わたモテのうっちー(内笑美莉)とはどんなキャラ?その他の登場人物も紹介

「わたモテ」という略称で読者に愛されている漫画「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」のうっちーは主人公もこっち(黒木智子)の2年時のクラスメイトです。わたモテに登場するうっちーとは一体どんな性格のキャラなのか?もこっちとはどういった関係性なのか?この記事ではわたモテのうっちーと、主人公であるもこっち、他の登場人物について画像付で詳細に紹介していきます。

わたモテのうっちー(内笑美莉)とはどんなキャラ?その他の登場人物も紹介のイメージ

目次

  1. わたモテのうっちーはどんなキャラ?その他の登場人物も紹介!
  2. わたモテとは?
  3. わたモテのうっちー以外の登場人物一覧
  4. わたモテのあらすじは?
  5. わたモテのうっちーはどんなキャラ?画像付きで紹介!
  6. わたモテのうっちーのキャラについてまとめ

わたモテのうっちーはどんなキャラ?その他の登場人物も紹介!

通称「わたモテ」で親しまれている「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」は現在も連載中の漫画の一つです。主人公の黒木智子・通称もこっちは女子高校生になったばかり、高校生になったら自然とモテると勘違いしていたものの、実際には無残な現実が襲い掛かってくる…そんな彼女のギャグ系漫画です。

最初は登場人物も少なくもこっちのモノローグで進むことも多かった「わたモテ」ですが、のちに登場するうっちーはわたモテを変えたとも言われています。「わたモテ」のうっちーはもこっちが2年生に上がってから同じクラスになった女子。なぜうっちーはわたモテを変えたといわれているのか?

この記事では「わたモテ」のうっちーについて画像付で詳しく紹介していきます。またうっちー以外にも「わたモテ」の主人公・もこっち、もこっちの周りの登場人物についても画像と共にまとめていきますのでぜひ最後までご覧ください。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! | ガンガンONLINE | SQUARE ENIX

わたモテとは?

「わたモテ」は「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」というタイトルで連載開始されたギャグ系の日常漫画です。「わたモテ」は「ガンガンONLINE」というウェブコミック掲載サイトで連載がなされており、更新は週2回されています。サイトでは1話~7話と最新話を読むことができます。

「わたモテ」は主人公の黒木智子(通称もこっち)が高校生になったらモテるという盛大な勘違いをしていたが、実際には男性はおろか同姓の友達もおらずぼっちなコミュ障になってしまっている所から始まります。もこっちのキャラクターは非常に個性が強く、そんな彼女が状況を突破する為に自分なりに奮闘しています。いわゆる喪女であるもこっちですが、作中では「私は違う、私はモテる」と発言していました。

ちなみに「わたモテ」第1話で喪女の定義が記されています。

  • 男性と交際経験が皆無
  • 告白されたことがない人
  • 純潔であること
もこっちは全て当てはまっていました。

しかし回を追うごとに「わたモテ」の路線も少しずつ変わってきており、最新刊ではぼっちにはなっておらず、普通の日常漫画のようになっています。「わたモテ」に転機をもたらせたうっちーもその路線変更のきっかけなキャラクターで重要な登場人物です。

2013年には「わたモテ」アニメ化

「わたモテ」は2013年にはアニメ化もされておりファンを増やしました。今も2期を望む声が多く見られます。「わたモテ」アニメの範囲は原作の1~4巻辺りで、エピソードの前後はありつつも綺麗に1話完結で作られていたことも評価が高い理由の一つでした。

画像は「わたモテ」アニメのもこっちになります。原作ファンの方からは「原作より可愛くなってる」という声もあり、漫画と比べるとかなり幼く描かれていたようです。「漫画のキモさがない」と、もこっち特有の怪しいキャラクター像に少し足りないという言葉もあったようですが、受け入れるファンが多かったそうです。

「わたモテ」アニメの時間軸はもこっちが1年生の時であり、ぼっちだった初期の話がメインになっています。そのため2年生になったもこっちのクラスメイトであるうっちーはアニメには出ていません。

「わたモテ」作者・谷川ニコとは?

