ショコラの映画あらすじと結末ネタバレ!感想や評価は?【ジョニー・デップ】

ジョニー・デップ出演で話題の映画『ショコラ』。北風と共にフランスの田舎町へ現れた母娘、彼女たちが持ち込んだ甘い誘惑と魔法に、人々の心が少しずつ変わっていく…。童話のような雰囲気で、コミカルでありながらも深い人間性を描いた映画です。バレンタインの時期に観たい、甘く魅惑的なチョコレートの数々、そして名優ジョニー・デップが魅せる大人のほろ苦く甘いロマンスやその結末にも注目です。そんな映画『ショコラ』のあらすじから結末を、映画を観た人の感想や評価も混じえてネタバレ紹介していきます。

ショコラの映画あらすじと結末ネタバレ!感想や評価は?【ジョニー・デップ】のイメージ

目次

  1. ショコラの映画あらすじや結末が気になる!
  2. ショコラの映画キャストを紹介!!
  3. ショコラの映画の結末に至るまでのあらすじを紹介!
  4. ショコラの映画の結末あらすじをネタバレ!
  5. ショコラの映画に登場する名言を紹介!
  6. ショコラの映画を観た人の感想や評価は?
  7. ショコラの映画あらすじや結末まとめ

ショコラの映画あらすじや結末が気になる!

イギリスのベストセラー作家ジョアン・ハリスの同名小説を映画化した『ショコラ』、フランスのとある田舎町にやってきた母娘が、小さなチョコレート店を開く…。アカデミー賞やゴールデングローブ賞など数々の賞に輝いた映画『ショコラ』の魅力を、あらすじやその結末、名言や感想を含めてこの記事で紹介していきます。まずは世界的人気俳優ジョニー・デップをはじめ、映画を彩る魅力的なキャストから紹介していきましょう。

ショコラの映画キャストを紹介!!

映画『ショコラ』に登場する豪華キャストの紹介です。原作はイギリスの出版、映画はアメリカの製作ですが、『ショコラ』の舞台はフランスです。フランスを代表する映画女優、注目の天才子役、国際的人気俳優など、あっと驚く俳優陣が映画を彩っています。

映画ショコラキャスト:ヴィアンヌ/ジュリエット・ビノシュ

映画『ショコラ』で主人公のヴィアンヌを演じたのは、フランス出身の映画女優ジュリエット・ビノシュさんです。ジュリエットさんはヴェネチア国際映画祭、ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭の世界三大映画祭すべてで女優賞を受賞するという快挙を成し遂げています。

映画ショコラキャスト:ルー/ジョニー・デップ

映画『ショコラ』で町に流れ着いたジプシーのルーを演じるのは、アメリカの映画俳優そしてミュージシャンでもあるジョニー・デップさん。人気映画シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』や、また映画監督ティム・バートンとのコンビでもよく知られています。映画『ショコラ』は日本でも人気の高いジョニー・デップさんの、大人の魅力が存分に楽しめる映画です。

映画ショコラキャスト:アヌーク/ヴィクトワール・ティヴィソル

映画『ショコラ』で主人公ヴィアンヌの娘アヌークを演じたのは、フランスの映画女優ヴィクトール・ティヴィソルさん。わずか4歳で映画デビューした上、そのデビュー映画「ポネット」でヴィネチア国際映画祭女優賞を受賞しています。現在は学業が忙しいのか、映画やメディアでの活動はされていないようです。

映画ショコラキャスト:レノ伯爵/アルフレッド・モリーナ

映画『ショコラ』で敬虔なキリスト教徒であり、村長のレノ伯爵を演じるのはアルフレッド・モリーナさん。映画『スパイダーマン2』のドック・オク役などで知られるイギリスの名優です。

映画ショコラキャスト:アルマンド/ジュディ・デンチ

映画『ショコラ』で偏屈で嫌われ者ながら、ヴィアンヌのよき相談役となるアルマンドを演じるのはイギリスの映画女優ジュディ・デンチさん。アカデミー賞やゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞など数々の映画賞を受賞し、高齢ながら現在も前線で活躍されています。

ショコラの映画の結末に至るまでのあらすじを紹介!

ベストセラー原案の脚本、そしてジョニー・デップはじめ豪華キャストによる映画『ショコラ』、その結末に至るまでのあらすじを紹介していきます。

ショコラの映画あらすじ:起

1959年フランス、ある冬の寒い日、北風とともに赤いマントを羽織った母娘が小さな村ランスケに現れます。その母娘ヴィアンヌとアヌークは、老女アルマンドから部屋を借り、人々の好奇の視線を浴びながらランスケで小さなチョコレート…ショコラのお店「マヤ」を始めます。

カトリックの封建的な考えの根付く村では、みなヴィアンヌの店を遠巻きにしてあまり近づこうとしません。今はカトリックの断食の時期であるため、みな人目を気にしているのです。しかしお店には色とりどり様々なショコラが並び、甘い香りで村人たちを誘惑します。またヴィアンヌはお客にぴったりのショコラを当てることができました。そのショコラは彼らの凝り固まった心を少しずつ変えていきます。

