すべてがFになるのドラマ最終回・感想ネタバレ!原作との違いは?【綾野剛】

森博嗣著作の大人気”S&Mシリーズ”である『すべてがFになる』のドラマ化した「すべてがFになる」のあらすじや最終回の内容をネタバレ紹介していきます。映像化不可能と言われた傑作が遂にドラマ化!武井咲さんと綾野剛さん主演の今作は、ミステリー好きなら堪らない内容満載です。また、最終回まで見れば「すべてがFになる」というタイトルの意味が分かります。ドラマの感想や原作とドラマの違いも紹介していきます!

すべてがFになるのドラマ最終回・感想ネタバレ!原作との違いは?【綾野剛】のイメージ

目次

  1. すべてがFになるのドラマ最終回や感想が気になる!
  2. すべてがFになるとは?
  3. すべてがFになるの主要キャストを紹介!
  4. すべてがFになるのドラマ最終回のあらすじをネタバレ!
  5. すべてがFになるのドラマと原作の違いは?
  6. すべてがFになるのドラマ最終回まで観た感想や評価を紹介!
  7. すべてがFになるのドラマ最終回や感想まとめ!

すべてがFになるのドラマ最終回や感想が気になる!

ドラマ「すべてがFになる」の最終回までのあらすじや、原作とドラマの違いをネタバレ紹介していきます。視聴者の感想や原作の情報なども紹介していきいますので、「すべてがFになる」が気になる方はぜひご一読ください。

すべてがFになるとは?

すべてがFになるのドラマ基本情報

「すべてがFになる」は、森博嗣さん原作の『すべてがFになる』などのシリーズ作品を元に構成されたドラマです。作品には、今作「すべてがFになる」には2完結で収録されている『冷たい密室と博士たち』などを含む”S&Mシリーズ”というシリーズ作品があります。「すべてがFになる」の原作は短編ではなく1冊の長編となります。ドラではタイトルになっていますが、2話完結での収録です。

ドラマ「すべてがFになる」簡単なあらすじネタバレ①冷たい密室と博士たち

萌絵は、天才プログラマー真賀田四季と特別に面会ができたことを准教授の犀川に話します。犀川は真賀田博士に憧れを抱いており、萌絵に嫉妬をする犀川。そこに、犀川の助教授である国枝から神南大学の極地環境研究センターに行くと言われ、前々からきになっていた萌絵は犀川も連れ一緒に着いていくことにしました。環境研究センターには工学部准教授の喜多北斗に案内され、研究を見学をし木熊教授らと知り合います。

ですが、実験成功の打ち上げ後次々に事件が発生します。実は、木熊教授とその助教授である一ノ瀬が企てた殺人計画でした。そしてこの2人は内密の親子でした。環境研究センターに在籍する婚約間近の院生丹羽と服部2人を殺害。理由は一ノ瀬は2年前に丹羽から乱暴を受けたことです。お互いにアリバイ工作をしましたが、思わぬアクシデントで木熊教授は自殺をしました。服部は秘密を知られているかもしれないからという理由でした。

ドラマ「すべてがFになる」簡単なあらすじネタバレ②封印再度

萌絵は犀川を誘い、歴史のある日本家屋を所有する香山家を訪ねました。50年前に仏画師の当主香山風采が殺害された事件が起こりましたが、その時警察に引き渡さなかったという香山家に伝わる壺と匣がありました。萌絵はそれに興味がったのです。その壺と匣がある蔵へ向かった2人でしたが、現当主香山林水の妻に制されます。ですが、事件は起こります。林水が密室で死んでいたのが見つかりました。

実は、風采も林水も共に自殺をしたのでした。密室だったのは、ストーブを付けていた蔵の中と外の気温に大きな差があったため、蔵の中の空気が膨張し窓が開かなくなったのでした。凶器は、壺と匣にありました。壺で鍵をお湯で溶かし匣鋳型で短刀が作れたのです。その凶器は再び壺の中でカギに戻したため凶器と気づかれませんでした。

