けものフレンズの謎・最終回を徹底考察!伏線や闇が深いといわれる理由を解説

2017年に放送され大ブームとなったのがアニメ、けものフレンズです。不思議な世界観で放送中から最終回、現在に至るまで数々の謎が残されており、現在もファンによる様々な考察が繰り広げられています。今回はけものフレンズの最終回を中心にそれまでの謎や伏線の回収などを考察も含めて解説しつつ、けものフレンズ2が放送開始された現在もファンの間で繰り広げられている考察について紹介していきます。

けものフレンズの謎・最終回を徹底考察!伏線や闇が深いといわれる理由を解説のイメージ

目次

  1. けものフレンズとは?
  2. けものフレンズの最終回を考察
  3. けものフレンズの闇が深いといわれる理由を解説
  4. けものフレンズのその他の謎や伏線を考察
  5. けものフレンズの2期を考察
  6. けものフレンズを観た感想や評価は?
  7. けものフレンズの謎・最終回考察まとめ

けものフレンズとは?

けものフレンズの作品情報

具体的に作品の中身について紹介する前にけものフレンズについても簡単に紹介しておきます。けものフレンズは元々、メディアミックスする事を前提に作られたプロジェクトを出発地点としている作品で、まず初めにゲームアプリ、次に漫画化、そしてアニメ化が行われた作品です。ゲーム、漫画の時点ではそこまで高い人気を得る事はありませんでしたが、アニメの放送で一気にその知名度を高めた作品です。

アニメが放送開始されたのは2017年1月で、終息しかかっていたプロジェクトを一気に一大ブームを巻き起こす結果となりました。元々がKADOKAWA系列な事もありニコニコ動画で放送された際には1話はそれまでの視聴記録を越え、11話配信直後にはあまりにも集中的にアクセスした為にサーバーがパンクしてしまう自体にもなりました。

それらの影響が物語るようにアニメ各賞、新語・流行語大賞をそれぞれ受賞、ノミネートされるなどしています。主題歌や、アニメ内のユニットから派生したアイドルグループなど元々のメディアミックスに加えて幅広い活動も見られ高い人気を獲得しています。

けものフレンズの考察班がすごい

けものフレンズの人気を後押ししたのが、作中の数々の謎を考えて議論する「考察班」と言われる人々の存在です。けものフレンズではその世界観、物語の謎が随所に散りばめられており、しかも満足に解説しないまま進行していく形になっていた事から各話が放送される度に新しい謎を呼び、実に様々な考察をする人が現れネットを騒がせました。

詳しくは後述しますが、現実味のある物から突拍子もない物までその考察の幅は広く最終回で伏線として明かされた謎もいくつかはありましたが、その全ての謎が解説されたわけでは当然ない為、アニメ放送終了後も継続して考察が行われ発表される度に話題になり、それがけものフレンズの継続的な人気を後押ししました。

ANIME | けものフレンズプロジェクト

けものフレンズの最終回を考察

ここからはけものフレンズの中でも特に多くの考察が行われている最終回、そして最終回でそれまでの謎が明かされた伏線などの考察を紹介していきます。

けものフレンズの最終回あらすじ

けものフレンズの最終回の考察について詳しく解説していく前に最終回のあらすじを紹介していきます。最終回直前、セルリアンと戦う中、サーバルを助ける為にかばんちゃんが食べられてしまった11話、最終回は助け出されたサーバルが目を覚ます所から始まります。サーバルは記憶も無事でしたがすぐにかばんちゃんがいない事に気付き様子を見ていたヒグマやキンシコウから現状を聞いて助け出そうとします。

ヒグマは諦める事を諭しますがサーバルはラッキービーストの助言も受けてヒグマと共にかばんちゃんの救出に向かいます。そこに他のフレンズも加勢に現れ、それぞれの持ちうる手段を用いてセルリアンを攻撃、なんとかかばんちゃんの救出に成功、かばんちゃんも記憶を失う事なく、戻ってきましたが、セルリアンを完全に消滅させるべく共に旅をしてきたラッキービーストが身を呈してジャバリパークを守ります。

