真昼の悪魔のあらすじと最終回をネタバレ!原作とドラマの違いは?【田中麗奈】

ドラマ「真昼の悪魔」のあらすじや最終回をネタバレ紹介していきます。遠藤周作原作の『真昼の悪魔』とドラマはどう違うのか細かく説明していきます。また、田中麗奈さん演じる主人公の大河内葉子の言動や行動などにも注目!田中麗奈さんの表情や演技には息を呑みます。大河内葉子のサイコパス溢れる主人公に震え上がること間違いなしのドラマ「真昼の悪魔」存分に楽しめるまとめになっていますのでぜひご覧ください。

真昼の悪魔のあらすじと最終回をネタバレ!原作とドラマの違いは?【田中麗奈】のイメージ

目次

  1. 真昼の悪魔のドラマあらすじや最終回に迫る!
  2. 真昼の悪魔のドラマ登場人物やキャスト紹介
  3. 真昼の悪魔のドラマあらすじネタバレ
  4. 真昼の悪魔のドラマ最終回ネタバレ
  5. 真昼の悪魔の原作紹介!ドラマと設定が違う?
  6. 真昼の悪魔の田中麗奈がサイコパスだと話題に?
  7. 真昼の悪魔を観た感想や評価は?
  8. 真昼の悪魔のドラマあらすじや最終回まとめ

真昼の悪魔のドラマあらすじや最終回に迫る!

2017年の2月~3月にフジテレビの「オトナの土ドラ」枠で深夜に放送されていたドラマ「真昼の悪魔」について迫っていきます。田中麗奈さん主演のドラマ「真昼の悪魔」は、題名通り悪魔のような主人公が病院を舞台に繰り広げるミステリー・サイコホラーです。そんなドラマ「真昼の悪魔」のあらすじや最終回について紹介していきます。また、最終回の原作との違いなども紹介します。衝撃的な最終回に注目です!

真昼の悪魔のドラマ登場人物やキャスト紹介

ドラマ「真昼の悪魔」の登場人物やキャストの紹介をしていきます。田中麗奈さん演じる大河内含めなかなかの曲者が多く登場する「真昼の悪魔」は、サイコパス的要素も多数ですので、苦手な方はご注意ください。

大河内葉子 / 田中麗奈

関東女子医大付属第三病院外科医の大河内葉子を演じたのは、田中麗奈さんです。葉子は、美人で医師としても優秀な才色兼備です。患者からの評判も良く、女医としてのキャリアを着々と積んでいました。ですが、葉子は幼いころから無感動で無道徳な心を持っていました。人の役に立つことが正しいというのが父から教えでしたが、患者を自分の好きに出来るということから医師の道に進んだのでした。

難波聖人 / 中村蒼

葉子が勤務する医者の入院患者で葉子の担当患者難波聖人を演じたのは、中村蒼さんです。難波は小説家志望で入院中も物書きをしています。物事に対して好奇心旺盛で何にでも首を突っ込むタイプです。担当医の葉子に最初は好意を持つが、だんだん葉子に対して不信感を抱き始め最終回に向けて悪事を暴いていきます。

大塚光 / 大倉孝二

大手ホテルグループの御曹で次期社長の大塚光を演じたのは、大倉孝二さんです。今は専務をしています。人当たりも良く自信家で好感度も高いが、味方によってはいけ好かない2世という感じのいま時の青年実業家です。医師の葉子に一目ぼれし、一向に振り向く気のない葉子にもうアタックをしていきます。最終回では見事大河内と結婚することができますが…。

神父 / 伊武雅刀

神父を演じたのは、伊武雅刀さんです。葉子が務める病院の近くにある教会の神父をしています。葉子がしている悪事を葉子本人から聞き、その行為を改めるように説きますが、葉子はなかなか改めようとはせず神父は奔走します。田中麗奈さん演じる大河内の悪魔的行動や言動によって苦しめられますが、1話から最終回までの重要人物にもなってきます。

大河内徳広 / 村井國夫

葉子の父親大河内徳広を演じたのは、村井國夫さんです。現在は虚脱感からフラフラと散歩をしていますが、かつては大学の教授をしていました。葉子に”人の役に立つことが正しいこと”と教えた人物です。あるとき地調を崩し葉子の病院へ搬送されますが、まもなく亡くなりました。

