花のち晴れに「F4」が3人だけ登場！つくしとの共演の可能性と阿部力の出演は？

大人気シリーズ「花より男子」の続編の「花のち晴れ～花男 Next Season～」にF4メンバーが登場して話題を集めました。「花のち晴れ～花男 Next Season～」には原作通りにいけば、牧野つくし（井上真央）やF4の美作あきら（阿部力）は登場するはずでした。

しかし、花のち晴れのファンの期待を裏腹に、「花のち晴れ～花男 Next Season～」では、井上真央と阿部力の登場シーンがなかったようです。花のち晴れで井上真央や阿部力が出演しなかった理由や、他のF4の登場シーンについてまとめてみました。

「花のち晴れ〜Next Season〜」は、大人気の「花より男子」の伝説の４人組"F4"（エフフォー）が卒業してから10年後、落ち目となった英徳学園を舞台にした痛快青春ラブストーリーです。学園に相応しくない資産状況の生徒を退学に追い込む”庶民狩り”を行う"C5"（コレクトファイブ）のリーダー「神楽木晴」と、元社長令嬢で現在は庶民の「江戸川音」を中心に物語が進みます。

花のち晴れでは、伝説のF4が卒業し、英徳学園高等部はF4が享楽目的で行ってきたいじめで多くの退学者を出したことによる悪評とライバル校である桃乃園（もものぞの）学園の台頭によって著しく入学希望者が激減し、校舎の一部は老朽化が進み、改装工事をする資金もないことから立ち入り禁止にするなど、凋落の一途を辿っていました。

そんな英徳学園高等部に、新たにC5と呼ばれる5人組が誕生していました。庶民が増え、学園の品位が下がることを危惧したC5の5人は、寄付金を納めていなかったり、授業料を滞納している生徒を見つけ出しては強制的に退学させ、英徳学園の品位を正す（correctーコレクト）活動・「庶民狩り」を楽しんでいました。

C5のリーダー神楽木晴は、かつて友人がタカリにあっていたところを、道明寺司に助けられて以来彼に心酔します。道明寺司のような男になりたい神楽木晴は、背を伸ばし、筋肉をつけて、せめて体格だけは道明寺司に近づきたいと、胡散臭い通販商品を買い漁る日々を送っていました。

C5のリーダーたる者が、そのような胡散臭い商品にハマっていることは誰にも知られてはならないからと、商品の受け取りは英徳学園の生徒には無縁のコンビニで受け取るようにしていました。

しかし、そのコンビニは、英徳学園の生徒で元社長令嬢の隠れ庶民・江戸川音がアルバイトをしている店でした。庶民であることを知られてしまった江戸川音は、強制退学を免れるため、神楽木晴の通販を盾にして防御に出ます。

お互いに弱みを握った2人の、笑いあり涙ありの感動ラブコメディードラマ。この後の2人の展開はどうなって行くのでしょうか？

「花のち晴れ～花男 Next Season～」では、「花より男子」で登場するF4（frower4ー花の4人組）が、「花のち晴れ」でも登場しています。では、英徳学園のおいてF4は憧れであり絶対的な存在で、現在でもその憧れを胸に入学している学生がいるという設定でした。

注目を集めるF4とは一体どのような人物なのでしょうか？「花のち晴れ～花男 Next Season～」に登場したF4メンバーを振り返ってみましょう。

元F4のリーダーで、「花より男子」で、超貧乏な主人公・牧野つくし（井上真央）と恋に落ちる道明寺財閥のお坊っちゃまです。性格はわがままで喧嘩っ早く、典型的な「俺様」タイプです。

財閥の跡取り息子として、誘拐などあらゆる事態に備えて習得した護身術のおかげで喧嘩は強い道明寺でした。両親がほとんどいない環境で甘やかされて育ったせいもあり、一旦キレると誰にも手が付けられない暴君と化し、非道的な行動を起こします。

非常にモテるタイプのであるが、牧野つくしに会うまでは姉の椿ばかりを慕っていたため女性との交際経験がなく、西門や美作にからかわれていました。「金で買えないものなんかない」というのが信条でしたが、つくしと出会い、彼女に対し密かな恋心を抱くようになりました。