ラッキービーストは元々立てた作戦通りにセルリアンを海に導き作戦を完遂させます。ラッキービーストはその身体こそ失ってしまいますがなんとかコアになる部分だけは海に流れ着いておりかばんちゃん達が発見する事ができます。時は流れ1カ月後、かばんちゃんはすっかり島での生活にも慣れていましたが、フレンズのみんなの後押しを受けて当初の目的でもあった島を出てヒトを探す旅に出るのでした。

最終回での伏線回収:ラッキービーストが喋れる条件

フレンズの誰も喋るのを見た事がなくずっとかばんちゃんにのみ反応していたラッキービースト。かばんちゃんにのみ反応して喋って以降もその条件から果ては声を当てている声優までエンドクレジットでも「???」と表現される徹底ぶりでした。そんな伏線からラッキービーストが喋る条件が分かったのも最終回でした。サーバルからの問いかけに答えたラッキービーストは喋り出した理由を自ら語ったのです。

ラッキービーストが語るには「人の緊急事態対応時のみ、フレンズへの干渉が許可されている」との事です。これを語ったのはちょうどかばんちゃんがセルリアンに捕らわれている時なのでこの条件を満たしていると言えます。また、助けられた後、かばんちゃんに促されたサーバルが「食べちゃうぞー」と言った時にも喋っている事からラッキービーストが喋った条件に嘘偽りはないものと思われます。

最終回での伏線回収:アードウルフ

けものフレンズの伏線は1話から仕込まれています。放送中ずっと謎だと言われていたものの1つで1話にあった伏線です。1話でサーバルが悲鳴を聞きつけてセルリアンを倒すシーンがありましたが、悲鳴の主は結局分からないままでした。この謎が回収されたのが最終回です。

最終回にそれまで登場していなかった獣が登場しています。その獣こそがアードウルフだったのです。アードウルフが描かれた場面はちょうど1話でサーバルがセルリアンと戦った場所でした。エンドクレジットにもアードウルフとしっかり名前が明記されている事から、1話の悲鳴の主はアードウルフで、セルリアンに襲われてフレンズ化が解けてしまい獣姿に戻ってしまっていたのではないかと考察されています。

最終回での伏線回収:タイリクオオカミさんの漫画

けものフレンズ10話にて登場したタイリクオオカミ。彼女は漫画家であると明記されていましたが10話では肝心の漫画を見せるシーンはありませんでした。それまでけものフレンズの中では「文字」がしっかりと扱えるフレンズは登場していなかったので文字が存在している?と謎を呼ぶ結果になっていましたがこの伏線も最終回にて解説されるように登場しています。

タイリクオオカミが自身の描いたカット割などはしっかりされた絵がどういう話なのかを語っているのですが注目すべきはタイリクオオカミが見せている漫画。そこには文字はもちろん、文字を描く吹き出しも存在していませんでした。つまりタイリクオオカミさんが扱えるのは絵だけであってやはり文字は扱えなかったのです。代わりにタイリクオオカミは自らどういう話しかを伝える形の形式だったのです。

最終回での伏線回収:かばんちゃんの正体

放送中数多くある謎の中でも物語の核でもあり最大の謎であったかばんちゃんの正体についても最終回でしっかり解説されています。終盤にヒトである事は判明していましたが、明確にはかばんちゃんはミライさんの髪の毛から生まれたフレンズだったのです。数々の謎が描かれ中には曖昧なままになっている物もあるけものフレンズですがここだけははっきりとさせるべきだと判断したのか、作中でツチノコが解説しています。

ちなみにセルリアンに食べられると元の動物の姿に戻ってしまうという設定がある為、それなら最終回でセルリアンから吐き出されたかばんちゃんは髪の毛に戻るべきなのでは?と考察した人もいるようですが、セルリアンの力では「元の姿」に戻るのではなく「元の動物の姿」に戻るなので、ヒトであるミライさんと同じヒトの姿に戻る事が出来たのだと言えます。

最終回での伏線回収:ミライさんたちの安否

物語のもう1つの核とも言えるミライさんをはじめとするヒトの生存についても最終回にて伏線が回収されています。ミライさんとパークの職員は島を出る事になり、生きている可能性がある事が示唆されたのです。ちなみにこの情報はかばんちゃんとサーバルが乗ったゴンドラ内で分かるのですが、その他にも「ラッキービーストに留守を任せた事」「ミライさんが風に帽子を飛ばされてしまった事」が分かっています。

