リゼロの主題歌OPとEDの曲名まとめ！Re:ゼロから始める異世界生活の楽曲一覧

2014年4月に放送された「Re:ゼロから始まる異世界生活（リゼロ）」。現在OVAの映画「MemorySnow」が公開中！そして、来年の春に「異世界かるてっと」というアニメで、リゼロ作品が登場予定。今なお人気が衰えないリゼロの世界観を彩る、OPやED主題歌をまとめて紹介していく！！

小説投稿サイト「小説家になろう」から連載が始まり、MF文庫Jから2014年1月から文庫本が出る。スバルはコンビニの帰り、突然異世界に飛ばされる。チンピラに絡まれ助けに入ったのが、精霊使いのエミリア。運命的な出会いを感じたスバルは、エミリアの助けをすることを誓う。エミリアがお世話になっているロズワールの屋敷で、双子のメイド「ラム」「レム」や「ベアトリス」と知り合う。ここから、スバルの異世界生活が始まる。

18歳。オタク知識から、異世界へ来ても物怖じせず行動をする。出会った人と親しくなるため「あだ名」で呼んでいる。「死に戻り」というタイムループに近い特質や理不尽な状況下で弱音を吐いたり、時にはココロが折れることもある。運命的な出会いと人柄に惹かれ、エミリアのために死に物狂いで奮闘していく。パックとの特訓で「シャマク」という「目くらましの魔法」が、一応使える。

パックと契約している「精霊使い」（パックとは相思相愛？）。自分の行動に建前をつけているが、心根は優しい。「おたんこナス」「おったまげ」といった言葉が、少し目立つ。容姿が似ていることから「嫉妬の魔女サテラ」と間違えられるのを気にしている。恩人のスバルを信じていたが、ある日を境に距離を置く。

双子の姉ラムの妹。一人称はレムと呼び、姉を溺愛している。家事全般が得意で、屋敷に来たスバルを監視。「魔女教関係者」と疑った際は、真っ先に襲撃する。（過去の出来事が原因で）「鬼化」して身体能力を上げることが出来るが、理性を失ってしまう。命がけで正気を戻そうとしたスバルを見て、好意を抱くようになる。

アニメ前半で流れたOP。曲名の意味は「何度でも始める」by鈴木このみ。スバルの「死に戻り」を歌詞にのせている。特に鈴木このみさんも気に入っている「巻き戻しの中、掴んだ愛はそう離しはしないから」は、スバルがエミリアに対して変わらない想いが込められている。OPの映像も「死に戻り」とスバルの周りの人を助けるために一人、もがき苦しみながらもスバルが望む明るい未来へ…という演出が特徴。

鈴木このみさんがレコーディングの時、Bメロの「叫んで～」のところを泣き叫ぶように歌ったとコメント。実際OPの映像と合っていてホッとしたと話されている。ツイッターでも「アニメにピッタリです」とつぶやかれている。

白い衣装と黒い衣装を着た鈴木このみさんが、MVで対決する映像がある。相手の妨害もあり、数々のルートの中から正しいルートを見つけるゲーム。アニメのスバルが「死に戻り」で何度もやり直して、ハッピーエンドになれるように行動するところがリンクする。MVでも白い衣装の鈴木このみさんが黒に負けるたびに、盤面をリセットする演出がある。（MVフルで見ると、勝負の行方が分かるとの事！）

OP「Redo」で話題になっている「映像演出」。通常では「物語に出るキャラ紹介」に思えるが、よくよく見返すと色々秘密が隠されているとの事。これは原作を知っている人からのコメントによると、のちの話の影響ではないか？という（ノイズに「魔女関連」、エミリアのシーン、レムがいない！？…など）

アニメ後半で流れたOP。曲名の意味は「矛盾の楽園（ラテン語）」。アニメOAから歌詞が分からなかったことから、どんな歌詞なのかが話題となる。例えば「虹に黒を差し」か「虹に雲を差し」かとかなど、歌詞を上げるサイトやYOUTUBEなどで議論が広がる。

