2021年07月25日公開
2021年07月25日更新
【競女!!!!!!!!】打ち切りの経緯と理由は?あらすじ・結末や2期の可能性を考察
オリジナルスポーツ漫画『競女(けいじょ)』が打ち切りになったと話題になっています。水上ステージで体を張って試合を繰り広げるスポーツ競女は、アニメ化するほどの人気を獲得している漫画にもかかわらず、なぜ「打ち切り」といわれるような最終回結末を迎えたのでしょうか?こちらの記事では、そんな競女の『打ち切りと言われている理由・経緯』『アニメ2期が制作される可能性』『原作漫画の最終回結末』などをネタバレありでご紹介していきます。
目次
競女!!!!!!!!とは?
競女!!!!!!!!の概要
『競女!!!!!!!!(けいじょ)』は週刊少年サンデーにて掲載されていたギャグコメディ風味のスポーツ漫画です。作者は空詠大智(そらよみだいち)先生で、原作漫画は2013年から2017年の間に連載され、単行本は18巻まで発売されています。2016年にはアニメ化もされ、登場人物が水着姿で戦うシーンがあったり、青少年には刺激の強い内容が多く含まれているため、深夜枠での放映となりました。
スポーツ漫画ということもありシリアスシーンも多いですが、女性同士が水着姿で戦いを繰り広げるお色気シーンがあったり、シリアスな展開の最中にもシュールな場面が登場しているコメディ・ギャグ要素の強い作品となっています。
物語は主人公が競女養成学校に入学する章、養成学校で仲間達と成長していく章、競女のB級プロとして活躍していく章、A級に昇進し更なる高みを目指していく章、雪月いくみの引退を祝う尻卒祭の章の5つに別れています。競女は読者の間では原作漫画が打ち切りだったのではないかという声があがっており、こちらの記事ではそんな競女の打ち切り疑惑についてネタバレ紹介していきます。
競女!!!!!!!!のあらすじ
水の上に作られたステージで体を使って相手を落とし合うスポーツ『競女』。主人公・ 神無のぞみは、貧乏生活を脱するため、公営ギャンブル競技である競女を目指すことにします。元体操競技の選手として有望視されていたのぞみはその身体能力を活かし、競女の養成学校で様々な特技を持つ仲間たちと出会い成長し、競女プロデビューをはたしていきます。
競女!!!!!!!!は打ち切り?アニメ2期の可能性は?
競女!!!!!!!!は打ち切りだった?理由と経緯を考察
お色気スポーツコメディ漫画として漫画雑誌・週刊少年サンデーで掲載されていた競女。そんな競女の原作漫画の最終回ではスッキリしない結末が描かれており、競女ファンや視聴者からは「打ち切りだったのではないか?」という声が多くあがっています。こちらの項目では、そんな競女の原作漫画が打ち切りのような結末になってしまった理由・経緯を『アニメ会社との関係』『掲載誌との関係』からネタバレ考察していきます。
アニメ会社と作者のトラブルが理由?
まずはアニメ会社と作者の空詠大智先生の関係について。競女のアニメは ネット掲示板では「爆死だった」と噂されていますが、空詠大智先生がご自身で実際の売上を確認したところ、そこまで酷いものではなかったそう。アニメの放映された話数も12話と、一般的なアニメ1クール分の放送回数で締めくくられています。そのため、アニメやその制作会社が原因で打ち切りになった可能性は低いと考えられます。
掲載誌『週刊少年サンデー』編集部と作者の不仲が理由?