「わたモテ」の作者は二人組です。ネーム(原作)担当の谷川イッコさん(男性)と、作画担当の女性と協力して制作しているようです。「わたモテ」がブレイクしたのは本人達からすると意外だったそうで、「二巻ぐらいで連載終了して干されると思っていた」(わたモテ第2巻作者コメントより)と語られていました。

わたモテのうっちー以外の登場人物一覧

「わたモテ」のうっちー以外の登場人物を紹介していきます。「わたモテ」のキャラは主に主人公の周囲にいる人たちになります。画像つきで紹介していくのでぜひご覧ください。

「わたモテ」登場人物1/主人公・黒木智子(くろき ともこ)

「わたモテ」の主人公・黒木智子(くろきともこ)通称もこっちは他人とコミュニケーションをうまくとれない喪女です。高校生になったらモテると勘違いしていたものの、実際はそんなことはありませんでした。

  • 学校では誰とも会話しない
  • お弁当は一人で食べる
  • ペアにならなければならない授業は休む
など、学校では常にぼっちでした。

心の中の声は毒づいていることが多く、クラス内のリア充グループに対し物騒なことを言ったりします。(上記画像)さすがに入学してから2ヶ月間、誰とも話していない事実に気がつきどうにかしようと努力しますが、大体のことは空回りして痛々しい場面を見せてくれたりします。そのくせ相手を格下に見ると舐めきった態度で堂々と嘘をついたり(処女ではないといったり)も。

以上が「わたモテ」初期のもこっちの説明です、初期のもこっちは学校以外だとゆうちゃん(後述)という中学時代の友達がいます。しかし現在の「わたモテ」では友達と呼べる生徒も増えて、漫画自体がぼっち中心のものから普通の日常コメディへと変化していきました。もこっち自身も「わたモテ」の連載が進むにつれて少しずつ成長して変化を垣間見せます。

趣味はアニメ、ゲーム、インターネット鑑賞等。家で引きこもってできるものが多い。初期のエピソードでは声優の握手会に行き、自分の理想の台詞を言ってもらい録音したりもしていました。高校1年のクリスマスでは、上半身裸の男性が出てくる乙女ゲームをつけたまま寝てしまい、それを見た父親が微妙な反応を見せながらもベッドへと運んでくれていました。

「わたモテ」登場人物2/弟・黒木智貴(くろきともき)

もこっちの弟。子供のときは「お姉ちゃん大好き」と言っていたのがビデオに収められていた。もこっちが学校でぼっちの時は弟に話し相手を頼んでいたりしました。もこっちのことをこいつ、と呼んだり、もこっちの謎の行動に引いたりはしても、もこっちとは仲は悪くない様子。イラついた時にも姉だから、という理由で叩いたりもせず基本的には優しい弟です。

本来は姉とは違う高校に行こうとしていたものの、もこっちが母に頼まれた智貴の受験票を郵便に出さず、結果的にもこっちを同じ高校に進学することとなりました。

「わたモテ」登場人物3/成瀬優(なるせ ゆう)

通称ゆうちゃん。もこっちの中学時代からの友人です。中学時代は地味な子でしたが、高校デビューで華やかにかわいらしい女性へと変化し、もこっちは心の中で「ビッチ」と呼んだりもしていました。

見た目は変わっても中身は優しい女の子のままで、もこっちのセクハラ発言を受けても友人でいてくれています。初回に「わたモテ」に出てきた時は、彼氏と別れて落ち込んでいたりもしていました。ぼっち時代のもこっちを支えたキャラ。

「わたモテ」登場人物4/小宮山琴美(こみやま ことみ)