ただ最終回の時点では島を出た事は確定的になったものの、それがそのまま現在も生存している証明とは言えません。ラッキービーストの持つ情報を始め、ペパプが「最後に港で人を見たのは相当昔であった」という発言をしている等、少なくともミライさん達が島を出てから相当な時間が経過している事が分かります。その為島を脱出する事は出来ていたとしても既に寿命を迎えている可能性も否定できないのです。

最終回での伏線回収:ロープ

けものフレンズと言えばアニメと共に人気を集めたのがオープニングで流れる主題歌ですがここにも伏線が残されていました。オープニングの最後、フレンズがみんなでロープを持っているシーンには何か意味があるのではないかと謎とされていたのです。このロープが使われる事になったのが最終回でした。かばんちゃんを送りだす船に使われたいたようなのです。

最終回での伏線回収:セルリアンの弱点

存在自体が謎でもあるセルリアン。その謎が全てが明らかになったわけではありませんが黒セルリアンに関しては明確に弱点が描かれる事になったのも最終回です。海水に触れる事で溶岩化してしまうのでした。最終回では戦う力を持たないフレンズ達がこの方法を用いてかばんちゃん救出に協力しています。

最終回での伏線回収:かばんちゃんの成長

最終回でもう一つ明らかになったのがかばんちゃんの成長です。かばんちゃんは自他共に認める「得意な事がない」存在でした。カバと初めて出会った時の会話など何もできない事が強調されるシーンは度々描かれています。しかし最終回でのかばんちゃんはそれまで出来なかった木登りを披露するなど間違いなく成長している姿を見る事ができます。そんなかばんちゃんの成長をみたカバの発言もしっかりと対比になっていました。

現在のかばんちゃんはヒト?フレンズ?

ここまで様々なけものフレンズに残されていた謎・回収された伏線を紹介してきましたが、けものフレンズにはそれでもまだまだ謎が多く残され公式に解説のない物も多く残されています。最終回と特に関わりの強いもので残されている謎としてはかばんちゃんの現在の状態についてです。

かばんちゃんは1度セルリアンに呑み込まれています。しかしかばんちゃんは再生した際、服込みで再生しているのです。そのまま復活したならまだしも、かばんちゃんはのみkまれる前に手袋とタイツを喪失し、さらにかばんちゃんのトレードマークと言える鞄も消化される事なく残っていました。その為、かばんちゃんはヒトになったのか、フレンズのままなのかが分からないのです。

日本全体がジャパリパーク?

ジャバリパークの世界観のベースには日本があると言われていますがその地域については一切が不明です。島である事は確定しているので九州説や四国説など多くの考察が行われるポイントでもありますが、中には日本全体がジャパリパークになっているのではと考察する人もいます。日本には活火山も多く、それらの活火山がサンドスターが噴き出す山になっているのではないかと考えられているのです。

ミライさんたちが島を去った理由

ミライさんは無事に島を脱出した事は明らかになっていますが、結局最後まで「何故島を出る事になったのか」という謎に関しては謎のままで解説されていません。情報も断片的である為に考察は実に幅広く色々な可能性が示唆されまとまっていないのが実情と言えます。元々この島の住人というわけではないミライさん達が何の目的でやってきてそして去っていったのか。今後それらが明かされる事はあるのでしょうか。

セルリアンはのけもの?

作中の大きなもう1つの謎と言えるのがやはりセルリアンです。基本的に共存しているフレンズ達に対して敵意を持ちサンドスターを吸収しようとしています。セルリアンの正体についてもこれまで語られる事がなく実に様々な考察が行われていますがどれも核心めいた物はないのが現状となっています。ただ間違いなく言えるのはセルリアンはイレギュラーな存在であり世界的にものけものなのかもしれません。