芳賀明善 / 篠原篤

関東女子医大付属第三病院清掃員の芳賀明善を演じたのは、篠原篤さんです。誰とでもすぐ話せる性格の持ち主で、清掃員ですが暇を持て余し病院で起こったことを何でも把握しています。難波とも親しくなり、院内で起こる不可解な出来事に対して非常に興味を持ち、難波と共に事件を暴こうと協力をしていきますが、芳賀もなかなかの曲者でした。

真昼の悪魔のドラマあらすじネタバレ

それでは、ドラマ「真昼の悪魔」全8話のあらすじをネタバレ紹介していきます。田中麗奈演じる大河内葉子の行動や、院内で起こる様々な出来事に着目してご覧ください。

第1話-衝動-あらすじネタバレ①

物語は、教会で神父が話しているところから始まります。その頃葉子はお店で一人ステーキを食べていました。すると、ある男性がしつこく葉子を飲みに誘います。「私のお願い聞いてくれますか?」そう言い、一緒にホテルへ行くことになりました。その前にステーキを患者に届けた葉子…。ホテルへ入ると、葉子はどこからか針を取り出してきて男性の手に甲にさしました。男性は驚き悲鳴を上げながら逃げていきました。

次の日、葉子がステーキを届けた患者が亡くなりました。そんな時、大学生の難波聖人が腹痛を訴え運ばれてきたのです。大河内は難波の頬にキスをし難波を落ち着かせます。その後、処置の済んだ難波が病室で安静にしていると葉子がやってきます。小説家を目指していることや本が好きなことなどを話しました。難波の大学のOBである医局長も難波の様子を見にやってきました。難波は虫垂炎でした。

その夜、バーベキュー合コンに参加していた大河内はそこで大塚と知り合います。一方難波は、病室の引き出しからメモを見つけました。翌日の診察で、難波は大河内にメモのことを話します。前の患者のものかなど聞き出そうとする難波に大河内は「好奇心旺盛ね」と詳細は教えてくれません。芳賀にメモのことを話すと、加納というノイローゼになって心療内科に移動した糖尿病患者がいたことを教えてくれました。

第1話-衝動-あらすじネタバレ②

加納にメモのことを聞きに行くと、「俺は正常だ。この病院には悪魔がいる」などと涙を流し訴えるのです。メモには、これまでに亡くなった患者の名前が書かれたいたことを芳賀は教えてくれました。その頃、大河内は教会の懺悔室で神父に自分のことを話していました。「自分は悪魔だ」「人を傷つけても何にも思わない」などと話し、神父は大河内の心に説きます。

大河内は、病院に戻ると、入院費が嵩んで大変だという患者小林に「罪と罰」の一節を読み、高らかに笑ったあと、注射器を取り出しました。すると小林の容態は一変し、看護師のミスが発覚、小林の娘が密かに録っていたビデオに看護師の虐待も映っており看護師のクビと300万の示談で事は収まります。ですが、小林の娘は大河内がしていたことも知っていました。すると大河内は小林娘の頭に注射器で何かを刺したのです。

第2話-実験-あらすじネタバレ①

小林さんは亡くなりました。そして、小林さんが亡くなったのに娘は病院に訪れないことを不審に思っているスタッフたち…。また、難波にも芳賀から小林さんが亡くなったことが伝わりました。一方、大河内はまた教会の懺悔室にいました。大河内は検査をしたが異常はなかったこと、自分はどうしたらいいかなど神父に相談します。すると、聖書を読めばいいと言われたのです。

大河内が子どもが入院している病室を覗いていると、大塚がやってきました。しつこくデートを誘う大塚をあしらいます。大河内は入院しているこども武くんと京ちゃんに話しかけます。京子ちゃんがもうすぐ退院することに対して寂しく思っている武くん。一方、難波は医療ミスが院内であったことを知っていました。そのことを局長に話すと「病院を敵にまわすな」と言われます。その夜難波は腹痛に悩まされます。

