くまみこのアニメ最終回が炎上した理由を考察!原作漫画との違いや感想は?

最終回で炎上し一時話題になったアニメ「くまみこ」の炎上理由を徹底追及していきます。原作『くまみこ』とアニメ「くまみこ」の違いを比較し、炎上のきっかけとなったシーンやセリフに着目し解説していきます。くまみこを見ていた方や見ていなかった方でも楽しめるまとめになっていますので、ぜひアニメ「くまみこ」の最終回が炎上した真相を見ていきましょう。最終回を視聴した方の感想も交え紹介していくので面白いまとめになっています。

くまみこのアニメ最終回が炎上した理由を考察!原作漫画との違いや感想は?のイメージ

目次

  1. くまみこのアニメ最終回が炎上?その理由に迫る!
  2. くまみことは?
  3. くまみこの登場人物について
  4. くまみこのアニメあらすじとは?
  5. くまみこのアニメ最終回の内容とは?原作との違いも考察!
  6. くまみこのアニメ最終回が炎上した理由とは?
  7. くまみこのアニメ最終回まで観た人の感想や評価とは?
  8. くまみこのアニメ最終回が炎上した理由まとめ!

くまみこのアニメ最終回が炎上?その理由に迫る!

『月刊コミックフラッパー』で2013年から連載されている、吉本ますめさん原作の『くまみこ』は、2016年に松田清氏監督でアニメ化され話題となりました。ですが、好調だったアニメ化は最終回を終えた後ネット上で炎上してしまい、アニメを視聴していなかった人にまでその話題は知れ渡ることになりました。今回は、その『くまみこ』の炎上についてまとめていきます。

くまみことは?

『くまみこ』とは、吉元ますめさんによる原作漫画です。KADOKAWAから出版されている漫画、キネマシトラス/EMTスクエアード制作のアニメ、音泉から配信されるラジオとメディア展開され話題となりました。ヒグマが言葉を喋ったり、山奥に住む女子中学生の巫女さんなどジャンルはファンタジー・コメディ要素満載の、様々な層の方が楽しめる作品となっています。

原作者:吉元ますめさん情報

『くまみこ』原作者:吉元ますめさんは、新潟県出身の女性漫画家です。「第6回にいがたマンガ大賞」で、中学・高校生部門の優秀作品賞を受賞しています。作品は『イモムシのおよめさん』全5話・『押入れのわらしさん』全3巻・『魔法少女おまつ』既刊1巻があります。『くまみこ』は続刊しており、アニメ以降の話も続いています。ブログも運営しており、今回の「くまみこ」の最終回についてもブログで言及していました。

くまみこの登場人物について

では、アニメ『くまみこ』の登場人物を紹介していきます。最終回の炎上に向かっての重要な人物を主に紹介していきますので、キャラクターの性格や動向なども注目してチェックしてみてください。また、まちの巫女装束の画像も付けて紹介していますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。アイヌ民族のようなあまり見かけない巫女装束と、まちのキャラクターはとてもかわいいと評判です。

雨宿 まち(CV.日岡なつみ)

『くまみこ』の主人公である雨宿まちは、14歳の中学3年生という高校進学に向けて進路に悩む女の子です。熊出神社の巫女として田舎で暮らしています。都会に憧れており、田舎生活にコンプレックスを抱えています。都会の高校に進学したいと思いつつも都会の生活とは程遠い田舎生活をしているそんな自分を不甲斐なく思っており、時々わがままな性格になってしまいます。

まちの巫女装束には、アイヌ民族のような刺繍が施された羽織や飾りをしています。主に、巫女装束か学校の制服姿での登場シーンが多いです。まちは、喜怒哀楽をちゃんと示す一方で慣れない相手にはおとなしく人見知りを発揮します。ヒグマのナツとは厚い信頼関係が成り立っており、ナツに対しては感情の変化がすごくある素直でいい子です。中学生ながら巫女としてのやるべきことをしっかりしていて真面目な部分もあります。

クマ井 ナツ(CV.安元洋貴)

クマ井ナツは、オスのヒグマです。クマ井の熊の代表としてまちの後見人になり、まちが小さいころからまちと共に生活をしています。ナツは熊ですが、人間と話すことも可能で、まちよりも円滑なコミュニケーションができます。現代社会の文化に馴染めていないまちよりも、インターネットを使うことやPCを使うことに手馴れており、都会の文化も熟知しています。まちの保護者としても活躍しています。