通称コオロギ・メガネ等。もこっちは第三者がいるときには「こみなんとかさん」と呼んだりする。同じ高校にいたものの、接触は2年生になってからだった。元々はもこっちとゆうちゃんの中学時代の同級生で、3人で会話をしたりもしていたが、もこっちの勘違いのせいで弟・智貴の前で恥をかかされもこっちを恨んでいた。

もこっちの弟である智貴をあるきっかけで好きになり、陰からの努力は若干怖い。智貴にも「やべーやつ」と思われていた。ゆうちゃんの言葉もあり、お互い歩み寄ろうとはしていた部分が見える。3年生でもこっちと同じクラスになりました。

「わたモテ」登場人物5/根元陽菜(ねもと ひな)

通称ネモ。もこっちとは1年から3年まで同じクラスです。リア充グループに属するも、2年生のクラス替えの時にもこっちに話しかけてくれたりしていた。人前でアニメの話をすることは拒んでいたが、実は声優を目指しており3年生までは隠していた。もこっちは心の中で勝手に「ネモ」と呼んでおり(上記画像)、それがバレた時から「ネモ」「クロ」と呼ばせあう仲になった。

ネモはアニメの時にも出ていたが、アニメ時は完全にモブキャラだったため、現在の髪色とは異なったキャラクターデザインになっている。

「わたモテ」登場人物6/田村ゆり(たむら ゆり)

修学旅行でもこっちと同じ班になった女子で3年生でも同じクラスになる。大概イヤホンで音楽を聴いていたり、感情をあまり表に出さない性格。修学旅行からもこっちとも少しずつ話すようになり、現在では下の名前で呼び合う仲にまで進展しました。

まこっち(後述)とは親友で、性格が基本的に淡白な為友人は少ないほうです。もこっちを昼食に誘ったり、一緒に下校したり、バレンタインには不慣れなことに恥ずかしながらも友チョコを渡したりと仲を深めてきました。

「わたモテ」登場人物7/吉田茉咲(よしだ まさき)

通称ヤンキー。修学旅行でもこっちと一緒の班になり、3年生でも同じクラスになりました。頭はプリン気味で言葉遣い等も荒いものの、実は可愛いものが好きだったり性的なことに関してはピュアな女子生徒。もこっちの行動によって怒ったりもするが、何かと優しい人物。

「わたモテ」登場人物8/田中真子(たなか まこ)

通称まこっち。ゆりとは1年生の時からの友達であり、3年生からもこっちと同じクラスになる。修学旅行の班の件でゆりと喧嘩してしまうが、仲直り。現在では他のクラスメイトとも気軽に話し、基本的に人当たりがよい優しい性格。ゆりにはやや特別な意識がある様子。

「わたモテ」登場人物9/岡田茜(おかだ あかね)

通称あーちゃん。ネモの親友。あまり言葉を選ばずに言いたい事は言うタイプ。3年に上がってからはネモが声優の夢を隠していたことが原因で距離を置くものの、もこっちのファインプレーで無事仲直りを果たす。そこからはもこっちとも少しずつ交流が増えていきます。

「わたモテ」登場人物10/加藤明日香(かとう あすか)

通称ママ。もこっちとは2年から3年まで同じクラスになる。見た目は派手でリア充のトップとも言えるような人物だが、誰にでも分け隔てなく話しかける優しい人間。もこっちが貢ごうとしてしまうほどの性格、容姿を兼ね備えています。

「わたモテ」登場人物11/南小陽(みなみ こはる)

もこっちは心の中でキバ子と呼んでいる。他人の悪口を好んで行う部分があり、同調しないと機嫌を悪くする。もこっちの悪口を言ったことが原因で、岡田と加藤とも疎遠になった。よく話しているのはまこっちと黒髪の女子生徒のようです。現在はもこっちとの深い絡みはなく、まこっちと親友のゆりとも仲はよくない。

修学旅行の班分けでゆりとまこっちが喧嘩する原因を作ってしまった人物でもあります。ゆりとまこっちは一緒に班を組もうとしていたのですが、キバ子がまこっちを誘い断りきれずに同じ班になり、結果的にゆりを裏切ったような形になってしまいました。(ゆりとまこっちは後に和解しています。)

わたモテのあらすじは?