片思い中の女性のいる老人ギョーム、夫とのセックスレスに悩む妻、娘と不仲で孫に会えない大家のアルマンド、夫の暴力に悩むジョセフィーヌ、様々な悩みを抱える人々に、それぞれぴったりのショコラを提供するヴィアンヌ。少しずつ村人と心を通わせていくヴィアンヌですが、娘のアヌークは学校でいじめられてしまいます。彼女の目には見えない友達パントゥールをばかにされたのです。

ヴィアンヌはそんな娘に、自分のおじいさんの話を語って聞かせます。おじいさんが運命の出会いをした話です。ショコラの効能を広めるため放浪する一族、その一族の女性と恋に落ち、しかし彼女は北風と共に去ってしまう…。ヴィアンヌとアヌークは南米をルーツに持つその一族の一員で、彼女たちもまたショコラの力を広めるために放浪をしているのでした。

ショコラの映画あらすじ:承

敬虔なカトリックである村長のレノ伯爵は、大切な断食の時期にショコラを売っていること、またヴィアンヌがミサに参加せず、アヌークが私生児であることに反感を抱きます。そしてヴィアンヌの悪い噂を流し、村人へショコラ店への出入り禁止を言い渡します。それを知ったヴィアンヌは伯爵のもとへ抗議に行き、決して嫌がらせには屈しないことを宣言します。

そしてヴィアンヌの店では、孫に会いたいと切望していたアルマンドが孫のリュックと再会します。どこか似た雰囲気を持つ2人はすぐに打ち解けます。絵が上手なリュックを、アルマンドは誇らしく愛おしそうに見つめます。そして夫の暴力に悩んでいたジョセフィーヌは、ついに夫セルジュの元から逃げ出します。ヴィアンヌはジョセフィーヌを保護しますが、セルジュからそれを聞いたレノ伯爵がヴィアンヌの元に殴り込みます。

神聖な夫婦の関係を邪魔するなとレノ伯爵は怒りますが、ジョセフィーヌの傷を見せられ、逆に言葉を失ってしまいます。しかし信仰の力でセルジュを改心させ、改めてジョセフィーヌを迎えに行かせることを誓います。それからはジョセフィーヌはヴィアンヌのもとでショコラ作りを手伝い、お店はさらに賑わっていきます。

ショコラの映画あらすじ:結

ある日村にジプシーの一団が流れ着きます。村では彼らをボイコットする動きがありますが、アヌークは海賊がきた!と興奮してヴィアンヌと共にジプシーたちを見に行きます。河に船を停めくつろぐ一団、その中でギターを弾くルーとヴィアンヌたちは親しくなります。ヴィアンヌはルーに彼が好みそうなショコラを渡しますが、ルーには美味しいけれど好みではないと言われてしまいます。

ジプシーたちと仲良くするヴィアンヌ母娘に、レノ伯爵はより不快感を募らせます。ある晩、酔っ払ったセルジュがヴィアンヌの店に殴り込んできます。店を滅茶苦茶にし、ジョセフィーヌを引きずって連れて行こうとするセルジュを、ヴィアンヌはフライパンで殴って撃退します。翌朝ボロボロになったセルジュが広場に転がっているのを見て、レノ伯爵は呆れ返ります。

ショコラの映画の結末あらすじをネタバレ!

映画ショコラ結末あらすじ:アルマンドの誕生日パーティー

レノ伯爵からの風当たりが強まる中、ヴィアンヌはアルマンドの提案で彼女の誕生日パーティーを企画します。村人、そしてジプシーたちを誘い、様々なショコラ料理をたくさん振舞います。パーティーの続きをジプシーたちの船上で行い、村人たちとジプシーの仲を繋げることにも成功しました。アルマンドはリュックから誕生日プレゼントに肖像画をもらいます。

「若く描けたね」と喜ぶアルマンドですが、母親にバレてリュックはすぐに連れて行かれてしまいます。またパーティーの様子を見ていたセルジュはそのことをレノ伯爵に報告。そしてパーティーが終わり、ジプシーたちが寝静まったころ、セルジュは船に火をつけてしまいます。ルーの元でくつろいでいたヴィアンヌは慌ててアヌークを探しに行きます。

みな無事でしたが、ずっと体を患っていたアルマンドは自宅で1人静かに息を引き取っていました。大事な船を燃やされたジプシーたちは村を去っていきます。そしてアルマンドの葬儀が行われ、ヴィアンヌも参列しますが、心無い言葉を投げつけらます。また北風が近づいていることもあり、彼女もまた村を去ることを考えます。

映画ショコラ結末あらすじ:村人に受け入れられたヴィアンヌ

しかしそんな彼女を引き止めようと、ジョセフィーヌや村の人々は慣れない手つきでショコラを作ります。その様子を見たヴィアンヌは思いとどまります。いくら妨害しても排除できないヴィアンヌに、レノ伯爵はついに店を破壊することを決意します。伯爵は夜中ショーウィンドウを叩き割り、飾ってあったショコラを破壊します。