ドラマ「すべてがFになる」簡単なあらすじネタバレ③すべてがFになる

犀川と萌絵は、他のゼミ生も連れゼミ旅行と称し真賀田研究所のある離島へやってきました。萌絵と犀川は特別な許可を得て研究所を見学していました。研究所内は最新システムですべてプログラムを使った生活をしていました。ですが、真賀田博士からの緊急警報が鳴り真賀田博士の部屋へ駆けつけます。プログラムが停止しパニックに。しばらくすると扉が開き、そこからは四肢が切断され胴体だけになったウエディングドレス姿が…。

それは真賀田博士だと思われていましたが、その正体は真賀田博士が内密に出産した”ミチル”という博士の娘の遺体だったのです。博士はミチルの成長の過程であるとき入れ替わっていました。ミチルの父親は博士の叔父である新藤でした。新藤と協力しミチルを脱出させようとしていましたが、ミチルが拒否をしたため博士はミチルを殺害させたのです。一方博士は、これらの混乱を利用し、ゼミ生に紛れ島から脱出をしていました。

ドラマ「すべてがFになる」簡単なあらすじネタバレ④数奇にして模型

模型交換会の会場でモデルの筒見明日香の遺体が見つかります。現場は密室、筒見は頭部を切断されていました。その密室に院生の寺林が気絶をしていました。また、同じころに院生の上倉が研究室で死亡しているのが見つかります。また、筒見の兄紀世都がその後焼死体で発見されたのです。寺林は紀世都の遺体を使い人体模型を作ることを目論んでいました。寺林は練習台に筒見を利用しますが、勘違いをした上倉に殺害されたのです。

筒見を殺害したのが上倉だと知った寺林は上倉を殺害します。その後、寺林は紀世都を殺害し、人体模型の型取りをします。罪を紀世都に擦り付けようとした寺林でしたが、偶然やってきた萌絵と犀川に真相を暴かれそうになったことで萌絵を襲います。それを犀川が助け、無事寺林は逮捕をされ事件は幕を閉じました。

すべてがFになるの主要キャストを紹介!

ドラマ「すべてがFになる」キャスト①武井咲/西之園萌絵

ドラマ「すべてがFになる」の主人公、西之園萌絵を演じたのでは女優の武井咲さんです。萌絵は、神南大学に通う女子学生。犀川とは幼少のころからの知り合いですが、大学に勤める犀川と大学では学生と准教授の間柄です。萌絵は犀川に対し好意を持っており、また、洞察力に優れています。ミステリーが大好きで不思議なことや出来事に対し探求心を強く持つ変わった一面もあります。実家がお金持ちで、警察関係者の親戚を持ちます。

ドラマ「すべてがFになる」キャスト②綾野剛/犀川創平

犀川創平を演じたのは、俳優の綾野剛さんです。犀川は萌絵の通う神南大学の准教授を務めます。萌絵が持ってくる事件には関わりたくないと思っていますが、萌絵が心配なので仕方なく事件に協力していきます。真賀田博士を尊敬しており、「すべてがFになる」では率先して事件の解決に協力していきます。

ドラマ「すべてがFになる」キャスト③早見あかり/真賀田四季

真賀田四季を演じたのは、女優の早見あかりさんです。真賀田博士は、“人類のうちで最も神に近い”と言われる天才プログラマーで、11歳で博士号を取得するなど脅威の能力の持ち主です。14歳の頃に両親を殺害し起訴されましたが、心神喪失と診断され無罪に。以降、とある孤島のMF社の主任エンジニアとして、真賀田研究所の地下で誰とも会わずに生活するという奇妙な生活をしています。

すべてがFになるのドラマ最終回のあらすじをネタバレ!

最終回は、第9話から続いており、『有限と微小のパン』が原作となっています。第10話の最終回に向けて、第9話のあらすじを紹介します。萌絵は、両親を事故で失ってからというもの「死にたい」そう思うようになっていました。人の死と遭遇しても何とも思わなくなっている萌絵。何度も自殺未遂を謀った過去もあり、何故自分が生きているのかという疑問ま出抱くこともありました。と過去の回想をします。

現在、萌絵はナノクラフト社の社長塙と食事の約束をしていました。塙は優秀な青年実業家で、以前萌絵との縁談の話が出ていました。食事は、塙の会社が運営するユーロパークという場所での約束です。そこで、萌絵の身に危険が迫っていると忠告する人物が現れたのです。萌絵の周辺ではまた殺人事件が勃発します。ですが、それらの殺人事件は真賀田博士が出した問題だと犀川は言うのです。

