年代別の面白いアニメランキング！歴代のおすすめ作品・傑作を一覧で紹介

まずは、1998～2003年代のおすすめアニメランキングTOP10です。なお、ランキングはその年に放送開始されたアニメを中心に、前年以前から継続放送されていたアニメも含めて一覧にしています。つまり、それぞれの年に面白い！と評判だった傑作アニメの年代別歴代ランキングとなっています。

• 第1位「カウボーイビバップ」
• 第2位「頭文字D」
• 第3位「カードキャプターさくら（第1期）」
• 第4位「名探偵コナン」（1996年～）
• 第5位「ポケットモンスター」（1997年～）
• 第6位「遊☆戯☆王」
• 第7位「ブレンパワード」
• 第8位「スーパーミルクチャン」
• 第9位「ロスト・ユニバース」
• 第10位「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」

1998年の1位は、サンライズ制作のSFアニメ「カウボーイビバップ」です。2071年の火星を中心とした太陽系を舞台に、賞金稼ぎのスパイク・スピーゲルたちの活躍を描いた傑作です。ハードボイルドをベースに、サスペンスやコメディなど様々な要素を含んだSF活劇で、オシャレな世界観や軽快な音楽が人気を博しました。

1998年、他のおすすめ注目アニメとしては、一覧では第2位の「頭文字D」が挙げられます。峠道における走り屋バトルを描いたアニメですが、そのバトルシーンに毎回様々なユーロビート・ミュージックが流れ、バトルを大いに盛り上げます。アニメのサントラ集だけでなく、これらのユーロビート音楽だけを収録したCDが発売されたことなどは、歴代アニメには類を見ないスペシャルな企画でした。

• 第1位「ONE PIECE」
• 第2位「おジャ魔女どれみ」
• 第3位「HUNTER×HUNTER」
• 第4位「頭文字D Second Stage」
• 第5位「カードキャプターさくら（第2期）」
• 第6位「名探偵コナン」（1996年～）
• 第7位「ポケットモンスター」（1997年～）
• 第8位「デジモンアドベンチャー」
• 第9位「カードキャプターさくら（第3期）」
• 第10位「ゾイド -ZOIDS-」

1999年の第1位は、東映アニメーション制作の海洋冒険アニメ「ONE PIECE」です。原作は尾田栄一郎さんの漫画で、海賊王を目指すモンキー・D・ルフィが仲間とともに海を巡る物語です。夢や友情をテーマに、歴代アニメの中でも随一と言っていい感動エピソードを提供する傑作です。

1999年、他のおすすめ注目アニメは、1998年に続いてランクインした「名探偵コナン」と「ポケットモンスター」です。どちらも大人気を持続している長寿番組です。毎年多くの傑作が生まれる歴代アニメ界において、連続ランクインは安定した作風と視聴者を楽しませる要素を常に持ち合わせています。

• 第1位「幻想魔伝 最遊記」
• 第2位「ONE PIECE」（1999年～）
• 第3位「はじめの一歩」
• 第4位「犬夜叉」
• 第5位「名探偵コナン」（1996年～）
• 第6位「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」
• 第7位「デジモンアドベンチャー02」
• 第8位「おジャ魔女どれみ#」
• 第9位「ポケットモンスター」（1997年～）
• 第10位「頭文字D Second Stage」（1999年～）

2000年の第1位は、ぴえろ制作のSF伝記アニメ「幻想魔伝 最遊記」です。中国の物語である「西遊記」をモチーフに、仲間たちが西へ向かって旅をする物語です。美形キャラの三蔵一行、そしてその声優陣にも人気が集まり、その後も続編が多く創られた傑作です。また、その主題歌もキャラのカッコ良さを引き立てています。

• 第1位「ヒカルの碁」
• 第2位「テニスの王子様」
• 第3位「ONE PIECE」（1999年～）
• 第4位「シャーマンキング」
• 第5位「グラップラー刃牙」
• 第6位「名探偵コナン」（1996年～）
• 第7位「はじめの一歩」（2000年～）
• 第8位「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」
• 第9位「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」（2000年～）
• 第10位「ジャングルはいつもハレのちグゥ」