大河内は武くんに、「京ちゃん、退院しなければいいのにって言ってたね?これを食べさせてみない?」と言いお菓子を渡すのです。京子ちゃんはその後容態が急変しました。京子ちゃんはアレルギー発作を起こしてしまったのです。その事実を聞きつけた芳賀は難波にそのことを話します。難波はある日、武くんにお菓子のことを聞きます。ですが武くんは逃げてしまいました。

第2話-実験-あらすじネタバレ②

大河内は京子ちゃんのお母さんにクッキーのことを話ました。すると、京子ちゃんはベットを移動してしまったのです。武くんは大河内に「先生のうそつき」と涙を流します。そんな武くんに「悪って知ってる?本当はやっちゃいけないことだけど勇気を出してやること。あのお母さんがいる限り、京ちゃんに会えないよ。京ちゃんが欲しいならもう一度勇気を出すよ。」と再び行動をさせます。

その後、京子ちゃんのお母さんは階段で足を滑らせ骨折をしてしまいました。京子ちゃんは武くんを遊びに誘います。ですが、武くんは高い場所から足を滑らせてしまうのです。実は、大河内が京子ちゃんい入れ知恵をしやらせたことでした。別の日、クッキーのことを大河内に問いただす難波でしたが言いくるめられてしまいました。そして、難波は大腸がんだと大河内から宣告されました。

その夜、大河内は大塚と食事をしますが、用事があると帰ります。その用事とは教会の懺悔室へいく事でした。神父は大河内が子供にしたことを知っています。そして罪悪感がないことや傍観している自分がいることを打ち明けました。すると、神父は「あなたには愛情が足りない」そう言います。

第3話-命日-あらすじネタバレ①

大塚と大河内がバーで飲んでいると、ホテルチェーンの宮島グループの宮島浩介が現れます。宮島と大塚はライバル同士でした。宮島は大河内に興味を持ち口説き始めたのです。そして、2人は殴り合いに発展してしまうのです。翌日ネットに殴り合いの動画が公開されていました。お昼を一緒に食べながら、大塚は大河内をデートに誘います。最初に飲んだ時、手に針を刺されても動じなかった大塚は、大河内を何度も誘います。

ですがその夜、大河内は宮島と食事をしています。それを見てしまった大塚は大河内に問いかけますが、それをスルーし2人はホテルへ…。ですが、そこで大河内は宮島を陥れる行為をしました。そして大塚もそこに居合わせることになりました。大塚と宮島2人の弱みを握ったのです。大河内は大塚と付き合うことにしました。翌日、芳賀と大河内は難波の会話を盗聴していました。

第3話-命日-あらすじネタバレ②

そして週末、大塚は大河内の実家に挨拶にきていました。その日は大河内の母親の命日だったのです。そして、夕食にカレーを作る大河でしたが、白い粉も一緒にカレーへ投入します。ですがその時、父親が苦しみだし病院へ運ばれました。大河内は父親に付き添い心配していますが、「まだ死んじゃダメだよ。父さんは私が殺さないといけないから。」と言ったのです。ですが、父親はそのことに気づいていました。

「どうせ倒れるならお前のスープを飲んでからにしたかった。」そういったのです。父親は大河内の悪魔的衝動のことをすべて知っていたのです。「死ぬ前に私を泣かせて。どうしてこんな人間なの?」と父親に助けを求めますが、やがて父親は亡くなりました。そしてその夜、餅を食べながら高笑いをするのでした。

第4話-背信-あらすじネタバレ①

その頃、芳賀から大河内の父親が亡くなったことを聞き、翌日局長に大腸がんの手術を取りやめてほしいと頼みます。「父親は大河内先生が殺したんだ」そう訴えますが、局長は受け入れません。その頃、遺骨とともにステーキ店へ肉を食べにきた大河内…。そして、難波が手術を拒否していることを聞いた大河内は難波の元へ行きます。実は、難波の大腸がんは良性だったのです。検査結果を大河内が打ちかえたのでした。

そして、大河内が執刀する手術が行われました。その夜、政界に関わる小早川という人が入院してきました。大河内は小早川の担当医に「認可がおりてない薬が効くかも。使ってみれば?」そう促します。担当医は拒否をしますが、大河内に唆されその薬を使うことにしました。一方、芳賀は難波のお見舞いに来ました。そこで、大河内がヤバイ人間でその正体を暴くことを話す難波に「協力しますよ」という芳賀でしたが…。