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けものフレンズの闇が深いといわれる理由を解説

闇が深いといわれる理由①ジャパリパークは廃墟

けものフレンズのアニメ全編に渡って舞台となるジャパリパーク。ジャパリパークは幅広い自然に覆われながらも明らかに人工的な物が随所に存在し、フレンズ達はそれらをなんとなく使って生活しているような状態です。建造物に関してフレンズ達は知識を持っていないのでこれらの人工物は明らかにヒトが意図的に立てた物だと言う事ができます。

そして上記のようにミライさん達ヒトがいなくなってしまった事からそれらを維持管理する者がいなくなり廃墟となってしまったと言えます。流れとしては自然ですが、そのようなダークな雰囲気を何気なく消化している部分がけものフレンズの闇が深いと言われる原因の1つになっています。

闇が深いといわれる理由②絶滅した動物の目

もっと視覚的に分かりやすく闇が深いと言われるのがそれぞれのフレンズの目です。フレンズにはそれぞれに元になっている動物が存在しますがその中には現在既に絶滅したと言われる動物も多数登場しています。そしてそれらの絶滅種のフレンズは目にハイライトが入っていない事が分かっているのです。これはアニメだけの設定ではなくアニメには登場していないゲームでも同様の処置が行われています。

そしてこれらの登場する絶滅種に共通して言えるのが人によって絶滅させられたと言っても過言ではない状態にあるという事です。描写的には細かな違いではありますが、わざわざ絶滅種からフレンズになる動物を選びそのような処置をした事が闇が深いと言われる理由になっているのです。

闇が深いといわれる理由③ヒトが絶滅?

けものフレンズではここまででも紹介しているようにヒトのいた痕跡は確かに存在しているにも関わらず、ヒトの姿はなく、さらにはフレンズ達の口からも度々「ヒトは急にいなくなった」「絶滅した」などと発言されています。結果的に生きている可能性も示唆されていますが、このような発言の多さが闇が深いと言われる理由にもなっています。

闇が深いといわれる理由④例の異変

ちなみにヒトが島からいなくなった理由に関しては「例の異変」からだと言われています。この例の異変に関してもまた詳しく解説はされていませんが、ヒトが全員退避しなければいけない事態と考えるとどんな出来事であったとしても闇が深いと言われる事になっています。

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けものフレンズのその他の謎や伏線を考察

ボロボロのステージの理由

けものフレンズの次回予告は後述でも登場するジャバリパークのアイドルユニット「PPP」により行われているのが通例でしたがそこに変化があったのが11話での次回予告です。それまでの綺麗なステージから一転してボロボロのステージになってしまったのでした。そして最終回で実際に登場したそのステージはボロボロの状態であった事からこのステージこそが本来のステージである事が判明したのです。

そのような演出を行った理由としては最終回で登場する事になる遊園地、そしてステージのネタバレ防止だとする説が有力になっており、あくまでも11話までのステージは物語からは独立していたと考える結論に至っています。

ジャパリパークはどこが舞台?

上記では日本全体説についても解説しましたが、やはり根強い考察としてはジャバリパークの舞台は九州説が濃厚だと言えます。これは最終回にてボスがかばんちゃんに、「今いるのはキョウシュウちほー、海の向こうに見えた島がゴコクちほー」だと解説しているシーンから来ています。確かに文字っていると言われても不思議ではないのではないでしょうか。

かばんちゃんの手が黒くなっている理由

最終回のかばんちゃんを見て疑問に思ったという人も多いのがかばんちゃんの手先から伸びる黒い影です。セルリアンに呑み込まれた事もあってまさかかばんちゃんがセルリアンになってしまうのではと考察した人もいますがこれは順にアニメのカットを取り出して見ていくと分かるようになっています。元々黒い手袋とタイツを履いていたように見えたかばんちゃんですが、セルリアンから再生した時には素手素足の状態になっています。

しかしカットが進むに連れて徐々に黒い影がかばんちゃんを覆って行きます。素足がニーハイになり、指先だけが黒くなっているようなシーンも見られます。一方でその他の部分が黒くなるような描写がない事もあり、これらは「徐々に元の姿に戻ろうとしている」状態だと考察されています。

サーバルちゃんが泣いた理由

サーバルが泣いたのはラッキービーストがミライさんの姿を写した時です。この時その映像には現在よりもやや幼いと見えるサーバルの姿を確認でき、それを見たサーバルの目には涙が浮かんでいました。しかしサーバルはこの事を覚えていないようです。しかしセリフの共通点など明らかに映像のサーバルと現在のサーバルが同一人物であるかのような描写も見られます。

セルリアンには記憶を焼失させる能力がある為、或いは現在のサーバルは過去にセルリアンに呑み込まれ記憶を失ったのではないか、そして映像のサーバルを見て本能的に自分のはずなのに記憶がない事で涙を流したのではないかと考察されています。

アニメはアプリ終了後の世界だった?