2001年の第1位は、ぴえろ制作の囲碁アニメ「ヒカルの碁」です。ほったゆみさん原作・小畑健さん作画の漫画がアニメ化された傑作です。進藤ヒカルという少年が、天才棋士・藤原佐為の霊に取り憑かれたことから囲碁の世界に足を踏み入れ、「神の一手」を目指すことになるという物語です。囲碁アニメですが対局の内容などは省略し、うまくストーリーを見せる工夫が成されています。

2001年、他のおすすめ注目アニメは、依然一覧で第6位に連続ランクインしている「名探偵コナン」です。この年から赤井秀一というキャラクターが登場し、さらに人気を博しました。キャラの名前、そして声優が池田修一さんということで、そのモデルは紛れもなく「機動戦士ガンダム」のシャア・アズナブル。こうしたお遊び演出で、歴代アニメファンの心を繋ぎ止めるのもまた、傑作たる所以でしょう。

• 第1位「機動戦士ガンダムSEED」
• 第2位「OVERMANキングゲイナー」
• 第3位「NARUTO -ナルト-」
• 第4位「フルメタル・パニック！」
• 第5位「.hack//SIGN」
• 第6位「名探偵コナン」（1996年～）
• 第7位「最終兵器彼女」
• 第8位「プリンセスチュチュ」
• 第9位「テニスの王子様」（2001年～）
• 第10位「あずまんが大王」

2002年の第1位は、サンライズ制作のSFロボットアニメ「機動戦士ガンダムSEED」です。歴代ガンダムの流れを汲む中、新たな世代に向けての原点回帰ガンダムとして創られたアニメで、「SEED」には物語のキーである未知の突然変異遺伝子の設定が含まれています。

「ニュータイプ」をキーワードに展開されたファーストガンダムよろしく、ガンダムSEEDでは「コーディネイター」という遺伝子操作された新人類をテーマにしています。そして、キラ・ヤマトとアスラン・ザラという二人の親友が過酷な運命に巻き込まれていくストーリーに、多くのファンが共感し涙しました。

• 第1位「鋼の錬金術師」
• 第2位「機動戦士ガンダムSEED」（2002年～）
• 第3位「金色のガッシュベル!!」
• 第4位「プラネテス」
• 第5位「カレイドスター」
• 第6位「ヒカルの碁」（2001年～）
• 第7位「名探偵コナン」（1996年～）
• 第8位「プリンセスチュチュ」（2002年～）
• 第9位「魁!!クロマティ高校」
• 第10位「ボボボーボ・ボーボボ」

2003年の第1位は、ボンズ制作のファンタジーアニメ「鋼の錬金術師」です。原作は荒川弘さんの漫画で、錬金術が存在する架空の世界を舞台としたファンタジーアニメの傑作です。錬金術の失敗によって左脚を失ったエドと身体全体を失ったアルの兄弟が、その身体を取り戻す旅に出るという物語です。

2003年、他のおすすめ注目アニメは、再び一覧で第6位にランクインした「ヒカルの碁」です。原作漫画のイメージを損なわないテンポの良さで人気を博したこのアニメは、この年最終回を迎えますが、そのラストシーンからエンディングテーマへの流れが素晴らしい！と大評判になりました。ストーリーとしては原作漫画の途中で終わったにもかかわらず、見事な最終回となっていました。

続いて、2004～2008年代のおすすめアニメランキングTOP10です。まずは一覧で傑作アニメをご紹介し、その他のおすすめポイントも解説します。

• 第1位「BLEACH」
• 第2位「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」
• 第3位「蒼穹のファフナー Dead Aggressor」
• 第4位「魔法少女リリカルなのは」
• 第5位「MAJOR（第1期）」
• 第6位「ふたりはプリキュア」
• 第7位「SAMURAI 7」
• 第8位「ローゼンメイデン」
• 第9位「焼きたて!!ジャぱん」
• 第10位「ケロロ軍曹」

2004年の第1位は、studioぴえろ制作のバトル系アニメ「BLEACH」です。原作は久保帯人さんの漫画で、家族を守るために悪霊・虚（ホロウ）を退治する死神となってしまった高校生・黒崎一護を中心に描かれるアクションアニメの傑作です。歴代でもなかなかない全366回にも渡るロングランアニメで、幅広い年齢層の心を掴みました。