その夜、大河内は大塚と飲んでいました。「自分の手で肉親を殺し、自分はどんな感情になるのかを知りたかったけど父親は自分で薬を飲んで死んでしまった。もう試すことができない…。無念です。父を殺せなかった。」そう落ち込む大河内でした。その翌日、大河内が担当する佐々木は容態が悪くなります。実は、大河内は佐々木に新しい薬を使用していたのでした。

第4話-背信-あらすじネタバレ②

芳賀によって一部始終を逐一報告を受けていた難波はそのことを知っていました。そして、大河内に問いただしますが、傷口が開いたため運ばれます。そして目を覚ますと手足が縛られていました。その夜、芳賀は大河内とバーで会っていました。芳賀は難波を裏切っていました。芳賀は人の死が見たくて病院へ務めたことなどを話しました。そして、大河内は芳賀の手にピックをぶっ刺したのです。

局長に頼み元の部屋へ戻してもらった難波。翌日、退職した芳賀が「裏切りのお詫びです。」と書いたメモと一緒にボイスレコーダーを受け取っていた難波は、大河内の決定的証拠を録音することに成功します。それを局長に聞かせ、それを公表するために医局室にスタッフを集めました。そして、大河内のことを話録音したものをきかせますが、違うものにすり替わっていたのです。

本当の声が入ったボイスレコーダーを聞いた局長は「君は妄想に取りつかれているんだ」そう言うのです。難波は心の病気だとされ心療内科へと運ばれてしまうのでした。ですが、実は大河内と局長との間で取引が行われており、難波はその犠牲となったのでした。局長は難波を裏切ったのです。そしてその夜、大塚からプロポーズをされた大河内、それを受け入れました。

第5話-挑発-あらすじネタバレ①

大河内はまた教会へ懺悔へきていました。病院では大河内が婚約したことが報告され祝福ムードでした。その日、人間ドッグにやってきた神父を案内する大河内。神父はあの懺悔室にくる女性が大河内だと分かっていました。大河内の同僚の女医である渡来は神父に「大河内先生が怖いんです。」と打ち明けました。芳賀がいなくなってからというもの大人しくなった難波の元へ大河内がやってきます。

難波は葉子を題材とした小説を書いていることを話します。ストーリーは大河内が満足するものでした。難波が大人しくしているのは、病院から逃げ出すことだと勘付く大河内は難波を脅します。その夜、病院に言いがかりをつけてきた本田という女性が病院へ運ばれてきました。その頃、大塚の元へ芳賀がコンタクトを取っていました。実は、大塚へ嫌がらせメールを送ったり本田を事故に遭わせたのは芳賀だったのです。

第5話-挑発-あらすじネタバレ②

大塚は二度と大河内に近づくなと言いました。そして、翌日ランチをしている大塚と大河内は芳賀について話していました。「ストーカーがいたなら言ってください」と言う大塚。そして2人は教会へ行き、大河内は大塚を神父に紹介しました。懺悔室へ行くと一人で部屋に入ってきた大河内は、神父と話します。毎度のことながら大河内は神父を挑発します。そこで初めて神父は感情を露わにし、「ムカつく」と言ったのです。

その夜、本田は大河内の策略によって脳死判定され臓器提供にまで出されていました。その夜本田のお見舞いに来た神父はその事実を大河内から聞き絶望します。渡来は大河内の行動を局長に問いただしますが、局長自ら関わっているため告発などされたら何をされるかわからないと怯える局長…。一方、大河内は神父に重要なことを伝えていませんでした。神父は脳腫瘍があったのです。

第6話-復讐-あらすじネタバレ①

その夜、難波は病室から抜け出します。また、渡来と局長は大河内がやっている数々の事に気づき始め、難波が言っていたのは嘘ではないことを話していました。難波を病院からだしたのは芳賀でした。芳賀は大河内と大塚が交際していることなどを難波に話します。その頃、大河内は大塚の父親を診察していました。大塚の父親は長くありませんでした。