OPのアニメ演出も含めて歌詞にも、何か意図があるのでは？とリゼロファンを含めて謎解きや、純粋にED曲を楽しんでいる人もいる。「たくさんの人に聴いてくださって嬉しい」と、MYTH&ROIDの二人はコメントしている。

曲のテーマは「浸蝕」で、曲名の意味「矛盾の楽園」。歌詞の「虹に黒を差し」のような矛盾する言葉が特徴。「魔女教」「王の選抜」とリゼロ後半はスバルやエミリアたちの苦悩を物語っている歌詞の数々。そんな現実の中でも「どう乗り越えればいいのか？」とココロが折れるほどの事態でも「スバルの求める楽園」へと駆け走る曲！

OP映像に違いがあるのは、リゼロ14話と17話。特に注目は「エミリア」と「ペテルギウス」。14話「絶望という病」レムが先に屋敷へ行くも、魔女教の襲撃で全員死亡（15話でパックの言葉から恐らく…）。17話「醜態の果てに」エミリアに会うも、スバルが「死に戻り」を話した原因で死亡。OP演出に意図があるかないかにしろ「魔女教がエミリアたちを襲う」辺りが、OP映像と関連される。

アニメ前半のEDはもちろん、BGMとして起用しているシーンもある。曲を歌っているMYTY&ROIDの二人も、ED以外で曲を使っているのに驚いている模様。曲名のSTYXは「三途の川」HELIX「螺旋」という意味で、まさしくスバルの「死に戻り」を表現した曲である。ゆっくりと流れるような歌い方が、このED曲の特徴（ミディアムテンポと言うらしい）注目ポイントは「日本語詞と英語詞」のバランスにこだわったとの事。

EDの歌詞は「エミリアが、死に戻りするスバルを遠くで見ていたらをイメージ」して作ったとのこと。ED1番「こんなに呆気なく、消えてしまうの」のところでスバルが悔しがるシーンが演出をしている。エミリアのために文字通り「死に物狂いで頑張る」スバルとは対照的に「何かに苦しんでいる」「無理をしている」と心配に感じるエミリア。心配する顔より「エミリアの笑顔」を守る為に「Restart」、スバルが奮起して前に進むED曲。

リゼロ13話のEDで流れた曲。曲名の意味は「生き続ける」で、曲について高橋さんがインタビューを受けた際「鳥肌が立った」と驚いた模様。歌詞の1番だけでなく、エミリアの心情が曲を通して描いてある。サビの部分もエミリアの気持ちをニュアンスに乗せたとのこと。（エミリア自身音痴という設定。肩肘張らずに歌えたと、笑いながらコメントしている。）

アニメでスバルとの会話シーンでエミリアが年下のように見えることもある。高橋さんは「一人の女性」を意識して歌っているとコメント。そのため、曲調は落ち着いた雰囲気である。歌詞の「今は一人闇をさまようだけ」と寂しさの表現や、2番は「スバル」のことを遠くから想っているのが特徴。

13話と言えば「王選」が始まった回。ボロボロになってまでエミリアの為に、頑張ってきたスバル。しかし、エミリアにとっては「出会ったのは盗品蔵」…そのすれ違いから、ケンカ別れをしてしまう。屋敷に戻っても浮かない顔をしているエミリア。OPカットで机に倒れているシーンや、EDでもエミリアはさびしそうな演出がある。スバルのことをきつく言った反面、心根が優しいエミリアは心配している。その切なさが話題を呼ぶ。

OP曲「Redo」のカップリング曲。表裏の交わらない世界を曲名と歌詞で表現。「あきらめられない気持ち」を歌った曲で、リゼロの世界観に当てはまると鈴木さんはコメントしている。スバルの「死に戻り」によって、何度も同じ場所でスタートする。そんな、夢か現実か分からない表裏のない世界で…スバルは「エミリアへの想い」は変わらない。鈴木さんも「歌うことがあきらめない理由」とコメントを残す。

リゼロ7話EDの挿入歌。スバルが初めて「自分の意思で死に戻りするシーン」。「賭け」に関連したルーレットやチップなどの歌詞が印象的。アニメではベットで苦しんでいた時「レムとラムが手を握っていたこと」に気づくシーンから曲が始まる。「スバルが決意する」シーンが曲のサビにきている辺りが「鬼がかった演出」と評判だ。

