月から第1期の放送が開始され、2019年1月から第2期の放送が予定されている大人気アニメ「けものフレンズ」に関して起きた「けものフレンズ騒動」とは何だったのかをまとめていきます。「けものフレンズ」第1期の監督を務めたたつき監督は第2期では降板し、その事で炎上したという「けものフレンズ騒動」ですが、なぜそのような事が起こったのか、今回は真相を追及していきます。

けものフレンズ騒動とは何だった?たつき監督降板・炎上の真相とその後まとめのイメージ

目次

  1. けものフレンズとは?
  2. けものフレンズ騒動とは?
  3. けものフレンズ騒動でのたつき監督降板の真相
  4. けものフレンズ騒動のその後
  5. けものフレンズ騒動に対するネットの反応や感想は?
  6. けものフレンズ騒動まとめ

けものフレンズとは?

けものフレンズの概要

「けものフレンズ」とは「けものフレンズプロジェクト」によるメディアミックス作品でアニメやゲーム、コミックなど様々なジャンルに展開されています。特にアニメ作品は第1期が放送されるとインターネット上で大反響を呼びTwitterなどのSNSで登場キャラクターのセリフを模したつぶやきが相次いだほかニコニコ動画で配信されていた「けものフレンズ 第1話」の動画が1か月で100万回再生を突破するなどの人気作品となりました。

作品の内容は「フレンズ」と呼ばれている人間と同じような見た目をした動物たちが「ジャパリパーク」という架空の動物園を舞台に冒険をするというもので、基本的にはほのぼのしたものとなっています。2017年1月から放送されたアニメ第1期が人気となった事で、2019年1月から第2期である「けものフレンズ2」の放送が決定しており、かわいい新キャラクターなどもネット上で発表されているのでファンの間で話題となっています。

けものフレンズ11話ショック

アニメ「けものフレンズ」の第1期は全12話放送され10話まではほのぼの系のアニメとして人気となっていましたが、11話から突然シリアスな展開を迎え、戦闘シーンなども盛り込まれていきました。ほのぼの系アニメとして人気となっていた「けものフレンズ」だったので、11話からの急展開は今までのファンから酷評されるという事態にもなりましたが、最終的にはこの11話によって「けものフレンズ」の人気を急上昇させました。

けものフレンズ1期終了後の評価がすごい

アニメ「けものフレンズ」の第1期が終わると、名残惜しむファンがネット上で続編を切望する声を多く上げました。すると公式はファンの期待に応えるように2018年9月2日に「けものフレンズ」の第2期である「けものフレンズ2」の制作を発表しました。続編が発表されると第1期のシリーズ構成や脚本を担当したたつき監督にも注目が集まり、ファンたちはたつき監督が第2期の物語をどのような展開にしていくのか期待していました。

たつき監督は今まで自主制作でアニメーションを制作していましたが、アニメ「けものフレンズ」の監督に抜擢された事で念願であった初の商業商品を手掛ける事になりました。「けものフレンズ」の第1期の放送が終了してひと段落すると、たつき監督は自身のTwitter上で積極的にファンたちと交流を深め、人柄もあたたかく人間性が良かった事で「けものフレンズ」の人気と同じく彼も人気となっていきました。

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けものフレンズ騒動とは?

けものフレンズ2期決定

「けものフレンズ」はアプリゲームから始まりましたが、人気とは言えないものとなってしまったので、その後に放送されたアニメ「けものフレンズ」も放送当初は視聴率が思わしくありませんでした。しかしアニメオリジナルストーリーのほのぼの系アニメとして徐々に人気を伸ばしていき、キャラクター達のかわいさや前述した11話ショックもあって爆発的な人気を獲得した事で放送終了後すぐにアニメ第2期の放送が発表されました。

たつき監督が2期から降板

アニメ「けものフレンズ」の第1期の脚本を担当しており素晴らしい作品に仕上げてくれたたつき監督だったので、ファンは当然第2期もたつき監督が脚本を担当するものだと考えていましたが、2017年の9月25日にたつき監督がTwitter上で「けものフレンズ」のアニメから降板する事を報告するツイートをあげた事で、ファンたちは衝撃を受けました。あまりの事に後述する「株式会社KADOKAWA」に対する炎上へと繋がっていきました。

またたつき監督の降板を悲しんだファン達はすぐにインターネットネット上で「たつき監督辞めないで!」という題で署名運動を行い、一晩で2万人以上の署名が集まりました。今回のたつき監督降板から後に起きる炎上までを含めて「9.25けもフレ事件」と呼ばれています。