真相を知った難波は局長を問いただし、局長は大河内に加担したことなどを難波に謝罪しました。一方、調子がよくない大河内は自分の血を採決し検査をすることに。大塚は、父親の見舞いに来ましたが会は渡さないといわれ口論になってしまいました。それに付け込んだ大河内はある夜、大塚を呼び出します。「ある薬でお父さんを死なせることが出来ます。」どちらにせよ残りが短い大塚の父親。

大河内はあらゆる手段を使って患者を死なせたことを大塚に話します。「なぜ?」と問う大塚に「自分にはできるから」そう答えるのでした。「親父に近付かないでください。あんた狂ってる。」そう言うと大塚は大河内の元を去ってしまいます。その夜、芳賀は大河内を殺そうと病院へ行きました。言い争いになったところに大塚も現れ、芳賀は自ら階段からおちるのでした。しかし、大河内の手術によって一命を取り留めます。

第6話-復讐-あらすじネタバレ②

ですが、一命を取り留めたものの、大河内によって電気ショックで意識を失わせてしまうのでした。大塚には”一命を取り留めたけど意識が戻らない”そう言いました。大塚は自分のせいで起こった事だと思い、保身のために芳賀を殺してくれと言います。大河内は「父親を殺させてほしい」というのを条件に手を下します。そして、父親も翌日に亡くなりました。

葉子が外を歩いていると、難波と会いました。そこで、「先生は僕が味わった苦しみを経験してもらいます。あなたを地獄に突き落とすための復讐のシナリオを描いてみせますよ。」と強気な態度にでる難波に「楽しみにしています。」そう言って2人は別れますが、大河内は小さな声で「助けて…」そう言ったのでした。

第7話-挑戦-あらすじネタバレ①

葉子は”病院を買ってくれる”というのを大塚に要求していましたが、まだ病院を買ってはくれません。2人は同棲を始め、着々と結婚に向けてことを進めていました。難波は神父の元へ行き、大河内について話しますが、神父はもう関わりたくないと言います。「私もこの手であの悪魔のような人間に罰を下したい。たとえ、神の教えに背いても!」そう2人は語り合っていました。

ある日、病院宛てに大河内が関わった病院の死についての告発文が届き、会議になっていました。「私が担当して亡くなった患者さんは大勢いますが不審死ではありません。」そう言います。局長や渡来も弱みを握られているため、大河内を擁護してしまいます。また第三者機関が患者側に事実確認をするも、皆口を揃え「葉子先生がそんなことするはずがない」そういうのです。

ある日、病院にDVDが送られてきました。そのDVDには芳賀自身が映っており、その内容は”全部自分がやったことだ”といったことが淡々と述べられていたのです。このことはすぐに公になりました。ある日、大河内は大塚を自宅のある一室へ連れて行きました。そこには大量の手術用の器具がありました。私は重い病気に侵されていて自分で手術をしようと思う、そう言うのです。「私の体を誰かに預けるなんて絶対に嫌です!」

第7話-挑戦-あらすじネタバレ②

「私にも死の恐怖はあります。でもそれを乗り越えて見せます。あなた以外、誰にも頼らず。」そう言い、手術を始めてしまいます。部分麻酔をして、大塚に鏡の角度を支持したりとテキパキとこなしていきます。そして、あとは縫うだけとなり針と糸を渡す際に、大塚はこっそり大河内のお腹の中に針を入れたのです。出つが終わっても大河内の容態は一向によくなりません。

ある日、大河内は教会の懺悔室に再び神父に話をしに来ていました。病気を自力で乗り越えたこと、神父の検査内容を自分が改ざんしたことを打ち明けると、神父は憎むどころか「感謝します」と述べました。すると、格子を突き破り、私が憎くないのか、そう聞きます。神父は「憎いどころかあなたに出会えたことで病気が分かったので感謝します。」そう告げると、大河内は神父は睨み去って行きました。

神父は大河内との会話をボイスレコーダーで録音していました。それは難波の指示でした。その夜、大河内は病院へ搬送されました。搬送されましたが、渡来や局長はここで大河内を助けるかどうか迷います。ですが、大塚やここで大河内に死なれたら困る難波などが助けてほしいと懇願し大河内は無事一命を取り留めました。助かった大河内は大塚が自分を殺そうとしたこと知っていました。