また、都会に憧れを抱くまちに、都会に出てほしくないと思っているナツですが、まちの願いは叶えてあげたいと葛藤することもあります。まちが幸せなことが嬉しいので、都会に行ってほしくないと思いつつも都会に出る準備の手伝いもしぶしぶしてあげる優しい性格の持ち主です。まちのことになると親のように心配する心配性でもあります。

雨宿 良夫(CV.興津和幸)

雨宿良夫はまちの従兄です。熊出村役場健康課いきいき係所属として地方公務員という肩書で村人の為に日々頑張っています。おとなしめなまちとは反対に、明るくおしゃべりで好奇心旺盛な性格を持っています。まちとナツを見守ったり、まちを街へ買い物に連れて行くなど優しく世話焼きな良夫は、中学生のまちを未だに子ども扱いをし、まちから怒られることもしばしば。

酒田 響(CV.喜多村英梨)

酒田響は、良夫の幼馴染にの女の子です。見た目はヤンキーですが、根は優しく時々まちを自分のバイクでしまむらに乗せていくなど面倒見のいいお姉さん的な位置です。言葉づかいが荒く一見脅すような話口調なため、まちはひるんでしまうこともしばしばあります。ですが、基本的にはまちにとってはいろいろと手助けをしてくれるとてもいい人です。

雨宿 エツ子(CV.南一恵)

雨宿エツ子は、良夫の母親です。そして、まちの叔母にあたります。巫女装束のコンペに出したり、東北アイドルコンテストでまちが着用する巫女装束の衣装を塗ったりと、村おこしのためにいろいろ裏でお手伝いをしています。また、コンテストではまちを応援しに会場まで足を運びました。

松さん(CV.内藤玲)

松さんは、釣りが趣味の近所のおじさんです。いつも酔っぱらっています。原作では松さんが運転するシーンはありませんが、アニメ12話では、ナツがまちを仙台に探しに行くために、軽トラにナツを乗せ運転するシーンがありました。明るくいつも助けてくれるいいおじさんです。

くまみこのアニメあらすじとは?

舞台は、東北地方の山奥にある熊出村という架空の村です。そこにある熊出神社の巫女として神社に仕えるまちが『くまみこ』の主人公です。喜怒哀楽のはっきりしたまちは、一緒に暮らすヒグマのナツとケンカしながらも楽しい毎日を送っていました。ですが、田舎暮らしに飽きていたまちは都会に憧れ始めます。現代的なものに馴染みのないまちに、ナツは「そんなんじゃ都会で暮らせないよ」とまちを説得します。

世間知らずのまち

ナツは、まちにしっかしと自立してほしいと思う一方で自分の元から離れてほしくないと思っているため、なんとか都会へ行くことを阻止しようとします。ですが、まちの都会への憧れは強く着々と都会いく準備を始めるのです。そんな中、従兄の良夫がまちの都会行きの話に乗っかり様々な話を持ち出してくるのです。ナツはあまりいい顔はしませんでしたが、まちは都会に行けるならと頑張るのです。

都会へ行くための試練

ですが、根気もなく世間知らずのまちは、現代社会で生きていくすべを知りません。そんなまちに、ナツは様々な試練を与えていきます。都会っ子クイズという都会で暮らすためのツールなどをクイズにした問題をまちに出すナツの恒例行事が始まるのでした。そして、村のみんなに弄られながらも都会に行くための課題と称し買い物をする試練も始まります。

助っ人まち

まずは、ものは試しということで、休んでいるパートさんの穴埋めとしてヘルプでスーパーの試食をする店員さんをすることになりました。(良夫の提案です。)ですが、人見知りで声も小さいまちは試食を勧める掛け声を大きな声で言うことが出来ません。そしてもくもくときのこを炒めますが、誰も試食にきてくれないのです。逃げたいけど逃げたら死が待っていると、不安が押し寄せてきます。

疲れ果てるまち

そんなとき、たまたま響がスーパーにやってきて、サクラとして呼び込みをしてくれました。客寄せとまでは行きませんでしたが、響のおかげで少し声掛けができるようになりました。必死に呼び込みをしますが、まるでマッチ売りの少女のようにか細い声にだれも来てくれません。そこに良夫が戻ってきて、良夫が呼び込みをはじめるとみるみる人が寄ってきます。その自分との圧倒的差を目撃したまちは疲れ果ててしまいました。

