コープスパーティーのネタバレあらすじ！映画版と原作との違いや出演キャストは？

雨が降る中の学校で学園祭の準備のために残っていた如月学園の2年生、主人公の持田哲志と中嶋直美、岸沼良樹の3人はクラス委員長をしている篠崎あゆみから如月学園に伝わる怪談を聞かされていました。そして、その怪談を聞き終えた直後に停電が起こりオルガンが勝手になり始めます。哲志に傘を届けに来た哲志の妹由香も加わりオルガンの所にいくと強い光に包まれ、知らない学校に飛ばされコープスパーティーが始まります。

アニメ化されたコープスパーティでは登場キャラクターも増え、よりホラーの要素が強くなって放送されました。それがさらにコープスパーティの人気度を高め、実写映画やゲーム、携帯アプリにまでなるほどの人気のある作品となっています。ここでは、そんなコープスパーティの原作とアニメに焦点を当てあらすじなどをまとめていきます。映画に関してはどのようなキャストで構成されているなども簡単に紹介していきます。

コープスパーティの主人公、持田哲志は妹想いの優しい兄ですが、怖い話がかなり苦手の高校2年生。原作では戦闘のシステムも取り入れられているため戦うこともします。コープスパーティは様々な作品があり、その都度哲志の役割や結末が変わってくるのも特徴です。ですが、どのコープスパーティでも哲志が怪談から脱出する鍵になっており仲間を助けるために自身も怖がりながらも行動する姿はどの作品でも変わっていません。

怖がりながらも仲間のために前へ進む哲志を演じたのが池岡亮介です。妹は有名な女優、池岡星香でコープスパーティの設定とも合っているのです。高校時代には水泳部に所属しており芸能界には興味などを示さなかったのですが、練習中に溺れたことが原因で水泳とは決別。その後、両親から芸能界のデビューを勧められるのです。そこから芸能界という選択をとり2009年にオーディションを受け合格しD－BOYSに所属します。

中島直美は哲志とは小さい頃からの幼馴染であり何故かずっと同じクラスになると愚痴をこぼす場面もしばしば見られますが、内心では満更ではなく度々哲志の手助けをします。気の強い性格で男勝りと言われがちですが、内面では精神的に弱く女の子らしい部分が多々見受けられます。コープスパーティでは危ないところを哲志に助けてもらったりするなど二人ならではの協力を見せ一緒に校舎から脱出を試みます。

そんな頼りになる直美のキャストとして選ばれたのが生駒里奈です。元アイドルであり乃木坂46のメンバー、AKB48のチームBのメンバーでした。幼い頃はダンススクールを習っており中学3年生の頃に「全日本吹奏楽コンクール」の東北大会で銀賞を取るなど実力は折り紙つきです。そして高校生に上がりますが以前のように部活に打ち込むことはしなくなり、心配した父親が暇なら乃木坂のオーディションを受けてみないかと勧めます。

2011年に合格し乃木坂の1期生になります。そして1年後にはCDデビューを果たすなどアイドルとしての頭角を現していきます。センターにも抜擢されソロのCDデビューなど様々な功績を残していき、最初は戸惑いもありましたが次第にそれを払拭していったと語っています。今回のコープスパーティでのキャストの中でも1番注目されている人物がこの生駒里奈なのです。彼女がどんな演技を見せてくれるのか注目が集まっています。

ここからは映画コープスパーティのあらすじをネタバレしていきます。原作とは違ったあらすじになり、ネタバレを含んだあらすじになります。舞台は夜、雨が降っている学校で起こります。文化祭の片づけをしていた持田哲志、中嶋直美を含んだ7人は遅くまで学校に残っていました。しかし、クラスメイトである鈴本繭が近々転校してしまうため名残惜しさから中々片付けが進めず夜が更けていきます。そこで委員長がある事を言います。