最初にも紹介したようにけものフレンズはそれ自体がメディアミックスを前提として1つの大きなプロジェクトとして稼働していました。アニメより先行して公開されたアプリはお世辞にも良い出来とは言えず「打ち切り」と言える状態になっていましたが、アニメのはこのアプリが終了した後の世界を描いているのではないかと言われています。確かな明言はしていませんが関係者がそれを仄めかすような発言を複数回しているのです。

サンドスター

フレンズやセルリアンが生まれるきっかけであるのがサンドスターです。このサンドスターの正体についても詳細は解説されていませんが、分かっている事もいくつかあります。それはサンドスターが生き物、或いは生き物だった物に触れるとフレンズとなり、無機物に触れるとセルリアンになってしまうという事です。

四神の存在

フレンズの守り神として名前が登場しているのが四神です。アニメでは像として登場しており、その力で黒いセルリアンを発生させるサンドスターロウの発生を抑える事ができます。元になっているのが中国神話に登場する霊獣で、青龍、朱雀、白虎、玄武の事を指しています。アニメではその姿が現れる事はありませんでしたがアプリでは「最強のフレンズ」として登場していました。

PPPは三代目

ジャパリパークのアイドルユニット「ペンギン・パフォーマンス・プロジェクト」通称PPP、またはペパプ。アニメで登場した際は5人組でしたが、彼女達は自分達が3代目であると証言しており、初代は4人、二代目は3人だった事が分かっています。ちなみにアプリではPIP(ペンギン・アイドル・プロジェクト)として登場していた4人組アイドルグループがいたので彼女達が初代に当たると考察されています。

野生解放

アニメでは詳細の解説が分かりにくいとされた要素が野生解放です。動物の本能的な強さを目覚めさせると言われていますがこちらはゲームアプリとの整合性を取る為の設定だと言えます。アプリではフレンズの強化に野生解放という過程があったのです。しかしアプリが終了してしまった現在ではより深い解説はアニメ2期を待つ状態となっています。

けものフレンズは人類史説

一部には闇が深いとさえ言われるけものフレンズの考察ですが、より壮大な物としてはけものフレンズは人類史であるという考察です。けものフレンズのそれぞれのエピソードではそれぞれのフレンズが困っている事、問題をヒトのフレンズであるカバンちゃんがヒトの英知を駆使していきます。しかしそれぞれの助け方を見ていくとまるで人類の歴史のように感じさせるようになっているのです。

細かく解説していくと1話で石を投げ、2話で道具を使う、3話で音楽や絵文字の概念が生まれ、4話で通貨が登場する、と言った具合になっています。もちろん全話に渡ってこの形ではないとはいえ、意識した部分もあるのではないかと言われています。

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けものフレンズの2期を考察

アニメ1期の12話に「つづく」の文字

けものフレンズの2期については既にアニメ1期の時点から示唆されていました。非常に見にくいですが、最終カットに「つづく」という文字を確認する事が出来るのです。その為アニメ2期は間違いなく進行していると言われ、実際に放送される事が決定したのでした。

けものフレンズ2期の放送日

けものフレンズの2期は2019年冬より放送されています。放送はテレビ東京を中心の記念特番の1月7日からと告知され、実際に放送されるのは1月15日からとなっています。現在放送予定なのはテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知他、AT-XやBSテレ東などでも遅れて放送される事が発表されています。

たつき監督が降板

ただこのけものフレンズの2期は最初から悪雲が立ちこめる中でのスタートとなっています。具体的にはけものフレンズ1期大ヒットの立役者と言われるたつき監督が降板してしまったのです。1期放送直後から降板騒動があり、結局降板が確定しています。元々人気も下火である現状で盛り返せるとしたらたつき監督しかいないと言われていた為にこの降板はかなりの影響を及ぼす事になるのではないかと言われています。

けものフレンズ2期にかばんちゃんが出ない?