2004年、他のおすすめ注目アニメは、一覧では第6位にランクインした「ふたりはプリキュア」です。ここから、現在に至るまで歴代全て大人気のプリキュア・シリーズが始まったわけですが、「美少女戦士セーラームーン」以来のヒロイン戦士の登場は、まさに歴史的傑作の誕生でした。

第1位「創聖のアクエリオン]
第2位「交響詩篇エウレカセブン」
第3位「ふたりはプリキュア Max Heart」
第4位「灼眼のシャナ」
第5位「地獄少女」
第6位「アイシールド21」
第7位「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」（2004年～）
第8位「魔法少女リリカルなのはA's」
第9位「BLOOD+」
第10位「MAJOR（第2期）」

2005年の第1位は、サテライト制作のSFロボットアニメ「創聖のアクエリオン」です。伝説の機械天使「アクエリオン」を操る特殊能力者の物語で、「あなたと合体したい」というキャッチフレーズが大きな話題となりました。そして、主題歌も様々なメディアで取り上げられ、いくつもの賞を受賞しています。

2005年、他のおすすめ注目アニメは、一覧では第8位にランクインした「魔法少女リリカルなのはA's」です。このアニメのオープニング「ETERNAL BLAZE」は水樹奈々さんの大ヒット曲となり、「創聖のアクエリオン」とともにアニソンLIVEの大きな波を呼び込みました。

• 第1位「涼宮ハルヒの憂鬱」
• 第2位「ひぐらしのなく頃に」
• 第3位「銀魂（第1期）」
• 第4位「コードギアス 反逆のルルーシュ」
• 第5位「.hack//Roots」
• 第6位「BLACK LAGOON」
• 第7位「桜蘭高校ホスト部」
• 第8位「Fate/stay night」
• 第9位「NARUTO -ナルト-」
• 第10位「DEATH NOTE」

2006年の第1位は、京都アニメーション制作のSF学園アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」です。原作は谷川流さんのライトノベル「涼宮ハルヒシリーズ」で、日常と非日常が交錯するかなり実験的なアニメでした。キョンというごく普通の高校生男子の前に現れた涼宮ハルヒを中心に、様々なキャラクターが謎のストーリーを織り成す独特の作品となっています。

• 第1位「銀魂（第1期）」（2006年～）
• 第2位「のだめカンタービレ」
• 第3位「天元突破グレンラガン」
• 第4位「逆境無類カイジ Ultimate Survivor」
• 第5位「NARUTO -ナルト- 疾風伝」
• 第6位「ハヤテのごとく！」
• 第7位「おおきく振りかぶって」
• 第8位「MAJOR（第3期）」
• 第9位「さよなら絶望先生」
• 第10位「機動戦士ガンダム00（第1期）」

2007年の第1位は、サンライズ制作のSF時代劇ギャグアニメ「銀魂」です。原作は空知英秋さんの漫画で、江戸時代末期を舞台に宇宙人の襲来を受けるというドタバタギャグの中に、感動を誘う人情ストーリーなども織り交ぜた傑作です。

放送開始は前年の2006年でしたが、変わらぬ人気が続き、アニメ作品ならではの様々な別番組パロディや声優遊びなど、視聴者を巧みに笑わせ、感動させ、2年目にして第1位というランキングになりました。ここからしばらくは、「銀魂」がアニメ界のある意味柱の一つとなっていきます。

• 第1位「マクロスF」
• 第2位「夏目友人帳」
• 第3位「とある魔術の禁書目録」
• 第4位「銀魂（第1期）」（2006年～）
• 第5位「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」
• 第6位「名探偵コナン」（1996年～）
• 第7位「スキップ・ビート！」
• 第8位「絶対可憐チルドレン」
• 第9位「ロザリオとバンパイア」
• 第10位「墓場鬼太郎」