委員長は大のオカルト好きであり、繭が転校しても幸せでやっていけるようにと「幸せのサチコさん」をやろうと提案します。幸せのサチコさんというのは、元々サチコさんは如月学園の前に立っていた天童小学校の生徒であり、そこで行方不明になってしまうのです。そこから如月学園の守り神として噂されていました。その噂を信じ切っているあゆみは、おまじないをすればずっと友達でいられると言いおまじないを始めるのでした。

おまじないはクラスメイトの7人、見回りに来た教師と哲志に傘を届けに来た妹の由香も合流し9人で行われました。紙を人型に切りそれをサチコさんに見立て9人で持ち一斉に破く、そして破いた切れを持っておけば願いが叶うというおまじない。9人は実行しますが行った直後に大きな揺れが9人を襲い床が崩れ落ちてしまいます。ここからがコープスパーティの本当の物語が始まるのです。9人はバラバラになり知らない校舎にいました。

見知らぬ校舎に飛ばされてしまい各々は恐怖を感じ脱出しようとしますが窓や外に通じるドアは封鎖されていました。どうにか脱出ができないかと探索する9人は職員室で驚愕の事実を知るのです。「幸せのサチコさん」をした者は天童小学校に飛ばされてしまうのです。さらに霊能者からの意見を読むと、天童小学校では児童連続殺人事件が過去に起きており、この現象はサチコと共に殺された児童達の怨念が込められているのです。

ここはそんな小さな子たちの無念と怨念がはびこった世界であり突然現れた男の幽霊が教師を殺してしまうのです。その光景を見た8人は散りじりに逃げ出します。ここはとても死が軽い場所であり恐怖に駆られた生徒たちは死にたくないという思いで逃げるのです。霊はどこにでも現れ簡単に殺せてしまうのを知らずに…ここからはばらばらに別れてしまった個々人の視点でコープスパーティのストーリーは進んでいきます。

ネタバレの続きですが、ここからは子供たちの幽霊から逃げる場面から始まります。教師があっけなく唐突にやられてしまい生徒たちは酷く怯えてしまいます。死にたくないという思い一心で逃げ出します。あゆみと良樹は共に逃げ出し資料室に逃げ込みます。そこで霊能者、鬼碑忌コウの原稿を読みネタバレになりますが児童連続殺人の犯人は天童小学校に勤めていた用務員の男だったことが分かったのです。そこで犯人の特徴を掴みます。

犯人は3人の児童のうち2人の児童の舌を切っていたのです。そして、元の世界に戻るための方法「逆打ち」という儀式をすれば帰れるということを知ります。しかし、その儀式の詳しい方法は明かされませんでした。場面は変わり足を挫いてしまった直美は親友の世以子に手当てしてもらっている所、生徒手帳を無くしていたことに気づいたのです。後にこの生徒手帳の中に挟んでいた幸せのサチコさんに使った紙きれが鍵を握っています。

親友の直美と世以子ですが、幽霊たちによって仲を引き裂こうとしてくるのです。幽霊に誑かされた直美は世以子に罵詈雑言を浴びせ襲い掛かります。しかし、反撃を受け意識を失う直美の頭上で子供たちの幽霊が「死ね、死ね」と呟いていたのです。用務員と子供たちの霊によって9人は次々と無残な形で殺されていきます。しかし、この現象を止める方法が分かっているあゆみたちは生きている生徒を探して逆打ちの儀式を進めるのです。

その頃、サチコは由香のことを苛め抜いており由香は瀕死の状態に陥っていました。そこに助けに来たあゆみが由香を救いますが、タイミングが悪く用務員の亡霊が行く手を阻んできたのです。窮地に陥りますがそこへ助けに来た良樹が自分の命を犠牲にして活路を開いたのです。命からがら逃げ伸びたあゆみ達は保健室に入り手帳を見つけるのです。それはサチコの母が遺した手帳であり暴走するサチコを止めてほしいと綴られていました。

その手帳には救ってほしいという他に「地下室から出してほしい」という旨の書いておりあゆみはサチコを止めるために地下室に向かいます。一方、直美達の方にもサチコが現れ哲志はサチコを止めるために追いかけｎ直美はコウが残したカメラ映像を見るためのテレビを見つけます。映像では世以子を殺す直美自身の姿が映っていたのです。後悔の念に駆られた直美、直後哲志が危ない姿が映り直美はすぐさま助けに行きます。