携帯をゲットしたまち

携帯電話を欲しがっているまちに気づいた良夫は、都会っ子クイズに正解したまちに携帯電話をプレゼントしてくれます。念願の携帯電話ゲットにはしゃぐまちでした。そんなまちに、またまた良夫が提案します。熊手村アイドルキャンペーンをすることになってしまったのです。もちろん、まちは良夫の押しに断れませんでした。村のPRイベントでアイドルとしてデビューしたまち。

アイドルなんて嫌だ

良夫がHPであらかじめ呼び込みをしていたおかげかアイドルオタク3人が会場に応援にきていました。ですが、オタクを見るが初めてのまちは、オタクのコールに圧倒され、ビクビクしながら森のくまさんを歌うことになります。無事歌を歌い終わることができましたが、このことがキッカケとなり、アイドルになることは絶対に嫌だと主張するようになりました。

アイドル活動

都会に行くと意気込んでいたまちですが、またまた良夫の思惑により村おこしアイドルの提案をされます。嫌がるまちでしたが、前回のその経験はまちにとって良いものとはならず、まちは「アイドルなんて嫌だ」と言いすっかり意気消沈していました。そんなまちの気持ちをスルーし、村おこしのために一生懸命な良夫が次にもってきたそのは、「東北アイドル自慢コンテスト」という仙台で行われるアイドルコンテストの話だったのです。

アイドルはやりたくない

良夫はまちには内緒でアイドル姿のまちを撮影した写真を書類選考に張貼りエントリーしていたのです。良夫は、「都会に行けるんだぞ」と必死に説得しますが、「アイドルは嫌」とまちも必死に抵抗するのです。ですが、その抵抗も空しくコンテストに書類通過していまし仙台に行くことになってしまいました。一方、ナツは山神様に「まちが都会に行ってほしくない」と本心を願っていました。

都会っ子になりたい

しぶるまちにナツが言いました。「これを乗り越えたら都会っ子認定だよ」と。その言葉に上手く乗せられ、仙台のコンテストに出ることになってしまったまちは、本意ではないですがそれに向けてトレーニングや練習をし始めます。それを手伝ってくれたのは響でした。そして、村人たちの想いをまちが一人で背負い仙台のコンテストに向けて頑張るのです。そして仙台へ出発しました。

まちの心は不安定になっていく

仙台のアイドルコンテストにやってきたまちは、以前アイドル活動をしたときに見た”オタク”の衝撃が忘れられず、精神的にも不安定になっており、時々被害妄想をし始めるようになります。アイドルコンテストに出場するアイドルの控室に到着したまちは、そこでも被害妄想を発揮。他のアイドルから「田舎者」と陰口を言われたりバカにされていると錯覚を起こしてしまうのです。

焦った良夫

コンテストのリハーサルでは、ほかのアイドルの実力に圧倒されて、緊張も相まって練習通りに振る舞えませんでした。いろいろな状況が重なり、やがてまちはその場から逃げ出し行方をくらましてしまいます。まちが居ないことに気づいた良夫は響とともにまちを探します。ですが、被害妄想に駆られているまちはなかなかみつかりません。コンテストがもうすぐ始まり、まちの順番もすぐ来てしまいます。

まちを探しナツは仙台へ

困った良夫は、ナツにまちが居なくなったこと報告します。そして、居てもたってもいられなくなったナツは自分が熊なのにも関わらず近所の人に仙台まで連れて行ってもらうのです。ナツが仙台に送って行ってもらっている途中、GPSが反応していることに気づきました。一方、デポートの屋上までまちを探しにやってきた良夫と響は口論になっていました。響は良夫に「まちの気持ちを考えてるのか」と問いました。

責任を感じるまち

良夫は話し出します。「巫女の現代版生贄じゃないけど、村おこしのためにはまちには頑張ってもらわないといけないんだ。」とまるでまちが村の生贄としてまちの意思は無視して頑張ってもらうと言ってしまいます。それを影から聞いていたまちは、自分のせいで村おこしが失敗したら頑張っている良夫や手伝ってくれていた響に申し訳ないと思い、アイドルとして神楽を踊らなければいけないと責任を感じてしまうのです。

一方、ナツはまちを探しに仙台に向かっていましたが、渋滞に巻き込まれ、熊の状態で走りまちの元へと駆けるのでした。まちは、責任感からコンテスト会場に戻り神楽を舞います。ですが、ステージに立っても相変わらず被害妄想をしてしまいます。ですが、そこにタイミングよくナツが到着するのです。そして、ナツの声を聴いたまちは心を安定させ無事神楽を舞うことができました。