「わたモテ」のあらすじを簡単に紹介します。「わたモテ」は元々喪女でぼっちなもこっちの切ない日常コメディでした。初期の「わたモテ」ではもこっちが男と話してない、という理由で弟と会話をしようとしたり、いとこの女の子には「非処女のモテ女」ぶって偉そうに語りそれがバレた時には「この人には優しくしなきゃ…」といとこの小学生に悟りを開かれたりとぶっ飛んだギャグが中心でした。

高校に行けば自然とモテると思っていた女の子…。しかし、無残な現実が襲いかかって来る! この状況をどう打破するか? 女子高生の苦悩が始まる!
谷川ニコが描く、ちょっと切ない日常ライフコメディー!!

やや自意識過剰な部分があるもこっちが勘違いで恥をかいたりと痛々しく、見ていて胸が詰まるようなシュールなぼっちギャグも多くありました。しかし当初のあらすじと現在13巻まで進んだ「わたモテ」とはかなり路線が変わりました。

もこっちがぼっちじゃなくなる

当初ぼっちを売りにしていた「わたモテ」は8巻から始まる修学旅行編から少しずつ変化していきます。今回この記事でメインで紹介するうっちーというキャラや、他のキャラともこっちの絡みがどんどんと増えていきます。

初期の「わたモテ」とは違い、もこっちと周りを取り巻く登場人物たちとの日常コメディとなりぼっちは完全に脱しています。修学旅行以降、もこっちがぼっちじゃなくなったことによって「わたモテ」は変わったと言われています。成長した主人公もこっちと友人達のエピソードは初期とはまた違った雰囲気で読者を楽しませています。

わたモテのうっちーはどんなキャラ?画像付きで紹介!

「わたモテ」に登場する人気のうっちーとは一体どんなキャラなのか。うっちーについて画像付で詳しく掘り下げていきたいと思います。うっちーは通称で本当の名前は内笑美莉(うち えみり)といいます。

もこっちとは2年生の時に同じクラスになりました。2年生の回では重要なギャグキャラとして頻繁に漫画に顔を出していたのですが、3年生でクラスが離れてしまうと登場回数は減ってしまいました。

うっちーの初登場回は?

「わたモテ」でうっちーが最初に出てきたのは「わたモテ」第7巻収録の喪59「モテないし応援する」(下記画像)という回になります。2年生になったもこっちはまだぼっちの状態でした。2年生の時の夏休みに、野球部応援に強制的に参加することになり、応援に向かうバスの中でもこっちの隣になったのがうっちーでした。

当時のもこっちは相変わらずのぼっちで、通称ネモと呼ばれている根元陽菜以外のクラスメイトとはほぼ話したことがなく、もちろんうっちーとも会話をしたことはありませんでした。うっちーはもこっちと隣になったバスの中でも終始後ろを向いて他の友達と会話をしていました。

もこっちは漫画の当初から被害妄想やリア充に対して偏見的な思い込みを持っている部分もあります。このときも例外ではなく、後ろを向くうっちーに大して「黒木さんと違って友達います」というアピールを周囲にしていると感じ、不快感を抱きます。もこっちの心の声は「なんだこいつさっきから後ろと喋りまくって」「そんなに友達からあぶれて私と同じ席になったの認めたくねーのか」と言っていました。

うっちーの見た目とうっちーの特徴

「わたモテ」のうっちーはボブカットの髪型をした、非常にさっぱりとした顔の女の子です。絵文字の「('ヮ')」のような顔の女子高生でかなりモブっぽい顔をしているので、そのさっぱり具合にもこっちは心の中で「絵文字」と呼んでいます。うっちーの名前を初めて知ったときのもこっち(下の画像)はかなり驚いています。