アニメ会社との関係には問題がなかった作者の空詠大智先生。一方、原作漫画の掲載誌である週刊少年サンデー編集部との不仲が原因で打ち切りのような結果になった可能性は高いようです。ではなぜ週刊少年サンデーの編集部と不仲であると言われているのか、その理由を解説していきます。
空詠大智先生は自身のブログを持っており、その中で作品制作に対しての言葉がいくつも書かれています。そのうちの一つとして、アシスタント募集をしているのに人員が集まらないことを嘆いている記事があります。漫画誌に作品を連載している漫画家の人手が足りない時には、編集部からサポート役のアシスタントがつけられたりすることがあります。
しかし、空詠大智先生のブログによると週刊少年サンデー編集部から空詠大智先生へそういったサポートがされることはなかったそうです。また競女はアニメ化した作品であるにもかかわらず、なぜか雑誌の掲載ページが後ろの方にされることも多かったという事実もあります。
そして週刊少年サンデー編集部と空詠大智先生の不仲が噂されている最も大きな理由は、アニメスポンサーに週刊少年サンデーの会社である小学館の名前が無かったこと。通常は漫画がアニメ化された場合、アニメのスタッフロールに掲載誌の名前やその会社の名前が記載されますが、競女のアニメでは小学館の名前が記載されていません。そのため作者と週刊少年サンデー編集部の間で何かしらの問題が発生していたことが分かります。
出典: https://note.com
その問題とは何か?小学館や空詠大智先生からは明言されていませんが、読者の間では少年誌でありながら過激なお色気シーンが多かったり、ギャンブル要素を詰め込んだ点、また必殺技やギャグシーンの盗用疑惑も出ていたりと、競女の作品が少年向け作品を目指す小学館のイメージに反する内容が多く含まれていたことが不仲の原因なのではないかと考察されています。
漫画雑誌にはそれぞれ目指すブランドイメージがあることも多く、競女は週刊少年サンデーや小学館が掲げるブランドイメージを壊す内容を展開していたため、編集部からは距離を置かれてしまったのではないかとも考えられます。
競女!!!!!!!!の漫画最終回のあらすじ結末ネタバレ
結末ネタバレ①尻卒祭
上記の項目では競女の漫画が打ち切りのような結末になってしまった理由や、アニメ2期が制作される可能性をネットの意見・作者の発言からご紹介してきました。下記ではそんな打ち切りになったといわれている競女の原作漫画の結末をネタバレありでご紹介していきます。まずは競女の結末ネタバレその1『尻卒祭』の内容をネタバレしていきます。
五尻の雪月いくみが引退することになり『尻卒祭』が行われることになります。その試合の中で様々な必殺技を繰り出す主人公・神無のぞみ。過去には敵として戦ったカヤも仲間となり、激しいバトルを展開していきます。そして五尻である剣ふゆゆをも倒し、競女の頂点へと一歩ずつ進み続けるのぞみは、宮田さやか、青葉風音、藤崎琴音といった懐かしい面々が揃った決勝戦へと挑むのでした。
結末ネタバレ②因縁の再戦
競女の原作漫画の結末ネタバレその2は『因縁の再戦』。養成学校で共に過ごしたライバル宮田さやかと決勝戦で戦うことになったのぞみ。柔道を得意とするさやかは柔道技に加え、高速攻撃や八頸も駆使しのぞみを追い詰めていきます。そんな彼女にのぞみも自らの持ちうる全ての力をぶつけ挑みます。
そして壮絶な戦いを繰り広げた結果、2人のユニフォームである水着が破れてしまい"オーバーエロ"の反則が下され両者失格となってしまうのでした。競女の最終回結末はこのような結果となり、最終回にもかかわらずギャグ満載の終わり方だったため「原作漫画は打ち切りで終わった」といわれているようです。
しかし、競女のアニメが放映されるよりも前から編集部の方から作者に「アニメの放送が終わったら連載も打ち切りのような結末で終わるように」という指示が出されていたため、この打ち切りのような終わり方になった理由はアニメが不人気だったこととは関係ないようです。
競女!!!!!!!!のアニメ声優一覧
神無のぞみ役/Lynn
- 愛称:リンちゃん
- 誕生日:6月1日
- 血液型:A型
- 出身地:新潟県
- 事務所:アーツビジョン
アニメ版競女で主人公の神無のぞみの声を演じたのは声優のLynn(りん)さんです。競女以外の作品では『約束のネバーランド』のギルダ、『炎炎ノ消防隊』のプリンセス火華、『はたらく細胞 BLACK』の白血球などの声優として活躍しています。
宮田さやか役/M・A・O
- 誕生日:1992年2月1日
- 血液型:O型
- 身長:158センチ
- 出身地:大阪府
- 事務所:イエローキャブNEXT
主人公・神無のぞみのライバルである宮田さやかの声を演じたのは声優のM・A・O(まお)さん。競女以外のアニメでは『まじっく快斗1412』の中森青子、『斉木楠雄のΨ難』の梨歩田依舞、『転生したらスライムだった件 転スラ日記』のシオンといった役も演じられています。
青葉風音役/本渡楓
- 愛称:えーちゃん、本渡、ほんどちゃん、かえちゃん、ぽん
- 誕生日:1996年3月6日
- 出身地:愛媛県
- 事務所:アイムエンタープライズ
瀬戸内競女養成学校でのぞみ達と共に成長したキャラクター青葉風音を演じた声優は本渡楓(ほんどかえで)さん。アニメキャラクターでは青葉風音の役以外にも『ゾンビランドサガ』の源さくら、『魔女の旅々』のイレイナ、『結城友奈は勇者であるシリーズ』の土居球子などを演じています。