同時にそれまで他の誰からも富からも得ることができなかった愛情に満たされ、徐々に本来の純粋さと優しく穏やかな部分がみられるようになっていきます。

牧野つくしと出会う前にも優しい部分があったことが「花のち晴れ」で見ることが出来ます。「花のち晴れ」には第1話に道明寺司が出演し、ネット上が歓喜に包まれました。

道明寺司を演じた嵐・松本潤は、1983年8月39日生まれで、東京都豊島区出身、血液型はA型です。愛称は「松潤」や「MJ」。嵐のメンバーである二宮からは「本当に優しい人。優しさの中に温かさがある。」と言われています。器用そうに見えますが、実際は自分の髪をセット出来ないほど不器用なのだそうです。

「花のち晴れ～花男 Next Season～」の、自身の撮影の裏側について、「正直、大変だった（笑）」とコメントしています。

元F4のメンバーで、社長ジュニアとして厳しく躾けられ、他人と関わりあうのが苦手なタイプです。性格はクールでひたすらマイペースであり、昼寝が好きで常にボーっとしていますが、見るべきところは見ているしっかり者です。感性が豊かで鋭い芸術センスを持っておりバイオリンが好きです。興味のないことには手を出しません。

インドア派で、放課後も他のF4メンバーのように群れて夜遊びすることを避け、寝ているかテレビを見ていることが多いです。幼い頃から藤堂静に恋心を抱いていました。静を追ってフランスで一緒に暮らすうちに、恋ではなく憧れだったことに気がつきます。

牧野つくしの良き相談相手で、英徳学園の非常階段でよく会っていました。後に、つくしを好きになり、彼女と付き合おうとしますが、友達思いであるため、司のために最後は身を引きます。何か会った時にはいつもつくしを守っていたため、牧野つくしにとって１番の男友達でした。

花沢類を演じる小栗旬は、1982年12月26日生まれで東京都小平区出身、血液型はO型です。小6の時に内田有紀に憧れて新聞の端っこに書いてあったオーディションに応募して合格します。1998年、ドラマ「GTO」で吉川のぼる役で連続ドラマに初めてレギュラー出演しました。

花沢類は謎が多い人物であるため、原作者によると、小栗旬から「類が何を考えているかわからない」と言ってきたそうです。それがきっかけで、37巻の番外編（「俺の話をしようか」）で類を主役とする決め手となったと言われています。

元F4のメンバーで、家は茶道（表千家）の家元です。両親は夫婦仲が冷え切った仮面夫婦でした。総二郎は次男ですが、長男が医者として独立したために後継者となります。次期家元として教育され、立居振舞には自然と気品が溢れていますが、放蕩息子でした。美作と共にノリの良いF4のムードメーカーで要領が良く口は軽いタイプです。

家で得られなかった温もりを求めて、中学生でクラブデビューし女遊びを覚えていきます。「一期一会」をモットーに女遊びを繰り返し12、13股が当たり前で、相手にもそれを隠すことなく、純情で精神的に重たい女が苦手です。

バイクが趣味で、ハーレーダビッソンに乗っています。後ろの席には「女は乗せない」のがモットーで、その理由は「ある過去」に潜んでいます。

西門総二郎を演じる松田翔太は、1985年9月10日生まれで東京都出身、血液型はA型です。父は松田優作、母は松田美由紀。「花より男子」で出演し話題となり、フジテレビ系ドラマ「LIAR GAME」ではクールな演技で注目を集め、2007年に映画「ワルボロ」で初出演を務めました。2018年4月、モデルの松元梢と結婚しました。

元F4のメンバーで、ドラマ版では裏社会のドン引退後も隠然たる影響力を持ち続ける新興不動産企業グループ社長の跡取り息子です。母親は年齢のわりに若々しくメルヘンチックな女性です。甘えん坊な年の離れた双子の妹がいます。