「わたモテ」のうっちーはもこっちの視点から考えると、最初は自分を無視する嫌なヤツという認識でしかありませんでした。うっちーの方も最初はもこっちと仲良くするつもりも全くなく、たまたま転機があったことで関係性が変わっていきます。

うっちーは基本的にはリア充で友達も多いのですが、もこっちに対する部分に関しては、もこっちに負けず劣らず勘違いや思い込みが激しい部分もあります。その勘違いは回を織り成すごとに増えていき、うっちーは段々と変化を重ねていきます。

うっちーともこっちが修学旅行の班で一緒になる

うっちーとの関係が変わったのは修学旅行が始まりでした。うっちーは元々他のリア充グループの子達と班を組みたかったのですが、一つの班が4人である為、余り者が集まっているもこっちの班に仕方なく入ることになりました。修学旅行の班のメンバーはもこっち・田村ゆり・吉田茉咲・うっちーの4人です。

「わたモテ」の喪72「モテないし京都に着く」(上記画像)で修学旅行の初日には、うっちーが全く同じ班の子達と絡む気はありませんでした。ですから隣の部屋にいる普段の仲間達の元へ遊びに行ったりしていました。野球部応援の時のこともあり、もこっちからはいい印象はないままです。うっちーも心の中で「あんたらとは極力関わりたくないし思い出も作りたくない」と断言。

しかし修学旅行最後の夜ではうっちーに転機が訪れます。修学旅行最後の夜は二人部屋で泊まることになっており、うっちーと同じ部屋になったのがもこっちでした。他の時は常にリア充グループの友達の元へといっていたうっちーは、最後の夜はゆっくりしたいだろうと友達の部屋にはいかず部屋に留まります。これが彼女の転機となりました。

  • もこっちに下着を盗まれた(という誤解)
  • テレビ番組内の心理テストで「処女の確立が高い」という方を選んだら、「遊び人」の方を選んだもこっちに見下され処女卒業についてのアドバイスを受ける
  • もこっちが女性キャラが多く出る百合アニメを観始める
  • 寝顔をじっと見られる
  • シャワーを覗かれる

以上のことがあってうっちーは完全にもこっちのことを「自分を付けねらってる同姓愛者」という風に勘違いしてしまいました。一つずつにはそれぞれ理由があります。まず心理テストの件では結果をみたもこっちが相手を格下に見て舐めきった発言をしてしまうという性格が出ていたり、もこっちが下の毛の処理をしているところをうっちーに見られてしまったことから周りに話されないか心配になり弱みを握ろうとシャワーを覗きました。

危うくシャワーを覗いているところを見つかりそうになり、急いで戻ったもこっちはうっちーのトランクを蹴飛ばして中身が飛び出てしまいます。急いで飛び出た洋服などを戻そうとしており、しまいそこねたパンツを近くのものの下に隠したらそれをうっちーに見つけられてしまいました。笑ってごまかそう(上記画像)として結果的に盗まれた扱いを受けてしまいます。

百合アニメも意識したわけではなく、修学旅行先の京都でもこういうアニメがやっているのか…と家にいるときのような形で見ていただけでした。寝顔をじっと見つめていたのも何かしらうっちーの弱みを握ろうとしてやったことだったりします。全ての行動が裏目に出てしまい、うっちーに勘違いされてしまったということです。

最終日のもこっちの奇行からもこっちのことが頭から離れないうっちーは、友人に修学旅行に一番印象に残ったことを聞かれもこっちのことしか頭に思い浮かばなくなってしまっていました。(上記画像)

終わらないうっちーの勘違いと変化していく気持ち

修学旅行が終わってもうっちーのもこっちへの勘違いは止まりません。うっちー視点ではかなりヤバイやつなので、当然なのかもしれませんが異常なほどにも思えます。もこっちの方は全く意識していない状態です。