そんな話をしていると、塙から飲まされた飲み物によって萌絵は眠らされてしまいました。目が覚めると、目の前には真賀田博士がいたのです。眠らされる前、次々に起こった殺人事件、それに不可解な出来事がまるでなかったかのようになっていました。真賀田博士は萌絵に話掛けますが、再び萌絵は眠ってしまうのでした。

ドラマ「すべてがFになる」最終回①”有限と微小のパン”

再び目覚めた萌絵はホテルのベッドの上にいました。記憶や意識がふらつく中、萌絵はホテル内の教会へ向かいます。教会には警察からの立ち入り禁止テープがありました。萌絵はそれを潜り抜け中へ入ります。すると、天井のガラスは割れたままになっていたのです。犀川も元へ行く萌絵、そこで犀川と言葉を交わします。そして、ホテルの部屋へ戻った萌絵はユーロパーク内に真賀田博士がいるかもしれないと考えます。

すぐさま鵜飼に連絡を取り、真賀田博士の捜索を頼んだ萌絵。愛知県警の芝池がやってきます。萌絵は、芝池と共に塙の元へ行き、真賀田博士が館内にいるのではないかと問いただします。ですが、塙は萌絵が寝ぼけている、妄想だとして取り合ってくれません。一方、犀川の元に真賀田博士から電話がかかってきたのです。真賀田博士は、「今日萌絵が殺される」と犀川に忠告してきました。

すぐさまホテルのエレベーターへ乗るように支持された犀川はそれに従います。一方、塙に追い払われた萌絵の元にはナノクラフト社の副社長である藤原に話を掛けられます。藤原は萌絵に”いいもの”を見せると言い、萌絵を地下に誘導していきました。地下に到着すると、不審な態度を見せる藤原。藤原は、ナノクラフト社の大株主である萌絵に最先端の技術を披露すると言い始めます。

ドラマ「すべてがFになる」最終回②”有限と微小のパン”

「どんなに離れていても会うことができる」というようなことを言った後、藤原は背後に現れた甲冑姿の人物に後ろから刺されてしまったのです。驚く萌絵の前に、真賀田博士が登場しました。ですが、あまりの突然の出来事に萌絵は気を失ってしまいました。気絶をした萌絵を眺める真賀田博士。真賀田博士はそんな萌絵に何度も話しかけます。

しばらくして目が覚めた萌絵は、塙の元へ。塙に藤原が殺害されたと一生懸命訴えるのですが、塙は「それはホログラムで実際に死んではいない」と言うのです。確かにこの目でみたと萌絵は訴え、その現場へ行きます。すると、藤原は本当に死んでいました。驚く塙。事件を聞き人が集まってきます。萌絵は犀川に真賀田博士がいたことを報告すると、女性の研究員1名がどこにもいないと刑事がやってきました。

犀川と萌絵の元には、犀川のゼミ生である国枝たちがやって来ました。国枝は、マスクの女が外にいたことを犀川に伝えます。急いで外の駐車場へマスクの女を追いかけると、タイミングよく逃げられてしまいました。ですが、その車があったであろう場所に何かが置いてありました。犀川がそれを確認すると、中には第9話で殺害された松本の死体が入っていたのです。ですが、第9話では腕がなかったのにここには腕が付いていました。

ドラマ「すべてがFになる」最終回③”有限と微小のパン”

塙に会いに行った犀川に、「あんたはこのカラクリがわかったのか」と問います。もちろんすべて理解している犀川。これまでに起こった一連の”殺人事件”は塙が萌絵の興味を引くためのお芝居だったのです。この事件の犯人は塙の秘書である新庄でした。新庄は松本を本当に殺害し、それがバレないように松本が失踪したと見せかけました。また、藤原は萌絵が地下に誘導される前に殺害されていたのです。

萌絵が見ていたのは”ホログラム”だったのです。ですが、これらは新庄が計画したことではないことに犀川は気が付いていました。この一連の計画を支持したのは真賀田博士です。犀川が真賀田博士に問い詰めると、真賀田博士は「萌絵の構造を把握したかった」そう言います。つまり、萌絵は両親が亡くなったことで死に対する精神や感情を失いました。ですが萌絵は今、精神状態は安定しています。