被害妄想の末

ですが、舞い終わったあと、まちは再び被害妄想に襲われてしまい、観客から暴言を吐かれ石を投げられたと錯覚してしまったのです。思わずその場から逃げ出してしまったたまちは、村にダッシュで帰りました。そして、村に帰ったあと、「もう都会には行かない」とナツに宣言します。その顔はいつものまちではありません。精神的に疲れている表情だったのです。

「仙台はどうだった?」とナツに問われると、「石投げられた。帰れって言われた。」と言うまち。錯覚を現実として記憶してしまったのです。仙台へ行ったことがトラウマとなり、まちは都会の高校進学の夢を諦めたのでした。その後のエンディングは、ナツとまちのほのぼのシーンで終わりますが、その2人の会話は現実逃避に近い会話が繰り広げられます。

くまみこのアニメ最終回の内容とは?原作との違いも考察!

原作『くまみこ』とアニメ『くまみこ』はどこが違うのかを考察していきます。また、キーパーソンとなる良夫の言動、まちの心情にも注目していきます。良夫が行動とまちの精神状態の変化など、アニメと原作を比較していきます。アニメや漫画のネタバレも含みますので、気になる方はぜひ下までスクロールしてください。

原作との違い

最終回で問題になった「村のためにまちには犠牲になってもらう」といった内容のセリフを発した良夫ですが、原作での良夫は”まちが本当に嫌がることは絶対にしない”という点です。良夫は、役場の人間として村おこしに全力で取り組みます。まちのアイドル活動が”嫌だ”という拒否は本気ではないと良夫は感じたのでアイドル活動はさせますが、仙台に行くのは”嫌だ”というのは本気でした。

仙台に行くことが全力で”嫌だ”と主張しました。ですので、原作では仙台に行きませんでした。アニメ『くまみこ』が炎上したのは、原作の良夫はまちのことを考えて行動しますが、アニメの良夫は村おこしのことしか考えていない自分のエゴで仙台に行かせてしまった、村おこし道具にまちを利用したという点が炎上ポイントです。

最終回に向けて

アニメ『くまみこ』は1クールだったこともあり、原作をどのようにしてアニメで最終回に持っていくかという点でとても悩みどころだったはずです。原作では、仙台公演が決まったまちは「仙台の人から石を投げられる」といった夢を見て仙台には行きたくないと主張します。そして、都会にも行かないといいます。ですが、次のシーンでは気分が変わり都会に行くと言い出すのです。

一方、アニメでは、仙台のアイドルコンテストが決まります。ここから、まちは被害妄想に憑りつかれ始めるのです。仙台に行くも、まちはバカにされていると被害妄想をし逃げ出します。そしてここで良夫は「まちを村おこしの道具」として語るのです。まちは責任を感じなんとかステージをしますが、終わったあと、バカにされ石を投げられたと再び被害妄想をし、もう都会には行きたくないとふさぎ込む最終回は終わるのでした。

良夫の行動が炎上の原因?

原作では、アニメで被害妄想したシーンは夢落ちだったのを、アニメでは現実にしてしまいました。そして、原作の良夫はまちの要望を聞き仙台行きをやめましたが、アニメの良夫はまちの話を聞かず村おこしのことしか考えずに仙台に行ってしまった点が今回の炎上した原因でした。

ナツの思惑通り?

また、まちが仙台のコンテストに出たくないと言った時に、ナツは良夫とともに説得をしています。ですが、いざ仙台へ行くことになったまちを見届けると、ナツは「村の外では生きられないようになればいい」と本心を山神様に願ってしまうのです。そして、仙台のコンテストから帰ってきたまちが「もう都会には行かない」とナツに言い、今回の仙台の件で疲れ切ったまちに対して「もう大丈夫」といった内容の声掛けをします。

そんなナツに「恐怖を覚える」「狂気じみている」といった声も聞こえてきました。行動と言動の不一致と言うのでしょうか、本心とやっていることがちぐはぐで、まちの為にはなっていないのです。原作では、アニメのナツの声掛けのような重くまるで子離れできない親のようなシーンではなかったのに、そのように描かれている点も批判をされています。

まちの心は無視?