F4の中では唯一の常識派であり、「気を遣う」ことを知っていますが、他の3人と比べると地味な存在でした。

美作あきらを演じる阿部力は、1982年2月13日生まれで中国 黒龍江省出身、血液型はA型です。中国と日本のクォーター （母方の祖母が日本人、現在の国籍は日本）で2002年、台湾　辰星演繹經濟有限公司に所属し、帰化前の名前・李冬冬（リー・トントン）として活動開始しました。

2004年、株式会社ホリプロと業務提携、本名の阿部力として日本でも活動を始めます。2005年、中国語圏での芸名を李振冬(リー・ゼンドン)に改める。現在は日本を拠点に活動しており、阿部力は中国人女優の「史可[クー・スー]」と結婚しています。

「花のち晴れ～花男 Next Season～」では、初回は道明寺のホログラム映像が流れたほか、晴の幼少期の回想シーンで、幼い晴と海斗が外で絡まれていたところを助け、英徳学園の今後を頼むと去っていきます。道明寺のシーンは横顔や後ろ姿が中心でした。

嵐ファンやネットユーザーからは「肩のくねり具合、歩き方、後ろ姿がめちゃくちゃ道明寺。10年ぶりに松本潤の体に道明寺が宿った」、「髪型・眉毛・話し方・歩き方・アクション、佇まいが道明寺のまま」などと感激の声が続出しました。

花沢類と言えば、「花より男子」でおなじみ"マイペース"さで、「花のち晴れ～花男 Next Season～」でも当時のマイペースさは健在でした。原作では、現在もお気に入りだった英徳学園の非常階段に現れるという設定でしたが、ドラマではC5のソファーで登場しました。

神楽木晴の表情からも、現在の永徳学園でもF4の偉大さと尊敬度が良く伝わってきます。

西門総二郎の登場シーンは、神楽木晴と偶然出会い、彼に弓道のアドバイスをするシーンでした。天馬との一対一の対決で「英徳狩り」の顛末を知り、勝負を放棄した天馬の心情を慮る神楽木晴に対し、「お前がそんな顔をしたら 相手に失礼だろう」と窘めました。

「花のち晴れ～花男 Next Season～」にF４メンバーが登場していく中、最後まで井上真央と阿部力の登場シーンに注目していたファンも多いようです。しかし、最終話まで井上真央と阿部力の登場シーンはありませんでした。その理由についてご存知でしょうか？

「花より男子」でF4メンバーの美作を演じていた阿部力は、残念ながら「花のち晴れ」には登場シーンはありませんでした。

SPEEDの上原多香子の夫である、ヒップホップグループ「ET-KING」のTENNさん（本名・森脇隆宏さん）が2014年9月25日に自ら命を絶ちました。遺書の内容により阿部力との不倫関係が公になり騒動となった記憶も新しいです。阿部力も結婚していますのでダブル不倫として世間を騒がせました。

阿部力は、上原多香子さんとの不倫で、上原多香子さんの夫が自殺した騒動から、本人も舞台の予定はあるものの”テレビはもう出られない”と言っているとのことです。

「花のち晴れ～花男 Next Season～」で松本潤が出演することで、当然、牧野つくしを演じていた井上真央も出演するであろうと期待されていました。しかし、井上真央も最後まで出演することはありませんでした。その理由について、一部では「花より男子」の放送終了後に、松本潤と井上真央が破局したからではないかと噂されていました。

しかし、実際の理由は別にあります。井上真央は2016年に長年所属していた事務所を離れましたが、その経緯については円満とは言いがたいものでした。それもあって、元事務所が制作に関わっている「花のち晴れ～花男 Next Season～」へのドラマ出演はむずかしかったようです。

「花のち晴れ～花男 Next Season～」には、阿部力と井上真央の出演はなく、他F4メンバーの3人のみの出演となりました。原作は現在も連載中です。「花のち晴れ～花男 Next Season～」ぼ続編や映画化がもしあったら、その時はーーと、事情をわかっていてもファンからの声は期待の声があがっています。

「花より男子」をご存知ない方も、楽しめるとても楽しめる痛快青春ラブストーリーとなっておりますので、ぜひご覧ください。