第7話-挑戦-あらすじネタバレ③

ですが、大塚は「僕は葉子さんがいないとダメなんだ。」そう言うのでした。病室には神父もお見舞いにやってきました。ですが、神のおかげで助かったなどという神父に怒りが隠せない大河内はどうにかして神父を言い負かして否定してやりたい気持ちになります。ですが、これが神父と難波の計画でした。

その夜、フラフラになりながら神父の病室にやってきた大河内は、「あなたの心は悪魔に支配されている。」「僕は葉子さんがいないとダメなんです。」「先生は悪魔ではなく人間です。そう言われた言葉が反芻して号泣し嗚咽します。

真昼の悪魔のドラマ最終回ネタバレ

最終回-贖罪-あらすじネタバレ①

最終回は、大河内と大塚の間に生まれた娘恵真と一緒にピクニックをしているシーンから始まります。大河内は、小さな診療所を営みお年寄りなどを中心に診察する女医をしていました。そこでは、美人で天使のような女医として通っていました。一方、難波は小説家としてデビューし売れっ子になっていました。難波の次回作は病院を舞台にした話にしたいと担当者に話します。

難波のは、”666”と書かれたファンレターの差出人が気になっていました。一方で、大河内は娘の恵真の母子手帳に”生後661日”と書いていました。難波は、神父の元へ行きました。神父は神父を辞め、朝の清掃活動をするのが楽しみになっていました。あの後、大河内は落ち着き払った様子で教会に来て、自分の中の悪の衝動が薄れていったことを話に来たそうです。そして、大河内がこれからするべきことは償いだと神父は告げました。

大河内が診療所へ戻ると、小林照美が恵真に刃物を突き付けていました。小林はかつての患者の娘です。悪魔のくせに人の子の親になるなんて!と小林は興奮しています。許してほしいなら土下座しろと言われ土下座をする大河内。自分も娘も殺さないでほしいと懇願する大河内にはかつてのあの悪魔振りは何処にもありませんでした。

最終回-贖罪-あらすじネタバレ②

難波は医師を辞めた局長吉田の元へ行っていました。吉田は医師を辞め喫茶店を営んでいました。大河内が病院をクビになったあと、病院ではある事件が起こった事を話してくれたのです。それは、京子ちゃんが仲良くなった同じ病室の子を屋上から突き落としたというのです。病院へ行くと詳しく教えてくれました。そして、京子ちゃんのお父さんが話してくれました。京子ちゃんは大河内に心を支配されていたことを

芳賀は刑務所に居ました。芳賀の囚人番号が”666”だと教えてくれました。その夜、大河内は大塚に頼みごとをしていました。「私の前から消えて欲しいの。恵真を連れて。明日、私が起きたらいなくなって欲しい。理由も聞かずに。」大河内は自分の中の悪魔が目を覚ますのではないかと怯えていました。朝6時になると母子日記に”生後666日”と書きました。その日、大河内の元に難波が訪れました。

大河内は、幼いころから普通になりたかったこと、でも普通が何なのかが分からなかったことを話しました。でも、あの夜大声で泣いたことで自分の中の何かが変わった事、そして今は娘が可愛いということも。「あなたには償う資格すらありません。罪悪感を抱えて生きてください。」そして、難波は明日ここに来てくれ、そう言い去りました。

最終回-贖罪-あらすじネタバレ③

その夜、大河内は子守唄を歌いながら娘の恵真を抱きかかえ以前から掘っていた穴に向かって歩き出したのです。そして、診療所にもどってきた大河内は一人涙を流しました。翌日、診療所に再び小林がやってきました。そして「私の子を悪魔の子なんて言わないで!」と言い狩猟銃で撃ってしまったのです。

そして、「ねえねえ、刑務所にいたって本当かな?」「娘さんを殺したって言ってたけどね。」「娘さんが入院費を払っているのにね、一度もお見舞いに来たことないけど。」「不憫ね、年の割に体は元気だからまだまだ生きるわよ。」などと噂話をされている老婆は、「白衣の悪魔」という小説を抱え子守唄を歌いながら歩いていました。

真昼の悪魔の原作紹介!ドラマと設定が違う?