原作では、微笑ましい感じで、重く恐怖を覚えるようなシーンはありませんでした。なので、原作では都会に行かないと言っていたまちも次のシーンでは都会に行くと再び意気込むような軽い話に続くはずでした。それなのに、「もう二度と村からでない」といったようなふさぎ込むまちになってしまったことに対して不満が多かったのです。

まちの精神状態

また、まちの被害妄想や錯覚や幻聴は、見る人方見るとただのファンタジーではなく精神病の一種として受け取られるかもしれない要素があったことです。実際に、周りからは田舎者とも帰れとも言われておらず、優しい言葉をかけてもらうシーンもあります。それを踏まえると、まちの精神状態が非常に悪いという演出をしていると視聴者は思ってしまうのです。

そして、最後のほのぼのシーンは漫画と同じなのですが、1シーン前のまちの行動からこのシーンに入ってしまうと、本当にまちの精神状態が不安定なんだという印象を与えてしまうのです。これらの点が原作とアニメで違っていたところでした。まちの被害妄想ではなく、原作通り良夫の夢落ちだったらここまで最後のシーンの印象は変わらなかったでしょう。

くまみこのアニメ最終回が炎上した理由とは?

ここからは、アニメ『くまみこ』の最終回が炎上してまった理由を探っていきます。これを読めばアニメ『くまみこ』の最終回が炎上してしまった理由がわかります!また、原作漫画がどのような展開になっているのか気になる最終回になっていますので、その辺も踏まえ、作品を見ていない人でも状況を把握できる内容ですので、ぜひ一緒に掘っていきましょう。

登場人物の行動が意味不明!

登場人物それぞれが自分勝手な意見と行動で、収拾がつかないといった展開になってしまいました。まず、まちはアイドルコンテスト緊張の末被害妄想に陥ります。ナツはそんなまちを守るかと思いきや、あわよくば都会が嫌になって村に居続けてほしいと思っています。そして まちがアイドルコンテストに出ることになってしまった張本人の良夫は、まちを利用し村おこしを企むといった、それぞれが別々の感情を抱くという結末に。

良夫のセリフがサイコパス!?

まちが緊張のあまり行方をくらまし、良夫と響はまちを探している最中2人は口論になってしまいます。そこで良夫は、”村の為にまちには犠牲になってもらうしかない”といったセリフを発してしまいます。これを聞いた視聴者は唖然としました。良夫はまちの従兄で、”おせっかいだけど根はいいやつ”という良夫のキャラが崩壊する瞬間でした。村おこしのためにまちの気持ちは微塵も考えない身勝手な良夫へと変貌していまったのです。

まちが精神的に不安定

人前に出ることが苦手なまちは、自分の中で苦悩し葛藤した末に神楽を舞うというシーンがあります。ですが、まちは既に精神的に参っており、被害妄想で”観客から石を投げられバッシングされる”といった場面に突入してしまうのです。視聴者は、最終回にむかってまちが困難を乗り越え感動的な最終回になるという伏線はあっけなくなくなりました。頑張った後に待っていたのは、「まちが絶望する」というビックリな展開でした。

依存してしまうまち

『くまみこ』第一話からずっと都会に憧れていたまちでしたが、最終回では〝もう2度と都会へは行かない”という誓うのです。村にずっとナツと居たほうが安全で何の苦悩もなく過ごせるため、まちは都会への夢や希望は儚く散ったのでした。その決意を聞いたナツは、まちとずっと一緒にいられるため喜ぶのです。この展開に視聴者は、今までのまちの頑張りはなんだったのかという疑問が残ってしまったのです。

くまみこのアニメ最終回まで観た人の感想や評価とは?

最終回で炎上してしまった『くまみこ』には一体どんな感想があるのか、視聴者の感想や評価を紹介していきます。また、原作さの吉元ますめさんがブログで吐露したアニメ『くまみこ』の最終回についての感想も紹介していきます。否定的なコメントが多く見られた一方手で、炎上について言及しているコメントもありましたので、それぞれ紹介していきます。

原作者:吉元ますめさんの感想

原作者の吉元ますめさんのブログに書かれた一文には「よしおのあの発言はひどいなあ」とありました。これは、アニメ最終回12話「決断」での1シーンにありました。良夫の「あいつには酷だけど、マジに村の代表として、みんなのために頑張って欲しいんだよ」というセリフです。視聴者の間でも戸惑いが広がりました。”村の為にまちに犠牲なってもらう”という問題発言には、原作者の吉元さんもひどいと思ったのでしょう。

『くまみこ』最終回の感想①

放送から約2年経っても『くまみこ』の最終回に対して熱い思いを持っている方もいました。怒りのあまり漫画を全巻購入したとありますが、アニメ『くまみこ』の最終回に納得いかない方は原作漫画の『くまみこ』を読んでみるのいいかもしれません。最終回の納得のいかない終わり方が少しでも晴れてくれるでしょう。