2008年の第1位は、サテライト制作のSFロボットアニメ「マクロスF」です。マクロス・シリーズ生誕25周年記念作品で、物語の年代は「超時空要塞マクロス」から50年後。主要な男女キャラクターの三角関係が変わらぬ基本構成で、敵への攻撃も歴代マクロス同様「歌」がキーポイントになっています。過去のシリーズへのセルフオマージュも多く、菅野よう子さんの音楽とともに多大な支持を得ました。

2008年、他のおすすめ注目アニメは、一覧で第6位に返り咲いた「名探偵コナン」です。2001年に登場した赤井秀一のライバル的なキャラとして、この年から安室透（あむろ・とおる）が登場します。別名が降谷零（ふるや・れい）で声優が古谷徹さんということで、これまた「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイがモデルとなっています。これが視聴者に大ウケし、今なお大人気を博しています。

続いて、2009～2013年代のおすすめアニメランキングTOP10です。まずは一覧で傑作アニメをご紹介し、その他のおすすめポイントも解説します。

• 第1位「けいおん！」
• 第2位「君に届け」
• 第3位「銀魂（第1期）」（2006年～）
• 第4位「FAIRY TAIL（第1期）」
• 第5位「東京マグニチュード8.0」
• 第6位「クロスゲーム」
• 第7位「名探偵コナン」（1996年～）
• 第8位「戦国BASARA」
• 第9位「涼宮ハルヒの憂鬱」
• 第10位「続 夏目友人帳」

2009年の第1位は、京都アニメーション制作の学園音楽系アニメ「けいおん！」です。原作はかきふらいさんの4コマ漫画で、部員0で廃部寸前の軽音部で女性高校生たちがバンドを組み、活動を行っていくという物語です。深夜アニメながら高視聴率を叩き出し、主題歌や挿入歌も大いに話題となりました。

2009年、他のおすすめ注目アニメは、一覧では第9位にランクインした「涼宮ハルヒの憂鬱」です。このアニメは2006年に放送され大ヒットしましたが、この年、新作を数話プラスした形で再度放送されました。そして、僅かな違いだけで同じストーリーの回を8週連続で放送した「エンドレスエイト」が大きな話題となりました。歴代アニメではあり得ない、まさに奇想天外アニメの真骨頂でした。

• 第1位「ハートキャッチプリキュア！」
• 第2位「バクマン。（第1期）」
• 第3位「デュラララ!!」
• 第4位「銀魂（第1期）」（2006年～）
• 第5位「けいおん!!」
• 第6位「屍鬼」
• 第7位「神のみぞ知るセカイ」
• 第8位「名探偵コナン」（1996年～）
• 第9位「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
• 第10位「アマガミSS」

2010年の第1位は、東映アニメーション制作の戦闘美少女アニメ「ハートキャッチプリキュア！」です。7作目のプリキュア・シリーズで、敵は「人間の負の部分」から怪物を作り出すという設定で、その練り込まれたストーリーが人気を博しました。「子供たちの心を掴む」「心の大切さを知る」をいう意味において、見事にハートキャッチしたアニメだったと言えるでしょう。

• 第1位「魔法少女まどか☆マギカ」
• 第2位「ちはやふる」
• 第3位「トリコ」
• 第4位「Fate/Zero（第1期）」
• 第5位「銀魂'」
• 第6位「バクマン。（第2期）」
• 第7位「Persona4 the ANIMATION」
• 第8位「夏目友人帳 参」
• 第9位「BLOOD-C」
• 第10位「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%」

2011年の第1位は、シャフト制作の魔法少女ダークファンタジーアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」です。願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人類の敵と戦うという、歴代魔法少女アニメの形を借りつつ、物語は徐々に残酷かつ複雑怪奇な方向性へとシフトし、壮大なラストを迎えます。「近年最大の話題性」と呼ばれる所以は、その辺りの意外性だったのでしょう。

2011年、他のおすすめ注目アニメは、一覧では第7位にランクインした「Persona4 the Animation」です。これは2008年に発売された「ペルソナ4」というRPGゲームのアニメ化作品ですが、戦闘シーンでヴォーカル入りの楽曲が流れるという従来にない方式が採られました（厳密にはペルソナ3から）。英語中心のそれらの楽曲はいずれも洒落ていて、アーティスト中心のLIVEが話題を呼ぶようにもなりました。