しかし粉々になったショコラがふいに口の中に入り、その美味しさに断食していた体はびりびりと痺れます。伯爵はショコラを貪るように喰らい、そのまま店で気を失ってしまいます。口の周りをショコラまみれにし、ショコラの残骸の上で寝ていた伯爵は、朝ヴィアンヌに発見され、気まずそうにしながらも彼女と和解するのでした。

そしてイースーターの日。今まで伯爵に教会の説教を指示されていた若い司祭は、ついに自分の言葉で語り始めます。「人間の価値は何を禁じるか、何を拒むかではない。何を受け入れるか、何を歓迎するかではないでしょうか」人々はその言葉にうなづます。みんな本当に大切にしたいものが分かったのです。そしてついに北風が吹きましたが…ヴィアンヌとアヌークは、村人たちと共にそのまま村に住み続けるのでした。

ショコラの映画に登場する名言を紹介!

映画ショコラ名言:人と違うのは簡単じゃない

レノ伯爵が広めた陰口のせいで、娘までいじめられていると知ったヴィアンヌ。追い詰められた彼女はアルマンドにこう漏らします。「人と違うのは簡単じゃない」。人とは違う道を歩んできたヴィアンヌ。そこには使命があり、人々を幸せにする力を彼女は持っていますが、その道は決して楽ではありません。放浪をやめたいと悩むヴィアンヌの心がふと覗く一言です。

映画ショコラ名言:私にパーティを

思い悩むヴィアンヌに、アルマンドはある提案をします。「私にパーティーを」。自分の誕生日パーティーを開いてほしいとヴィアンヌに頼んだのです。そのパーティーは村人たち、そして村人とジプシーを繋ぐ温かいものになります。アルマンドはその後亡くなってしまいますが、彼女にとって充実した時間であったことは間違いないと言われています。

映画ショコラ名言:不自由だ、人の期待を気にするなんて

アルマンドのパーティーのあと、ルーの小舟でヴィアンヌは「どこかに身を寄せたいとは考えないのか」と尋ねます。特定の地に住み着かず、放浪を続けるヴィアンヌとルーは似た者同士です。放浪を続けることに疑問を持つヴィアンヌに、ルーは「不自由だ、人の期待を気にするなんて」と言います。周囲に合わせた暮らしをすることは、自由を失うことだ、そう考える彼に、ヴィアンヌは自分にとっての自由は何か考えます。

映画ショコラ名言:人間の価値とは…

映画『ショコラ』の結末で、イースターの日に教会に集まった人々に向かって、若い司祭が説教を始めます。「人間の価値とは、何を禁ずるかでは決まらない。何を拒み排除するかでもありません」「何を受け入れるか、何を創造し、誰を歓迎するかではないでしょうか」。人々は彼の言葉にうなづきます。その顔は喜びと温かさに満ちています。皆本当に大切なものに気づき、それを味わい抱きしめる喜びをついに知ることができたのです。

ショコラの映画を観た人の感想や評価は?

映画を観た人には、「サイダー・ハウス・ルール」などで知られる名監督のラッセ・ハリストレムさんに対する評価、そしてチョコレートの魔法で人々が変わっていく様子が童話のようだ、という感想を述べる人が多かったです。

またジョニー・デップさんが出てくる映画として『ショコラ』を推す方が多くいました。ジョニー・デップさんは『シザーハンズ』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』など、映画で奇抜なキャラクターを演じることが多いことで有名です。映画『ショコラ』では、奇抜な衣装やメイクをしていないジョニー・デップさんの、ナチュラルな大人の魅力が楽しめます。

また映画に出てくるチョコレートが美味しそうで、映画を観たあとにチョコレートが食べたくなる!チョコレートをお共に見るべきという意見も多数ありました。また映画に出てくるチリペッパーを入れたホットチョコレートを試してみたくなる方が多いようです。

また映画を観ると元気が出る、幸せな気持ちになるという意見も多数ありました。規律でがんじがらめになった人々の心が、チョコレートの魔法で解きほぐされていく。現代社会で多くのストレスを感じている人にこそ、この映画は響くのかもしれません。

ショコラの映画あらすじや結末まとめ

甘くてほろ苦い大人のロマンス映画『ショコラ』、そのあらすじや結末、名言や感想についての紹介、いかがでしたでしょうか。甘く官能的なチョコレートが封建的な村人たちの心を解きほぐし、禁欲的な村に開放的で自由な空気をもたらす、その様子はまるで魔法のようであり、童話的で人の心を温めてくれます。

またジョニー・デップさんの大人の魅力が味わえるのも映画『ショコラ』の魅力の1つです。奇抜なキャラクターを演じることが多いジョニー・デップさんですが、『ショコラ』ではナチュラルな色気に溢れた彼を見ることができます。ジョニー・デップファンの方、また何かで落ち込んでいる方、そして恋をしている方は映画『ショコラ』をぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

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