たつき監督降板にSNS炎上

たつき監督がアニメ「けものフレンズ」を降板した事で、ファン達の怒りは「株式会社KADOKAWA」や「けものフレンズプロジェクト」の制作陣などに向く事になりました。TwitterなどのSNSではKADOKAWAを批判するコメントで大炎上となり、KADOKAWAの系列会社である「ドワンゴ」が運営している「ニコニコ動画」で配信されている「けものフレンズ」の第1話には「プレミアム会員を辞める」などのコメントが殺到しました。

この炎上に対してKADOKAWAの代表取締役専務である井上伸一郎やたつき監督が所属しているアニメ制作会社「ヤフヨロズ」の福原慶匡による謝罪や炎上を鎮静化させるための活動がありましたが、たつき監督の降板に対する怒りが止まないファン達の炎上は一向に終わる気配はありませんでした。またKADOKAWAは「KADOKAWAが監督を降板させた」というファンに対し「たつき監督に直接連絡をしたわけではない」としていました。

たつき監督は印税をもらっていなかった?

「けものフレンズ2」の公式はyoutubeやTwitterで新ユニット募集を呼びかけ、オーディションを行る事を発表しました。しかしこのオーデションに使われた台本は、個人サイトである「目指そう!声優」で使われているものと内容が一致していたため管理者が指摘しさらなる炎上となりました。さらにたつき監督もその事に触れ、脚本費と印税を貰えていない事を自身のTwitterでツイートした事で留まる事を知らない大炎上となりました。

カドカワ商品に対する不買運動も

たつき監督の降板から始まり、大炎上となった今回の事件ですが、出版会社であり映像会社であるKADOKAWAに対して、「けものフレンズ」およびたつき監督のファン達はKADOKAWA商品を今後一切買わないなどの発言をネットでするようになってしまいました。その事に対する同意者も増えていき、KADOKAWAは大打撃となりましたが、2019年現在は沈静化しています。

けものフレンズ騒動でのたつき監督降板の真相

たつき監督降板の主な理由は自身の軽率な行動?

今回の騒動はKADOKAWAがたつき監督を一方的に降板させたと思ったファン達による炎上となりましたが、「けものフレンズプロジェクト」は、当初はたつき監督に第2期も担当してもらう予定であったという真相を述べました。

「けものフレンズ」の著作権は原作者である吉崎観音にありますが、たつき監督は独自に「けものフレンズ」の番外編を制作したり、自身が代表を務めるサークル「irodori」でファンブックを作っていました。このたつき監督の軽はずみな行動により、たつき監督が所属している「ヤオヨロズ」の福原慶匡はたつき監督に「けものフレンズ」制作から降板させるという選択をしたというものが真相になります。

けものフレンズの著作権は原作者にある

「けものフレンズ」の著作権は、原作者であり漫画家の吉崎観音にあります。それにも関わらずたつき監督は「けものフレンズ」に関する作品を個人的に制作してしまったために今回の騒動の原因となってしまいました。真相が分かってから1年以上が経ちますが、この炎上は現在も沈静化しておらず、「けものフレンズ」ファンはたつき監督側とKADOKAWA側に分かれているという状態になっています。

けものフレンズ騒動のその後

たつき監督の復帰交渉は失敗

「けものフレンズ」およびたつき監督のファンたちは、SNS上でたつき監督を「けものフレンズ」の監督に復帰させる交渉を始めました。この運動は国境を越えて世界中に広がり、茂木健一郎などの著名人も参加して最終的には500万人以上の署名が集まりました。2017年12月28日にこの交渉は終了しましたが、結局は福原慶匡がたつきを監督に復帰させる事は無いと述べ、世界中の「けものフレンズ」のファン達は悲しみにくれました。

たつき監督と吉崎氏の相互フォロー外れる

アニメ「けものフレンズ」放送前から、原作者である吉崎観音はTwitterで相互フォーローをし合っていましたが、騒動があってからは外れています。仲が良かったという2人ではありますが、この事に関して「吉崎観音がたつき監督に嫉妬したのではないか」という憶測がファンの間で飛び交っています。真相については両者とも語っていないため分かりませんが、現在は険悪なムードなのではないかとネット上では噂されています。