サチコは母を奪われた恨みから呪いが生まれたと分かったのです。養護教員として務めていたサチコの母は無理やり校長との関係を迫られ、逃げようとした所階段から足を滑らせ死んでしまったのです。その証拠を隠滅するために地下に遺体を隠したのです。ここからは結末のあらすじになります。コープスパーティーの最大の見どころであり、ネタバレのあらすじをまとめます。サチコをとめるために哲志、直美、あゆみと由香は行動します。

直美は哲志は直美の持っている紙の切れ端を渡すように言われます。それがどんな意図か分からずもとりあえず従う直美。ネタバレですが、これはあゆみが直美に渡した偽の切れ端のことを看破しており哲志は後に自分の切れ端を渡したのです。逆打ちに必要だと分かっていながらもそれを渡すのです。地下室に行きサチコの攻撃を受けますが直美はサチコの母の想いを伝え呪いの効果を弱めたのです。そしてサチコを成仏させ逆打ちをします。

直前に哲志は自身の切れ端を直美に渡し、偽物の紙の切れ端を使って逆打ちに挑みます。直美とあゆみと哲志は3人で手を繋ぎゆっくりと目を閉じます。そして、次に目を開けると現実の世界へと戻っていたのです。無事に逆打ちは成功し喜ぶ直美ですが、隣のあゆみは恐怖に怯えていたのです。逆打ちに必要だった切れ端の偽物を使った哲志は戻れず手を繋いだ両腕だけが現実にあり、直美は泣き狂い物語は幕を閉じたのです。

原作のコープスパーティはストーリーがかなり長く奥深い設定をしていました。しかし、映画でのコープスパーティではかなりストーリーなども短縮されて放映されました。ですが、映画版の良さは残酷な描写が写っている所と言われています。コープスパーティーが何故人気なのかというとそのグロデスクさとストーリーの出来の良さと評価されています。その残虐な描写を原作よりも克明に映したのはファンにとって喜ばしい点とも。

さらに、原作をプレイしていない人でも分かりやすく設定されているところも映画版コープスパーティーの良さとも言われています。人の命が軽いコープスパーティー。それらを演じるキャスト達も真に迫った演技をしていると評価を受けていますが、そう思わない方もいるそうで原作の端折った部分のストーリーも気になるとの声もありました。他のコープスパーティーでの結末の違いもありますのでそこが大きな違いなのです。

残酷なシーンが多く取り入れられたコープスパーティー。人気を誇る作品となっており、様々な形態でゲーム化やアニメ化もしていますが、今回まとめている映画を見た人の感想などどのような評価になっているのかなどを紹介します。最初に目立つ感想がキャストの演技の下手さという厳しい評価を受けています。あらすじのネタバレを上記でまとめましたが濃密なストーリーとなっておりキャストの演技がより重要とも言われています。

コープスパーティーは若手中心のキャストで構成されておりその中でも特に注目されているのが生駒里奈です。彼女はヒロイン役に抜擢され映画が公開される前から話題を呼んでいましたが、映画を見た人たちにはあまり合っていないようでいい評価を得られませんでした。他のキャストも演技の粗さが目立つと言われていましたが、ストーリーの構成などはファンからは高評価であり全体的にはいい評価が高くついていました。

ここまでコープスパーティーの様々な良さをまとめてきましたが、原作とは違った良さが楽しめる映画と言われています。あらすじやキャストを簡単にまとめましたが原作のコープスパーティーをやった人たちでも楽しめるような作りではなくファンからは辛口な評価を受けています。しかし、始めてコープスパーティーを見た人などは説明などもしっかりとしており、ストーリーも分かりやすく構成されています。

まだ見たこともない人やコープスパーティーのゲームなどをやって映画が気になる人なども是非一度見てみてコープスパーティー独特の雰囲気やグロテスクな描写が平気な方などはその世界観を味わってみてください。