• 第1位「黒子のバスケ（第1期）」
• 第2位「ジョジョの奇妙な冒険」
• 第3位「男子高校生の日常」
• 第4位「ソードアートオンライン」
• 第5位「PSYCHO-PASS サイコパス」
• 第6位「宇宙兄弟」
• 第7位「アクセルワールド」
• 第8位「Fate/Zero（第2期）」
• 第9位「新世界より」
• 第10位「モーレツ宇宙海賊」

2012年の第1位は、プロダクションI.G制作のバスケ青春アニメ「黒子のバスケ」です。原作は藤巻忠俊さんの漫画で、バスケットボールを通して描く青春物語ですが、キャラや技の魅力にも大きく焦点が充てられた一種SF的要素もある傑作です。主人公の黒子テツヤは、「キセキの世代」と呼ばれる天才集団の陰に隠れる6人目の男でしたが、その特徴を生かして様々な技を繰り出します。

2012年、他のおすすめ注目アニメは、一覧では第3位にランクインした「男子高校生の日常」です。タイトル通り、数人の男子高校生の日常生活を描いたアニメですが、ドラクエやガンダムなど他作品のパロティも多く、それを登場人物が作品内でツッコむという新しい手法で笑わせたりします。他にもシュールな表現が随所に盛り込まれた傑作です。

• 第1位「進撃の巨人」
• 第2位「ラブライブ！（第1期）」
• 第3位「弱虫ペダル」
• 第4位「黒子のバスケ（第2期）」
• 第5位「PSYCHOPASS サイコパス」（2012年～）
• 第6位「宇宙兄弟」（2012年～）
• 第7位「ダイヤのA」
• 第8位「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animarion」
• 第9位「ちはやふる2」
• 第10位「マギ The Kingdom magic」

2013年の第1位は、WIT STUDIO制作のパニックファンタジーアニメ「進撃の巨人」です。原作は諌山創さんの漫画で、突如現れた謎の巨人に対して人類が如何にして対抗するかを描く傑作です。過激な描写も多く、賛否両論ある作風ではありますが、ストーリーが進むにつれて積み重なっていく謎が、絶え間なく視聴者を引き付けていきます。Linked Horizonさんによる主題歌も大いに話題となりました。

続いて、2014～2018年代のおすすめアニメランキングTOP10です。まずは一覧で傑作アニメをご紹介し、その他のおすすめポイントも解説します。

• 第1位「PSYCHO-PASS サイコパス 2」
• 第2位「ハイキュー!!」
• 第3位「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」
• 第4位「ワールドトリガー」
• 第5位「鬼灯の冷徹」
• 第6位「七つの大罪」
• 第7位「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」
• 第8位「弱虫ペダル GRANDE ROAD」
• 第9位「ソードアートオンラインⅡ」
• 第10位「ノーゲーム・ノーライフ」

2014年の第1位は、Production I.G制作のSFサスペンスアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス 2」です。2012年から始まった前作も人気でしたが、続編となった本作でさらに物語の幅も広がり、壮大なストーリーとなりました。「全人類の精神が数値化されて管理される」近未来が舞台で、理想数値を超えた犯罪係数の高い人間は潜在犯として裁かれるというテーマが核となっています。

• 第1位「ワンパンマン」
• 第2位「おそ松さん（第1期）」
• 第3位「Go！プリンセスプリキュア」
• 第4位「監獄学園」
• 第5位「血界戦線」
• 第6位「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編」
• 第7位「黒子のバスケ（第3期）」
• 第8位「戦姫絶唱シンフォギアGX」
• 第9位「艦隊これくしょん -艦これ-」
• 第10位「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ（第1期）」

2015年の第1位は、マッドハウス制作のギャグアクションアニメ「ワンパンマン」です。ONEさん原作・村田雄介さん作画の漫画がアニメ化されたもので、あらゆる敵をパンチ一発（ワンパン）で倒してしまうサイタマが主人公の、ギャグアクションアニメです。政府に認められたヒーローが多数存在するという、いわゆる「ヒーローギャグ」でもありますが、魅力あるキャラたちの絡みも見どころの一つです。