けものフレンズ騒動を受けてファンはどうすべきか

アニメ「けものフレンズ」のたつき監督降板騒動があった事で、多くのファンが悲しみました。もはや世界中で広がった今回の騒動ですが、台湾の「けものフレンズ」ファン達がコミュニティを立ち上げている事が分かりました。このコミュニティではたつき監督の復帰活動と、「けものフレンズ」の騒動の真相を解明するための活動をしているようです。ファン達によるこういった活動の積み重ねが、たつき監督復帰に繋がるかもしれません。

たつき監督の現在

たつき監督は「けものフレンズ」の監督を降板されてからも自身が代表を務めるサークル「irodori」にてアニメ制作を続けており、現在でも自主制作アニメを公開しています。また、オリジナルアニメ「ケムリクサ」のテレビ放映も決定しています。さらにアニメ雑誌の表紙のイラストを担当するなど、活躍しています。もはや信者化しているというファンが多数いるたつき監督は、ファンに支えられながら精力的に活動中です。

現在発売されているオリジナルアニメ「傾福さん」のDVDが、売り上げ好調の「けものフレンズ」のDVDやグッズなどを抑えて「Amazon」で1位に輝いており、もはや今一番勢いのあるアニメーターの1人として注目されています。また相変わらず自身のTwitterではファンとの交流を続けており、地道にファンが増え続けている事から「Twitterトレンド大賞」を受賞しました。

けものフレンズ騒動に対するネットの反応や感想は?

たつき監督降板が悲しい

アニメ「けものフレンズ」のたつき監督降板騒動があり、ことの発端などの真相が分かった今でも、たつき監督の降板を悲しみ、復帰を願うファンは多くいます。「けものフレンズ」のアニメ作品といえばたつき監督という事でファン達に連帯感が生まれてすぐの降板であったので、ショックを引きずるファンが大勢います。しかし騒動があった当初よりはKADOKAWAに対する批判的な意見は少なくなり、擁護する意見も増えてきています。

たつき監督をいじめるな!

「けものフレンズ」の騒動は、たつき監督が降板させられたというところから炎上にまで発展する騒動となりましたが、事の発端はたつき監督の著作権侵害にもなりえる軽はずみな行動だったという真相が分かった事で、KADOKAWAを擁護し、たつき監督を非難する声もあがるようになりました。しかしたつき監督のファン達は「けものフレンズ」の第1期を成功させ、素晴らしい作品で感動させてくれた彼の味方でい続けています。

騒動が起きた事でがっかりした

アニメ「けものフレンズ」は、かわいいキャラクター達が冒険する姿を面白おかしく描いており、11話から突如シリアスな展開を迎えるという楽しいアニメ作品に仕上がっているため、第1期が終わった今も見続けているファンが多くいます。しかしその一方で、騒動があった事によって冷めてしまったという視聴者も少なくありません。そのため現在も収まっていない騒動が沈静化する事を願うファンが大勢います。

公式が沈静化に努めてほしい

たつき監督の降板騒動から、2019年現在1年以上が経過しましたが炎上は完全には沈静化しておらず、ファンの間にもぎすぎすした雰囲気が続いています。この事をKADOKAWAや「けものフレンズプロジェクト」の関係者達に深く受け止めてもらい、沈静化のために対処してほしいと願うファンが多くいます。またこれからはこのような騒動が起きないように注意してほしいという意見が非常に多くなっています。

第2期の監督は誰?

たつき監督が降板された今、「けものフレンズ2」の監督は誰になるのかという事がファン達の間で気になるところでしたが、第2期の監督は人気アニメ「アイカツ!」などで知られる木村隆一に決定しており、すでに制作が開始されています。「アイカツ!」は低予算の中制作され視聴者から高評価を得た作品なので、今回の「けものフレンズ」も少ない制作陣の中、素晴らしい作品を作ってくれるのではないかと期待するファンが多くいます。

木村隆一の監督起用に対する批判の声は非常に少なく、公式が汚名返上の為に起用したのではないかという声もありますが、楽しみにしているファンの方が多くなっています。しかし「けものフレンズ」の第1期の主人公であったかばんが登場しないという事が発表され、この事には多少非難の声が挙がりました。

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けものフレンズ騒動まとめ

アニメ「けものフレンズ」の第1期が終了し、第2期の発表があった直後に起きた今回の騒動について、真相も含めながら説明してきました。行く末が全く分からず現在も完全には沈静化していないこの騒動ですが、真相が分かった今でもファン達はたつき監督の復帰と「けものフレンズ2」が素晴らしい作品になる事を期待しています。

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