そして早くもたつき監督降板の影響が出ています。放送直前までに公開されたビジュアルなどを見てもかばんちゃんの姿は一切描かれていないのです。全てが新キャラというなら納得できますが、1期でかばんちゃんと共に行動したサーバルの登場は発表されています。これには理由があり、元々かばんちゃんはたつき監督考案のキャラクターだったからというのが影響しているようです。

こちらに関しては正式決定というわけではなく敢えて隠している説や、そもそも時間軸が1期から地続きではない可能性も示唆されていますが、やはりメインビジュアルにいない影響は大きいようで早くも一部では「かばんちゃんを返せ」という声があがっています。

けものフレンズ2期の前評判は悪い?

たつき監督の降板、アニメ人気を押し上げた主人公であるかばんちゃんの未登場が噂されるなどけものフレンズ2期は決して前評判が高いとは言えない状態になっています。しかし元々けものフレンズのアニメ1期も前評判は高くなく、実際に1話の時点での評価も高い物とは言えなかった事を考えるとここから爆発する何かがあるかもしれません。

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けものフレンズを観た感想や評価は?

けものフレンズの様々な考察を紹介し終えた所でここからはけものフレンズを既に視聴した人の感想を紹介していきます。上記でも少し触れたように前評判、そして放送開始後も序盤こそ評判の高くなかったけものフレンズですが3話頃から話題になるようになり特に最終回放送後には実に多くの好評を集める結果となっています。

上記でも触れたように最終回にはそれまでに登場した多くのフレンズが登場し協力してかばんちゃんを助け出します。まさにかばんちゃんがそれまでにそれぞれのフレンズの問題を解決してきたからこそだと言う事が出来るでしょう。特に前話に当たる11話がかばんちゃんがセルリアンに呑み込まれる形で終わっていただけにバッドエンドを予想した人も多くいたようで、その終わり方が良かったとする感想も多くなっています。

手法としては決して真新しさがあるわけではないものの、やはり良いとする感想は多く、中には下記のツイートのように泣いた、感動したとする感想も多く見られます。それぞれのエピソードの中で丁寧に描いてきた伏線を綺麗に回収しながら大団円に収めさらにはその先を予兆させるような終わり方は見事だとする感想も多いです。

また下記のツイートのように、けものフレンズがブレイクした理由としてしっかりと視聴者を意識した作りが良かったとする感想も見られます。謎を上手く残す事もまた考察班と言われる存在を生み、それらの考察の盛り上がりがさらに人気を押し上げる結果となったと考える人も多いようです。

上記でも触れているようにけものフレンズは決して前評判から最終回まで常時評価の高かった作品とは言えませんが、実際のアニメでは最初から丁寧な作品作りを心掛けているからこそ出来る成功だったとする評価も多く、特にそれらの骨組みを作り上げたたつき監督の評価を高める結果となったと言えます。

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けものフレンズの謎・最終回考察まとめ

けものフレンズはメディアミックス前提で生まれたプロジェクトとして始まりアニメで爆発的にヒットしたと言える作品です。けものフレンズが人気になった理由はいくつかありますが、その1つが敢えて作中に謎を散りばめる事で視聴者の考察欲を煽り、多くの考察を呼んだ事と言えます。最終回までで解説されたものもあれば結局解説されなかったものまでありますが、総じて謎の多い作品でもあります。

ただ謎を謎とするのではなく作中に多くのヒントを散りばめている丁寧な作り、何より動物好きには堪らない作品として確かな面白さを持っているのがけものフレンズだと言えます。それぞれのエピソードにもそれぞれの動物の特性を生かしているなど思わずニヤニヤしてしまうような楽しみ方も出来るのがけものフレンズです。

けものフレンズはアニメ2期の放送も決定しており、まだまだ広がっていく世界です。メディアミックスとはいえ原作のある作品ではないのでぜひ1度アニメで視聴してみてはいかがでしょうか。

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