『くまみこ』最終回の感想②

アニメ『くまみこ』のBD版では、なんと内容が修正されているようです。『くまみこ』の最終回を見て様々な気持ちを芽生えたみなさんには朗報でしょうか。気になるかたや、地上波での最終回に納得のいかない皆さんはぜひこちらのBD版を手にとり、最終回の内容の変更箇所の確認をしてみはいかがでしょうか。少しでも『熊みこ』の思い出がいい方向に変わるように願っています。

『くまみこ』最終回の感想③

こちらの方は、炎上で話題の最終回よりも10話の村おこしCMを作る話がお気に召さなかったようです。最終回だけが炎上する原因ではなかったことが伺えます。最終回に向けて視聴者は何らかのシーンに不満を持ち、最終回が引き金となって炎上したとみていいでしょう。小さな演出の不満がちりも積もって爆発したことが伺えます。

『くまみこ』最終回の感想④

この画像は、まちの被害妄想で石を投げられているシーンです。このシーンが怖ったという感想はたくさんありました。たしかに、人物像がホラーのような出で立ちで恐怖を覚えるのにも頷けます。また、リアルタイムで見ていた方は、後にこのシーンが炎上するということを知らないので、戸惑いを隠せなかったことでしょう。ファンタジー要素溢れるほんわかアニメにこのシーンが出てきたら怖いです。

『くまみこ』最終回の感想⑤

この方は、炎上した原因を冷静に分析しています。確かに、「サイコパスによるハラスメントが行われて登場人物に心的外傷を負わせておきながらそれをフォローする人が最後まで存在しない」「笑いごとではない状況をギャグにしてしまった」という分析は的確です。視聴者は、ファンタジーでありながら現実感も重要視しており、最終回に向けてハッピーエンドになる『くまみこ』を望んでいたことが伺えました。

『くまみこ』最終回の感想⑥

こちらはの感想は、炎上した最終回について苦言を漏らしています。確かに、みんながみんな炎上案件だと騒いでいるわけではありませんでした。最終回は必ずしもハッピーエンドというわけではないので、今回炎上した件についても、様々な意見があります。文句を言っている人に対しての疑問を吐露する感想もありましたので紹介しました。

『くまみこ』最終回の感想⑦

良夫のセリフがひどい、と炎上の発端になっていましたが、こちらの方のように良夫のセリフは得に問題ではなかったという感想を持つ方もいました。確かに、深く考えなければ良夫のセリフはひっかかることはなかったはずでした。漫画とアニメの両方を見たくなる今回の炎上は、悪くなかったという感想を持つ人も一定数以上いるということです。

『くまみこ』最終回の感想⑧

この感想はとても客観的な感想です。必ずしもすべての作品の終わらせ方が完璧というわけではありません。そこにはそれぞれ作り手の思惑や感性の違いなどもあり、視聴者からは賛同を得られない作品もあるでしょう。ですが、今回の『くまみこ』の最終回炎上の件で、最終回のあり方が視聴者の希望通りとなる展開は非常に悲しくもあり、作品の多様性が失われてしまうでしょう。

くまみこのアニメ最終回が炎上した理由まとめ!

今回は、話題となった2016年春アニメ「くまみこ」の炎上最終回について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。話題になったけど作品について知らなかった人やアニメを見ていた人、また、漫画を読んでいた人もいたでしょう。アニメ「くまみこ」は最終回を迎えていますが、原作の『くまみこ』は続刊していますので、バッドエンドを払しょくしたい方はぜひ漫画も読んでみてください。

制作側からのコメント

今回のネット上での最終回炎上について、”TVアニメーション「くまみこ」に関しまして、 まずは原作・月刊コミックフラッパー編集部の正式な許諾を得て、 監督・脚本はじめアニメーション制作スタッフの総意と製作委員会合意の下、 しかるべきプロセスを踏まえて制作されていることをご報告致します。”と公式にてコメントを出しています。ネット上で炎上している炎上問題について言及しました。

また、BDでは最終回の良夫のセリフが変わっているという情報もありますので、気になるかたはBD版もチェックしてみてください。必ずしもハッピーエンドで終わる作品ばかりでないことも知れ、ファンタジーとしてはとても面白い作品ですので、炎上しても見方を変えてご覧いただければまた違った感想を持たれることでしょう。そして、炎上作品としてではなく、『くまみこ』としてご覧ください。

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