• 第1位「ジョーカー・ゲーム」
• 第2位「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」
• 第3位「坂本ですが？」
• 第4位「ユーリ!!! on ICE」
• 第5位「僕のヒーローアカデミア（第1期）」
• 第6位「Go！プリンセスプリキュア」（2015年～）
• 第7位「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ（第2期）」
• 第8位「文豪ストレイドッグス（第1期）」
• 第9位「マクロスΔ」
• 第10位「魔法つかいプリキュア！」

2016年の第1位は、Production I.G制作のミステリーアニメ「ジョーカー・ゲーム」です。原作は柳広司さんのスパイ小説で、スパイ養成学校「D機関」を卒業したスパイたちが、世界各国で秘密裏の諜報活動をする物語です。原作がシリーズ短編小説ということで、毎回各キャラクターが交代で主軸となる展開でしたが、いずれも視聴者を釘付けにする一流スパイ・ミステリーとなっていました。

2016年、他のおすすめ注目アニメは、一覧では第6位にランクインした「Go！プリンセスプリキュア」です。前年も3位にランクインしていますが、最終回の結末が大いに話題となりました。「夢と絶望」をテーマでしたが、最後の決戦で主人公が「絶望も決して消えない」と悟ったことで敵が戦うことを止め、ラストシーンでは主人公が現実を見つめて「暗い表情と明るい表情」を見せるという、ヒロイン戦士ものでは珍しい形でした。

• 第1位「僕のヒーローアカデミア（第2期）」
• 第2位「夏目友人帳 陸」
• 第3位「鬼灯の冷徹 第弐期」
• 第4位「血界戦線 & BEYOND」
• 第5位「メイドインアビス」
• 第6位「進撃の巨人 Season 2」
• 第7位「アホガール」
• 第8位「いぬやしき」
• 第9位「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」
• 第10位「異世界食堂」

2017年の第1位は、ボンズ制作の学園ヒーローアクションアニメ「僕のヒーローアカデミア」です。原作は堀越耕平さんの漫画で、「個性」を武器にすることでヒーローとなっていく世の中で、無個性だった主人公が努力してヒーローを目指して成長していく物語です。アニメは前年から放送されていましたが、ストーリーが進むにつれて人気も増大し、翌年には劇場版アニメも制作されました。

• 第1位「ゾンビランドサガ」
• 第2位「ポプテピピック」
• 第3位「ゴールデンカムイ（第1期）」
• 第4位「はたらく細胞」
• 第5位「ヲタクに恋は難しい」
• 第6位「ルパン三世 PART5」
• 第7位「カードキャプターさくら クリアカード編」
• 第8位「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」
• 第9位「PERSONA5 the Animation」
• 第10位「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」

2018年の第1位は、MAPPA制作のアイドルブラックコメディアニメ「ゾンビランドサガ」です。死んでしまった少女たちがゾンビとなって蘇り、佐賀県を救うためにご当地アイドルを目指すという物語です。その内容は、第1話放送時まで完全に伏せられ、放送後は衝撃的かつ斬新なストーリーに騒然となりました。

佐賀県も作品に全面協力しており、エピソード内には実在する佐賀県のお店や行事などが多数登場します。そして、作品内で結成されたアイドルグループ・フランシュシュを演じる声優さんたちが、実際にステージでフランシュシュとしてLIVEを行うという流れにもなり、今後の展開が注目されています。

2018年、他のおすすめ注目アニメは、一覧では第2位にランクインした「ポプテピピック」です。危険なほど他作品パロディ・オンパレードな作風もさることながら、AパートとBパートでほぼ同じ内容を流し、尚且つ主役二人の声優を両パートで毎週変えていくという、これまでにない斬新な手法が採られました。全12話で総勢48名の声優さんが主役を演じたというのは、まさに歴史的な快挙でしょう。

以上、ここ20年間の歴代おすすめアニメの一覧を、年代別にご紹介しました。各年代ごとに傑作アニメは多くあり、おすすめポイントも数え切れません。一覧でしかご紹介できなかった作品もありますが、ぜひこの一覧を参考に、これまで未見だった歴代傑作アニメをご覧になってみてください！