たまたまトイレで出くわしたもこっち(上記画像)が自分のトイレの音を聞いていると勘違いして逃走。もこっち視点ではうっちーが無視したことになっていますが、あまり気にしていません。

体育祭で昼ごはんを食べている時に、無意識にお弁当を食べていたもこっちはご飯だけが残ってしまいます。実際に「スパッツでもはいてんのか?」ともこっちはチア練習中のうっちーのスカートの中を覗いてしまいますが、うっちーにはそれが「自分のことをおかずに白飯かきこんでる!」と勘違いされてしまったようです。

もこっちのことをひたすら「キモいキモい!」と思っているうっちー。しかし気持ち悪いと思っているにも関わらず、もこっちが自分のことを見ていないと怒る様子を読者に見せています。「性的な目で見てくる気持ち悪いやつ」としか思っていなかったはずが、おそらくうっちーもわからないうちに「キモいけど気になるやつ」へと変化していました。

もこっちがゆうちゃんと一緒に小宮山さんへのプレゼントを選んでいる回(上記画像)でもたまたま見かけたうっちーは見事に勘違いしています。

また、うっちーが北海道に行ったお土産をあげる回(上記画像)、修学旅行で一緒だった田村ゆりと吉田茉咲に先にあげてから「あの二人にも渡したからしかたなくあげる」ともこっちにもお土産を渡すことにします。実際には二人にあげた口実を作ってメインであるもこっちにあげる形です。二人には1枚渡したお土産は、もこっちには4枚あげるなど明らかに扱いが違います。

もこっちに勘違いされてまた追い掛け回されるかもしれない…と心の中でドキドキしながら、ポケットの中に勝手に入れておくという手段をとったうっちー。もこっちはうっちーのことをキョロ充(実際には違う)だと思っているので、人前で話しかけられるのは嫌かもしれないと気遣いを見せます。ちなみにキョロ充はリア充のグループに属しながらも常に周りの目を気にしている人のことです。

もこっちは下駄箱に手紙を入れる、という形でお礼を告げました。うっちーは頬を赤く染めながらも青ざめて面白い表情になってしまっています。ここではもはや「きもい」という言葉には喜びが含まれているようにも感じられます。

友人の目よりももこっちが気になるうっちー

段々と変化を重ねていくうっちー。修学旅行の時には常に隣の友人達の部屋へ行くぐらいに、もこっちたちと一緒にいたくなかったはずが、友人の前でも目を気にするようなことが少なくなってきます。

うっちーの友人達がもこっちを「例のあの人」呼ばわりしながら、一緒にいるもこっちの弟・智貴が誰なのかという話題で盛り上がっているところで、ぴしゃりと一言「遺伝子が一緒って感じするじゃん」(上記画像)。友人達からどう思われるかも考えず、普段からもこっちを観察しているからなのか至って真面目な顔でいいのけます。

また、例のあの人呼ばわりしているグループの人が満員電車で例のあの人とずっとくっついてて気まずかった、という話をしたところうっちーは「何駅?」と真顔で聞き出しました。友人からすれば何で駅を訪ねるのか疑問を覚えるところですが、うっちーは全く友人の目をきにしていません。

そして早速翌日にはその駅を目指して電車に座っているうっちーの姿がありました。彼女の恋心がそうさせるのか、段々と行動がストーカーじみてきます。たまたま同じ電車に乗っていた田村ゆりが、目的地(学校のある駅)に着いても降りないうっちーを心配して声を掛けると「寝てた」と嘘をつきつっこまれます。

「起きてたよね!?」といわれると「足がしびれて動けない」と再び嘘をつきました。すると田村ゆりは肩を貸してうっちーを電車から降ろします、そこでうっちーの舌打ち(上記画像)。もこっちと密着するという目的を果たせなかったうっちーは田村ゆりの目も気にしません。

更に「わたモテ」の「喪120 モテないし打ち上げる」の回では打ち上げで行った焼肉の席で、友人達と一緒の席にも関わらずもこっちの隣に陣取りました。真剣に肉を焼くうっちーに友人達が茶化しますが、それすら耳には入っておらずもこっちに肉をあげたりしています。友人の目は一切気にせずにもこっちへの好意を露わにしています。「キモイ」という嫌悪はいつの間にか好意の方が勝ったかのような行動です。

クラス替えでうっちーの悲鳴、もはや恋?