豊口のん役/大西沙織
- 愛称:さおりん、大西ちゃん、オオニッシー
- 誕生日:1992年8月6日
- 血液型:O型
- 身長:156センチ
- 出身地:千葉県
- 事務所:アイムエンタープライズ
のぞみ達の天然同級生豊口のんを演じたのは大西沙織(おおにしさおり)さんです。他アニメでは『ウマ娘 プリティーダービー』のメジロマックイーン、『食戟のソーマ』の新戸緋沙子、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のアイズ・ヴァレンシュタインなどを演じている声優です。
日下生美桜役/山村響
- 愛称:ひびび、ひびくん
- 誕生日:1988年2月10日
- 血液型:O型
- 身長:160センチ
- 出身地:福岡県
- 事務所:東京俳優生活協同組合
瀬戸内養成学校で1位の実力を誇った日下生美桜の声を担当したのは山村響(やまむらひびく)さん。『Go!プリンセスプリキュア』では天ノ川きらら(キュアトゥインクル)、『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』のハルナ、『ISLAND』の伽藍堂紗羅とサラ・ガーランドといった役も演じています。
六堂鈴役/高橋李依
- 愛称:りえりー、りーちゃん、ちろりー、ブケファラス高橋
- 誕生日:1994年2月27日
- 身長:160センチ
- 出身地:埼玉県
- 事務所:81プロデュース
競女で実力2位の自信家・六堂鈴を演じたのは声優の高橋李依(たかはしりえ)さんです。『この素晴らしい世界に祝福を!』ではめぐみん役、『魔法つかいプリキュア!』では朝日奈みらい( キュアミラクル)、『Re:ゼロから始める異世界生活シリーズ』ではエミリアなどの役を演じられています。
河合花火役/前田玲奈
- 愛称:玲奈様、マエレナ、れなおさん、れなぴょん
- 誕生日:1989年4月28日
- 血液型:B型
- 身長:163センチ
- 出身地:福岡県
- 事務所:ステイラック
元ソフトボール選手で競女選手としても期待されている河合花火の役を演じた声優は前田玲奈(まえだれな)さん。競女以外のアニメでは『ウマ娘 プリティーダービーシリーズ』のグラスワンダー、『はたらく細胞BLACK』の肝細胞、『ももくり』の早柿莉央などを演じています。
競女!!!!!!!!に関する感想や評価
競女の最終回結末に衝撃を受けるファン続出
競女最終回の終わり方、ネタバレされて知ってたけどほんと酷い(誉め言葉)。
— MK (@asahiya3) October 15, 2017
「競女の最終回がやばい!」と話題になり、ネタバレサイトをチェックするファンのも多いようです。競女は単行本が18巻まで続きアニメ化もされた人気作でしたが、原作漫画が打ち切りのような最終回を迎え衝撃を受けたファンも多かったようです。しかし、元々ギャグ路線の作品だったこともあってか「これはこれで面白い」といった肯定的な意見を持つファンの姿も見られています。
競女のアニメ2期を期待するファンの姿も
なんかの間違いで競女2期やらんかな
— えのでん (@E_no_DEN) May 5, 2021
原作漫画の最終回が打ち切りのような内容で終了した競女。作者と掲載誌の不仲が理由で打ち切りのような結末となったと噂されていますが、アニメ会社と作者の間では特に問題は発生していないといわれています。原作漫画の2期が同誌で掲載されるのは難しいところですが、今後の円盤売り上げやファンの反響によってはアニメ2期が放映されたりOVAが出る可能性もゼロではないかもしれません。
競女はパチンコ台ともコラボしている
え、競女パチンコ化!?
— ザブ超10だ (@U1848) May 4, 2021
パチマネーで2期希望
原作の最終回やネタバレサイトなどを見た読者の間で最終回結末が話題となった競女。現在は作者と掲載誌の間の理由によりアニメ2期の制作は難しいという見方が強いですが、競女のパチンコ台が登場したため、パチンコとのコラボ収益の結果によっては2期のアニメ化が実現する可能性もあるかもしれません。
競女はギャグ要素が強くて面白い!
面白いとかじゃなくて色んな意味で笑顔にしてくれた競女に感謝www
— ふと桃club@キラ (@kiramasaharu) July 22, 2021
くだらなさ過ぎてめっちゃ笑顔になったわ
スポーツ漫画といえば、主人公達が強敵に立ち向かい成長するシリアス展開が人気のジャンルとなっていますが、競女はスポーツ漫画でありながらシュールなシーンやギャグ要素が満載で、試合の白熱感よりも面白さが注目されている作品となっています。またお色気シーンもそんな面白さを引き立てる要素の1つとなっており、他の作品にはない楽しみ方ができる作品としてコアなファンに人気な作品の1つです。
競女!!!!!!!!の打ち切りまとめ
以上、競女の原作漫画が打ち切りだったといわれている理由や、原作漫画の最終回結末、アニメ2期が制作される可能性などをネタバレを含めてご紹介してきました。作者のブログや週刊少年サンデーに掲載されている競女の掲載ページ順などから考察すると、競女が打ち切りのような形で終了した理由は作者と掲載誌編集部との不仲が原因のようです。
また競女のアニメ2期制作の可能性については、競女の掲載誌である週刊少年サンデーの運営会社・小学館が、アニメ化した際のスポンサーになる可能性が限りなく低いため、2期の制作は難しいのではないかと考えられます。