ドラマ「真昼の悪魔」は、原作とどのような違いがあるのでしょうか。「真昼の悪魔」について原作の基本情報を紹介しながら、一つずつ紹介していきます。

「真昼の悪魔」の原作は遠藤周作

ドラマ「真昼の悪魔」の原作は遠藤周作著作の『真昼の悪魔』が原作となっています。遠藤周作の代表作は『沈黙』や『深い河』などがあります。特徴として、キリスト教がテーマになっている作品が多く、キリスト教は遠藤周作の最大のテーマでもありました。キリスト教でもカトリックの立場の教えから、神の観念や罪の意識、また、人種問題についても取り扱うことが多いのが作風としてあります。

ドラマと原作の違いはどこ?

では、ドラマ「真昼の悪魔」は原作『真昼の悪魔』とは一体どんなところが違っていたのでしょうか。まず1つは、難波が疑いを持っていたのは最初から大河内でしたが、原作では4人の女医の中の一人が黒幕で、読者に”誰が犯人なのか”という推理的要素もありました。2つめは、原作ではステーキを頬張るシーンはありません。3つめは、難波は上智学生です。4つ目は、芳賀は清掃員ではなく、原作だと入院する父親の看病をする息子でした。

5つめは、原作では局長の吉田と難波の繋がりはありません。6つめは、原作では京子ちゃんと武くんは知的障害を持っている子供で、ドラマよりは残酷な結末になっています。7つめは、難波を病院から連れ出すのは原作だと神父なのです。7つめは、原作では難波が病院を去ったあとに、好奇心旺盛な新たな患者がやってきて終わるというところです。

真昼の悪魔の田中麗奈がサイコパスだと話題に?

ドラマ「真昼の悪魔」は大河内葉子を演じた主演の田中麗奈さんがサイコパスで怖いと話題になりました。演技がとても上手な田中麗奈さんはドラマとはいえ本当にサイコパスなのでは?と思わせるくらいの演技でした田中麗奈さんは、今回の役を演じるにあたって、殺人鬼や特殊な人格のことなどを調べて演技に臨んだといいます。

田中麗奈演じる大河内葉子の人が苦しむ姿を見て喜ぶ姿が怖い!

ネットでは、今まで清純派だった田中麗奈さんが一転、サイコパスのような悪女を演じることにとても反響がありました。体目的で近寄ってきた男性に針を躊躇なく刺す姿や、次々に患者を殺めていく姿、また実の父親が亡くなっても動じない姿にサイコパスを感じずには要られません。田中麗奈さんの演技がリアルで、田中麗奈さん自身も怖く見てきた方もいるのではないでしょうか。

真昼の悪魔を観た感想や評価は?

では、ドラマ「真昼の悪魔」の視聴者は一体どのような感想があるのでしょうか。2つほど取り上げて紹介していきます。

「真昼の悪魔」の最終回後の感想①

ドラマの「真昼の悪魔」では、大河内は本当の悪魔にはなりきれなかったということです。悪魔だと思うことで自分の精神状態を保っていた普通の人間でした。ですが、そのせいで最終回の結末では心の病気にも罹ってしまい若くして心療内科に入院という悲しい最終回でドラマ「真昼の悪魔」は幕を閉じました。

「真昼の悪魔」の最終回後の感想②

総評するとドラマ「真昼の悪魔」はとても楽しいドラマになったのではないでしょうか。サイコパスという普段では見ることのできない残酷な思考や行動は現実では許されない行為ですが、ドラマだから見られる、そして楽しめるといった娯楽的要素もあるのです。田中麗奈さんが大河内になりきってくれた分、田中麗奈さんももしかしたら…といったドラマとリアルの境目で楽しむのまた一興です。

真昼の悪魔のドラマあらすじや最終回まとめ

ここまで、ドラマ「真昼の悪魔」の第1話から最終回のあらすじやキャスト、また、原作とドラマの違いなどを紹介、ネタバレしてきましたがいかがだったでしょうか。ドラマが気になった方は是非その時は田中麗奈さんに注目して見てみてください。あらすじを知っていても、原作ドラマ共に十分に楽しめる作品ですので、少し刺激がほしい方などにはおすすめです!

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