更に大きなきっかけがうっちーを襲います。それは3年生のクラス替えのときでした。うっちーは友人達と同じクラスわけになり、友人が「6人一緒ってすごくない!?」と喜んでいる声に対し、一人だけ涙を浮かべて叫びだしました。(下記画像)

修学旅行ではこの友人たちとの交友が優先だったのに対し、もこっちをクラスが離れてしまうというだけでこの落胆振りです。まさに好きな人とクラスが離れて泣いている乙女のような反応。

友人達を前にして感情を一切隠すことなく、地面に寝転がってまで駄々をこね、むせび泣くというありさままで披露してくれたうっちー。クラスが変わったあとも、友人と廊下を歩きながらさりげなくもこっちの教室に進入し出てきて「いなかった…」と心の声で話し、友人の話自体は全く聞いていないこともありました。

うっちーというキャラが「わたモテ」を変えた?

最初は自分を付けねらう同姓愛者としか見ていなかったうっちーが、気づけばもこっちのことで頭がいっぱいになっていました。よくある恋愛の駆け引きで、追ってきた相手が自分に気のないそぶりをし始めて、気になって急に意識しだしてしまう…という図式によく似ています。読者からすればうっちーは完全に恋する乙女となりました。

3年生の遠足では遊園地を回るときに、友人達と離れてまでもこっちの方へやってきたうっちー。更にうっちーはしっかりともこっちの隣に位置し、もこっちをひたすらガン見しています。友人と回るよりももこっちと一緒にいる方を優先していました。

元々「わたモテ」はもこっちのぼっちギャグが炸裂したり、痛々しい自意識過剰な反応をしていたりとぼっちのもこっち観察漫画のような部分がありました。アニメ時にはブレイクしていましたが、徐々に人気が衰えている部分もあったようです。しかし、うっちーというキャラクターが投入され、「わたモテ」の中に百合要素をいれたことで再び人気が出始めた、という部分もあるようです。

2年生の修学旅行を経てから段々と周囲の人間とも絡むようになったもこっち、現在ではぼっちではなくもこっちとその周辺の登場人物たちによる日常漫画になっています。うっちーが露骨にもこっちへの好意を露わにし始め、もこっちが誰かと話していると明らかに嫉妬心を燃やしていたり、他にももこっちの周りの女の子達の感情が作品内に描かれたりと以前とは変化してきました。

段々と発行部数が絞られていった「わたモテ」がV字回復へと向かっていったのは、うっちーが出てきたからともいえます。現在では「わたモテ」のファンアートなども多く、カップリング論争なども繰り広げられています。今までのぼっち要素とは違う、百合要素が「わたモテ」の読者層を変え再び人気を高いものへと変えていきました。

わたモテのうっちーのキャラについてまとめ

「わたモテ」のうっちーはぼっちギャグ漫画という当初の路線を変え、「わたモテ」の人気を上げた重要な登場人物でした。やや思い込みが激しいキャラでしたが、もこっちへの好意は本物のようです。

この記事では「わたモテ」のうっちーと、その他の登場人物について詳しく紹介してきました。「わたモテ」のうっちーの今後の恋はどうなっていくのか?更に、もこっちの交友関係も今後まだまだ変化していくものだと思います。今後の展開にも期待しながら「わたモテ」を楽しんでいきましょう。

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