それがなぜ安定しているのか、それを知りたかったと言うのです。真賀田博士は続けます。萌絵の精神状態を保っているのは犀川だと。そして、萌絵はそのことに気が付いているとも言うのです。「犀川先生を自由にしてあげて」と萌絵に言う真賀田博士。真賀田博士の本当の要望は犀川でした。犀川は真賀田博士に憧れを持っていました。真賀田博士の誘惑に、犀川は引き込まれていきます。

ドラマ「すべてがFになる」最終回④”有限と微小のパン”

萌絵は泣きながら犀川に戻ってきてほしいと頼みますが、そのうち萌絵は気を失ってしまいます。気が付いた時には犀川と真賀田博士はいなくなっており刑事たちが集まってきていました。一方、犀川は真賀田博士と指向の世界に居ました。犀川は、真賀田博士に憧れていること、真賀田博士のようになりたかったことを話します。その思考の世界で2人は沢山話をします。すると、犀川は霧の中から萌絵の目の前に姿を現したのです。

犀川は気付きました。真賀田博士が既に亡くなっていること、そして、今まで見ていた真賀田博士はホログラムだということに。犀川が推理したのは次の通りです。ナノクラフト社が発表する予定の革新技術はVRだということです。それを、塙が萌絵の気を引くために色々と計画を立てたサプライズであったということ。ですが、新庄はこれを利用した殺人を計画していたということです。

すべてがFになるのドラマと原作の違いは?

ドラマ「すべてがFになる」では時代設定が違う?

原作『すべてがFになる』では1995年の設定でしたが、ドラマ「すべてがFになる」では2014年の設定となっていました。原作だと萌絵は携帯電話をもっておらず、ポケベルを所持しています。そのため、原作ではフロッピーディスクを使用していますが、ドラマではUSBを使用していました。

ドラマ「すべてがFになる」では大学名が違う?

また、原作『すべてがFになる』では、萌絵たちの大学は”N大学”として登場していますが、ドラマ「すべてがFになる」では”神南大学”と大学名が架空ですが明確になっています。

原作『すべてがFになる』は2話完結?

ドラマ「すべてがFになる」では、原作『すべてがFになる』は2話で完結しています。原作の『冷たい密室と博士たち』、『封印再度』、『数奇にして模型』、『有限と微小のパン』ががそれぞれ2話完結で収録されています。原作の『すべてがFになる』を2話で完結するには大変省略しなければいけない箇所が出てくるでしょう。よって、原作とは大まかな設定は一緒なものの、その過程部分で相違がありました。

すべてがFになるのドラマ最終回まで観た感想や評価を紹介!

ドラマ「すべてがFになる」のネタバレ感想①

面白かったという感想が多く見られた高評価のドラマ「すべてがFになる」は、面白いだけではなく感動するシーンもあるミステリードラマとして評価されています。ドラマを最終回まで見ないと分からない真賀田博士の過去や、伏線回収なども最終回では見所とされています。

ドラマ「すべてがFになる」のネタバレ感想②

こちらの感想はドラマ「すべてがFになる」に対し辛口評価でした。ミステリーファンには少し物足りなさや、既視感のある演出やセリフだったようです。原作が高評価なため、ドラマが天秤にかけられ評価されてしまうのは仕方のないことですが、ドラマ版を辛口評価する方もちらほら見受けられました。ですが、小説を知っている方でも高評価をしている方もいましたので、ご参考までに。

ドラマ「すべてがFになる」のネタバレ感想③

森博嗣さんの大人気S&Mシリーズ。森さん自身理系出身で小説家で、理系の方にはとても興味深いと話題です。ですが、ぜんぜん数学などが詳しくなくとも十分にミステリー小説として楽しめる作品ですので、ドラマの方も多くの方に楽しんで頂けるでしょう。

すべてがFになるのドラマ最終回や感想まとめ!

ここまで、ドラマ「すべてがFになる」のあらすじをネタバレ、キャストや視聴者の感想を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。森博嗣さんのS&Mシリーズは他にも沢山のシリーズがありますので、気になった方はぜひ原作の『すべてがFになる』もご一読ください。また、ドラマやアニメなどでも展開されていますので、そちらも併せて網羅されてみてはいかがでしょうか。

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