「俺は、お前らを！大好きだってことをだよ！！」。そう叫んで、崖へと走り出したスバル。曲の終盤でスバルの「ラムとレムとの屋敷での回想シーン」が盛り込まれている。さらに歌詞にも、とても深い意味が含まれている。「一枚のチップ＝スバルの命」「譲ることなく、一つを守る＝エミリア」「歪に狂う歯車＝死に戻り」。そんな状況でBET＝命がけで、スバルにしか出来ないことをやりに行く！曲がスバルを後押しする。

リゼロ8話で、エミリアが膝枕をするシーンの挿入歌。リゼロ初のキャラソンで、曲名のように「子守唄」。「大変…だったね？」と言われたスバルは、緊張の糸が切れ弱音を吐きだす。このときのエミリアは「子どもを寝かせる母親」のように振る舞っていたのが、視聴者からかなりの反響を呼んだ！曲もスバルが泣きじゃくる場面でボリュームが上がり、まるで「泣いてもいいのよ」と言っているかのようにも思える演出。

リゼロ14話。どうにか村に着いたスバル…ところが、村の様子がおかしいことに気づく。悲惨な光景とともに挿入歌として流れる曲。スバルの絶望を煽るような…BGMとしては、かなり鮮明に残る曲。

ボーカルのMayuさんは「ダークや呪わしい歌い方が好き（笑）」とインタビューコメントを残している。「民族風の笛」「重低音」等といった要素がリゼロらしい「絶望」の雰囲気を演出している！（他のアニメ作品でも、似た雰囲気の曲を歌われている）

リゼロ18話、レムが「一から…いえ、ゼロから！！」と有名なセリフを言う回。スバルは「自分目線の自分の弱さ」を吐き出していた。でもレムは「スバル君に救われた。」想いを伝えるシーンの挿入曲。水瀬さんも「レムの想いを、歌詞にのせて芝居をした」とコメントを残す。

「二人目を合わせて他愛のないことを、少し話したいな」。レムにとってスバルは「物語に登場しそうなヒーロー」のように映っている（魔獣討伐の一件以来）。だからこそ「未来の話は、笑いながら」。スバルとなら共に歩いて行ける、という願いが歌詞としてこめられている！

MYTH&ROIDさんもコメントしたように「毎週でなくアニメの演出」という所が、やはり好評価！YOUTUBEでのOP&ED、挿入歌メドレーとかでも「曲を聴くとあのシーンを思い出す」「カッコイイ！」とサイトやコメントを沢山のせてある。それだけ、OPとEDは「視聴者の心に残る」と評価される！

エミリアに関しては「子守唄」で「膝枕」ということで、ツイッターでも大いに盛り上がった！レムはアニメのセリフとマッチして「純粋で健気」であるところが、視聴者全員が感動した。関連サイトを見ても、リゼロ8話も18話も「神回！」「まさに女神！」などの声が多い。（外国でもRMT=レム、マジ、天使の声が上がるほどに）

OPは冒頭、EDは終わり。という概念がない。前半のOP「Redo」がない話もあれば、ED「STXYHELIX」はピアノのみでBGM仕様のシーンもある。そして、挿入歌がEDという具合。アニメの演出上OPやEDがなくても、成立するというのも「リゼロ」ならではでもある。

一部のファンからOP「Redo」がなくなって残念という声も聞かれる。（11話で戦闘シーンで使用される）OP２も「絶望への加速」が印象的で、アニメの内容とベストマッチでもある。しかし、BGMとしてOPやEDの楽曲を使うことでより「アニメを見る印象」変える演出になっている。関連サイトでも「世界観と一心同体」と評価されている。

「リゼロ」のOVA「MemorySnow」の楽曲が収録されたアルバムが2018年10月24日に発売。EDとイメージソングに「nonoc（ノノック）」さんが担当。公式サイトに公開されている曲名が、どれもリゼロらしいタイトルが目につく。映画の内容はもちろんのこと、映画のワンシーンを曲とともに再現されます。